指定障害福祉サービス事業所サムリブ高岡
 
トップページ日々の活動風景/Daily Life in Takaoka>2021年9月
 9月29日(水)
 ジャガイモ掘りが続いています。プロのジャガイモ農家なら、この作付け面積(約80a)なら3日もあれば掘って選別・出荷となるところでしょう。しかしサムリブの作業では、その日に処理できる分だけ収穫して、その日処理できなかった分はミニコンで冷暗部屋で保管します。翌日、計量と仕分けを行って、、、ですからせいぜい週一回、農協の集荷場へ出荷という具合です。
 それでも、イモの収穫はサムリブのヴィレジャーたちにとって楽しい時間です。掘り起こしたイモを拾うのが得意な人、数字は読めなくても秤にイモを乗せることで作業に参加する人、数字は読めるけどLやMやSのサイズ分けはむつかしい人、、、それらのどれもが得意な人、、、などなどの特技のある人たちにも開かれた作業となるのです。ボランティアさんも参加して、賑やかな秋のサムリブです。
 9月27日(月)
 9月も押し迫ってきました。今週末には10月を迎えます。残すところ今年もあと3ヶ月。まもなく、銀色の世界が高岡を包みます。
 そんな9月の末の月曜日。この日は月二回行われる看護師によるバイタルチェック日。そして、月一回行われるオンブズマンによる面談が重なり、その上9月の誕生日会の開催と、慌ただしい一日が過ぎていきました。

 サムリブでは全道でも珍しい、「橋渡しオンブズマン」が入っています。希望する利用者はオンブズマンが入る日には自由にオンブズマンと話をすることができます。スタッフには話ができないことや施設側への苦情などなど、、、伝えた内容はオンブズマンが誰が言ったことかがわからないように工夫しながら、話し合いが終わった後にサムリブの管理者に伝えてくれるのです。施設側は、苦情などはきちんと受け止めて解決できるよう努力します。苦情を元に、窓に網戸が入ったことも過去にはありました。また、スタッフに言えなかったことも、これをきっかけに、スタッフが受け止めて新たな支援の方向を探ることにもつながっています。スタッフには言えなくても、外部から来る顔見知りのオンブズマンになら言える、、、これが日本型(北海道型)オンブズマン制度の良いところでしょう。
 
 (写真) 9月に誕生日を迎えた二人にお祝いの歌を歌った後、ケーキを食べているところ
 9月20日(月)
 世間はシルバーウィークのまっただ中ですが、サムリブは休みなし(ヴィレジャーは交代でお休みしています)で収穫物、イモの計量仕分けを進める作業です。今週中には出荷が始まることでしょう。
 9月17日(金)
 高等養護学校の親御さんたち5組が、サムリブを訪ねてくれました。全員1年生の親御さんたちです。サムリブがどういうところか?、どんなことをしているのか?、理事長をはじめスタッフは信用できるのか?を見極めるためです。サムリブが利用者個人個人の自主性を尊重していること、だから全員が自己主張すること、自己主張する機会をできるだけ作るようにしていることなどをお話しして、中を案内させてもらいました。建物の中とハウスや畑です。ハウスでは、学校の先輩が丁度、薪割りをしていました。「自閉症の先輩が薪割りをしている!」、、、皆さんとても驚いた様子でした。
 9月15日(水)
 サムリブ前の道路・高岡1号線沿いに、臨時の仮設店舗を出すことにしました。売るのは秋花の苗とジャガイモやキュウリなど、サムリブの園芸畑でとれた野菜が中心です。 すべて100円!! お近くを通ったときは是非お立ち寄り下さい!

※秋花の苗の販売は9月17日(金)に中止としました。ご了解のほどお願い申し上げます。引き続き、ジャガイモやキュウリなどの販売は行っていますので、ご用命のほどお願い申し上げます。
9月15日(水)
 イモの収穫作業が順調です・・・しかし収穫量は去年より断然少ない!近所のジャガイモ農家さんは「去年の3分の1」とまで言い切っています。これでは収穫量=収入がおぼつかない・・・
 9月14日(火)
 夕陽が美しい季節になってきました。日本海オロロンラインの夕陽が有名ですが、オロロンラインに隣接する、サムリブ近辺の夕陽もまた、見頃になってきました。
 9月12日(日)午後
 天気予報の通りでした。この日高岡は、他と同様に大雨に見舞われました。写真は、ひどい雨が降っているのにうっすら虹が見える、、、天気が一過性のものであることの証でしょう。確かに晴れ間も見えています。家族連れのイモ掘りが午前中で終わって、雨に濡れずに良かった!
 9月12日(日)午前
 イモ掘りを希望する家族が7~8組、やってきました。緊急事態宣言下で、外出がままならない子どもたちにとって、畑で遊びながらイモを掘ることはちょっとした息抜きになることでしょう。土の中からイモが現れること自体、子どもたちにとっては大きな喜びのようでした。密にならないで遊べるイモ掘りはいかが?
 9月10日(金)
 サムリブの畑は粘土質。トラクターが通った跡は、土が岩盤のように堅くなる。これを砕いて作業機のロータリーが入り易くしすることが、良い作物を作る第一歩。
 ネットで発見した、砕土作業機・サブソイラーを買いに深川農協へ行ってきた。「型が古くて、壊れたらもう部品がないのでおすすめできない」と言う売り主の言葉を聞きながして、お金を払った。決め手は「振動サブソイラー」であること。サムリブが持っている小さなトラクターでも、トラクターのPTO(外部出力装置)を使って砕土の刃に振動を伝え、破砕を強く大きくする事ができる振動サブソイラーは、砕土する力が違う。畑の元の持ち主で私たちの農業のお師匠さんMさんが使っていたのも振動サブソイラーだ。
  9月1日(水) 
 石狩市樽川に石狩農協の直売所「とれのさと」があります。今年私たちはすでに、ミニトマトやジャガイモを袋詰めにして出荷しています。私たちが農産物を出荷しているのはこの「とれのさと」の他には、厚田にある道の駅「あいロード」さんです。
 今日は「とれのさと」の奥の壁に掛かっている生産者の写真コーナーに私たちも加えてもらうべく、みんなで写真を撮ることにしました。青空とジャガイモ畑を背景に、です。近く、とれのさとに行くと、生産者の中に混じって私たちの写真も見ることができるかもしれません。


特定非営利活動(NPO)法人サムリブ
〒061-3481 石狩市八幡町高岡31番6
tlf & faks : 0133 66 3388
e-mail : samliv@lime.plala.or.jp
homepage : http://www12.plala.or.jp/nposamliv

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