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下鴨神社とみたらし団子♪

(ブログ「京を歩こう♪」より)


平成18年2月26日


今日は3時からやっと時間が取れて一人散策へ。 
さてどこへ行きましょうね。 そうだ! みたらし団子を食べたいな〜♪ 
それなら京阪電車で出町柳まで行きます。
もっと早い出発なら歩いていくんですが、
ゆっくりしてると日が暮れてしまいますからね(*^_^*)





出町柳駅で降りて高野川を渡ります。 
奥に五山の送り火の山の一つ、「妙法」の「法」が見えています。





下鴨神社の参道を歩きます。 
こちらの神社は我が国最古の神社の一つだそうで
2棟の本殿の国宝と53棟の重要文化財があります。 
世界文化遺産にも登録されていますよ。 
両側は下鴨神社の糺の森(ただすのもり)です。  





こちらの糺の森は、古代の時代の植生と同じ生態が
そのまま保たれている貴重な森林だそうです





楼門です。 立派ですね。 
今日は人が少なくて良いですね。 
梅もまだ咲いてませんし、シーズンオフなのでしょうね。 
参拝客が少ないといつもと違ってしっかり建物が見れますね。





あら〜良いですね。 さすが世界遺産ですね。 
(下鴨神社境内の詳しい説明はこちらサイトへ)
静かな中にそれぞれの建物の重厚さが際だちます。 うっとり♪
重要文化財のオンパレード、まるで美術館ですね。 





舞殿です。 優雅な舞殿ですね。 
舞殿の奥に少し見えているのが中門です。 





中門を入って拝殿へと行きましょう。





拝殿です。 





こちらの両側に2つの本殿、親子の神様が鎮座されておられます。





こちら西殿には、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が
お祀りされています。 
国宝です。





東殿には、娘の玉依媛命(たまよりひめのみこと)をお祀りされています。 
こちらも国宝です。 立派ですね。





拝殿横の唐門です。 
こちらも重要文化財。 素晴らしいですね。


そして下鴨さんには、「みたらし団子発症の池」があるの御存知ですか。





こちらは御手洗(みたらし)社です。 
瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)をお祀りしています。 
前が御手洗池となります。
葵祭に先立って行われる「斉王代の禊」がこの池でおこなわれているんですよ。 
葵祭に十二単の斉王代が手を池にかざしているシーンを放映されてますよね。 
あれはここなんですよ。




御手洗池です。 あれ、今日はすっかり水がありませんね。 
こちらの池は、土用が近づくと清水がこんこんと湧き出てくるので
京都七不思議の一つになっているそうですが、
その池底から湧き出てくる水泡を団子に見たててみたらし団子ができたと
言われ、「みたらし団子発症の地」と伝えられているようです。 


水のある時の写真もどうぞ。





「御手洗祭(足つけ神事)」は、土用の丑の日にこの池に足を付けて
無病息災を願う祭りです。 
祭りの日に前の御手洗社にみたらし団子が今もお供えされているそうです。 
そのお下がりを皆が食べ出したのが今のみたらし団子の始まりとのことです。


さあ、御手洗社も参拝しましたし、それでは、お待ちかねのみたらし団子へ(*^_^*)
楼門を出てすぐを右折、どんどん進むと大通り(下鴨本通り)に出ます。 
その信号を渡って右に曲がるとすぐにこちらのお店がみえてくるわけです。





お待たせしました。 「加茂みたらし茶屋」です。 
御手洗祭では、こちらで作ったお団子がお供えされるとのことです。 





美味しそうな蜜がかかっていますね。 
でもお供えされるみたらし団子は蜜はなく団子だけだそうです。


こちらのみたらし団子は一つだけ離れているのが特徴なんですよ。 
これは頭で五体を表していると聞いています。
下鴨神社によると江戸時代の絵巻物には、
みたらし団子は等間隔で串に刺されていたのですが、
いつからか一つだけ離れて作られるようになっていったそうです。

下鴨神社に参拝の後はぜひこちらにも寄ってみて下さいね。

ただし、こちらで食べると3本400円。 持ち帰りだと5本520円。 
あれ、何故かなと私、聞いてみました(*^_^*) 
こちらで食べるとお茶代が付いているからだそうです。 
なるほど(笑) こちらの方が焼きたてだし、柔らかだしね。
シーズンインになると行列になるときもあるようですよ。  
気をつけてくださいね(*^_^*)
では、美味しいみたらし団子も食べる事ができ満足です。
それではそろそろ帰りましょう(^-^)/~




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