大曲ユースホステル
【新米ペアレントの営業日誌】
2011年
8月6日(土) 最高気温33.3℃
大曲の花火まであと3週間。8月前半の東北の夏祭りの時期には電車で来られる方が増え
ますが、お盆、花火の時期には車やバイクでお越しの方が増える傾向があります。これに
対処するため、建物裏の駐車場の草刈りを本日、炎天下の下で行いました。5月下旬に除
草剤を撒きましたが、2ヶ月ちょっとで草むらになってしまっており、既に除草剤での対
応は難しく、草刈り機の出動となりました。3時間ほどの作業で建物北側の駐車場に加え
て、南側の駐車場、畑の通り道、一部畑の奥の部分と一気に草刈りを終えました。これで
お盆明けに必要があれば、北側の駐車場には除草剤を撒くことで、花火の時の車の駐車は
万全になりそうです。作業終了後、20分近く水のシャワーを浴びてクールダウンとなりま
した。夏の外作業は一苦労です。
8月4日(木) 最高気温33.1℃
今日は掃除をパートさんにお任せして、遅れていたジャガイモの収穫を行いました。朝か
らジリジリと暑くはなっていましたが、既に収穫予定日より一週間ほど遅れてしまいまし
た。メイクインと北アカリの2畝を掘り出すのに3時間ほどかかりました。北アカリは今
年は痛みもほとんどなく、今年は豊作でしたが、メイクインは遅れたためか、少し痛みが
ありました。それでも、昨年よりは良いジャガイモが7箱ほど収穫できました。北アカリ
はお客様に夕食の食材としてお出しするためのものですので、これからの時期、来られ
た方には提供できるかと思います。メイクインはオフシーズンの食材になる予定で、お客
様にお出しすることは少ないかも。特に降雪時の雪かき作業あとのカレーの材料が主な用
途になりそうです。
8月3日(水) 最高気温32.0℃
大曲の花火まで1ヶ月を切りました。引続き、連日数軒の空室の問合せを頂いています。
本日ようやく時間が出来たので、商工会議所に行き、花火のポスターやパンフレットを調
達してきました。昨年は100周年ということもあり「狂想状態」であった大曲の花火です
が、今年は一部の噂で真偽の程はわかりませんが、桟敷席のチケットが余っているとか。
ヤフーオークションを見ても、大量のチケットが出品されています。また今年は震災の影
響もあり、見物客の人数は昨年よりも減少となる可能性も強いようです。既に7月7日当大
曲で現地チケット直接販売が行われましたが、行列に並んだ方は前年比3割の約2千人だ
ったとの話。発売が1ヶ月前倒しになり、それが平日であったことや高速道路上限千円の
廃止による影響も出ているとのこと。いずれにしても、昨年よりは少しは楽に見られるか
と思います。
8月1日(月)
8月に入り、東北地方も夏祭り本番になりました。本日から盛岡のさんさ踊りと弘前のね
ぷたが始まりました。明日からは青森市でねぶた、明後日には秋田の竿燈祭りが始まりま
す。この時期、東北に宿を決めずに来るのは少し危険です。青森市や秋田市など祭りの中
心地では、宿泊施設の多くが満室になっていることが多く、通常の「いつでもどこでも」
空室がある東北地方とは少し違います。また今年は、3月の東日本大震災の被災者の方が
秋田市などの宿泊施設を利用していることや、北日本高校総体が開催されているため、例
年以上に宿泊施設を押さえるのが困難になっているようです。来られる方は是非、事前に
宿を押さえてお越しください。飛び込みは危険です。
7月31日(日)
本日朝、高校総体の団体さんが当YHを出発しました。今日の夕方までに滋賀県まで辿り
着く必要があったとのことで、運転手さんからも出来るだけ早い出発の要請があり、朝食
は6時からと例外の対応となりました。その少し前、福島県を震源とする地震があり、一
部東北自動車道が通行止めとなり、更に新潟地域の道路もまだ先日の大雨の影響が残って
いる懸念があったりでルート設定も難しく、渋滞の多い関東を通りぬけるか覚悟もしたよ
うです。そこで問題だったのが、東京都の排ガス条例で、東京都を通過できるのかわから
ないという点でした。九州のバス会社の運転手が、秋田で東京のことで悩むというのは、
なんだか不思議な感じがしました。明け方の地震の際に食堂の明かりが搗いていたので、
驚いてみてみると、一部の学生は徹夜で夏休みの課題をしていました。聞けば、今回来ら
れた高校は受験校だそうで、夏休みの課題が終わらないと、練習に参加できないとのこと
でした。当YHで私以外に初めて徹夜したお客様になりました。
7月30日(土) 満室御礼
高校総体の団体さんは本日3日目。残念ながら、本日の試合で負けてしまい、明朝早く出
発することになりました。夕食前にイオンまでタクシーで行きたいとの要請があり、理由
を聞くと、みやげを買う時間がなかったとのこと。当YHからイオンまではタクシーだと
2,000円を超えるため、夕食後、車を出すことにしました。イオンの土産物売り場は決し
て大きくはありませんが、それでも、買い物籠一杯のみやげをそれぞれが購入。中には、
昨番の夕食できりたんぽを出したこともあったのか、きりたんぽを購入して、「ばあちゃ
んのみやげに」という学生さんもいました。YHに戻ると残った学生さんが自分たちも行
きたいとのことで、2回戦の買出しツアーも実施。閉店間際に若い学生さんで賑わう土産
物売り場は、地元の買い物客からも注目を集めたようです。久しぶりに7人乗りの車が効
果を発揮しました。
7月28日(木) 満室御礼
今日から青森県を中心とした北東北で高校総体(インターハイ)が始まりました。横手で
バレーボールの試合が開催されることから、当YHにも関係の団体で貸切になりました。
お断りしたお客様申し訳ありませんでした。さて、その団体さん、朝大阪港にフェリーで
到着した後、高速を飛ばしてくるとの予定でしたが、それでも到着予定時間は夜9時過ぎ
でした。昨日から降り始めた新潟地域の大雨で、一部高速の通行止めが発生し、日本海側
を下道で走ってくるとの連絡が夕方あり、到着は夜12時を廻るのではないかとの心配もし
ましたが、夜11時頃無事に到着となりました。運転手さんに聞くと、バスが大きすぎて、
当YH裏の駐車場は無理とのことで、県道沿いの空き地に誘導しました。
7月26日(火)
今日は数ヶ月ぶりの実質休日になりそうな予感だったので、久しぶりににかほの海まで行
ってきました。平日ということもあり浜辺の人は数えるほど。大雨注意報が内陸では出て
いましたが、天気は快晴、風も心地よく、砂浜でついつい寝てしまいそうになりました。
近くのスーパーでおにぎりなどを買い込み、ここでの昼食は遠足気分でした。ここまで当
YHから車で1時間ちょっとの距離。時間的にそう遠くはないのですが、いざ行こうとす
るとなかなか行くチャンスがなく、とても残念です。帰り道では、ちょっと寄り道をして
大内の道の駅から少し入ったところにある赤田の大仏に挨拶してきました。ここも人はお
らず、ひっそりとした雰囲気の中で、気分転換できる場所です。
7月25日(月)
今朝、5月後半から長期滞在していた韓国からのビジネスのお客様が帰国となりました。
5月に一旦、1ヶ月ほど帰国しましたが、その前は2月下旬から滞在していましたし、彼
が帰国していた5月も連休があり、その直後には日本人の長期滞在のお客様がいましたの
で、当YHの連続営業が続いていました。今晩は、数ヶ月ぶりにお客様が誰もいない静か
な夜になりました。週後半からは、北東北で開催される高校総体(インターハイ)関連の
お客様の受入れが始まります。第一弾は九州の高校生。大型バスで来るとのことで、当Y
H裏の駐車場でも収まり切れるか心配だったので、近くの県道沿いの空き地を手配しまし
た。その地主さんを訪ね、お願いしたところ、快く受けて頂けました。また当YHのブロ
グも時々見て頂けているとの話で、とても心強く思いました。
7月24日(日)
昨日の作業時にナスがかなり大きくなっていたので、今日、収穫しました。普通のナスは
水ナスや長ナスなど小振りのものが一般的ですが、当YHで毎年作っているのは米ナスと
いう品種で、ヘタが緑色なのが特徴で、大きさも水ナスの数個分の大きさになります。こ
れだと一つで数人分の食材になり、とても便利なのです。普通は、手のひら大の大きさが
食べ頃のようで、スーパーなどでは一つ100円程度で販売されています。ただ、油断する
と手のひらどころか、赤ちゃんの頭にまで成長してしまいます。このナスを「焼く」「炒
める」「揚げる」などの方法でお客様に提供していますが、何が出るかは、その時の気分
になりますので、お越しになってお確かめください。キュウリの収穫が一段落したら、ナ
スは辛子漬の材料にもなり、とても便利な食材です。
7月23日(土)
昨日、今日と気温も低く、外作業にはもってこいの日和。昨日は、工事が入っていたので
私の方の作業は本格的には出来ませんでしたが、昨日、今日の空いた時間に、先日の風で
倒れかけた菊の柵を立てました。もう少ししたら、横に渡してある木材をもう一段高いと
ころに移します。紫色の菊(もって菊)はどうも黄色の菊よりも生命力が弱いようで、連
日の暑さと雨が降らないため、一部が刈れ始めていました。このため、ここ数日、水遣り
を行っていましたので、少々復活。ネギ畝も、もう1畝分の柵を立てて、作ってあった柵
の在庫が終了。様子を見て、柵作りが必要です。ナスも大振りの米ナスが実り始め、木が
傾くほどになってきましたので、両側に支柱を立てました。
7月22日(金)
今回の諸々の工事と同時進行で、建物南側の犬走り部分のコンクリート敷設工事を行いま
した。本日はその型枠を外して、微調整してその工事も終わりました。この部分、夏は微
妙に雑草が生え、冬は屋根から下ろした雪が溜まるものの、砂利だったため消雪パイプが
機能せず面倒な場所でした。今回、布団部屋の床の痛みの最大の原因だった湿気を招いた
要因の一つがこの砂利の犬走りで、ここに落ちた雨水が建物の内部に流れ込んでいたよう
です。大工さんがかなりこだわって何度も表面を均してくれたので、とても綺麗な犬走り
となりました。本当はコスト削減のため自分でやろうかとも考えていましたが、型枠工事
やミキサー車が登場するほどセメントが必要なことを見ると、なかなか自分でやるには無
理があったかと思い、ホッとしています。秋になったら、ここにあった消雪パイプの一部
手直しをやる必要がありますが、その程度なら自分で出来そうです。
7月21日(木)
本日で屋根の塗り替え工事も終わりました。見るからに綺麗になり、今まで冬に雪が落ち
にくくなっていましたが、かなり滑りも良さそうで、今年の降雪が楽しみになってきまし
た。今回の屋根の塗り替えをお願いしたペンキ屋さんは、同じ集落の方。開所時の改築の
際は大工さんの昵懇だった千畑のペンキ屋さんで少し離れた場所の方でした。出来るだけ
地元にお金を落とそうと考えていますので、大きな義理がなければ、地元の業者さんに依
頼するようにしており、今回のペンキ屋さんもその一環。作業の休憩時間に立ち話すれば
地元のことをいろいろと教えて頂け、来週から来る団体さんの駐車場の件も、家の近くの
旧農協の建物敷地の持ち主の方を教えて頂け、当YHの建物北側の砂利の駐車場に入り切
らなかった場合の応急処置に目処がつきました。やはり地元パワーは凄いです。
7月20日(水)
本日も屋根の上ではペンキ屋さんが屋根の塗り替えを行っています。今日はそれに加えて
懸案だったトイレから玄関、食堂まで通じる廊下の床板の張替え工事を行いました。先日
布団部屋の床張替え工事の際に見積もりを取ったら、思ったほど高くはなく、いずれやる
必要があることから、思い切って発注しました。布団部屋の床張替えとは異なり、廊下は
補強の意味もあることやコスト面から、既存の床板の上に貼り付ける方法となりました。
工事はほぼ一日で完了。見た目も違和感がなく、歩くとへこんでいた部分もそれがどこだ
ったかわからなくなりました。まだ地肌がむき出しの状態になっていますので、一段落し
たらワックスかニスで表面の保護をする予定です。いずれにしても、この夏来て頂いた方
には、安心して建物内をうろうろして頂けそうです。
7月19日(火)
昨日から屋根のペンキの塗り替え工事が始まりました。以前の塗り替えは6年前。雪のな
い都会では屋根に登ることはめったにありませんが、こちらでは雪下ろしのため、ほぼ毎
年登り、ガツンガツンと雪かきでやるため、そこここに錆が出ていました。初日は高圧洗
浄機で屋根を洗い、錆止めの下地を塗るところで時間切れになったようです。こちらでは
ひんぱんに屋根の塗り替えが必要なため、ホームセンターには一斗缶でペンキが売られて
おり、自分で塗り替えをやる人も結構いるようです。でも、高所恐怖症のため、登らない
で済むのならと考えてしまいますし、ペンキ屋さんが軒先を塗っているのを見ているだけ
でヒヤヒヤしてしまいます。
7月18日(月)
本日で3連休もおしまいです。当YHもだいぶ静けさを取り戻しました。消灯時間のあと
駐輪場の電気の確認に外に出た際、向かいの小川(?)の近くでちらりと光るものを発見
しました。見ていると点滅しており、どうもホタルがいたようです。先日見に行った六郷
の田んぼのように何匹もというわけではありませんでしたが、家の前で見られたのは、移
り住んできて初めてのことです。一ヶ月前の深夜には、家の前の道路をタヌキが歩いてい
ました。すぐ近くの雑木林にここ何年か住み着いているようです。緑が多く残り、自然豊
かに見える田園地帯も、その大半は人工物。なかなか昔の「本物の自然」とはいきません
がそれでも、少しはそうしたものが残っているようです。
7月16日(土) 満室御礼
今日から3連休、夏休みも本格化します。お陰さまで、本日は飛び込みのお客様も多く、
この夏最初の満室となりました。お断りしたお客様、ごめんなさい。さて、昨日、ついに
ヘルパー希望の方から電話がありました。聞けば、隣の横手市の男性だったので、興味が
あれば、今日からでも来てくださいとお話していました。最初だから夕食後のお話しの時
間から合流と話していましたが、4時過ぎに来てくれましたので、配膳やら皿洗いなども
お手伝い頂き、大変助かりました。帰りに感想を聞いたら、働くことも楽しかったけど、
多くのお客様と話が出来、未知なる話が多く聞けて、とても刺激的だったとのこと。8月
の週末にはまた来て頂けるとのことですので、楽しみにしています。今日は満室になって
しまったこともあり、泊らずに帰りました。通いのヘルパーさんというのも、面白い存在
です。
7月15日(金)
本日、今年最初のナスの収穫となりました。例年よりも少し木の成長が遅いようですが、
それでも、しっかりとおいしそうなナスが出来上がりました。またシシトウも数本採れ出
したり、トマトも数個の収穫となりました。連休のお客様に出すほどの量はまだ採れませ
んので、もう少しあとにお越しのお客様からとなりそうです。今年のトマトは、例年の
「アイコ」という品種とは違うものにしています。このミニトマトは赤くなるのではなく
オレンジ色で食べ頃になるのを、来られたお客様に指摘されて思い出し、本日食べてみま
した。皮が少し厚く口に残りましたが、味はまずまずでした。何よりも例年はカラスが食
べてから人間に廻ってくるのが通例でしたが、今年はネットが上手く張れたので人間様が
先に頂くことが出来ました。
7月14日(木)
今日は朝から、大工さんが工事を行いました。事務室隣の布団部屋2部屋の床を全部剥が
してみると、床を支えていた横木(根太)だけでなく、その下の太い梁(大引)、一部コ
ンクリの上の基礎になる材木の一部までがボロボロと崩れ落ちていました。問題がある部
分を全部撤去して新しい材料で作り直し、床を張り、1日で辛うじて作業は終わりまし
た。同時に床下換気のため、外に面している基礎に3ヶ所通風孔を取り付けました。大工
さんに聞けば、雪国秋田の建物にある床下通風孔は、開閉出来るようになっており、雪の
時期には通風孔を閉じ、暖かい時期には通風孔を開ける必要があるそうで、網戸の付け外
しと同時にこれからはその作業も行う必要があるそうです。いずれにしても、これで布団
部屋の床も元通りになりました。
7月13日(水)
当YHは今年7年目。始める際に大改装しましたが、さすがに中古物件だったため7年も
経つと、いろいろほころびが出てしまいます。このため、緊急性を要するものから優先的
に改修工事を本日より開始しました。今日は、大工さんによる布団部屋の床のチェック。
床の真ん中がへこんだ状態だったので、床を一部切断して中を見てみたら、換気が足りず
湿気が多すぎて、床が腐ってしまっていました。明日から本格的な改修工事となります。
この布団部屋は7年前に増築した新しい部分。建物の他の部分が全然大丈夫なのに、新し
く作ったここだけが腐ったのは、どうも大工さんの施工ミスがあったのかと。このほかに
今年中に改修工事が必要な部分は屋根のペンキの塗り替え。屋根もオープンした年に塗り
替えただけですので、既に7年が経過。通常ここ雪国では、屋根は4〜5年で塗り替えを
する必要ががあります。更に、駐輪場で使っている納屋の屋根はそれ以上塗り替えをして
いませんので、赤錆が浮き、塗り替えでは済まない状態になっています。こちらの改修工
事は来年に持ち越し。他にも、お客様から何度か指摘された脱衣所床の張替えなど細々し
た改修も必要ですので、この際まとめて大工さんに発注しました。
7月12日(火)
今年はタイミングが合わず、お客様をホタル見学にお連れすることが出来ませんでした。
既に先週末で内小友のホタル祭りは終了してしまい、私も今年はホタルを見ることが出来
ませんでした。ただ状況だけは把握しておく必要があることと、農作業の日程が今年は大
雪で10日ほど全般的に遅れていることから、まだホタルもいるかなと、本日ホタル探しに
出かけました。場所は以前も見ることが出来た六郷の山の渕方面。先日地元新聞で多くの
ホタルが出ていると写真入で掲載されていた場所を探しましたが、その場所は結局わから
ず。その代わり、千畑温泉から六郷に向かう「みずほの里ロード」周辺の田んぼでようや
くホタルを発見。数は多くはありませんでしたが、ホタル祭りなど行っていない普通の田
んぼですので、100%天然物のホタルでした。写真も撮ってみましたが、ホタルの光は弱
すぎて、帰ってパソコンで見ても、真っ暗な画像となっていました。
7月11日(月)
本日、仙台管区気象台は、東北地方の梅雨明けを宣言しました。例年(7/28)よりも17日
早く、昨年(7/18)より7日早い夏突入となりました。数年前には8月上旬まで梅雨が続
いたこともあり、ここ数日の快晴、高気温は1ヶ月季節が早くなったような感じです。昨
日も今日も、最高気温が32℃を上回り、午後には雷雲が発生して、ゴロゴロと音が聞こえ
てきましたが、残念ながら雨は降りませんでした。一雨降れば、だいぶ涼しくなるのにと
ちょっと腹立たしいほどでした。夏、本格突入となりましたが、晴れ間の空は秋の空を思
わせるような高さを感じました。
7月10日(日)
昨日のB級グルメ祭りのもうひとつの目的が、にかほ市の「あげそば」。今年からB級グ
ルメに参入した新人さんですが、地元の給食では定番のメニューとのことで、謂れは確か
です。中華麺を一度揚げて、しいたけ出汁の豚汁に入れたもの。最初は暖かいのを頂きま
した。売り場には、揚げた段階の麺の試食も用意されていました。食べ終わって、良く見
ると、限定40食で冷たいものも用意しているとのこと。もちろん頂きました。暑い中なの
で、冷たいほうが良いかと思いましたが、ベースが豚汁なので、温かい方が後味もさっぱ
りで美味しかったです。一杯300円(冷・温ともに)。道の駅きさかたなどで販売中との
ことですので、日本海ルートを来られる方(帰られる方)は是非、お試しあれ。
7月9日(土)
今日は隣の美郷町千畑のラベンダー祭りで行われたB級グルメ祭りに行ってきました。午
前中の早い時間だったのと、田舎の小さな祭りなので、来場客は少なく、目的のメニュー
をたやすく購入することが出来ました。目的の一つ目は、横手市の「よこまき」。横手焼
きそばは有名になってきましたが、これをお好み焼きで巻き、手軽に食べられるようにし
たものです。以前のB級グルメ祭りでも出ていましたが、混んでて買うことが出来ません
でした。鉄板に生地を伸ばして焼き、ちょっとの横手焼きそばを載せ、生地が焼きあがっ
たら、折りたたみ、盛り付けるときに、横手焼きそばお約束の目玉焼きを載せて、マヨネ
ーズをかけて完成です。一本300円。焼きそばがほんの僅かなのは残念でしたが、食べた
ら、それなりに満腹感がありました。
7月8日(金)
キュウリの収穫が本格的になってきました。今日は5本の収穫。数日後にはもっと採れそ
うですので、今年も辛子漬を作る予定です。トマトも、今年はネットがうまく出来て、鳥
にあらされていないので、早くも赤くなっているトマトがぶら下っています。この時期の
もうひとつの作業が、耕運機で入れない畝間の草むしり。今年はネギとナスの間に雑草が
溜まってしまいました。午前中の比較的気温の低い時間に、2時間ほどの作業で、見違え
るほどになりました。
7月7日(木) 最高気温32.8℃
先週、ネギの畝に柵を立てましたが、本日はその続きで、これで2畝分の作業が終わりま
した。昨年までに作った柵がもう一畝分ありますので、それまでは立てるだけで作業は終
わりますが、今年はネギ苗を今までより多く買ってしまったので、もう一畝分の柵はこれ
から作らないといけません。それでも、一度柵を立ててれば、秋までこの中に土を入れる
だけで土寄せは完了となりますし、畝間は安心して耕運機で雑草刈りができます。今年は
野菜用の支柱を使ったため、先週取り付けた柵が、その後の激しい雨で少し広がっていま
したが、もう少しすれば、土が固まることもあるだろうから、安定する予定です。残りの
畝の柵の取り付けと、その柵の作成は、来週以降、天候と気温と相談しながらとなりそう
です。
7月6日(水)
7月の週末には多くの花火があがることは以前書きましたが、今週末、来週末と、2週に
わたりB級グルメの祭りがあります。今週末には、美郷町千畑のラベンダー祭りで「Food
Proあきたin美郷」が開催され秋田県のご当地B級グルメ12種類が出店。来週には横手市
の秋田ふるさと村で「B級ご当地グルメ王国」が開催され、今週末の12種類に加えて3品
全16種類が出店されます。時間があれば、両方とも行ってみたいと思いますが、狙いとし
ては、今週末は「よこまき」と「にかほあげそば」、来週末には被災地から出店の「石巻
焼きそば」と「なみえ焼きそば」が気になるところです。特にこのところ「にかほあげそ
ば」が度々地元のマスコミに取り上げられています。地元の給食のメニューで、いわゆる
にかほの方のソールフード的なものだったそうです。
7月5日(火)
先月26日、岩手県平泉の世界遺産登録が決定しました。08年の国内での落選からの復活登
録です。既に翌日から観光客が急増し、世界遺産登録の威力が発揮されているようです。
過去に源義経が大河ドラマで取り上げられ、平泉に観光客が押し寄せたことがありました
が、今回はそれ以上で、世界中から「黄金の国」の代表作品に観光客の注目が集まりそう
です。今回登録された中の毛越寺は数年前までユースホステルを併設しており、今でも続
いていたらと、とても残念です。また、平泉は当YHの近くの金沢周辺で行われた「後三
年の役」の後のことですので、ただ観光で平泉を見るだけに留まらず、その歴史を勉強し
て、秋田県南まで足を延ばして頂ければと思っています。
7月4日(月)
今月から本格的な節電の時期が来たようです。当YHでは、夏の電力消費量はそう多くな
いので、節電も限界がありますし、停電になっても、問題は扇風機と冷蔵庫程度で済みま
す。昨日の新聞には、この冬、もっと深刻な電力不足になる懸念が大との話が出ていまし
た。冬は当YHでも電力消費量がマックスになります。冷蔵庫は逆に大きな被害は免れそ
うですが、ストーブとこたつ、更には消雪パイプ用ポンプが動かなくなると大問題です。
夏に暑さで死ぬことはそう多くありませんが、冬に暖が取れないと命にかかわることにな
りますし、そうでなくとも凍結という「事故」が発生しかねません。まだ、半年もあるの
ですから、何とかして欲しいものです。震災後の高速道路は一週間で直るのに、原発はバ
ルブの修理一つで数日かかるなんて。
7月3日(日)
昨年からこの時期恒例となっている近くの神社の草刈りに本日は出動。朝8時に集合とい
うことで長期滞在のお客様に朝食を7時半に出して、8時過ぎにはせ参じましたが既に何
人かの方が作業を開始していました。広い敷地内ですが、10名近くの人間が草刈り機をそ
れぞれ持参して作業すると、1時間ちょっとで作業も終わりました。終わってからの雑談
で、4月の地震の際にこの神社の入り口にある石灯籠が2台倒れてしまい、修理代で数万
円かかったとのこと。こうした小さな被害は秋田にも多くあったのでしょう。また先日来
られた大学生の団体のバスは、集落の多くの人が眼にしていたようです。次の神社のイベ
ント(労働ボランティア)は9月上旬の秋祭りの前の草刈りだそうです。
7月2日(土)
今日は久しぶりに畑作業を行いました。先週の大雨と風の影響で食用菊やネギの一部が倒
れしまったので、まず手始めにネギ畝に柵をつけることにしました。作業する前には雑草
駆除と土を軟らかくして作業効率を上げるため耕運機を畝間に走らせます。その後納屋に
昨年仕舞っておいた手製のネギ柵を取り出し、畑に並べます。昨年までは柵を支えるため
に園芸用の杭を打ち込んでいたのですが、冬に抜くのに苦労するため、今年は太目の野菜
用の支柱(イボ竹)を使うことにしました。並べた後に支柱で支え、柵に挟まれたネギの
畝の中にシャベルで土を入れます。こうすることにより、ネギの土寄せが完成です。1時
間の作業で土お越しと畝一つ分が精々。気温は左程高くはありませんが、ジリジリと直射
日光を浴びながらの作業なので、無理のない程度で作業を終わらせました。
7月1日(金)
7月、8月は多くの観光客の方が動き、当YHに限らず観光関連に従事している方には一
年で最も忙しい稼ぎ時の時期になります。これにあわせて、ここ秋田でも多くのイベント
が予定されています。夏といえば花火。大仙市では、2日七夕花火、9日協和七夕花火、
15日大曲養護学校花火があり、また横手市でも、23日線香花火大会、30日大雄夏祭り花火
とほぼ毎週末花火があがる予定です。また今の時期には、ホタル祭り(大曲内小友)、あ
やめ祭り(横手平鹿)、さくらんぼ祭り(横手十文字)、ラベンダー祭り(美郷)などが
開催されています。今年は雪が多かったため、例年よりも見頃が一週間ほど遅れている傾
向があるようですので、今週末、来週末でもまだ間に合いそうです。更に海沿いに行けば
そろそろ日本海の天然岩牡蠣の時期を迎えます。