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【新米ペアレントの営業日誌】

2012年

2月29日(水)
先日、病院での検査の際、医者からカロリーセーブの話がありました。このため空腹を紛
らわせる手段として玉コンニャクを煮て食べています。この玉コンニャク、山形県を中心
に秋田などでも非常に一般的なもので、観光地や祭り会場などでは屋台でおなじみです。
今までは、興味もなかったので手を出すことがありませんでしたが、今回必要に迫られて
自作となりました。市販のタレ付きを購入したりして味を調べていますが、やはり本場の
味をと思い、今日、新庄まで足を延ばしてみました。結果は惨敗で、山形県といってもコ
ンニャクが人気があるのは県中央から県南のようですし、祭りやイベントもないオフシー
ズンの平日には食べることが出来ませんでした。いずれ暖かくなったら、もう一度トライ
してみるつもりです。


2月27日(月)
月曜朝の仕事として、ゴミ捨てがあります。週末に車を使わなかったことや、その間の積
雪、低温などにより今朝、車は凍りついた状態になっていました。エンジンを掛けて温ま
る間に雪を下ろす作業となりますが、フロントガラスの氷がとけるまで今朝は20分以上を
要しました。最寄のゴミ集積場まで車で2分ほど。合わせて30分近い作業となってしまい
ました。車で2分なら歩いて行けば、と云われるかもしれませんが、道中は雪道で、自転
車はこの時期論外ですし、歩いて往復すれば、やはり20分以上はかかることだし、ゴミを
両手に持ってというのは、やはりこの時期厳しいものがあります。幸い、当YHには大き
な駐輪場(納屋)があり、冬の時期にはほとんど使いませんので、ビンカンゴミなどは、
春になるまで蓄積され、雪のなくなった折を見て大量に捨てることになります。雪国では
ゴミ捨ても一苦労です。

2月25日(土)
もうすぐ昨年の大震災から一年。被災地では震災がれきの処分方法が未だに懸案事項とな
っています。大仙市では、先月末にこのがれきの受入れを決め、2月中旬発行の市の広報
誌にはその準備が進んでいることが書かれていました。一方、県庁所在地の秋田市では、
一部市民からの不安に対して、住民説明会が行われているとのこと。言い方は悪いかもし
れませんが、田舎の小さな街の大仙市は意思決定が早く、30万人の人口を抱える都会では
どうしても一部住民から何事にも反対が出て、物事を進めるのに時間がかかるという現代
の社会の縮図のように見えてきます。そういえば、生活ゴミ回収の有料化も大仙市では既
に数年前から実施されていますが、秋田市ではまだ住民説明会を繰り返すばかりで話が進
んでいないようです。今、被災地で一番望んでいることの一つが震災がれきの処理でしょ
うし、それを手伝うことが復興の手助けになると思います。行政もその不安を解消できる
ようにいい加減なチェックをしないように望みたいものです。

2月24日(金)
一部の方の間で話題になっているのが、AKB48から演歌でシングルデビューした岩佐
美咲さんのデビュー曲「無人駅」のミュージックビデオのロケやジャケットの撮影があき
た美人ライン(秋田内陸縦貫鉄道)の奥阿仁駅や合川駅で行われたそうです。またAKB
のライバル(?)としてデビューした乃木坂46のセンターを務める生駒里奈さんは、由
利本荘出身とのこと。高齢化や人口減少が社会問題となっている秋田県で、若い人から秋
田の存在を知ってもらうには、こうしたこともいい機会かもしれません。悪いことで知名
度が上がることは良くはありませんが、好奇心をもってもらうことで、来てみようと思っ
て頂くことが、一番肝心なことで、一度来て頂ければ、見る処も食べる処も知らなかった
良いところはたくさんあるのが、秋田だと思います。

2月23日(木)
明日、お客様から車で来られるとの予約が入りましたので、本日は駐車場の雪かきを行い
ました。
例年この時期、あまり車で来られる方がいないのですが、今年は長期滞在のお客
様が車で通勤しており、当YHの車とあわせて既に2台分のスペースが埋まっているため
です。駐車場の雪かきは年末以来で、コンクリートの上なのでとけてはいますが、それで
も50cmほどの雪で覆われてしまっており、2時間ほどの作業で、車一台分のスペースを作
ることが出来ました。当日飛込みで来られた場合は、玄関前などの通路に停める事も出来
るのですが、必要に応じて車の入れ替えをお客様にお願いすることもあり、事前に予約を
頂ければ、その不自由を掛けずに済みます。雪のない季節には、建物裏の駐車場と合わせ
て10台以上のスペースは確保してあるのですが、どうしても雪の季節にそれだけの場所を
除雪するのにはコスト的にも厳しいものがあります。そろそろ雪で汗をかくのも時期的に
最後に近いと思いつつの作業となりました。


2月22日(水) 最低気温−10.4℃
1ヶ月前にハシゴから落ちて病院通いが始まり、この際だからといろいろな検査をついで
にしてもらっています。本日は胃カメラ。バリウムのレントゲンは学生時代から何度も経
験していますが、胃カメラだけは頑なに拒否してきました。それでも、いろいろなところ
にガタが来ているので、今回は胃カメラによる検査を快諾しました。検査時間は10分ほど
だったと思いますが、予想よりも楽な検査でした。結果は、大きな問題はなしということ
で問題がないことが確認出来たので良かったです。ハシゴから落ちた時の負傷は、一ヶ月
が経ちましたが、まだ一部にその痕が残っていますが、ほぼ普段どおりの生活は可能にな
っています。

2月21日(火)
この時期ですが、連日雪の話しになってしまいます。朝晩の冷え込みが厳しいため、なか
なか雪もとけず、週末に屋根に降り積もった雪が一気に日中まん落ちてきて、特に家の裏側
(北側)には雪山が連なってしまいました。通常でしたら延長した消雪パイプでとかすの
ですが、先日来、配管の途中で凍結して裏まで水が出なくなってしまいました。南側の解
凍作業は行ったのですが、まだ不通で、道路沿いの雪山の中での凍結のようで、ここをと
かすためには道路沿いの雪山の排除をする必要があります。既に2月も後半になってきた
ので、これ以上の積雪はないだろうと、このまま3月を迎えることにしました。3月にお
越し頂いたお客様にはたっぷりの残雪がお待ちしています。

2月20日(月)
例年、積雪量のピークは1月下旬から2月上旬なのですが、今年の降雪は量的にここ大曲
は昨年などと比べて少なかったものの、本日の積雪量が146cm(横手)とこの冬のピーク
となっています。この時期の雪は、気温が緩むこともあるためとけたものがまた凍るため
雪が重くなってしまうことです。例年、雪の重みで屋根が潰れるのがこの時期で、今朝も
隣町六郷の酒蔵の作業所の屋根が抜け落ちてしまったそうです。朝のローカルニュースで
この話をしていたためか、街に出ると、大型の商業施設や倉庫などで一斉に屋根の雪下ろ
しがそこここで行われていました。寒さが例年以上に厳しいため、降った雪がとけないこ
とが大きいようですが、その影響は玄関にある鉢植えにも現れており、いつもならこの時
期に咲く紅梅が、色付いてきたとはいえ、また蕾の状態です。

2月19日(日)
通常、かまくら祭りが終わると雪のシーズンも終わると云われてるのですが、今年はまだ
積雪が続いており、先日から雪がまた降り、今までの根雪の上に新しい雪が30cmほど降り
積もりました。先日途中で中断となった屋根の雪下ろしも、2階客室の窓が本当にやばい
状況になってきてしまい、新たに降った分が落ちてくると窓の半分くらいが埋まりそうに
なってしまったので、本日緊急雪下ろしを行いました。先日やったこともあり、取っ掛か
りの手間が省け、必要最低限の窓の救出だけにこだわりましたので、3時間ほどの作業で
2階客室の窓の安全が確保されました。屋根の西側は今回手付けずなので、屋根の半分に
は1mを越える積雪が残っていますが、この程度なら屋根も持ち堪えられると思いますし
もう少しすれば暖かくなり、太陽がとかしてくれると願っています。

2月18日(土) 最低気温−12.2℃
長期滞在の韓国人ビジネスマンが着てから一週間が経ちました。韓国も寒いようで、秋田
の気温は驚くほどではないとのこと。そんな油断から風邪を引いてしまったようです。日
本人ならすぐ病院となりますが、外国人には健康保険がありませんので、病院にかかると
驚くほどの金額を請求されてしまいます。このため、自力で治そうと週末は完全休養と決
めているようです。幸いインフルエンザではないようなので、少し安心しました。近所の
方の話では、近くの中学校ではインフルエンザが流行し、学級閉鎖になったとのこと。当
YHから近い会社に勤めている韓国人さんですので、会社でインフルエンザを貰ってこな
いか心配です。喉の痛みを訴えていましたので、今朝の食事に、久しぶりに「お粥」を作
ってみました。

2月17日(金)
一部の冬祭りはこの週末にも残っていますが、大方の冬祭りは昨日で終わりました。当Y
Hにとっては、2月の一番忙しい時期が終わったことになります。今年は一昨日外国人が
ほぼ一年ぶりに来るということがありましたが、それ以外の日本人観光客は今一。昨年の
大震災の影響が残っているのか、それとも月初に玉川温泉で雪崩による事故があったよう
に大雪が今年は2月中旬まで続いていることが原因なのかわかりませんが、いずれにして
もお客様はさほど多くありませんでした。3月には
YH会員の今年の特典である当たりス
タンプ
の指定YHになっていますので、少しはお客様に来て頂けるかと期待しています。

2月15日(水)
今日から横手でかまくら祭り本番。この時期秋田県南で幾つかある冬祭りの中で最も大規
模で知名度も高い祭りです。このため、当YHにも昨年3月以降途絶えていた外国人観光
客の宿泊がほぼ11ヶ月ぶりにありました。明るい時間に到着して、荷物を当YHにおいて
祭りに出陣したこの外人さん、帰ってくる際に祭り会場で他の外国人観光客の方と知り合
い、たままた宿が決まっていなかったとのことで、連れて帰って来ました。この結果、先
日から長期滞在再開の韓国人と合わせて3名の外国人が、今晩宿泊となり、とっても国際
色豊かな夜となりました。2名の方とは、YHに戻ってから、食堂で日本中の観光地の話
となりました。やはり長野にある野生の猿が入浴する地獄谷温泉には寄ってきたとのこと
で、外国人観光客には人気の場所のようでした。

2月14日(火)
先月中旬に屋根から落ちて、その後サボってしまって母屋の屋根の雪下ろしをほとんどし
ていませんでした。昨日から長期のお客様が来て、2階の部屋を使い始めましたが、その
窓はガラスに雪が当たるまでに積もってしまい、ちょっと危険な状態になってしまってい
ます。ボチボチ降雪のピークは例年だと過ぎ、雪もとけ出すのですが、今年は予報を見る
とまだ週末に寒波の到来が見込まれています。このため、本日、急遽屋根の雪下ろしを行
いました。落ちた屋根とは違い、ほぼフラットなので危険性は少ないですが、それでも慎
重にならざる得ませんし、雪が一番激しい時期に一ヶ月も放置したので、平らな場所でも
1m近くの雪になり、軒先には氷の塊が出来てしまいました。このため、作業時間3時間
では、目標の客室の窓までは辿りつけず、後日部屋の窓の救出となります。むしろ長期滞
在のお客様が車で帰ってくるので、落とした雪を夕方までにある程度処理する方が面倒な
作業です。

2月13日(月)
本日から、またビジネスでの利用で、ここ3年ほどご利用頂いている韓国からの長期滞在
のお客様が来られました。今回も4月中旬までの2ヶ月間、滞在の予定です。昨年のクリ
スマス前に韓国に戻り2ヶ月が経ちましたが、帰ってきた彼の感想は、あっという間に日
本に戻ってきたようだとのことでした。昨年は2月末に来たため、大雪のピークは過ぎて
いましたが、今年は雪が遅れて、まだ増えている状況の中での来日。寒さではソウルもい
い勝負だとのことですが、これだけの雪を見ることはめったにないとの話です。この雪深
い状況を体感すると、これからの春の到来は彼も体感することになるでしょう。いずれに
しても春が待ち遠しいものです。

2月12日(日)
この時期にお越しのお客様は、夜の祭りもそうですが、日中、どの街に行こうか、迷うほ
どです。夜の冬祭りに備えて、それぞれの街が飾り付けられているからです。既に横手で
はかまくらが順次完成しておりますし、隣の六郷でも竹うちかまくら行事が始まり、街に
は天筆がたなびいています。湯沢の犬っこ祭りも会場には犬の石像が出来ており、角館で
は明日から始まる火振りかまくらに備えて、辻々に雪灯篭が作られています。これらの祭
りは夜が本番で、それぞれにロウソクの灯りが燈され、とても綺麗な光景になりますが、
どうしても写真を撮ろうとすると、ぶれてしまったりします。その風景を撮るのでしたら
日中、その街を訪ねてみることをお勧めします。

2月11日(土)
先日から秋田県北では小正月の冬祭りが始まりました。昨日は刈和野の大綱引きや西木の
紙風船上げがあり、本日からは、湯沢の犬っこ祭りと横手のかまくら祭りのプレイベント
が始まりました。ということで本日は、横手に出かけました。本来は15〜16日に開催され
る祭りですが、昨年から祭り本番がカレンダーが悪く週中に当たる場合は、前の週末から
プレイベントを行っています。
今日はまだ、かまくら館前の公園のみでの開催。プレイベ
ントの認知度もまだ低く、来場者は多くありませんでした。今日、明日は男鹿のなまはげ
との初コラボとのことで、なまはげも来ていました。ちなみに昨日から男鹿で行われてい
るなまはげ柴灯祭りには、かまくらが作られているそうです。かまくら祭り本番は、まだ
これからですので、お待ちしています。

2月10日(金)
月初に仙北市の玉川温泉で不幸な雪崩事故がありました。テレビのニュースは新しいこと
が次々に起こるため、玉川温泉のニュースはほとんど扱われなくなりましたが、地元では
まだ尾を引いています。元々、冬の玉川温泉は、国道が一般車両通行不可になるほどの豪
雪地帯で、通しているのは1日4便の路線バスのみの秘湯中の秘湯。過去にも道中のなだ
れの恐れでバスも運休して冬の間には数日間孤立することもあった場所。県知事は、安全
確保の最終手段としては、冬季休業もやむをえないとの発言もしています。夏はいいです
が、冬に行かれる方は物見遊山でなく、それなりの覚悟が必要です。また今回の影響は、
近隣の宿泊施設にキャンセルという形で現れています。以前にも雪崩や雪山での遭難など
のニュースが流れると、まだ秋田には大量の雪があるということで、宿泊のキャンセルや
計画の先延ばしなどの影響がありました。実際今年は2月に入っても雪が降り続いていま
すが、暖かくなる3月には、多くのお客様にお越し頂きたいものです。

2月9日(木)
マスコミでは家電各社の決算で大赤字に転落というニュースが大々的に流れていますが、
ここ秋田ではその影響でにかほ市にあるTDKが大幅な生産体制を見直すため、工場閉鎖
や関連会社への生産委託解除などが報じられています。TDKはにかほ市が発祥の地で、
そのため他の地域の生産工場を海外移転しても、秋田県の工場は大切に温存くれていまし
た。リーマンショックの際に、稼働率が大幅に低下した時も海外移転などの工場閉鎖まで
には至りませんでしたが、今回はその時よりも状況は厳しいようです。TDKは秋田県で
も最大手の企業の一つで、地元にかほ市の人口の半数近くが直接、間接的に恩恵を受けて
います。はるか彼方、欧米の経済の影響が、この秋田の片田舎まで出ているということが
いわゆるグローバル経済ということなのでしょうか。

2月8日(水)
本日、買出しのついでに税務署に立ち寄り青色申告の書類作成の際に出てきた疑問を解消
してきました。まだ申告が始まっていませんが、税務署の駐車場はほぼ満車で、申告コー
ナーも出来上がり、多くの人が来ていました。質問は、昨年7月に行った屋根の塗装の費
用の計上方法で、設備投資になるか、費用で一括計上かという点。大曲では雪下ろしを行
うため、屋根の塗装換えは3年に1度は行うのが一般的。このため計上方法も税務署でル
ールを設けているだろう思いました。結果は、一括での費用計上が一般的だとのこと。た
だ厳格に決まったルールではないので、好きなほうを選んでいいとの曖昧な答えで、いか
にもお役所的な答えでした。当YHでは、無難な線として、費用での一括計上を選ぶこと
にしました。

2月6日(月)
先月中旬、地区の方が総務省と経済産業省が行っている「経済センサス−活動調査票」を
持ってこられました。1日現在で記録し、10日頃取りに来るとのことで、記入を行おうか
と思いましたが、記入項目には、昨年の売上や費用などがあります。これらの数字は、青
色申告でも必要ですが、税金の申告は3/15までなので、まだ数字を確定していませんでし
た。このため、慌てて数字を作る作業に着手。それにしても、この経済センサス調査、何
年かに一度のものなので、このために改めて数字を作ることも考えていませんでした。同
じ行政が行う施策なのですから、税金の申告が終わった後、そのまま数字が使えるような
スケジュールで調査を行えば、どれだけ世の中の中小企業が助かるかと、ぼやいてしまい
ました。縦割り行政の典型的な不効率な施策です。

2月4日(土)
昨日、首都圏では大規模震災に伴う帰宅困難者の避難訓練が行われたようです。ここで注
目されたのが情報発信の問題。テレビでは携帯電話経由でインターネットでの情報提供に
より、帰宅困難者の誘導などを行ったようです。ただ、昨年の大震災を考えると、関東直
下で大きな地震があった場合、真っ先に停電になる可能性があり、どれだけ携帯電話で情
報が取れるのかは、甚だ疑問に思いました。まして情報を受ける側も被災地にいれば、情
報を提供する側も被災地にあり、サーバのダウンなどでサイトの更新や書き込みなどが出
来るとはほとんど思えません。そう考えると、過去に遡って、アナログ的な情報提供も検
討課題に加えるべきだ思いました。ちなみに昨年3月の大震災の際、当YHでも停電だっ
た日曜の夜まで、丸2日間、ネットに接続することは出来ず、唯一情報が取れたのはアナ
ログ的な電池で動くラジオだけでした。

2月3日(金)
昨日の秋田魁新報に、当YHのある大仙市のイオンに長崎ちゃんぽんリンガーハットが秋
田県内初出店の店を16日に開店とありました。関東ではロードサイドで多く見かける外食
チェーンですが、県内初出店が新聞に出るというのは、見ていてちょっと笑ってしまいま
した。全国展開を図るチェーン店では、人口が多い首都圏などから展開を始めるため、そ
の先には市場がほとんどなく、物資の配送などで効率が良くない秋田県などは、そのチェ
ーン展開で一番最後に廻って来るようで、コンビニ店でも、セブンイレブンが今年、よう
やく秋田県での一号店を開店する計画のようです。ほぼ全国展開が終わった大手チェーン
が最後に出てくる秋田県、それでも少しずつ便利になり、都会と同じような生活が出来る
ようにはなっているようです。

2月2日(木)  最低気温−14.5℃
昨日2/1、日本気象協会が2012年第1回目の桜の開花予想を発表しました。これによると、
秋田市の開花予想は平年並みの4/18、角館は公表されていませんが、これから5日程度
あとになりますので、4/23頃ということになりそうです。ニュースでは現在の寒さも大き
な影響がなく平年並みとの予想になったと話していましたが、雪の状況が平成18(2006)年
と似ているということであれば、18年の角館の桜の開花が4/30頃、満開5/4でしたので、
気持ち遅め、5月の連休でバッチリということに計算上はなります。大きく桜の開花を左
右するのが3月、4月の気温の推移ですが、気象協会では平年並みか、低めとの予想をし
ており、今年は遅めで計画を立てておいたほうが良さそうな気がします。結果は、神のみ
ぞ知るということになりますので、外れてもご容赦ください。


2月1日(水)
テレビでは玉川温泉の雪崩事故のニュース。また今年は大丈夫かと思っていたら、突然青
森から吹雪で国道で立ち往生が発生と、雪のニュース、事故が多発しています。秋田県で
は他にも信号機が強風で落ちたとか、鉄道も奥羽線で今年も横手⇔真室川間で、朝から電
車を運休にして、除雪作業が行われました。昨年の2月1日の横手市の積雪量が192cm。
今年はまだ120cmですので、量的に多くはありません。この天気が週末に一時的に緩むも
のの来週も続きそうだとの予報が既に出ており、来週後半から始まる秋田県南の冬祭りの
時期までには少しは落ち着いて欲しいものだと願っています。そうでないと、また今年も
お客様が来たくても来られないという状況になってしまいます。


1月31日(火)
昨朝、起きてみたら、台所の水道が水抜きをして置いたのにもかかわらず、凍結。ほんの
僅か水が出たので、そのままの状態で10分ほど放置で、どうにか開通しました。お客様が
いなかったのが幸いで、ご迷惑を掛けなくて助かりましたが、厨房の水道が凍結したのは
当YH始まって以来の事。洗面所は水抜きをしておいたのに、いつも通り凍結。ここも時
間をかけて解凍しました。見てみると、蛇口の下につららが出来上がっていました。今朝
の最低気温を調べると、−13.7℃。昨日、県北の大館で−19℃と大館の史上最低気温を更
新したとのことでしたが、大曲でもがっつり冷え込んでいます。雪の量は決して多くはな
いのですが、気温がいつもよりかなり低い日が続いており、降った雪がとける間もないよ
うです。週間天気予報でも、今後1週間の最低気温の推移は−10℃〜−7℃とのこと。今
年は厳冬時期が少し遅れてきているようです。


1月30日(月) 最低気温−13.7℃
今日は久しぶりの外食。たまには変わったものをと、大曲では珍しくオムライスで有名な
「バンフィール」という店に行ってみました。住宅地の真ん中にあるため、以前も場所が
わからずに断念したことがありましたが、今回は辿り着くことが出来ました。雪の季節で
すが、昼食時だったので駐車場の大半が埋まっていました。メニューはオムライスが主力
で、上に掛けるソースは7種類もあります。お客様の大半が女性で、男性だけではちょっ
と入りにくい感じもありますが、大曲には珍しくお洒落なお店です。オムライスは700円、
火曜日定休。

1月29日(日) 最低気温−11.2℃
昨年から心がけていたのが、その時期にしか撮れない写真を撮ること。今年の冬に狙って
いるのが、屋根からぶら下るつららです。写真を撮るためには天候にも左右されますが、
本日少しつらら探しに出かけてみました。民家の屋根からのものは、多くが成長する前に
とってしまうので大きくなりませんが、倉庫や店舗の裏側の屋根からは大きなつららがず
らっと並んでいる光景が時折見られます。その光景はこの時期でなければ見られませんが
とても綺麗なものです。傾斜のある屋根では、気温の上昇で屋根に積もった雪が滑り落ち
同時につららも落ちてしまいますので、傾斜のない屋根がいいようです。こんな光景を見
て見たいと思われる方、予約時にご相談ください。ワンコインツアーにてお連れ出来るか
もしれません。

1月28日(土) 最低気温−10.1℃
本日は、当YHのある藤木集落の梵天(ぼんてん)の日でした。梵天というのは、東北の
一部の地域で行われる行事で、江戸時代の火消しのマトイのようなものを飾り付けて、42
歳の厄年の男衆が神社に奉納するもので、奉納の前に集落を廻り、厄落としをするもので
す。今年の男衆は11名と、昨年の倍近い人数で、ここ数年で一番多い人数。人数がもっと
多いときには、複数の梵天を奉納したり、還暦の60歳で梵天を出したりすると、神社に奉
納する際に順位を競う喧嘩梵天になります。来る一時間前までは雪も止んでいたのですが
今年も梵天が当YHに来た時には軽い吹雪状態。大きな祭りもいいのですが、こうした小
さな地域に根付いているイベントも見て頂きたいものだと、毎年思ってしまいます。


1月27日(金)
昨日断念したので、本日ようやく買出しに出かけました。車に乗ってみると、臀部の腫れ
た部分が座席の背もたれに当たることもあり、長時間の運転は厳しいようですが、近場の
運転なら何とかなりました。病院で支払いをしたり、銀行で振込みを行ったりと月末の用
事を済ませての帰宅となりました。臀部の痛みもさることながら、首が廻らないのが難点
で、駐車場にバックで入れることが出来ず、空いている場所を探しての駐車となるため、
建物から離れたところに停めなくてはいけなかったので、そこから建物まで歩くのに、滑
らないようにと気を使わなくてはなりませんでした。いずれにしても、落下後一週間で、
車に乗って出歩けるようになりました。

1月26日(木)
ハシゴからの落下以降、一週間近く車に乗っていなかったので、雪がしっかりと降り積も
ってしまいました。月末接近や病院の支払期限などもあり、まただいぶ首廻りも回復して
きましたので、本日外出を決意し、車の雪落としをし始めました。ただ足元にもけっこう
の雪になっていたので、消雪パイプを2日ぶりに稼動させようとしましたが、途中が凍結
して出ませんでした。その凍結の部分が、先日屋根から落とした雪山の中のようで、台所
でやかんにお湯を沸かしながら、残った雪山からパイプを発掘する作業を続けました。2
時間ほどの作業で、消雪パイプもどうにか解凍。でもその後出かける気力がなくなり、支
払い関係は明日としました。何度も消雪パイプからあふれ出る地下水を被ったので、風呂
に入ろうとしたら、風呂の沸かし返しのパイプも凍結していました。


1月25日(水) 最低気温−11.8℃
テレビでは連日の大雪報道。関東でも雪が降り、鉄道が遅れたり、北陸や北海道でも大雪
で一部地域では積雪が2mとか3mなどと大騒ぎになっているようです。ただ、ここ豪雪
地帯、秋田県南内陸部は、昨年記録的な大雪に比ると少なく、今季最高積雪では123cmと
(1/14)まだまだ余裕がある状態です。沿岸の秋田市でも、積雪量は50cm足らずですが、
雪捨て場が満杯になったり、除雪予算が底をつきかけているなどと報道されており、どう
もここ大曲で感じる雪の量と、他の地域の状況は異なるようです。ただ、昨年も1月中旬
から下旬に一息ついたのち、月替わりにかけて大雪になったこともありますので、まだま
だ油断が出来ないようです。これだけあれば、来月中旬にまとまっている県南の冬祭りに
は十分な雪がありそうです。

1月24日(火)
一昨日から雪山の解凍で消雪パイプを出しっ放しにしていたので、今日はまたゆっくりペ
ースで雪山を崩し、これで屋根から落とした雪山の8割がなくなりました。夕方には均し
た雪もとけてなくなり、消雪パイプのスイッチも切ることが出来ました。無理をするわけ
にはいきませんが、動けなかったら埋もれてしまう雪国ですので、健康の大切さを痛感す
るとともに、少しでも動けるようなら動かざるを得ない状況にあります。この雪山がなく
なったことで、屋根の雪下ろしの心配も当面ありませんし、家の周りも消雪パイプの効果
で雪かきもほとんどする必要がなさそうですので、ゆっくりと静養ができます。

1月23日(月)
本日は、地元の駐在さんが来られました。先日ハシゴから落ちて救急車に乗った際に、車
内で状況を聞かれ、それは雪害とのことで警察にも報告がいくとのことだったので、その
報告の確認に来られたようです。今回は骨折とか入院などの大怪我にならなかったので、
新聞には載りませんでしたが、こういう形で載ってしまうのは悲しいことです。落下から
数日が経ち、お尻の腫れは未だに残り、座布団を巻いているような感覚になっています。
また首も廻らなくなっており、車の運転はかなり無理な状態になっているため、幸いお客
様がこの週末もありませんでしたので、ゆっくり静養しています。昨日、少し無理して雪
山を崩したため、その筋肉痛なのか、落下時の影響なのかがはっきりしないのには、閉口
してしまいました。

1月22日(日)
体の状態も少しずつ回復傾向に向かってきましたし、駐輪場前に落とした雪を山にしては
おけないので、痛い体をおして昨日落とした雪山の取り壊しを少しずつ行いました。例年
だと、気合で2、3日で雪山を取り壊してしまうのですが、今回は少し時間がかかること
を覚悟しました。ハシゴから落ちたことによる全身の筋肉痛と首の痛み、お尻の激しい腫
れがあるので、激しく作業するわけにはいきませんが、時間をかけて少しずつの作業です
ので、近隣の年配の方がやっているようなスロー作業です。それでも足元を流れる消雪パ
イプからの地下水の勢いがあるので、どんどんとけてくれて、考えていたよりはだいぶ捗
りました。

1月21日(土)
先日ハシゴから落ちたこともあり、昨日早々に馴染みの大工さんに屋根の雪下ろしを発注
しました。来週にはまた寒波が来るとのことで、本日急遽、屋根の雪下ろしをして頂ける
ことになりました。昨年は1名でお願いしましたが、今回は私が見張り番に立てないこと
もあり、2名での作業。聞けば南外地区の方で、親子での登場となりました。雪が昨年ほ
ど多くなかったことや息子さんが若く、パワーがあったこともあり、午前中で駐輪場の屋
根の雪も綺麗になくなりました。調べてみたら、昨年もちょうど1月21日に雪下ろしを行
っており、費用的な面からも。今年もこれ一度で済んで欲しいものだと願っています。痛
い体をおして、時折様子を見に行きましたが、見ていると簡単そうに作業をしており、自
分でも出来そうかなと、ついつい考えがちになってしまいます。


1月20日(金) 最低気温−11.5℃

先日の鹿角ツアーの際、休憩と土産物調達のため、地元のスーパーに立ち寄りました。地
元の方には普通でも、他から来た人間には珍しいものもあります。まず入って、惣菜コー
ナーにあったのが、みそタンポ。さすが大館、きりたんぽの本場。こんな形での販売は県
南にはありません。
さらに、プラスチックの鍋容器に入ったきりたんぼ鍋。スープが「煮
凝り」状態になっているのには驚きました。
即席きりたんぽ鍋は、直火に掛けるものと思
って買ってきたのですが、家に戻って食べようとしたら、レンジで2分半と書いてあり、
チンしてみたら、ちゃんときりたんぽ鍋になりました。ちなみにきりたんぽも、県南では
5本パックでの販売が普通ですが、本場大館では消費量が違うのか、10本パックを発見。
どうせ使うのだからと、2パックほど購入してきました。


1月19日(木)
本日、軽い気持ちで屋根の雪下ろしを試しにしてみようかとハシゴに登ったところ、はし
ごごと滑って、落ちてしまいました。落ちたところがコンクリートむき出し状態だったた
め、首からお尻にかけて激痛が走り、夜まで様子を見ていても痛みが抜けなかったので、
救急車を呼んで病院で見てもらいましたが、骨折はないとのこと。痛み止めとシップを貰
って家に戻ってきました。テレビなどで散々屋根の雪下ろしは事故が多いので要注意と言
っているのにと、反省してしまいました。お客様の閑散期で、長期滞在のお客様もいない
時期だったことは幸いですし、大きな怪我にはならなかったようなのがまだ不幸中の幸い
でした。やっぱり駐輪場の屋根の雪下ろしは、業者さんにお願いすべきだと、また反省の
一日でした。


1月18日(水)
昨晩遅くまで話し込んでいたので、朝はのんびり起床。宿の温泉にすら入らなかったので
顔を洗うついでに温泉に。ここの湯は、近くの共同浴場の一つ「上の湯」源泉を引き湯し
てるとのこと。宿に温泉があるというのは、とても贅沢なことです。とはいえ、ここの湯
も熱く、一発で目が覚めました。10時前にYHを後にしました。どこか温泉に立ち寄ろう
かとも思いましたが、朝風呂をしてしまったし、時間的にも厳しくなっていたので、帰路
に着きました。途中、大館の街中をうろうろ。大館駅では初めてハチ公像とご対面。来る
は秋田経由だったけど、昨日、今日と天気が良かったので、帰り道は冒険して鷹巣から
国道105号線で峠越えに挑戦。道の駅「あに」までは、路面にほとんど雪はなく快適でし
たが、峠はさすがに少しばかりの雪道。それでも想像よりも状況は良く、無事にクリア。

上桧木内の紙風船会場から南は、また路面に雪はなく、日没前に角館に辿り着きました。
往路200キロ、復路150キロといったところでした。次は是非、雪のない季節に、温泉のハ
シゴを目指します。

1月17日(火)
普段はお客さんがあるので外泊はほとんど出来ませんが、この時期、お客さんも来なさそ
うなので、数年ぶりにお泊りで外出。今回の目的地は、3月末で閉館を宣言している県北
鹿角の大湯黒森YH。雪道なので今回は安全策をとって、秋田まで国道13号線、そこから
7号線で大館まで行くルートを選びました。ノンビリ下道を行ったこともあり、鹿角大湯
に着いたのが夕方4時過ぎ。とりあえず、ペアレントさんに挨拶し、近くの共同浴場に突
撃。5つあるうち、一番良いとの話の「荒瀬共同浴場」。共同浴場だけに、内風呂が一つ
というシンプルなつくりで、シャワーどころか、お湯の出る蛇口もなし。もちろんシャン
プーや石鹸の類も置いてありません。ざっと流して湯船に入ると、熱いとは聞いていたも
のの、確かに熱い!全身浸かると、ジンジンしてくるほどでした。それでも地元の方は、
「今日はヌルイなぁ〜」とのお話。15分ほど茹って、YHに戻りました。その後、食堂で
近くの情報いろいろ教えて頂きました。気が付けば1時半。部屋は暖房も入れていなかっ
たので、部屋も布団も冷え切っていました。それでも、布団を敷いて10分ほどで寝入った
ようです。


1月16日(月)
あと一ヶ月すると、隣の横手市でかまくら祭りが行われます。この祭りは神事なので、日
程が2月15/16日の2日と曜日にかまわず決まっています。このため、観光客の方にはち
ょっと厳しい祭りなのです。そのため、数年前からその前の週末からプレイベントとして
一部の会場で祭りと同様のことが行われています。今年も11日(土)、12日(日)、14日
(火)には夕方6時から9時まで開催の予定となっています。10日(金)には刈和野の大
綱引きや西木の紙風船あげがあり、11日は男鹿のなまはげ柴灯祭り、湯沢犬っこ祭りがあ
り、13日には角館の火振りかまくらなどがありますので、来て連泊して頂ければ、いろい
ろな冬祭りを体験できます。他のお客様との兼ね合いによっては、当YHからのツアーも
検討しますので、予約の際にご相談ください。なお、11日には横手かまくらプレイベント
に男鹿のなまはげが登場するそうです。

1月15日(日)
一年で一番寒い時期、そして一年で一番お客様の少ない閑散期に突入しています。今年も
また2月中旬から長期滞在の韓国人のお客様が来る予定になっていますので、これから1
ヶ月が時間的に自由になる貴重な期間といえます。ということで、さて何をしようかと考
えてますが、得てして考えている間に時間が経ってしまうことが多々。期限付きになって
いることからこなさないとなりません。まずは県北鹿角の大湯黒森YHに行くことを考え
ています。他には、昨年出来なかった鳴子温泉探検ツアーや、ここ数年帰っていない埼玉
の実家に行くことも候補になりそうです。いずれにしてもこの時期、雪が問題になります
ので、秋田を出るタイミングが難しいようです。雪の激しい時期に空けてしまうと、帰っ
て来た時に面倒なことになってしまうからです。外出の際には臨時休館となりますので、
ご了承頂きたいのと、予約は出来るだけ前日までにして頂けると助かります。

1月14日(土)
年末ぐらいから、キジの夫婦が当YHの周りをうろうろしています。時々見かけるのです
が、綺麗な色の羽をしたオスと、ウズラのように全身茶色のメスがきています。周りが一
面の雪で、当YHの周りの一部が消雪パイプの効果で土が出ていて、餌を探しに来ている
ようです。このため、雪原に幾つかの可愛らしい足跡が残っています。また近くの川に来
ているようで、当YHの
上空でも白鳥を見ることが出来ます。当YHの前の小川(?)に
は、消雪パイプの排水が落ちるため、小さな水場になっており、そこには夜にカモが来て
いて、時折賑やかな声が聞こえたりと、お客様が少ない時期ですが、別な意味で賑やかな
YHになっています。

1月13日(金)
今朝、庭に出てみたら、当YHの簡易積雪計で今季初めて積雪が1mを超えていました。
横手の測候所でも昨日の積雪が103cmと今季初の1m超となっていました。記録的な大雪
だった昨年は11日に142cmをの積雪となっており、それと比べたらまだ少ないほうです。
このため、既に今季2度ほど屋根に登りましたが、昨年よりは少なく、まだ気力的にも体
力的にも余裕があります。でも、これが沿岸の秋田市では異なるようで、今日の秋田市の
積雪は43cm。横手、大曲と比べたらはるかに少ない量ですが、これでも例年の倍以上。人
口30万人と大都会と比べたら小さな街ですが、それでも都市での生活に支障をきたす積雪
量になってきているようです。秋田市程度の人口で雪害が出てしまいますので、都会で10
cmを越える雪が降ったら大変なことになるのは、眼に見えています。

1月11日(水)
本日も帳簿作成のため、引き篭もって事務作業となりました。昨年は屋根の塗装塗り替え
工事や一部床の張替え工事などお金のかかることがありましたが、これらをどうやって仕
分けするのかがわからず、後日改めて税務署に聞きに行く必要がありそうです。ネットで
調べてみると修繕費という項目があるのですが、これはその内容によって一度に費用計上
する必要があるものと、建物の機能強化に資するものは減価償却として分割計上するもの
に分かれるそうです。都会ではめったにありませんが、秋田では屋根の塗り替え工事はひ
んぱんに行われることなので、税務署でも仕分け方法でそのルールを決めていそうな気が
します。開所7年が過ぎて、まだ利益が一度も出ていないので、税務調査が来たことはあ
りませんし、最初の頃の間違えは時効になり始めていますが、出来るなら後に禍根を残さ
ないように事務処理をしておこうと考えています。

1月10日(火)
閑散期とは言え、さすがにいつまでも正月気分ではいられなくなってきました。積雪量は
まだ1mに達しておらず、昨日屋根の雪下ろしが終わったので、気分的にはかなり楽なも
の。でも、降雪量は十分にあり、外出もままならない気分。ということで、そろっと毎年
この時期恒例の「税金の申告書類作成」に着手しました。昨年は、長期滞在のお客様が続
いたこともあり、随時記帳を行っていたので、概算の数字は、ほぼ出来上がりました。概
算は出たものの、提出用に伝票の作成からP/L、B/Sの作成まで、まだ時間と労力が
かかりそうです。よく考えたら、一番寒い時期に突入しており、これから1ヶ月弱は引き
篭もりに近い状態になりますので、その間に税金の申告書類を完成させる予定です。

1月9日(月) 最低気温−11.6℃
本日、今季2度目の屋根の雪おろしを行いました。今週中頃にまた寒波が来るとのことだ
し、3連休最後の日は、大体においてお客さんが来ないということもあり、予防的に雪お
ろしを決行。積雪は平らなところで50cmほどと、そんなに雪もありませんでしたので、3
時間ほどで屋根の上の作業は完了。おろしたばかりの時には、落ちたところに今回もチョ
モランマが完成。
体力的に少し余裕があったので、夕方からはこの雪山の取り壊し作業に
着手しました。均してはとかしての繰り返しになります。消雪パイプのポンプの電気代も
バカにならないし、奥の駐車場に車が入れないので、出来るだけ早くなくさなければなり
ません。このため、だるい体を引きずって、夜11時までに3回、取り崩し作業を行いまし
た。この時期、随時雪かきヘルパーさんは募集中です。


1月8日(日) 最低気温−10.4℃
今年も多くの方から年賀状を頂きました。中でも東北を始めとするYHからの年賀状は今
年は震災後の初めての正月ということもあり、場所によっては、無事なことが確認でき安
堵していたり、苦労が年賀状ににじみ出ていたりととても個性的な年賀状が多く見られま
した。このため、例年はやらないのですが、食堂の掲示板にYHからの年賀状を貼り出し
てみました。個人情報的な問題は一応問題なさそうです。なかでも一番感慨深かかったの
が福島みさとYHから頂いた年賀状で、書き出しが「除染元年」となっていました。また
会津野YHから頂いた年賀状には「絆」の文字。年賀状ではありませんが今年は良い年に
なって欲しいと祈るばかりです。1月いっぱい掲示しておきますので、ご興味ある方はお
越しください。

1月7日(土)
今日から今年最初の3連休。でも、天候は最悪だし、例年この3連休は正月にお金を使い
果たしていることもあるのでしょうか、お客さんはほとんど来ません。先ほど、大学生の
お客様を最寄り駅まで送って行き、年末年始のお客さんは一段落。クリスマス前後に数日
の休みがありましたが、その前は9月から連続営業。今度、長期滞在のお客さんが戻って
くるのは2月中旬。それまで、1ヶ月ちょっとようやくノンビリ出来るのかなと考えてい
ます。雪がなければ、外回りの仕事や、秋田県北の探検など、やりたいことがたくさんあ
りますが、この時期は遠出も厳しく、雪との戦いに今年もなりそうです。今日は午前中で
も気温がそんなに低くないので、でかいボタ雪が降り続き、朝2時間ほどで10cmを越える
降雪になっています。そういえば、この成人式の休みにはよく大雪になるのでした。

1月6日(金)
夏の時期に多く来られる車やバイクのお客様も、冬の時期は雪の関係でお休みになり、こ
の時期、鉄道で来られるお客様が人数は少ないものの比率的に増えます。冬の鉄道を楽し
みに来られる方や、北海道に渡る中継地として利用される方が多いのですが、中には冬の
鉄道を写真で撮ろうとする、いわゆる「撮り鉄」の方も何名かお越しになりました。お話
しをしていたら、鉄道写真を撮るポイントがある程度決まっており、そうした場所は「お
立ち台」と呼ばれるそうで、有名な場所であれば、どんな時期に行っても誰かしらが居る
というところもあるそうです。アドバイスを受けたのが、新しいお立ち台を発見(開拓)
すれば、それはそれで人が来るようになるとのこと。ローカル線の撮り鉄は時間がかかっ
て大変ですが、今年はそんなことも頭に入れて行動してみようかと思っています。

1月5日(木)
強いい風の日には、何かがおこります。雪のない時には、植木の雪囲いが飛んだり、屋根
が剥がれそうになったり、また北側の窓の雪囲いが飛んでいって、雪原を拾いに行くこと
もあります。雪がある時期に風が強いと、窓が雪で塞がって開きません。昨晩からの強い
風で、朝気が付くと、1階の奥の部屋で壁を叩く音。雪中行軍で、雪のない時期にですら
年に何度も見に行かない建物西側の納屋との狭い間まで辿り着くと、予想はしていたので
すが、雨どいが3m以上、屋根から垂れ下がっていました。行く前には、ハシゴとペンチ
などの道具を持って2回戦行く必要があるかと考えていましたが、行ってみると、トタン
の雨どいは錆で穴だらけ。何度か強引に引っ張ったら、垂れ下がったところがブチッと千
切れました。引っ張って、屋根ごと落ちてこなくてホッとしましたが。雨どいの上、屋根
の軒には、1m以上の氷の塊が乗っかっており、凄い状態になっていました。とはいえ、
強引にも取り外しが出来たので、今晩、音がうるさくて使用できないと思っていた1階の
客室も、これで使用OKになりました。

1月4日(水)
そろそろ朝食にておせち料理をだすのも、厳しい日にちになってきました。今朝のお客様
で今年のおせち料理も終了となりました。当YHでは、正月3が日の朝食には心ばかりの
おせち料理と雑煮を提供しています。雑煮といえば、その地域で餅の形が違ったり出汁や
スープ、具に特徴があり、それだけで一晩話が盛り上がるテーマですが、ここ秋田では、
どうも雑煮という習慣がほとんどないようです。近所の方に聞いても、正月は雑煮という
よりも納豆汁が多く、餅はあんこを使ったでゼンザイで食べるほうが多いようで、冬の時
期にはスーパーに山のようなあんこ売り場が出来上がっています。当YHでは、関東風の
鳥ベースの雑煮を提供しております。

1月3日(火)
本日は既に正月三が日の最終日ということもあり、お客様の数は少なく、夕食後、今年最
初の温泉ツアーとなりました。行き先は姫神温泉西遊喜。当YHから車で雪道でも20分程
度、大曲ICの近くの温泉です。ここの温泉は、当YHでも勝手に割引券を発行している
温泉ですが、正月3が日限定で回数券をさらに割安で販売してくれるので、本日行った際
にまとめて仕入れてきました。今年も出来る限り温泉ツアーを実施したいとは考えていま
す。でも、なかなか条件が折り合わないので、その際にはご容赦ください。当YHの場所
が田沢湖、乳頭温泉や湯沢、秋の宮温泉など温泉地に囲まれており、来る前にたっぷり温
泉に入ってくる方が多いことや、全員が夕食時に揃わないとツアーが実施出来なかったり
します。どうしてもという方は、オフシーズンにお越しください。他にお客様がいなけれ
ば、比較的容易にツアー実施が可能となります。

1月2日(月)
大晦日夜の「花火&初詣ツアー」の後半戦は、当YHの集落にあり、氏子総代を今年も務
めている神社に初詣。ただ田舎の小さな神社の初詣ですので、都会の大きな神社の初詣と
は大違いです。雪で埋もれた参道を踏み分けながら神社に辿り着くと、賽銭箱などは外に
おいてありません。扉を開いて中に入り、拝殿でお参り。そこには他の総代の方がいて、
ご挨拶してお神酒を頂きます。賽銭はお金ではなく、お餅。お餅がない人は米をもって行
くのがここの神社の初詣です。お客様にも出発前に1合ずつのお米を渡してあり、それが
お賽銭の代わりになります。賽銭箱には、多くのお餅が入っており、帰る際にその写真を
撮ってくればよかったとの声がお客様から多く聞かれました。実は遠慮なく写真を撮るこ
とが出来たのですが、来年の正月に来て、写真を撮ってください。都会とは一風違った初
詣が経験できると思います。初詣が終わりYHに戻ったのが1時過ぎでした。

1月1日(日) 最低気温−10.5℃
新年あけましておめでとうございます。昨年はいろいろとありましたが、今年は良い年で
あって欲しいと祈るばかりです。昨晩は、大曲YH恒例の「花火&初詣ツアー」を行いま
した。花火の街大曲では大晦日、年の変わる夜12時に街のそこここで花火があがります。
今年もお客様を連れて、夏の花火会場の雄物川の土手に見に行きました。今回は、天気は
悪くなかったものの、昼間の暖かさ、夜の気温低下で、濃いモヤが立ち込めてしまい、時
報とともに上がった花火は、残念ながら音だけに終わってしまいました。こんな時期、こ
んな天候の中でも確実に花火があがっていることだけは、確認できた形になりましたが、
音だけの花火はせっかく来て頂いたお客様には大変申し訳ないのですが、こればっかりは
気象状況という、どうにもならない条件が大きく影響するため、当方としてはなんともな
らず、「運次第」ということになってしまいます。今回見えなかったお客様、是非次回の
雪辱戦、お待ちしています。