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【新米ペアレントの営業日誌】

2013年

10月31日(木)

本日から秋田最大のイベント、秋田県種苗交換会が始まりました。今年は仙北市が会場に
なっており、この交換会には県内の農業関係者を中心として例年150万人ほどが会場を訪
れます。かつては実際に種苗の交換が中心だったようですが、現在は優良生産品の表彰や
展示から即売会、新しい農業技術の紹介・シンポジウム、農業機械の商談会など農業関
係の祭典になっており、一般の方も屋台で名物・郷土料理などを味わうことが出来ます。
県外の方にはほとんど知名度がありませんが、明治から始まり今年で136回を迎えるイベ
ントですので、会場となる田沢湖周辺と関連イベントが行われる水沢温泉周辺は、混雑が
予想されますので、お越しの方はお気をつけください。

10月30日(水)

そろそろ時間的に待ったなしになってきたので、重い腰を上げて冬支度に着手しました。
とはいえ、今日はまず駐輪場の裏の雑草処理。ここは昨年、雪で窓ガラスが割れてしまっ
た場所で、今年は壊れた雪囲いを作り直す必要があります。そのためには、伸び放題にし
てしまった雑草が邪魔にになりますので、作業できるように綺麗にすることから着手。2
時間ほどの作業で、一輪車3杯分の枝を捨てて終了となりました。余った時間でトマトと
キュウリの畑の支柱の撤去の準備。ここにはまだ防鳥ネットにからまったトマトやキュウ
リなどの枯れ枝もあり、ネットを除去するのに1時間近くも要しました。少しずつですが
冬を迎える準備を進めます。

10月29日(火)

地元新聞では連日、政府の減反政策の見直しが取上げられています。米作は秋田でも最大
級の産業で、多くの県民がかかわっており、関心の高い話題です。新聞によると5年後を
目処に減反制度を廃止するとの方向だとか。70年代に米余り対策とそれに米価安定による
農家保護のために始まった制度で、農家の保護に大きな役割を果たしてきたと言えるもの
です。一方で、農家の「やる気」を殺いできた制度とか、休耕田(耕作放棄地)が増えた
原因の一つとも云われてきました。私は農業が本業ではありませんので、正確なことはわ
かりませんが、従来の日本的制度が時代にそぐわなくなってきた過渡期を多くのことで迎
えています。終身雇用や年功序列といった、かつてもてはやされた「日本的経営」も厳し
くなってきたり、家電生産と言った日本のお家芸と言える産業も苦戦。農業もこうした大
きな変革期を迎えることになりそうですし、そうしたことが必要な時代になってきたよう
です。

10月28日(月)

当YHの畑では、シシトウとなすといった夏野菜の収穫も終わりに近づきました。太く成
長した幹に残る分を収穫しても、シシトウは小さなバケツ1/3ほどしか採れず、ナスは今
日、必要な分2つが辛うじて。食用菊の収穫は、明日以降にして、今日は柿を初収穫して
みました。まだ少し早そうですが、カラスも食べ始めていたので、試食分だけ収穫。やは
りまだ若干硬さが残りましたが、甘くて十分食べられました。先週はこの時期には珍しく
お客様が続き、外作業がおろそかになってしまいましたが、そろそろ10月も終りに近づい
てしまい、待ったなしの時期になってきました。

10月27日(日)

今日は10月最後の週末。今週末も秋祭りが多く秋田では開催されています。大仙市の市役
所駐車場で秋の収穫祭も開催されていますが、今日の目玉は横手市増田の内蔵一斉公開、
「蔵の日」です。増田には、蔵の外側に屋根と壁をつけ、建物の中にある状態になってい
る内蔵(室内蔵)が30軒弱あります。一部生活空間にあることもあり、原則非公開ですが
ここ数年は随時数軒の蔵を見ることが出来るようになりました。中でも年に一日だけ非公
開の蔵を一斉開放する日が設けられており、普段見られない立派な内蔵を見ることができ
ます。またこの増田地域は今回、秋田県では角館に次いで2ヶ所目の国も重要伝統的建造
物群保存地区に指定される予定です。例年10月第一週の日曜日でしたが、今回は秋田観光
キャンペーンの都合なのか、最終日曜日になりました。来年も10月に開催されるかと思い
ますので、是非紅葉見学と共にお越しください。

10月25日(金)

秋田県の紅葉もそろそろ終盤で、紅葉ラインは郷に降りてきました。県南では角館、抱き
返り渓谷や湯沢の小安峡でもこの週末が見頃になりそうです。でも、残念ながら今回も今
日、明日台風の本州接近で天気は荒れ模様。今年は週末に天気が荒れることが多々あり、
当YHでも大きな影響があったようです。これからの時期はもう閑散期になりますので、
これからの天気はお客様のためというより、どのタイミングで冬支度して、どの程度の雪
を今年は覚悟するかというもの。昨日発表された3ヶ月予報では、気温は1月までの3ヶ
月間平年並みから低めで推移と見込まれ、降雪量も平年よりも多めとの予報。当たらない
で欲しいものですが、プロの予想ですので、覚悟して準備する必要がありそうです。既に
先日から山岳部の一部では凍結のため夜間の通行止めが始まりました。

10月24日(木)

朝や夕方、外で作業をしていると、当YHの上空を白鳥が飛んでいくのを見ることが出来
ます。先日、中仙に出かけたときには、田んぼに落穂をあさっている大量の白鳥を見るこ
とが出来、冬も一歩一歩近づいてきていることを痛感します。度々白鳥の写真を撮る機会
がありますが、田んぼでえさを食べている姿がほとんどで、飛んでいる姿はなかなか撮る
事ができません。白鳥が綺麗に見えるのは、やはり飛んでいる姿。でも、空を飛んでいる
際には、写真にするとゴマ粒程度にしか写らず、やはり飛び立つ際や降りる時の写真が欲
しいと数年前から考えています。今年は機会を作って、撮りに行ってみたいと思っていま
すが、三脚と寒さ対策を十分にしていく必要がありそうです。気まぐれな白鳥ですし、背
景には青空がベストなのですが、これからの時期、鉛色の空が大半ですので、一度で絵に
なる写真が撮れるとは考えずに、何度もトライする必要がありそうです。

10月23日(水)

台風接近の前に、黄色の食用菊の1回目の本格収穫を行いました。紫の食用菊と比べて、
黄色の菊のは花も大きく、30分ほどの収穫作業でバケツ3杯ほど採れてしまいました。例
年そうなのですが、収穫作業は簡単ですが、それを食べられるまでに処理するのに時間が
かかります。本日は手伝いの方がいたので、これだけの量を解体するのに1時間、更に茹
でるのに1時間かかりました。この後、小分けにして冷凍保存するのですが、本日は時間
切れとなり、明日その作業を行うことになります。先日まで収穫した紫菊とあわせて食事
に提供できますので、今回の分でおよそ80食分。例年今回の量の収穫を3〜4回行えば、
年明け5月の連休辺りまでのお客様に行き渡る量になると思いますので、まだまだこの作
業が続きます。

10月22日(火)

今年も近所の方から、季節の差し入れをたっぷり頂きました。当YHの南側、斜め向かい
の雑木林の中に数本の栗の木があり、今年も採りに行ったら大量だったため、お裾分けに
与りました。とりあえずは茹でて頂きましたが、生のまま皮を剥いて、炊き込みご飯にも
します。残りは冷凍で少し保存ですが、冷凍庫もだいぶ場所が少なくなってきたので、ほ
とんどは私のお腹の中に入りそうです。それにしても生栗は皮を剥くのに手間がかかりま
す。1時間の作業で10個程度、一つ剥くのに4分強かかった計算です。こうしてみると、
栗系の食品やケーキなどの値段が高いのも頷けます。

10月21日(月)

昨日の中船のジャンボうさぎフェスティバルでは、秋の収穫祭の意味合いも兼ねています
ので、売店には地域の美味しいものが揃います。もちろんうさぎ肉も販売されていますが
他には角館産のいのしし肉、そしてこの時期の定番、川かになども見られました。いのし
しは寒さで越冬が出来ないため山形県辺りが生息地域の北限といわれ、秋田県の山中には
「いのしし」でなく「かもしか」がいるようですが、このしし肉は角館の方が食用に育て
るようになったものとのこと。川かには雄物川など内陸の河川で秋に採れるもので、ミソ
だけを甲羅に集めて焼いて食べたり、生きたまままるごとの蟹をすりこぎに入れて潰し、
それに味噌汁を入れて食べるのがこの辺の食べ方だとか。かなり残酷な食べ方ですが、味
は抜群との話です。

10月20日(日)

本日は、秋田県大仙市中仙地区で行われたジャンボうさぎフェスティバル。明治に日本に
導入された食用うさぎですが、現在残っているのは、日本でここ中仙地区だけとのこと。
大きさを競う品評会では、今年は10キロ弱のうさぎがゲージ(籠)の中で寝そべっていま
した。その脇ではペットとしてうさぎを飼いませんかコーナーがあり、うさぎと触れ合う
ことが出来ます。そして、最後は毎年お馴染みのうさぎ(日の丸)鍋の試食コーナー。鍋
は、みそ味であっさり、美味しく今年も頂いてきました。かつては道の駅なかせんの食堂
で冬季限定で手軽に食べることが出来たのですが、その食堂もテナントが変わってしまい
うさぎ鍋を旅行のお客様が食べるためには、この町の食堂で予約でしか食べられなくなっ
てしまいました。

10月19日(土)

本日10日ほど滞在して、お手伝い頂いたヘルパーさんが出発となりました。初めての「シ
ニアヘルパー」さんでしたので、こちらも戸惑いもありましたが、参考になることも多く
ありましたし、普段出来ないような場所の掃除など大助かりしました。実はこの方が到着
した当初、帰ったらヘルパー募集に年齢制限をつけようかと考えていたのですが、結果と
して今後も年齢制限は付けず、従来通りで行こうと決めました。ただ、中には時間のある
方がいらっしゃいますので、期間は当面2週間までということでお願いしようと思ってい
ます。その後の延長戦は、お客様の状況などを勘案して、ご相談ということにしたいと思
っています。一応三食昼寝つきと謳っていますので、働きの悪い方は期間内でも、ごめん
なさいということがあり得ますので、ご了承ください。

10月18日(金)

先日までに紫色の食用菊の収穫は3回ほど行いましたが、今日はようやく本命の黄色の食
用菊の1回目の収穫となりました。今朝の最低気温は3℃まで下がり、菊の花には朝露が
おりて濡れていましたが、ぼちぼち摘み取るに適した大きさまで花が広がったようなので
お客様が出発の準備をしている間を見計らって収穫。今日はまだ少ないので僅かな時間で
済みましたし、バケツ半分ほどの量にしかなりませんでした。でも紫色の食用菊に比べて
花も大きくずっしりとした重量感があります。これから開花も本格的になり、11月上旬頃
までは収穫が続くかと思います。来られた方には、無料で摘み放題にしていますので、ご
希望の方は是非、お越しください。

10月17日(木)

今日は雨の合間に先日の窓拭きの続きとなりました。先日は2階の客室が中心でしたが、
今回は今までなかなか出来なかった1階の建物北側。こちらの窓はもう少しすると雪囲い
をしてしまうので、今が最後のチャンスでした。奥の客室から道路側の風呂場脇まで、二
重サッシということもあり、40枚近くの窓を外してヘルパーさんと、室内の掃除を終えた
パートさんに手伝って頂き、午前中のうちに終わらせることが出来ました。これで今年は
11月上旬に雪囲いをしても、大丈夫そうです。作業終了後、頭に付いたくもの巣などの汚
れを落としに近くの温泉施設、西遊喜に出向きました。日中ということもあり、温泉はガ
ラガラ。ヘルパーさんにも満足して頂けたようです。窓ガラスの掃除はあと残すは1階の
南側の大きな窓だけとなりました。

10月16日(水)

本日は所用で角館まで出掛けました。その後少し時間が余ったので、更に足を延ばして乳
頭温泉の鶴の湯に日帰り入浴となりました。今時分の秋の季節に来たことはなかったので
視察を兼ねたものです。今年は紅葉が1週間ほど遅れているようで、まだ乳頭周辺は緑色
がほとんどでしたが、鶴の湯の手前の湿原は低木が色づき始めていました。鶴の湯は平日
にもかかわらず多くのお客様が着ており、車も他府県ナンバーが目立ちました。でも入浴
時には露天風呂には数人と、比較的空いていました。源泉が40℃を下回るため、少しぬる
く感じましたが、コッテリの硫黄の臭いに温泉気分満喫となりました。風呂に外人さんが
いたので聞いたら、スウェーデンから来たとのこと。さすが秋田でも指折りの「観光地」
です。入浴料500円、日帰り入浴は9時〜15時。

10月15日(火)

今日は連休明けで、ヘルパーさんとパートさんと人手が揃ったので、普段出来ない窓ガラ
スの掃除を行いました。雪国では雨戸がなく、窓ガラスが常に出ていますし、周りのの草
むらから綿毛の種子が飛ぶ際に窓ガラスに張り付いたりするため、汚れがちなのですが、
とにかく窓ガラスの枚数が多く、なかなか普段は手が回りません。今日は2階の客室と通
路の窓、16枚ほどを取り外して綺麗にすることができました。下旬に雪囲いをする前に1
階の窓ガラスを綺麗にしたいと思っていますが、あとは天気と相談です。雨の日はもちろ
ん、風の強い日には作業が厳しくなります。さて、綺麗になった窓ガラスですが、明日に
は台風接近ということで、激しい風雨にされされることになりそうですので、ちょっとタ
イミングをミスしたかな?とも考えています。でも、出来る時にやらないととか、それで
もやらないよりは、ましかな?なんて考えています。

10月14日(月)

今朝、連休のお客様を朝、お見送りする際、晴れ間から見えた鳥海山の山頂から8合目あ
たりまで白く雪化粧しているのを発見しました。今季、初冠雪です。昨年の初冠雪は13日
だったとのことですので、ほぼ同時期。また先日は、畑作業の最中に、聞き覚えのある音
(声?)が聞こえたので空を見上げたら、冬の使者、白鳥が早くも編隊飛行をしているが
見受けられました。既に10月も中旬、この3連休が終われば、お客様もガクンと減り、宿
屋の仕事もやることがなくなりますので、例年、冬支度開始のタイミングです。冬支度と
同時進行になるのが、畑の最後の収穫とこちらも冬になると半年近く、雪に閉ざされるこ
とになる畑ですので、それに向けての準備です。まだシシトウ、ナス、トマトが実ってお
り、もうちょっと収穫が続きそうですし、そろそろ食用菊の黄色の収穫が始まります。今
日は紫菊の3回目の収穫を行いました。菊の収穫が来月前半まで続けば、最後にネギの収
穫となり、今年の畑作業も終了となる予定です。

10月13日(日)

今日は3連休の中日でパラパラと予約も頂いており、激しく外作業するわけにもいきませ
んが、せっかくヘルパーさんが居ると言う事で、この時期恒例(?)の掃除機の掃除を行
いました。時間に余裕が更にあったので、換気扇や一部の照明の掃除など、普段は手が行
き届かない場所の掃除も手伝ってもらいました。特に玄関の照明は、この際だからと今ま
での白熱球から蛍光管に交換。本来ならLEDということなのでしょうが、計算するとま
だLEDの価格が高いため採算にあわず、今回は蛍光管となりました。それでも白熱電球
より電器消費量は1/5ということですので、少しは省エネになるかと思いますし、これで
ほとんどの。電球は蛍光管になりました。ここももっと早く交換しておけばよかったので
しょうが、交換に脚立が必要なため、こういう機会がないとなかなか交換できません。

10月12日(土)

本日、秋田の大型観光キャンペーン最初の3連休で多くの場所でイベントが開催されてい
ます。当YHでも今日は、午前中、近くの田んぼに奥羽本線で走ったSLを掃除を中断し
て見に行きました。午後は食事前に近くの花火工場から花火の試し打ち、そのあと急遽お
客様と話がまとまって、近くで開催された花火大会(飯田五社競演花火大会)を見学に行
くことになり、慌てて食事を済ませて頂きました。今日の花火大会は地元のNPO法人が
行っている「花火鑑賞士」認定試験の実技試験を兼ねたもの。見物客はほとんどいないた
め打ち上げ場所近くまで行けたので、大迫力のいい花火を見ることが出来、お客様にも満
足頂けたようです。花火見物後に戻った時には、冷え切った体を暖めるため、食堂のスト
ーブ点火となりました。

10月11日(金)

天気予報では、午後以降、日曜日頃まで天気が悪くなるとのことでしたので、午前中の雨
の降る前にヘルパーさんに手伝ってもらって、本日も外作業。今日はネギ畝の間の草むし
りとネギ畝の土寄せ。手が4本あるということは、作業の進行も早く、2時間ほどで草む
しりと土お越し、その土をネギ畝に入れる作業が終り、今年のネギの土寄せも終了となり
ました。あとは初雪が降ったら、ネギを一斉に収穫するだけとなりました。今まで収穫を
サボっていたシシトウやナスも、ヘルパーさんが喜んで収穫して頂き、昨日、今日とたっ
ぷり野菜の夕食メニューとなりました。

10月10日(木)

今日は、昨日到着したヘルパーさんの実質稼動初日。天気も悪くなく、早速外回りの仕事
を手伝って頂くことにしました。今月後半からの冬支度の前に、家の周りの植木の枝打ち
を行うことにしました。今年は枝打ちもだいぶサボってしまったので、春から伸びた枝で
木がボウボウになっており、このままだと積雪期に枝に雪が積り、木が折れてしまう恐れ
があるため、毎年ほとんど坊主にしてしまいます。枝をはさみで切り落とし、それを集め
て捨てに行く作業の繰り返し。落とした枝は葉がまだついていることもあり、当YHの奥
にあるゴミ捨て場は山盛りになってしまいました。いつもなら時間の掛かる作業ですが、
手伝って頂いたことで、非常に作業がはかどりました。途中、11時前には遠くの奥羽線の
線路に試運転のSLが庭からも見えました。作業終了後、六郷温泉あったか山で汗を流し
て本日の作業は終了となりました。

10月9日(水)

今日から当YHに新しいヘルパーさんが到着しました。今まで何名かの方が体験ヘルパー
として当YHに滞在されたことがありましたが、その殆どが20代以下の若い方。今回の方
は、なんと私よりも年上の方で、正直ちょっと戸惑っていました。きっかけは、この春、
鉄ちゃんヘルパーがいた時に、たまたまお客様として来られた方で、その際にそういうこ
とが出来るということを知って興味を持たれたとのこと。今までは若い方で、当YHでど
ういうことを経験させてあげようかと考えていましたが、今回はそれに加えて、私がその
方からどういうことを教えて頂こうかと、図々しくも考えています。またある意味プロの
主婦の方ですので、若い方にはお願いできなかった面倒なことも、今回は少しお願いして
しまおうか?などとも考えており、楽しみになって来ました。朝方2度目の食用菊(紫)
を行いました。


10月8日(火)

今日は買出しのついでに近くの温泉に行ってきました。ぼちぼち年末も見え始め、秋田日
帰り温泉の本、通称温泉本も今年版の有効期限が迫りつつあるため、せっかく使える無料
券を本格的に使い切る時期が近づいてきていることもあります。今日の温泉はその温泉本
で無料券が付いている大仙市の中里温泉。雨で稲刈りも終りに近づいた時期ですので、普
段でも地元の方に人気のこの温泉には、パラパラと入浴客の姿。加水、循環、消毒ありで
すので、銭湯代わりですが、久しぶりの大きな風呂は足を伸ばして入浴でき、ゆったりし
た気分になりました。お湯はナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉で薄黄色、無味
無臭のさっぱりしたお湯でpH7.8、源泉52.3℃。受付の近くの直売コーナーには季節の
ミズのコブっ子やアケビが売っていました。

10月7日(月)

先日訪ねた、湯沢の「全国うどんEXPO」の会場は湯沢の中心街。数年前から、地元の
高校生がボランティア(?)でいろいろな形で参加しています。多くが参加ブースの手伝
いで、手製の宣伝看板を持って会場で呼び込みなどを行っており、街には多くの高校生が
見られました。中には、ブース内で受付をやっている方もあり、販売の店舗にも高校生の
姿。高校生だし、今日は初日だから慣れていないのはしかなたいことです。でも、こうい
う経験も面白い取り組みです。いろんな人から声を掛けられていました。このうどんEX
POは、湯沢で開催される最大の秋祭りになってきましたので、他にも多くの屋台や朝市
のような地元の人の直売なども見られたり、またご時勢なのでしょうか、こんな人たちも
大集合でした。

10月6日(日)

昨日の湯沢からの帰りに、最寄の飯詰駅近くの踏切を通過した際に、警備員が立っていま
した。何かと思ってYHに戻ると、汽笛の音。ネットで調べてみたら、次の週末に秋田か
ら横手で走るSL秋田こまち号の非公開試運転が昨日から始まっていたようです。という
ことで今日は、時間に合わせて飯詰駅に出向きました。前回この路線をSLが通ったのは
当YHを始めた年の2005年。その際には飯詰駅は停車駅になっていましたが、今回は通過
駅。そのためあっという間に通過してしまいましたが、なんとか写真になりました。線路
際にはJAの米倉庫があり、時期的に搬入で一番忙しい時期ですが、この時ばかりは、皆
さん作業をやめて、線路際に集合していました。本番は来週末の運行ですが、今週まだ試
運転が続きそうですし、10日(木)には公開の試運転日になっていますので、シャッター
チャンスはありそうです。

10月5日(土)

今日は10月最初の週末。秋田の観光キャンペーンが始まったこともあり、イベントが多く
開催されています。本日はその中から、湯沢で開催されている「全国うどんEXPO」に
出向いてみました。10時過ぎに湯沢に到着したので、まだ駐車場も余裕。それでも会場に
は結構な人が出ていました。うどん券3杯分1,200円を購入。最初に目指したのは、一番
南の会場にある長崎五島うどん。秋田から一番遠く、日本三大うどんに数えられており、
未体験のうどん。さすがに行列が出来ており、待ち時間15分ほどでうどんゲット!乾麺の
中太麺。美味しかったけど、乾麺なら買って食べられるかな?そのため、次は生麺タイプ
の名古屋きしめんを目指しました。ここも知名度から行列が出来ており、待ち時間15分。
少し汁が煮詰まって濃くなっていたようです。温かい麺を2杯立て続けに食べたので、お
腹も膨れてきて、でも食券は3杯分。最後は冷たい麺にしようということで、讃岐うどん
の列に並びました。讃岐は人気なので2店舗出ており、待ち時間は5分ほど。冷たいぶっ
かけ、スダチ味を頂きました。やっぱりうどんの王様讃岐。麺のこしもあり、スダチとマ
ッチしてさっぱりで、満腹でもぺろりと食べられました。滞在時間1時間半。ほぼ満喫で
きました。でも、気になったのは、加須うどん。デモンストレーションでしょうが、その
場で手打ちしていたし、付け麺タイプの麺とスープが別々な器。もう一つ胃袋があれば、
などと考えてしまいました。

10月4日(金)

山菜と言えば、4〜6月が中心で、今の秋にはきのこが秋田では旬になります。そんな中
でこの時期限定で旬を迎えるのが、東北で人気の山菜「ミズ」の実です。地元ではミズの
コブっことも呼ばれるものです。ミズは「うわばみ草」の俗称で、やはり春から初夏に多
く出回る山菜ですが、そのミズが秋になると茎に実をつけます。スーパーなどにはあまり
出ませんが、直売所などに行くと、時々これが販売されています。ミズは若干の粘り気と
シャキシャする歯ごたえが魅力ですが、この実も食べていると僅かな粘り気を感じ、また
茎とは違うシャキシャキ感が楽しめる食材です。浅漬けなどにして提供していますが、私
もこれを知ったのは秋田に来てからで、都会から来る方には珍しいようです。常時提供し
たいのですが、調達に限りがありますので、来て出た時にはラッキーと思ってください。

10月3日(木)

周囲の田んぼの収穫もほぼ目処がついてきて、稲刈りが終わった田んぼが目立つようにな
ってきましたが、昨日、当YHにも新米が届きました。今年から新たに近くの農家の方に
新米を譲って頂くことになり、今までより更に当YHに近い田んぼで採れた新米が調達で
きるようになりました。新米はそのまま、今年の6月に用意した米倉庫に収まりました。
実は、先月末までのビジネスの方に食べてもらうため、少しだけ他のルートで新米を調達
して、夕食時に提供を始めていました。例年そうなのですが、やはり新米は美味しく、い
つもは小食だったビジネスのお客様たちも、いつも以上にお米を食べることが多くなって
いました。今年のあきたこまちは、昨年よりも少し安くなってしまったようで、米作農家
には厳しい状況ですが、当YHのような消費者にとっては、ありがたいことです。作って
頂いた農家の方に感謝して、毎日美味しく頂きます。

10月2日(水)

そろそろ食用菊の収穫時期が近づいてきました。この時期、天気が荒れると、柵で支えて
いるとはいえ、伸びきった食用菊が倒れることがあり、収穫も面倒になります。このため
最後の柵を上げる作業を本日、行いました。黄色の食用菊は、収穫までまだ2週間ほどか
かりそうです。一方、紫の食用菊は、柵を上げたものの、すでに花が開いており、慌てて
降り始めた雨の中で今年の初収穫となりました。今日の収穫はバケツ2/3ほど。夕食後、
花びらをむしりとる解体作業と茹でるところまでは、終わらせました。花が咲き始めると
待ったなしになりますので、数日の間隔で収穫と加工、保存作業を繰り返すことになりま
す。花を収穫している時には、菊の花の香りがプンプンと臭いたちますが、これは収穫の
苦労をした人だけが味わえる贅沢です。

10月1日(火)

今日から10月。秋田県では1年前から準備をしてきた観光イベント、秋田ディスティネー
ション・キャンペーンが始まりました。これにあわせて多くのイベントが秋田県で開催さ
れる他、全国のJRの駅にポスターが掲示されていたり、JR山手線でラッピング車両を
走らせたりと、あの手この手を使って秋田に来て頂くことを進めてきています。これから
週末ごとに大きなイベントも用意されており、今週末には湯沢で「全国うどんEXPO」
が、次の3連休には秋田⇔横手間でSL秋田こまち号の運行、その次の週末には中仙でジ
ャンボうさぎフェスティバル、更に翌週には増田の屋内蔵一斉開放の「蔵の日」が開催さ
れる予定です。どの時期に来て頂いても他ではあまり経験できないようなことが見られた
り、出来たりすると思います。ただ、その後の11月、12月には。時期的に雪の季節に入り
始めてしまいますので、少しイベントも手薄になりそうなのがとても残念です。ちゃんと
雪が降ってくれれば、雪のイベントも用意できるのでしょうが、なにせ相手は自然。特に
12月の雪は、毎年降る量が大きく違うので、難しいところです。

9月30日(月)

本日、2週間滞在頂いたビジネスの長期滞在のお客様がご出発となりました。一旦自宅に
戻った後、週明けにはフィリピンに飛ぶとの話。仕事ですので仕方ありませんが、なんと
も気忙しいことです。フィリピンでは、この3月に当YHに1ヵ月半滞在していた現地の
スタッフと再会することもあるようですので、よろしく伝えてもらえるようお願いしまし
た。先週まで同じく滞在していた大学生さんも週末で終了となり、今日からまた少し静か
なYHに戻ります。それでもおかげさまで1名の長期滞在のお客様が残っていますので、
その方が帰国予定の12月上旬までは、当YHの連続営業は続きますので、飛び込みのお客
様の受け入れも、もちろんOKです。明日から10月、秋の美味しい祭りやイベント、紅葉
など、年内最後の観光シーズンとなりますので、是非お越しください。

9月29日(日)

一昨日、昨日と朝の最低気温が7℃台まで下がり、朝食時に食堂が寒く感じてしまいまし
た。寒い場所でどんなに美味しい料理を食べても、美味しくは感じません。例年、ストー
ブの試運転は10月中旬に行うので、まだ余裕だと思っていましたが、ここ数日の寒さで、
本日の日中、急遽試し焚きを行いました。数ヶ月使っていませんし、手入れもほとんどし
ていませんので、万が一を考えて、建物の窓を全て開けて、風通しを良くした中で実施。
今年も無事に動いてくれました。昔ながらの反射型ストーブだと、20年とか使うことが出
来るのでしょうが、食堂のストーブは本来30畳以上の部屋で使う大型ストーブ。ガス屋さ
んから開業時に特別に分けてもらった中古品で、当YHでもう9年程使っていますので、
そろそろガタが来てもおかしくありません。でも新品を買うとなると結構な額になりそう
ですので、なだめながら長く使っていこうと思っています。

9月28日(土)

さすがに遊んでばかりはいられなくなってきたので、今日は午前中の間、今年最後になる
はずの草刈大作戦を開始しました。最初は周りの方に迷惑を掛けないように、当YHの周
りの部分。まずは杉林奥の農道の沿い。すでに周りの方は終わらせており、当YHの担当
部分だけが残っていました。ここを終わらせて、次は駐車場奥の水路の脇。ここもかなり
の茂みになってしまっていたので、終わった時には晴れ晴れした気分になります。少し時
間が残ったので、畑の奥の部分に着手しましたが、ガソリンと時間切れになったので本日
の作業は終了となりました。畑奥の場所は、途中ですので、虎刈り状態になってしまいま
した。時間が予想以上にかかったのは、駐車場脇の水路部分の草を刈った後に、その雑草
を前回の水路の草刈同様、すくい上げて、別の場所に運ぶ作業が含まれたからです。残り
2日ほどで今年の草刈大作戦も終りになりそうですが、いつやるかは、天気と気分次第で
す。

9月27日(金)

今日は、買出しのついでに近場の温泉に入ってきました。横手市に幾つかある日帰り温泉
施設の中で、残った一つ、平鹿地域にあるゆっぷる。りんご畑の中にある公共の施設で、
もちろん加温、循環、消毒ありなので、今まであまり行くことがありませんでした。つい
でということもありましたが、今の時期、稲刈りやりんごの収穫などで農家の方が忙しい
時期ですから、その分、いつも混んでいるここも空いているかと思い、出掛けました。入
浴料400円のところ、温泉本持参で200円引き。予想通り、中は比較的空いていました。お
湯はナトリウム−硫酸塩・塩化物泉で源泉は33.5℃、pH8.0のアルカリ性。無色透明で
消毒臭がする中で、若干ですが芒硝(硫酸ナトリウム)泉の匂いが残っていました。味は
薄い塩味。ここはお湯の良さということより、ここから晴れていると綺麗に見える鳥海山
が楽しめる贅沢な温泉施設だという点が一番の売りになるようです。

9月26日(木)

そろそろ食用菊が咲き始めました。当YHでは黄色と紫色の食用菊を育てていますが、例
年、最初に咲き出すのは紫色の食用菊。畑には少しずつ紫色が目立つようになって来まし
た。今年は5〜6月の少雨の影響で成長が悪く、植えつけた株のうち、半分が成長がすぐに
止まってしまい、小さい状態で花が咲き始めるという珍事。まっとうに成長したのは畝の
半分程度と、昨年よりも収穫量は少なくなってしまいそうですが、それでも少しは採れる
しと、前向きに考えています。来月の中旬頃から黄色の食用菊の収穫が可能になる予定で
す。黄色の花は沢山咲きそうですし、毎年収穫し切れませんので、その時期に来て頂いた
方には、好きなだけ自分で収穫して持ち帰っていただくことが出来ますので、ご希望の方
は、時間に余裕をもってお越しください。その際、処理方法や食べ方などもお話できるか
と思います。

9月25日(水)

本日、横手に買出しに出かけた際、道路上にある気温計の表示を見てびっくり。9月も下
旬ですが、幾つか見た気温計の中で、最高気温は33℃。確かに陽が強く、車の中でもジリ
ジリ焼けるような感じで、湿度が低いためカラッとしていましたが、残暑のような気候に
なりました。先日は最低気温が10℃まで下がり、今年はストーブの出番がいつもより早い
かな?なんて思っていましたので、感覚がおかしくなりそうです。この最高気温はちょっ
と異常ですが、これからの季節、最適なのが露天風呂です。そろそろ虫の出動も少なくな
ってきており、暑さも涼しさもほどほどで晴れた秋晴れの中で入る露天風呂は最高です。
もう少しすると当YHもお客様の季節がほぼ終了になりますので、そのあとの温泉巡りが
楽しみになって来ました。

9月24日(火)

今日は空いた時間に玄関前の水路の草刈りとなりました。ここは夏前にも草刈をさぼった
場所で、雑草の高さは2m近くになっているものもあります。このままだと冬の雪の時期
にも立ち枯れ状態になってしまい、見栄えも悪いし、水の流れの邪魔にもなってしまいま
す。とはいえ、今年は水が抜けず、水路の中には入れないので、外からはさみを伸ばして
刈り取り、その雑草を拾い出して他の場所に捨てるまでが作業になり、裏のように切って
そのままにしておけないので手間が掛かります。さらに、水路の側が昨年の工事でむき出
しになっており、根から抜くと斜面が柔らかくなって崩れる恐れがあるので、側の雑草も
根元から切り倒して、根で土手を補強する形をとってみました。時々泥がはねたりしまし
たが2時間弱の作業で、水路とその沿い5mほど、綺麗になりました。

9月22日(日)

9月2回目の3連休。今年もシーズンもそろそろ終盤戦で、ようやく天気も上向きになっ
てきたようで、バイクのお客様も久々に増え始めています。ただ、昨晩お泊り頂いたお客
様でバイクの方は2名。そのそれぞれが早朝出発となり、珍しく暗い時間にブログ用の写
真撮影となりました。バイクで旅行されている方の中には、テントと寝袋を持参して、キ
ャンプを張る方が多く、キャンプでは日の出と共に行動することがある意味余儀なくされ
るため、早起きの方が多いようです。また年配の方の中にも、自然と朝早く目が覚める方
が時々おられ、今日もそうしたことで、当YHは朝早くからバタバタと出発の準備をされ
る光景がありました。こうした状況が考えられる時には、部屋割りなどで考慮しますので
ゆっくり出発される方も、朝遅くまで静かにお休み頂きました。

9月21日(土)

先週に続いて、本日、またもや高校時代の同級生が来てくれました。今回は珍しく女性の
同窓生。ここ数年山歩きやスポーツなどに時間が使えるようになり、東日本大震災の被災
地にも度々足を運ばれているとのこと。今回は八幡平山頂付近の散策とのこと。散策後、
藤七温泉まで行き、初めての混浴体験をしたと喜ばれていました。この方とも高校時代に
はほとんど縁がなく、今回は30年振りのご対面ですので、話が出来るだろうか心配でした
が、そんな心配は無縁でした。同級生ですので、年齢はバレバレでしたが、聞けば最近、
お孫さんが出来たそうな。同じ高校で学んだ仲間ですが、30年も経つと、それぞれいろい
ろな生活をしているもんだと、考えさせられました。

9月20日(金)

先週末の台風の通過は、ここ秋田では大きな被害はありませんでしたが、その後、今回も
田沢湖地域で一部被害が出てしまったことがわかってきました。8月中旬の大雨では、田
沢湖入口の地域で大きな被害が出てしまいましたが、今回はその先、国道341号線の玉川
温泉に行く間のスノーシェッド(防雪トンネル)の出口で土砂崩れになり、国道341号線
が当分の間通行止めとの措置。この道は、田沢湖から玉川温泉を抜け、八幡平アスピーテ
ラインや鹿角に抜ける観光道路。ましてこれからの時期、紅葉で人出も多く見込まれる場
所で、当YHでも影響が出る懸念が強くなりました。なんとか紅葉のピーク時までには開
通して欲しいものです。来られる方は、くれぐれも気をつけて計画を立てて来て下さい。
迂回路はないに等しい状態で、大幅な到着の遅れになる可能性があります。

9月19日(木)

今日は豆名月ということで、ススキと団子を用意しました。豆名月は9月13日夜の月(後
の月)の別名だそうで、ちょうど豆の収穫がピークを迎える時期の名月だから、そう名が
つけられているようで、今年は今日。スーパーで団子の特設コーナーが出来ていたので、
つい買ってしまいました。年初に来た略歴では、この後、1ヵ月後に栗名月があります。
こちらも栗の収穫がピークを迎える時期で、今年は10月17日。アジアには中秋の名月を愛
でる祭りがこの時期、中国・台湾(中秋節)や韓国(秋夕)、ベトナム(節中秋)として
いろいろな祭りが開かれ、国民の休日になる国が多いようです。多くの土地では月見は中
秋の名月1回だけですが、日本では何度も綺麗な月を見ることが昔から風流として行われ
ていたようです。

9月18日(水)

昨日来られた1年前の短期ヘルパーさん。今日は急遽連泊が決まったため、日中の予定が
なく、午前中はお手伝いを今年もしていただける事になりました。このため、懸案だった
裏の駐車場の大きな草むしりを手伝って頂きました。2時間ほどの作業でしたが、手が4
本になったことで、だいぶ作業が進みました。このお礼として、作業後、角館までのツア
ーとなりました。今回は案内なしで送り届けるだけということで、角館の武家屋敷まで。
ついでに不足していたパンフレットを角館の観光案内所で調達して来ました。夕食時には
今日も食堂で賑やかな時間が流れ、やっぱりYHとしては、お客様が多いほうが賑やかで
いいなと、実感しました。

9月17日(火)

先週からお泊り頂いている近くの大学の学生さん。昨年もこの時期、ご利用頂きましたが
今日は、その際に当YHに来て、数日間ですが、手伝いをしてくれたヘルパーさんがふら
っとまた泊まりに来てくれ、夕食時に1年ぶりの偶然のご対面となり、食堂から大きな驚
きの声が建物中に響き渡りました。お互いに相談してきたわけでなく、本当の偶然で、そ
の後のお話しの盛り上がりは予想を超えたものでした。ヘルパーさんが昨年来たとき、最
初は1泊の予定でしたが、この大学生さんがいて、同世代ということも、連泊から短期の
ヘルパーという形になった理由の一つだったようです。今年のお盆にも、当YHで偶然の
再会というのがありましたが、そんな情景を見ていると、今の仕事をしていて良かったと
思う瞬間です。もちろん今日来た方は、明日も連泊が決まりました。

9月16日(月)

本日から、ビジネスの長期滞在のお客様が1名増員になりました。既に来られている韓国
からのお客様と同じ会社の方で、関東地方から今日到着しました。当初、午後早い時間の
到着の予定ですが、運悪く台風直撃の時間に来ることになってしまい、その被害をまとも
に受けてしまいました。通常なら、秋田新幹線で座ったまま大曲まで到着なのですが、8
月中旬の豪雨で秋田新幹線がその後も雫石⇔田沢湖間では徐行運転をまだしていますので
あっさりその部分が運休になり、盛岡で足止め。仙岩峠を通る国道46号線も通行止めにな
ってしまい、バスによる秋田新幹線の代行輸送の手段がなくなり、どうしたものかと心配
していましたが、夕方、仙台から電話で、一度仙台まで戻って、高速バスで大曲に入ると
のこと。結局、到着したのは夜の9時過ぎになってしまいました。仕事でなかったら、盛
岡での宿泊をお勧めしたのですが、仕事ではそういう訳には行きません。別あった飛び込
みの一般の旅行のお客様には今日の秋田入りを避けたほうがいいとお話しました。

9月14日(土)

秋の観光シーズン、3連休が始まりましたが、テレビでは盛んに台風情報が流れ、7月、
8月に続いて、9月もお客様が来易い連休の時期に大雨と、散々なシーズンになってしま
いました。この時期の台風接近で、当YHも頭が痛いですが、もっと苦痛に感じているの
が稲作農家の方でしょう。本来なら来週の3連休辺りから刈り取りが始まるのですが、そ
の前に雨が降ってしまうと、稲が倒れてしまいますし、田んぼが乾かないとコンバインが
田んぼに入れませんので、作業が出来ません。そうでなくとも、8月の豪雨やその後の強
風など、今年の悪天候で稲が倒れてしまった水田が多いので、今回の台風でとどめになら
ないことを祈っています。米の収穫が悪いと、それだけで田園地帯では景気も悪くなって
しまいます。アベノミクスで日本景気の回復といわれていますが、秋田にはまだまだその
効果は薄いようです。

9月12日(木)

本日はまたもや、高校時代の同級生が立寄ってくれました。仕事の都合で秋田に来られた
ので、残念ながら宿泊先は決まっており、夕食だけということになりました。そんな形で
もわざわざ時間を作って立寄ってくれることに感謝です。以前も一度来て頂いたので、前
回よりも話が弾み、気がつけば帰る時間になっていました。私が生まれ育った埼玉からは
秋田という土地は少し遠く、何かの都合で来る機会があまりない場所ですので、敢えて来
て頂かないとなりませんが、いずれ高校や大学、以前在籍していた会社などの同期の方や
他にも同世代の方が、もう少しして時間が取れるようになったら、遊べる場所と遊び方を
提供できるように今から準備しているつもりですし、そうした「ネタ」を集めておくつも
りです。まだまだ助走期間。あと10年したら、当YHの本番開始だと考えています。

9月11日(水)

8月は天候不順が続き、9月に入りようやく安定してきた感があります。放置していた裏
の駐車場も草ボウボウになってきたので、そろそろ雑草駆除の時期。除草剤を撒こうと思
っても、背が高い草があると立ち枯れになって、冬にはみっともないし、来春にも邪魔に
なります。このため除草剤を撒く前に、瀬の高い雑草だけ手で抜くことにしました。とは
いえ、無駄に広い駐車場ですので、今日は建物手前の部分だけで終了。予報を見ると、明
後日、明々後日と雨が降らないようなので、その辺で除草剤が撒ければと思っています。
今回の除草剤処理で、裏の駐車場の草対策は、今年は終りになりそうですが、もうちょっ
と時間がかかりそうです。

9月10日(火)

先日の日曜日にはオリンピック東京開催が決まりましたが、こちらでは神社の秋祭りが開
催されていました。祭りが終り、打ち上げになると、話題はやはりオリンピックの話。た
だ集まっているのが年配の方ばかりなので、次のオリンピックの話より、前回の東京オリ
ンピックの時の話やら、その当時の稲刈りの話など、一気に時間が遡ってしまいました。
お祭りの際には、神官、巫女さんなど7名ほどお越しになったのですが、今回は初顔の方
も。若い巫女さんで、準備や後片付けなど、先輩からいろいろな指導を受けていました。
見てて思ったのが、こうして伝統が引き継がれていくのだろうということ。若い人が少な
い田園地帯では、祭り自体を維持するのも大変なことになってきており、こういう伝統の
継承現場を見ると嬉しくなってしまいました。

9月9日(月)

先週、突然いつもの長期滞在のお客様の会社から電話があり、月末に予定していた長期の
お客様が早まって、9日(今日)からとの連絡。この連絡を受けて、先日は夜遅くまで外
出できる唯一の日ということで、山形遠征を行いました。その後、また同じ会社から次週
にはもう一人、2週間ほど追加との連絡。更に、昨晩から去年、当YHに平日のみ1ヶ月
ちょっと滞在して頂いた、近くの大学院生さんが今年も来るとの電話がありました。一般
の旅行のお客さんは、今年は超閑散なのですが、今月は長期滞在のお客様たちで何とか形
になりそうになってきました。花火が終わって2週間。パラパラのお客様でかなりノンビ
リムードでやってきましたが、今日は朝から、部屋の支度などでバタバタ始まりました。
明日からは、また朝6時起床の生活に戻ります。

9月8日(日)

今朝、テレビを見ると2020年のオリンピック東京開催が決定したニュースで一色。このた
め6時半頃珍しく新聞屋さんの車の音。いつもは4時頃来るので、今日は雨で遅れたか?
昨晩飲みすぎたか?なんて思っていたら、号外の配達でした。今までここに住んで9年、
号外が配達されたことは初めてで、東京から遠く離れた秋田でも、そんな珍事になってい
ます。スポーツはやらないし、遠いから縁も薄いかと以前は考えていましたが、実際に東
京にオリンピックが決まれば、それでもちょっとは嬉しいし、何より7年後には全世界か
ら日本に人が押し寄せてくることになったわけです。東北の被災地の復興も7年後にはあ
る程度の目処がついている頃でしょうし、ついていてくれないと住んでいる人には堪らな
し、福島も首相がいろいろ約束したことだから、今よりは少しはマシになるのでしょう。
そうなれば、東北にも7年後には外国人観光客も戻ってきてくれるのかな?その時までに
もっと秋田にも来てもらえるようにしておこうかと、オリンピックというチャンスをどう
生かすか、今から動き出さないといけないようです。

9月7日(土)

先日の山形温泉ツアー。海老鶴温泉から国道13号線に迷いながらも戻り、帰路に着きまし
たが、もう一ヶ所寄れるかなと3ヶ所目の温泉を目指しました。新庄の南、舟形町にある
温泉施設、若あゆ温泉、街中を過ぎて、山の上にポツンとある公共の温泉施設。本日3ヶ
所めですが、今までの2ヶ所では、体を洗うことができなかったので、設備がちゃんとし
ている温泉を最後に選びました。入浴料350円。風呂は公共施設だけあって設備は綺麗だ
し、風呂は、内風呂のほか、サウナに露天、備品もそろっていました。お湯は薄黄色のお
湯で、公共施設だけに、加水、加温、循環、消毒ありで浴室に入った時に消毒臭もきまし
たが、その消毒臭の中に、アブラ臭が少し混じっていたようです。ナトリウム−塩化物泉
で源泉は49.8℃、pH7.5。含有成分が多いため、循環ろ過してもその成分がかなり残って
いるようで、舐めてみると塩味をしっかり感じら、結構なヌルヌル感もありました。源泉
掛け流しが多い山形県では、ここのお湯は大したことがなさそうに思い勝ちですが、これ
はこれで十分温泉気分が味わえました。晴れていれば月山を見ながらの入浴も出来るとの
ことで、今度は晴れた時に入ってみたい温泉でした。

9月6日(金)

昨日、東根ベアフットYH訪問の後、時間がまだあったので、2ヶ所目の温泉に向かいま
した。YHで一番お湯が強烈なのは?と聞いたら、海老鶴温泉との答え。東根空港を越え
て、田園地帯で迷子になりながらもようやくたどり着きました。川沿いにポツンとある温
泉。中は大賑わいで、地元の人の憩いの場になっているようでした。風呂は開放的で、入
口も脱衣所も扉が開けっ放し。入浴料250円。お湯は薄茶色で浴槽に色がこびりついてい
るので、黒っぽく見えました。ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉で源泉47度。臭いはア
ブラ臭にも感じる土臭。湯口にコップがあったので含んでみましたが、少し苦い感じ。湯
船が熱めで気をつけてと入るときに云われましたが、43℃程度で秋田県北のお湯に比べた
ら全然熱くなく、ちょうどいい湯加減でした。なによりもこのお湯の特徴は泡つき。入っ
ていると、肌がぬるぬるするような感じを受けたので見てみたら、多くの気泡。面白くな
ってついつい、入っては肌をさすって泡を出しの繰り返しをしていたら長風呂になってし
まいました。聞けば風呂は一号井戸をそのまま掛け流しで、蛇口からは二号井戸のお湯を
使っているとのこと。大曲から来たと云ったら喜んでくれて、名入れタオル頂きました。

9月5日(木)

今日は、気合で山形は東根まで足を延ばしてみることにしました。東根ベアフットYHを
訪問するのが最大の目的でしたので、国道13号線を一気に南下。大曲から2時間で新庄、
そこから45分ほどで東根まで到着したものの、到着が昼の時間になってしまい、訪問前に
温泉に立寄ることにしました。近場には東根温泉街があり、どうにか事前に調べていた東
根温泉の公衆浴場、石の湯に到着。でも考えていた公衆浴場とは趣が全然違い、普通の民
家。躊躇したものの看板もあるのだからと入ってみると、快く日帰り入浴を受け入れてく
れました。入浴料200円。湯船は狭いものの昼時で貸切。お湯は含硫黄−ナトリウム−塩
化物・硫酸塩泉で源泉67.5度、pH8。薄黄色の綺麗な湯船で、入るとなにやら足元が熱く
て、探してみると下のほうに湯口がありました。味はなく、硫黄の臭い?土の臭い?とい
う感じの微妙な匂いがありました。石鹸やシャンプーどころか、シャワーも蛇口もありま
せんが、お湯の良さは格別でした。街中にこんな温泉があるなんて、びっくりしました。
後で聞けば、東根温泉にいくつかある中で、一番渋い温泉だそうでした。

9月4日(水)

午前中は来客が少ない当YHですが、先日の朝、珍しく家の前に車の止まる音。宅配便か
と思ったら、いつもの長期滞在のお客様の会社の方。聞けば、昨日、フィリピンから帰っ
て来たとのこと。今年の3月から1ヵ月半、当YHに滞在していたフィリピンの方々から
お届けものを預ったとのことで、わざわざお越し頂きました。中身は粉末マンゴージュー
スと、乾燥マンゴー。ブツは少々怪しげですが、その気持ちがとても嬉しくなりました。
ついていたメッセージカードを見て、一人ひとりの顔を思い出してしまいました。栄養ド
リンクや温泉などで気分転換や体力補充はできますが、精神的にはこうしたお客様の気持
ちが一番やる気につながります。とても感謝!感謝!です。

9月3日(火)

今日はお客様を朝、送り出してから神社の草刈に参加しました。今週末に秋祭りが開催さ
れるため、会場作りの準備の一つです。いつも家の草刈りは一人で行いますので、狭い敷
地ですが、数日を要します。でも本日は総代が10名近く集まって一気に作業を行いました
ので、広い神社の境内も2時間弱の作業で綺麗になりました。神社の総代になって今年で
4年目。来年の春には次の順番の方にバトンタッチになりますので、神社の草刈もこれが
最後になるかもしれません。ほとんどの総代の方が年配の方なので、行事にまつわる事が
朝早くから行われることがあり、お客様がある場合はなかなか参加が出来ませんでしたが
時間が取れる時には、出来るだけ参加するように心がけてきたつもりです。次に総代が廻
って来るのは20年以上先になるので、廻ってくるかどうかもわかりませんが、次には自分
が総代の中でも長老格になってしまう可能性があるようです。

9月2日(月)

大曲の花火が終り、お客様も一段落した時期から当YHの食堂に置いてある温泉アルバム
の一部をまたも更新、新規作成しました。今回は湯沢地域の温泉の写真やデータの更新と
新たにこのところ廻ってきた由利本荘、にかほ市周辺の温泉アルバムを作成しました。前
回仙北・八幡平地域と大仙・横手市で取り入れたお勧め度も今回の更新で取り入れました
ので、見たらどこがお勧めかがわかるようにしてあります。こうして集めたデータをまと
めることによって、次に行くべき場所や足りない地域がわかってきます。先日は県北まで
足を延ばしましたが、まだ温泉アルバムを作るまでには情報が集まっていませんので、次
は雪が降るまでに重点的に県北に出向くことになりそうです。

9月1日(日)

大曲は8月下旬の花火が終われば秋になるとも云われており、実際、先週は朝晩の気温が
15℃前後まで下がるようになってきており、つい先日までセミやカエルの鳴き声が盛んに
聞こえていたのですが、気がつけばトンボが目立つようになって来ましたし、夜には虫の
音がそこここから聞こえるようになって来ました。今月20日過ぎには周りの田んぼで稲刈
りが始まる予定です。9〜10月には秋の収穫シーズンが始まり、それにまつわる美味しい
お祭りが秋田でも多く開催されます。今年は10月から12月までは全県挙げて行われる観光
キャンペーン「秋田ディスティネーション・キャンペーン」が開催されます。人が動く週
末にはいろいろな場所で多くのイベントが開催される予定です。これから一番旅行にはい
い季節、温泉もいいし、食べ物も美味しく楽しめる時期になりますので、是非、秋田に足
を運んでみてください。