日記

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【新米ペアレントの営業日誌】

2015年

8月31日(月)

そろそろ夏のお客様も一段落し始めたし、来月下旬にはまた長期滞在のお客様が来る予
定ですので、この一ヶ月が貴重な自由になる時期。ということで、本日は一気に山形県
の温泉ツアーとなりました。まだ山形県で行きたい温泉が沢山ありますが、新庄周辺の
温泉も良いけど、今回はあまり手をつけていない寒河江周辺の温泉に。最初に目指した
のが一番行きたかった新寒河江温泉のゆ〜チェリーだったのですが、道がわからなくな
り、走っていて到着したのが寒河江市市民浴場でした。ここも候補の一つだったので、
先に入浴。入浴料200円。浴室には大きな内湯が一つだけの銭湯状態。単純温泉で源泉
49.5℃、pH7.0のお湯を加水、加温なし、循環、消毒ありでかけ流しで使用。茶褐色透
明で薄っすらと金気臭のお湯がさくらんぼの湯口から出ていました。地元の方の銭湯代
わりで値段も安いため、昼間でも入浴客が多くいました。手軽に温泉に入るには十分な
施設、レベルの高い山形の温泉で、最初からこんなにいい温泉だと、あとが怖いです。

8月30日(日)

本日、畑に残っていた最後の枝豆を収穫しました。これで今年の枝豆もおしまいになり
ました。例年よりも倍近い量を植えつけたので、収穫も延び延びになりました。それで
も植え付けの時期も、最初の収穫分から1週間近く遅かったため、どうにか収穫のタイ
ミングを逃さずに済みました。少し時間があったので、にらの植え替えを行いました。
当YHの奥の農道の脇に生えていたのを、先月の草刈時に臭いで発見しました。昨年植
えつけたニラが畑の試験用の場所に少し残っていますが、どうしても成長が遅く、雑草
に埋もれることも多々ありましたので、その隣に植え付けてみました。今年は食べられ
ないかもしれないけど、来年には使えるようになればと思っています。畑に残ったもの
も少なくなってきましたが、次に収穫となる予定の食用菊の畝では、紫色の花(の咲く
予定)の畝で花芽がつき始めました。

8月29日(土)

この夏、連泊の方で湯治パックをご利用頂いたお客様が何人かいらっしゃいました。当
YHの湯治パックは、朝9時前後に近くの日帰り入浴施設にお連れして、夕方4時過ぎ
に迎えにいくというもので、連泊頂いたお客様限定、お客様が多くない時期限定で行っ
ているサービスです。いわゆる他人のフンドシで相撲を取る状態で、その施設が気に入
れば、次は当YHでなくその施設に泊まられるリスクがあります。それでも連泊の方に
秋田を楽しんで頂ければと、思っていますし、これを利用される方の多くは、鉄道など
公共交通機関で来られた方が多く、連泊時に身動きが取りづらいという交通の便の悪さ
を補う意味もあります。これから秋の時期、湯治パックの対応もある程度可能となるか
と思いますので、ご希望の方は、出来れば予約時に言って頂ければ助かります。

8月27日(木)

花火の日に枝豆の収穫の第一弾を行いましたが、その際、1畝を残してしまいました。
一昨日から3日連続で少しずつ収穫と加工をお客様の合間に行っています。朝、畑でそ
の日こなせそうな分だけ、収穫。今日はお客様も少なく、連泊だったので、多めに一輪
車社一杯ほど収穫です。これで畝の2/3が片付くことになりました。枝から豆を切り
離す作業に1時間弱。何度も洗って揉んで、大鍋で茹でますが、全部茹で上がるまでに
4回必要でした。これを保存スペースを減らすため、鞘から豆だけ取り出しますが、そ
作業で1時間半。一輪車一杯分の枝豆で、3キロほどの豆だけの袋詰めが出来上がりま
した。これで冷凍保存。収穫当日にここまで出来ると、とても味のある枝豆になります
ので、市販の冷凍品が食べられなくなります。これから来られるお客様に夕食の食材と
して提供していきます。

8月26日(水)

さらに温泉の積み残しを一つ。先月後半に出かけた田沢湖温泉ツアーで、最後に入浴し
たのが田沢湖高原温泉郷の入口脇にあったゆぽぽ山荘。ここは抱返渓谷近くの田沢湖芸
術村が経営している宿泊施設です。入浴料500円。お湯は田沢湖高原の共同源泉(空吹
1、2、4号混合泉)を使用しており、単純硫黄泉、源泉59℃、pH5.3の酸性泉。浴室
には小さめな湯船が一つだけですが、湯口は一旦樋に落とされ、そこから湯船に流れ込
む形をとっており、もちろん掛け流し。樋には乳白色の湯の華が大量に沈殿しており、
田沢湖高原温泉の湯を実感できます。加水はされているものの、加温、循環、消毒なし
で使用されており、大規模施設が多い田沢湖高原温泉では貴重な湯そのものを楽しめる
施設の一つのようでした。入浴客が少ないようで、加水ありとなっていましたが、湯船
はかなり高温、45℃近くあり、長湯するには厳しいかもしれませんが、高原温泉の穴場
の一つといえそうです、

8月25日(火)

先月中旬に、秋の宮温泉郷の未入浴温泉に出かけましたが、その最後に入ったのが、す
ぱっちぇ休憩センターでした。温水プールがある公共施設で、秋の宮山荘の向かい。入
浴料520円と少し高め。ナトリウム−塩化物泉で、源泉72℃、pH8.0のアルカリ性。源
泉は秋の宮山荘と共同使用していますが、こちらは加水のみありで、加温、循環、消毒
なしで使用しており、利用者が少なく、湯船も小さいこともあり、お湯の状態は山荘と
比べてはるかにいい感じでした。ジャパジャパと湯船の縁から掛け流されており、貸切
状態で入浴できたこともあり、贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。建物は典型的
な公共施設で味気ないものですが、侮れない施設の一つでした。

8月24日(月)

今年の大曲の花火では、幾つか変更点がありました。まず自由席の場所が大きく減り、
イス席なるものが登場しました。パイプ椅子が並んでいたそうで、見るには不自由しな
かったとのことです。また一昨年の福知山の屋台火災の影響で、今年も火を使う屋台と
火を使わない屋台の場所が分けられました。そして地味に大きな影響があったのが、仮
説トイレの紙がなくなったことだったようです。当YHでは出発のお客様に万が一のた
めにトレペを一つずつ持って行って貰いましたので、大変重宝されたようです。来年も
また何か変更点がありそうですが、とりあえず発表になっているのが、開催日の変更で
す。今までは8月第4土曜日となっていましたが、今年はお盆のすぐあとで、諸々面倒
なことが多かったのでしょう。来年からは8月最終土曜日となるそうです。幸い2016年
は8月27日土曜日が最終土曜日で第4土曜日となりますので、大きな問題はなさそうで
す。既に当YHにも来年分の予約の問い合わせが来始めていますが、来年分の予約は、
来年の5月下旬を考えており、詳細につきましては5月10日頃、ホームページで公表す
る予定でいます。

8月23日(日)

昨晩の大曲の花火も終わり、今朝、お客様も出発となり、ようやく1年で一番長い日が
無事に終わりました。昨晩の消灯は2時過ぎと比較的早く、5時から朝食の準備を始め
ましたので、2時間ほど睡眠が取れました。観光案内所等には8月第4日曜日を休館と
届けてありますが、飛び込みのお客様にはなんとか対応しています。今年も花火翌日で
すが、数名のお客様があり、夕食後、こちらの息抜きもあって、近くの六郷温泉に温泉
ツアーとなりました。その帰り道、六郷の街中、熊野神社境内で「全県かけ唄大会」が
開催されていたので立ち寄りました。今日はまた別な同級生が来ていたのですが、その
彼はかつて軽音部にいて、歌の難しさを知っていたようで、私にはなかなか理解できな
かった祭りですが、即興で歌詞を作り、その場で歌い上げるこの大会に非常に興味を持
ったようでした。

8月22日(土)花火当日 満員御礼

本日、大曲の花火当日となり、年に一度、大曲の街は大騒ぎになりました。当YHにお
泊りのお客様は、昨日から来られている方が大半で、今朝は朝食後、午前中に三々五々
花火会場に出発となりました。いろいろな形で時間を過ごされたとのことで、夜10時過
ぎからパラパラと戻ってこられました。天気予報通り、花火が始まった夕方に辛うじて
雨も上がり、見物に来た多くの観客は満足な花火となったようです。当YHでは、昼前
にお客様が出発後、ここ数年枝豆の収穫とその加工を花火の日当日に行っており、今年
も畑の2畝分、午前中に収穫し、枝から切り離し、茹でて、豆の状態にして冷凍庫に収
まりました。10袋ちょっとの量になり、春頃までの当YHの貴重な食材になります。そ
れでもまだ1畝、畑に残っており、週明けに少しずつ収穫していく予定です。枝豆の加
工処理も先ほど終わり、花火見物で盛り上がったお客様が果たして今晩、何時に就寝す
ることでしょうか。まだ一年で一番長い日は続きます。

8月21日(金)花火前日 満員御礼

今日から明日の花火のお客様が到着となり、早速賑やかなYHとなりました。夜8時か
らは恒例の花火観戦用作戦会議を2時間弱行いました。天気予報では、夕食後から降り
始めた雨が明日の夕方まで続くとの予報で、ちゃんと予報が当たれば、花火の時間には
止む予定ですが、今年の花火はかなりの綱渡りになってしまいそうです。今年もそのた
めお客様のうち2名が、勇気を出してハタハタ購入時の発泡スチロールの箱の蓋を持参
する決断をしました。がさ張り増すが、水溜りなどが花火会場に出来たり、桟敷席でも
底冷えがしてきますので、結構便利なのです。冬にハタハタを箱で購入し、その箱を有
効活用しています。さて、明日の天気が少しでも良くなるように祈るばかりです。

8月20日(木)

明日からの花火のお客様に備えて、今日はイオンの感謝デーで買い物が5%引きとなり
ますので、賞味期限で週明けまでの食品類や日用消耗品を大量にまとめ買いしてきまし
た。既に2日前ですが、大曲にはキャンピングカーの姿が目立つようになって来ました
し、スーパーでは折りたたみ椅子やカッパ、ウレタンマットなどの花火見物の関連グッ
ズの販売コーナーが設置されており、雨の予報も出始めているため、安いビニールカッ
パは品薄になってきたようです。大曲では花火の時期に、お盆の代わりに帰省する家も
あるとのことで、惣菜コーナーでは通常のものよりもパーティー用の寿司や揚げ物の折
詰めが山積みになり始めています。街中の車の通行量もかなり増えており、街中が落ち
着かなくなってきたようです。

8月19日(水)

お盆休みのお客様も、今朝出発の方でようやく一段落しました。とはいえ今年はカレン
ダーの関係で、大曲の花火がお盆の次の週末となってしまい、お客様がいなくなっても
その準備で落ち着きません。それでも7月中旬に長期滞在のお客様が出張でいなかった
時以来の静かな夜になり、少しさびしい気がしてしまいました。それでも明後日には、
花火のお客様で満室になり、賑やかな夜を思うと、ワクワクしてきます。この直前にな
っても花火の日当日の宿泊の問い合わせが多く、お断りしなくてはならないのは申し訳
ないし、とても勿体無い気分です。

8月18日(火)

先月初めに大曲の商工会に花火のパンフレットを調達に行った際、前々から検討してい
た商工会に加入の手続きをとってきて、先日、それが認められ、商工会議所会員になっ
てしまいました。一応、当YHの10周年の記念事業としてみました。商工会に加入した
のは、春にYHの集まりがあり、その際に加入したほうが良いという話を聞いたことや
今年、秋田で今年発売になった宿泊割引クーポンや商工会が主催する大曲の花火などの
観光関連事業の情報が少しでも早く入手できるかと思ったからです。人手の問題もあり
当YHから商工会で積極的に活動するというわけには当面、いきませんが、何か得るも
のがあるだろと大きく期待しています。また加入手続きの際に、商工会が主催する大曲
フィルムコミッションの説明もあり、ネット上にある写真の使用許諾も頂きました。一
般的な写真は少ないようですが、裏側の写真など、興味あるものもあるようでした。

8月17日(月)

既に一ヶ月以上前の西和賀温泉ツアーで1湯、積み残しがありました。ゆう林館、ホッ
トハーブ大沓とはしごして、最後に入浴したのが巣郷温泉の公共温泉、老人憩いの家福
寿荘でした。入浴料300円。以前は朝から入浴可能でしたが、現在は平日は午後からの
み。お湯は巣郷温泉の共同源泉、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、源泉
76℃、pH8.6のアルカリ泉。朝のみ加水し、加温、循環、消毒なしで使用。浴室内には
浴槽が一つだけ。ただ浴槽の脇には、2つの蛇口があり、一つが源泉、もう一つが水に
なっており、源泉を自由に継ぎ足すことが出来ます。ただ源泉が熱すぎるため、入れす
ぎるとすぐに湯船が激熱風呂になりました。湯船の半分はジャグジーになっており、巣
郷温泉独特なアブラ臭がここから強烈に拡散していました。巣郷温泉には幾つかの入浴
施設がありますが、ここもかなりいい状態での入浴が出来るようです。

8月16日(日)

昨日から、2泊の超短期でヘルパー希望の方が来ていました。昨日はお客様が多かった
こともあり、掃除やら夕食関連の仕事が中心となりましたが、今日はお盆休み最終日で
お客様も少ないことから、朝からお客様の出発後は畑で菊となすの柵上げを手伝って頂
きました。女性だったため、畑仕事は大丈夫かと少し心配したのですが、聞けば牧場で
働くつもりとのことで、積極的に動いて頂けて、あっというまに作業がおわりました。
その後午後は、お礼と秋田の良さを知って貰いたかったので、田沢湖まで遠征。水沢温
泉郷の奥にある駒ケ岳温泉で日帰り入浴。ここはこちらも4年前に来ただけだったので
様子見で来る予定にしていた温泉でした。状況は以前と大きくは変わっておらず、とて
もいい温泉のままで、久しぶりの本格的な温泉で大満足しました。帰路は田沢湖半周コ
ースで金色のたつこ像を見て帰り、2日間の手伝いの報酬とさせて頂きました。

8月15日(土)

今日はお盆の中日で、近くでも多くのお祭りが開催されていました。夜、お客様が全員
揃った段階で、急遽花火見物ツアーが決定し、旧仙北町の払田柵跡で開催されていた地
元の祭り会場に。地元の祭りで規模もそんなに大きくないので、駐車場にもすんなり入
れ、祭り会場でみんなで約1,000発の花火を間近で見ることが出来ました。年中花火が
上がる大曲では、決して大きな花火大会ではありませんが、都会から来たお客様からは
間近で見られる花火は珍しかったらしく、目と鼻の先の打ち上げ場所で動く花火師の姿
まで見ることが出来、喜んでいただけたようです。また秋田で人が集まるところには、
名物のババヘラアイスも出現するため、昼間見つけられなかった方もここでババヘラア
イスを味わうことが出来たようです。

8月14日(金)

今日は少し時間に余裕があったので、午前中はるばる来てくれた同級生を伴って横手観
光ツアーとなりました。最初はせっかくなので横手で一番知名度の高い雪のかまくら。
街中にあるかまくら感で真夏でも本物の雪のかまくらが保存されており、一時暑さを忘
れることが出来ます。その後、かまくら感のすぐ裏にある出端屋にて横手焼きそばの早
い昼食。いつのまにやら少し値段が高くなったようです。食後の腹ごなしで横手城で散
歩。その後横手駅で解散となりました。同級生の中には、自分でも家庭菜園をやってい
るのがいて、昨日は当YHの畑を見るに見かねて大々的に草むしりをしてくれて、大助
かりしましたので、そのお礼の意味も含めてのツアーだったのですが、こちらも久しぶ
りの横手観光で、楽しませてもらっちゃいました。

8月13日(木)

今日は迎え盆で、お盆休みのお客様も増えてきました。そんな中、今回も高校時代の同
級生が数人、昨日、今日と遊びに来てくれて、夏バテ寸前でヘロヘロだった気分も若返
ることが出来、カツを入れてもらえた感じです。その代わり、お客様が多く、それぞれ
の方とゆっくりお話しが出来なかったので、せっかく若い温泉好きの方がいたりしたの
にちょっと残念でした。さて、先日の鶴岡点在温泉ツアーの最後は、街中の小真木公園
に隣接する巨大温泉施設、こまきの湯となりました。本当は公園の反対側にある長寿温
泉を最後にしたかったのですが、残念ながら休館日。こまきの湯は入浴料500円。浴室
には内風呂のほか、露天や源泉風呂、ジャグジー、サウナなど施設は申し分ありません
でした。でもそこは巨大施設、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉で源泉63.5℃、pH
8.5の素性のよいお湯のはずですが、消毒臭が浴室、浴槽に溢れ、源泉風呂も源泉かけ
流しと表示されていましたが、お湯の良さは感じられませんでした。地元の方が近場の
健康ランドとして行くには十分すぎる施設ですが、温泉のお湯を楽しむなら、たぶん別
の温泉に遠出していることでしょう。せっかくいい温泉が多い鶴岡で、最後の温泉が消
毒臭で順番を間違えた感もあったツアーとなってしまいました。

8月12日(水)

先日の鶴岡点在の温泉ツアーの5ヵ所目は湯休めの意味も含めて、少し離れて鶴岡市の
北部、海に近い場所にポツンとある火打崎温泉。松林館。入浴料430円。浴室は建物の
奥にあり、内湯が一つだけのシンプルなものです。単純温泉で源泉11.6℃の冷鉱泉で加
温、循環、消毒ありで使用。お湯は薄っすらと白濁しており、無臭でしたが、キシキシ
感が非常に強く、手のひらを見ると、油を塗ったように湯が弾け、今までにない湯の感
触でした。何がそうしているのかは、分析表からでは読み取れませんでした。少し行け
ば湯野浜温泉や由良温泉がある場所で、入浴した4時頃には宴会場で宴会が始まってい
たようですので、地域の社交場のような場所になっているようでした。いずれにしても
ここのお湯は個性的でとても不思議な印象を受けました。

8月11日(火)

先日の鶴岡点在の温泉ツアーの5ヵ所目は、かたくり温泉で仮眠をして体力回復を図っ
たので、そこから車で10分程にある櫛引温泉「ゆ〜Town」。入浴料430円。ナトリウム
−塩化物・硫酸塩泉で、源泉57℃、pH7.3のお湯で、循環なしの掛け流しで使用され
ています。浴室は変わった造りで、2階建てになっており、その間は半屋外の螺旋階段
で繋がっていました。1階は茶褐色濁の塩味のお湯で色の割には臭いはほとんどなし。
2階のお湯は無色透明で、説明では鉄分を除去しているとのことですが、しっかり塩味
が残っていました。決して成分総量は多くありませんが、掛け流しの浴槽の縁には析出
物がうろこ状に堆積していました。夏の暑い日、5ヵ所目ということで、ちょっとの入
浴でヘロヘロになりましので、ぜひ次には冬の寒い日に来てみたいと思わせるお湯でし
た。

8月10日(月)

先月の鶴岡点在温泉巡りの4ヶ所目は、山伏温泉からこれまた車で20分弱の所にある、
かたくり温泉ぼんぼ。周りには老人施設などが立ち並ぶ一角にありました。入浴料430
円。浴室には内湯とサウナがあり、洗い場スペースも広め。分析表ではナトリウムー塩
化物強塩泉で源泉35℃、pH6.2、蒸発残留物はキロ当たり28gもある濃いお湯との表示
でしたし、それを期待して来たのですが、実際に入浴してみると無色透明で、塩味は残
っているもののかなり強めの消毒臭でプール状態。福祉施設が多いため、消毒は仕方な
いのでしょうが、濃い源泉を生かすような湯船があったら、と温泉マニアの方のような
ことを思ってしまいました。入浴後、立て続けに4つも入ったので、車の中で休もうと
思いましたが、炎天下で蒸し風呂状態になっており、ここの大広間使用料が200円と手
頃で涼しげでしたので、初めて有料で大広間を使わせて頂き、2時間ほど他人のいびき
を子守唄にいびきの合唱に参加してしまいました。その結果、体力もかなり回復し、次
に向かう気力も出てきました。

8月9日(日)

昨日から久しぶりに外国人のお客様が来ており、夜のお話タイムは、一時イングリッシ
ュナイトとなりました。連泊とのことで、昨晩、恒例の作戦会議となりましたが、今回
の方は、特にどこに行くとは決めてこなかったようで、一から相談開始。まずどういう
ジャンルの場所に行きたいかを聞くと、日本の自然が見たいとのこと。手始めに田沢湖
一周のサイクリング、残った時間で湖畔でのんびりと、とオファー。今日の夕方戻って
聞けば、一周サイクリングも非常に満足したし、その後、泳いでいる人がいたので自分
も洋服のまま湖水浴をして、残りの時間は、甲羅干しのついでに服を乾かしてきたとの
こと。いずれにしても大満足で、今晩は明日の作戦会議となりました。サイクリングに
味をしめたので、今度は象潟の元滝伏流水までのサイクリングをオファーしました。公
共交通機関で来られた方には、なかなか観光も難しくなった秋田県ですが、それなりに
楽しめる方法はあるようでした。

8月8日(土)

先月の鶴岡点在温泉巡りの3湯目は、地蔵の湯からまた車で30分程の場所にある山伏温
泉ゆぽか。先の2つの温泉がこじんまりした施設でしたが、3つ目は巨大日帰り入浴施
設でした。入浴料430円。浴室には内風呂のほかにサウナや露天などがありました。ナ
トリウムー塩化物泉で源泉62℃、pH7.4のお湯で、内湯と露天風呂では加水、循環、消
毒あり、加温なしで使用しており、かぶり湯のみ加水、消毒のみで、加温、循環なしと
のこと。ほぼ無色透明のお湯で、強い塩味の残るものでした。臭いは内湯浴室内は消毒
臭が漂い、浴槽からも消毒臭がしてましたが、露天は消毒臭の他に臭素臭も感じられま
した。こうした大規模施設ですので、消毒臭は仕方ありませんが、お湯の良さは残って
る感じで、悪くはありませんでした。風呂も食堂も多くの人がいて、人気の施設だとい
いうことはよく分かりました。

8月7日(金)

今朝、2月後半から滞在のビジネスのお客様が出発となりました。本来秋田空港から直
行便で帰れるのですが、また今月から大韓航空が運休となり、東京経由での帰国となり
ました。さて、過去の積み残し分。肘折温泉ツアーの翌日は、鶴岡の点在温泉巡りを行
い、小林温泉は既に7/9にアップしましたが、その続きです。小林温泉から車で30分程
のところにあるのが湯ノ沢温泉、地蔵の湯。集落の一番奥にあり、看板などがなく、一
見普通の家かと思うような温泉でした。お湯はナトリウム−塩化物泉で源泉8℃の冷鉱
泉、pH8.1のアルカリ性で、加温、循環、消毒あり、加水なしで使用されています。浴
槽のタイルが微妙な色ですが、無色透明、温泉臭のする少しヌルヌル感のあるお湯でし
た。建物内には大きな宴会場があったり、カラオケの音が聞こえていましたので、地域
の方の集会場的な使われ方をしているようです。

8月6日(木)

本日で秋田を代表する夏祭りの竿灯も最終日。竿灯に限らず祭りは夜がメインになるた
め、見物後のお客様は到着が夜遅くになってしまいます。夜10時過ぎに最寄の飯詰駅に
出向くのも当面、今日が最後となりました。夕食の提供がないお客様が大半ですので、
今日は先日の水撒きの際に気になったねぎ畝の雑草処理を日中行いました。炎天下での
作業でしたので、サクッと1時間ほどで終えました。暑さは体に染み渡り、その後、シ
ャワーを浴びても、30分ほど汗が滝のように噴出しました。そういえば、数年前、高校
生のヘルパー君とこの時期に草むしりの競争をして、熱中症で動けなくなったことを思
い出しました。この時期の外作業は、短時間で、少しずつ。皆様もお気をつけあれ。

8月5日(水)

先月月初の肘折温泉ツアーのおまけ。肘折を夕方出発して、まだ時間があったので、舟
形町から瀬見温泉に抜けてみました。瀬見温泉の日帰り入浴も17時頃にはほとんど終了
なので、入浴できないかと思ったら、一軒だけまだ日帰り入浴可の看板が出ており、そ
のエビス屋旅館に突撃!遅い時間でしたが、快く入浴させて頂きました。浴室は建物一
番奥の川沿いにあり、内湯が一つだけ。お湯は町営の共同源泉でナトリウム・カルシウ
ムー塩化物・硫酸塩泉で源泉66℃、pH7.4で加水のみで使用。無色透明、芒硝臭のする
お湯で湯船は少しぬるめでしたが、窓とその上の換気口から入る風が6湯目の体にとて
も気持ちの良いものでした。帰る際に宿の方から、冷えたお茶の缶を頂きました。

8月4日(火)

先月月初の肘折温泉ツアーの続き。上の湯共同浴場で4湯目でしたので、体力的にもそ
ろそろ限界に近づいてきたので、最後にと、共同源泉を使っている三浦屋旅館を選択。
有名な三春屋を覗いたのですが、誰もいなかったようなので、その隣です。入浴料300
円。玄関脇に浴室はあり、内風呂が一つだけ。お湯は共同源泉で、ナトリウム−塩化物
炭酸水素塩泉で加水ありで使用。湯船からはザーザーとかけ流しとなっており、肘折で
最後の湯には良かったようです。ただ浴室が少し下がった位置にあり、窓の外はメイン
ストリートで通る車や人の視線が少し気になりました。男女別の浴室を分ける壁は、あ
とでつけたもののようで、以前の混浴の湯治宿の面影がそこにも残っていました。建物
の奥は、今回入りませんでしたが、そちらもかなり味のある建物のようでした。肘折温
泉の弾丸ツアーは時間的、体力的なことで5湯で終了となりました。

8月3日(月)

もうすぐ帰る予定の長期滞在のビジネスのお客様が、また出張となりました。前回の出
張時には他にお客様がいなかったので長距離温泉ツアーとなりましたが、今回は本日か
ら秋田の竿灯祭りが始まり、外出する状況ではないようです。長期滞在のお客様は出張
から戻ってきてすぐに帰る予定なので、出張前にお客様がご希望だった大曲のラーメン
店、十郎兵衛に出向きました。当然注文したのは、お客様が病みつきになっているつけ
麺。つけ汁は相変わらずコッテリで、旨みも爆発、暑さでバテバテの中、超コッテリ系
はある意味ギャンブルでしたが、おいしく頂きました。あとは彼が出張から戻って、無
事に送り出せば、2月下旬から始まった長期滞在も一段落となる予定です。一方、7月
暑さが続いたため、人間もそうですが、畑の野菜のほうが先にアウトとなり、トマト2
本、シシトウ1本が犠牲になりました。今日も大量収穫です。

8月2日(日)

先月月初の肘折温泉ツアーの続き。亀屋旅館での入浴に続き、隣にある上の湯共同浴場
にも突撃しました。肘折温泉には多くの日帰り入浴施設がありますが、一番有名で、観
光客でも比較的手軽に入浴できる場所です。他にも共同浴場が2つありますが、昨年か
ら地元専用になり、観光客が入れる共同浴場はここだけになりました。入浴料250円。
広めの脱衣所の隣に内湯一つの浴室があります。お湯は自家源泉の上の湯源泉と共同源
泉の混合泉でナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉でpH6.6、源泉42℃。浴槽周りの洗い
場には蛇口やシャワーはなく、一番奥に小さな上がり湯槽があるだけです。お湯は無色
透明で無臭で、薄茶褐色、金気臭の共同源泉使用が多い中、このお湯はホッとします。
肘折温泉は、昔、お坊さんが崖から落ちて肘を負傷して、その傷を岩の間から湧き出す
お湯に漬けたら治ったことが由来なため、ここの浴槽中央部には、その僧侶とも言われ
る地蔵菩薩がありました。ここは名前通り共同浴場なので、引っ切り無しに地元の方が
来ており、温泉の賑わいを感じました。

8月1日(土)

ついに8月、一年で一番忙しい時期に突入しました。夏祭りも盛岡のさんさ踊りから始
まり、青森ねぶた、弘前ねぷた、明後日からは秋田の竿灯祭りも始まり、前半戦は夏祭
り真っ盛りになります。この時期は、祭り見物のお客様が増えますので、到着が夜遅く
になるケースがあり、夕食を当YHでとられるお客様も少ないので、少し時間が出来た
りします。今日はその時間を使って駐車場の草むしりや除草剤の散布を行いました。こ
の時期に除草剤を撒けば、月後半の大曲の花火の時にも、その効果が残っており、夏の
間は手間をかけずに済む予定です。近隣の田んぼではかつては航空防除だった農薬散布
がラジコンヘリで行われています。

7月31日(金)

先日の田沢湖温泉ツアーの前に立寄った角館で、新しく出来た「マルヨ蔵・麹くらぶ」
のほかに、これも新しく出来た「町屋キッチン」で昼食を取りました。ここは以前のプ
ラザホテルの場所で、1階は土産物店や稲庭坦々麺のスタンドがあり、2階がバイキン
グ方式のレストランになっています。ランチは1300円。野菜中心のメニューで女性客も
目立ちました。多くのものが地元産の野菜を使用しており、その盛り付け方もかなりお
しゃれな感じでした。都会では珍しくないバイキング方式のレストランも、秋田では秋
田市に数軒と横手市に一軒だけなので、貴重な存在です。今年の5月にオープンして、
初めての夏休みなので、どのくらい混雑するかはまだ未知数。また秋田では冬になると
野菜はほとんど収穫できなくなりますので、その時期にどういったメニューが出てくる
のか?など興味のあるところです。決して席数が多いわけではありませんので、ゆっく
り楽しまれたい方は、夏休みなどの繁忙期をはずして来て頂くことをお勧めします。

7月30日(木)

月初の肘折温泉弾丸ツアーの3湯目は、亀屋旅館。その前に到着時に立て続けに2湯も
入ったので、湯休めを兼ねて街ぶら。一番奥(上流)の源泉地帯では、共同源泉となっ
ている2号泉と源泉公園となっている3号泉、4号泉を見てきました。亀屋にしたのは
肘折では外湯巡りがしやすいように、立ち寄り入浴を積極的に受け入れている宿は、玄
関前に料金と入浴時間を張り出しています。亀屋の前を通ったら、時間が午後2時から
4時と短く、ちょうどその時間だったからです。入浴料350円。ここも基本は湯治宿。
浴室は一番奥にあり、混浴(男性)浴室と女性専用浴室の2つ。女性浴槽は共同源泉と
のことでしたが、混浴浴室には共同源泉と、隣の上の湯共同浴場で使っている上の湯源
泉の2つの浴槽があります。上の湯源泉を使っている旅館はここだけとのことで、ちょ
っと得した気分。以前は自家源泉を持っていたものの、上の湯の改修工事の際に自家源
泉のお湯が止まってしまったので、上の湯源泉を使えるようになったようです。薄茶褐
色、金気臭の肘折でここはほぼ無色透明、温泉臭のするお湯で、元々の肘折の原点のお
湯のようです。

7月29日(水)

月初の肘折温泉弾丸ツアーの続きです。初っ端に若松屋村井六助に入浴して、次に入っ
たのはその隣の旅館・つたや金兵衛。入浴料300円。昔ながらの湯治宿で、浴室は混浴
とのこと。入ると、脱衣所別の混浴で、浴室には浴槽が二つ。共同源泉の大浴槽は肘折
温泉郷で多く見られる薄茶濁で金気臭、加水あり、加温、循環、消毒なしで使用。自家
源泉の小浴槽はほぼ透明の湯船で加温あり、加水、循環、消毒なしで使用しています。
大浴槽の共同源泉の湯は、この建物の裏にあって別館にあたる、つたや肘折ホテルの浴
槽やその前にある足湯でも使用されているとのこと。ちなみに別館には連絡通路があっ
て、こちらからも行けるようになっていましたが、今回はパス。まとめて入った場合の
料金はどうかも分かりませんでした。1湯目の隣でしたが、とても気持ちよく入浴でき
ました。

7月28日(火)

地元大仙の温泉回りの次の積み残しは、小安郷温泉の積み残し分。新しくなった風の抄
の次に入浴したのが、小安郷温泉に2つある共同浴場の中で、一般的でない方。小安共
同浴場は入浴しやすい施設ですが、もう一つの通称「元湯共同浴場」は道から引っ込ん
だ奥に看板もなくひっそりとあり、ほぼ地元の方の専用(ジモ専)に近い状態ですが。
一般の人も空いていれば入浴可能です。入浴料200円は、浴場手前の民家の方に手渡し
で支払う仕組み。手前に車を止めるスペースが数台分あり、ここに車があったり、入浴
の方がいる時には、ここで待っていたいた方が良いようです。脱衣所は男女別ですが、
奥の浴室は一つだけで、当然蛇口もシャワーも石鹸等もありません。お湯は加水あり、
加温、循環、消毒なしの掛け流し。この日は少し熱めでしたが、気持ちの良い熱さ程度
で、無色透明、薄っすら芒硝臭がするお湯は大満足でした。

7月27日(月)

月初の近場の温泉めぐりで、強首ホテルに入浴し、その足で同じ強首温泉郷にある樅峰
苑にも入浴してきました。ここは秘湯を守る会に加盟している宿で、その建物は国の登
録有形文化財に指定されている歴史ある建物です。入浴料600円。浴室は内風呂一つだ
けですが、お湯はナトリウム-塩化物強塩泉で源泉49℃、pH7.1、成分総計は21,580mg/
kgとこの地域ではトップクラスです。茶褐色濁のお湯は金気臭ですが、浴室内に入った
時には 臭素臭を感じました。加水、加温、循環、消毒なしで使用。元々2キロ以上離
れた強首ホテル近くからの引き湯でしたが、数年前に自家源泉を掘り当て、それを使う
ようになったようです。キシキシ感のあるお湯は激塩味で、夏に入るのはやばそうなほ
ど温まりの湯のようでした。お湯良し、建物良しなのですが、秘湯を守る会の施設では
良くあることですが、受付の方の「塩対応」が気になりました。

7月26日(日)

先日の田沢湖温泉ツアーの前に、角館に寄り道しました。たまには街並みをチェックと
思っていたら、新しい建物や施設がいくつかあり、その中で一番眼についたのが、安藤
醸造元の少し手前に新しく出来た「マルヨ蔵・麹くらぶ」でした。並びの安東醸造元の
新しい店舗で、古い蔵を改修して発酵食品、特に麹と甘酒を大量に取り揃えています。
一角では甘酒スタンドもあり、角館を散策して一休みするにはいい場所になりそうで、
この夏には混雑も予想されそうです。駐車場も店舗前と隣に10台ほどのスペースがあり
ます。このあと、昼食で角館そばに入ってみました。有名なそば打ち名人の元で修行し
た方の店とのことで、店の前で手打ちしたそばは歯ごたえもあり、とてもおいしかった
のですが、その分値段は決して安くはなく、観光客向けの店舗のようでした。昼食時で
したが、この日は地元の方の利用はほとんど見られませんでした。

7月25日(土)

今日は前線の影響で秋田県内で大雨となり、午後から秋田新幹線や奥羽線で運休が出て
しまい、鉄道マニアのお客様の到着にも影響が出てしまいました。大仙市内でも洪水注
意情報が出て、堤防決壊などの被害も発生しましたが、当YHの周辺は大きな被害があ
りませんでした。昨日夕方には、今日の大雨の予報が出ていましたので、畑の野菜を一
気に収穫し、大きく伸びた幹への負担を減らしてやりました。お陰で、トマト、シシト
ウ、ナスなどが大量収穫、今日のお客様にはたっぷりの野菜メニューとなりました。雨
が降らないと困りますが、こんなにまとまったたくさんの雨はいりません。ほどほど雨
がいいタイミングで降ってほしいものですが、自然が相手ですので、なかなか願ったよ
うにはなりません。

7月24日(金)

夏の繁忙期を目前に、本日が最後の温泉ツアーのチャンスとのことで、今日は花巻まで
遠征しました。花巻南温泉郷も残り僅かとなったので、全制覇を目指しました。最初は
一番奥にある新鉛温泉、愛隣館。入浴料850円(温泉本200円引)。浴室は3つあり、こ
の日はその内2つが男性用。まずは川の湯に。ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で源
泉48.5℃、pH8.3のアルカリ泉。内風呂は半露天で、他に露天が3つ。その中で陶器風
呂はこの手の大型ホテルでは珍しく加水、加温、循環、消毒なしの源泉掛け流し浴槽。
それぞれの浴槽が温度計で管理されており、お湯使いには気を使っていました。ついで
にもう一つの浴室、南部の湯。こちらは露天が深さ1.3mの立ち湯になっていて、加水
のみの源泉掛け流しで使用している浴槽がありました。浴室内は消毒臭が充満していま
したが、それぞれに逃げる場所があり、当初予想していたよりも良い印象でした。次に
入浴したのが、花巻南温泉郷入口からすぐにある松倉温泉、風の季。2012年にホテル水
松園が廃業して、洒落た施設になりました。入浴料600円(温泉本で半額)。アルカリ
性単純温泉で源泉44.8℃、pH8.9で、消毒のみ使用とのこと。外見だけでなく施設内部
もきれいでしたが、この日は65歳以上半額のサービスデーに加えて団体も入っていたよ
うで、非常に混んでおり落ち着きませんでした。

7月23日(木)

今週から夏休みに入りましたが、お客様がどっと押し寄せてくるのは、8月の夏祭りシ
ーズンになってからが例年で、今年もまだ静かです。ただ、日中、当YHから県道に向
かう道路の拡張工事が始まり、工事車両で別な意味でにぎやかになっています。今回の
工事は9月一杯までの予定で、説明では、8月の大曲の花火のあと、道路の舗装改修工
事を行うとのことですし、すでに重機の使用で昼間は通行止めの措置がはじまっていま
す。夕方5時までの工事ですので、それ以降のお客様には問題ないかもしれませんが、
飯詰駅方面から県道で来られるお客様は、迂回路を使っていただくことになります。す
でに工事会社が迂回路の案内看板を数ヶ所立ててくれており、普段よりも当YHに来る
道が分かり易くなっています。ご面倒をおかけしますが、ご協力よろしくお願い致しま
す。

7月22日(水)

夏休み最初で3連休だった週末は、お客様もボチボチといったところでした。どうして
も台風やら大雨の話が出てしまうと、客足は遠のいてしまいます。連休明けの諸々の後
始末も終わり、今日は田沢湖の温泉に。今回は田沢湖高原温泉郷の大型ホテル、プラザ
ホテル山麓荘。入浴料600円(温泉本で平日半額)。浴室には大浴槽がひとつだけ。露
天がありますが、別なところにあり、日帰り入浴では利用できません。田沢湖高原源泉
(空吹1、2、4号混合泉)でアルバこまくさからの分湯です。単純硫黄泉で源泉59℃
pH5.4の弱酸性泉で、加水あり、加温、循環、消毒なしで使用。浴槽の真ん中に湯口が
ある珍しいタイプで、湯口からはかなり熱めのお湯が出ており、その近くでは45℃近く
あったようですが、浴槽が広いため、端のほうは適温でした。薄白濁、硫黄臭のお湯で
先日の水沢源泉と似ていますが、少し違いがあるようでした。建物の割には蛇口が少な
いのかな?などと思いましたが、広い浴室内にはほかに入浴客もおらず、気持ちよく入
浴できました。この日はここで横手の高校の「勉強合宿」が行われていて、風呂上りに
は、廊下がとてもにぎやかでした。秋田の大型温泉ホテルもたまには悪くないなと、感
じました。

7月21日(火)

6月後半から立て続けに温泉めぐりをしているので、かなり遅れ気味になっています。
積み残しの温泉は鹿角ツアーの次は蔵王温泉ツアー分です。温泉街の共同浴場のあとは
知名度の高い露天風呂を目指しました。まずは観光名所にもなっている大露天風呂。入
浴料470円。駐車場から谷を降りるとあります。受付や脱衣所棟を挟んで谷の上流が女
性用、下流が男性用で残念ながらこれは固定で日替わりでの変更などはないとのこと。
源泉はオツン源泉とハナタレ源泉の混合泉で酸性・含硫黄ー硫酸塩・塩化物泉で源泉44
℃、pH1.9の強酸性泉。加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しですが、沢水が入れら
れていたようです。お湯もよく、開放的でロケーションも最高でしたので、とても気持
ち良く入浴できましたが、多くの観光客が来る時期だと、こうは行かないようです。出
てからその下にある源七露天の湯にも入浴。入浴料450円。こちらは内湯の奥に露天が
ある一般的な温泉と同じ構成。ハゲタカ源泉・洞門源泉の混合泉で酸性・含硫黄ーアル
ミニウムー硫酸塩・塩化物泉で源泉425.7℃、pH1.7。加水、加温、循環、消毒なし。白
濁、硫黄臭、酸っぱ味のお湯は湯口では無色透明でした。ここも貸切状態での入浴とな
りご機嫌で蔵王温泉最後のお湯となりました。結果、蔵王では6湯で打ち止め、全身硫
黄臭に塗れました。


7月20日(月)

先月の鹿角大湯温泉ツアーでは、結局、湯瀬2湯、大湯5湯の計7つを一日で一気には
しごしてしまいました。最後に入浴したのは、岡部荘の並びにある上野旅館。やってい
るのか心配でしたが、快く入浴OKを頂けました。入浴料300円。ナトリウム-塩化物泉
で源泉は上の湯源泉で、加水のみありで使用。無色透明なお湯は、浴槽のタイルの青色
が見えて、とてもきれいにでした。湯船の縁からかけ流しになってて、トド寝も可能な
温泉でした。少し熱め、43℃ほどでしたが、最後の湯を飾るにはいい風呂でした。この
日ははしご湯の間に、湯冷ましで大湯環状列石(ストーンサークル)を見学したり、足
を伸ばして十和田湖手前の発荷峠に行ったりしました。車中泊の用意もしていましたが
鹿角から夜の八幡平越えで3時間弱で戻ってきました。

7月19日(日)

先月の鹿角大湯温泉ツアーの続き。岡部荘で贅沢な風呂に入った後は、ちょっと怪しげ
な入浴施設、白山荘に。ここは共同浴場荒瀬の湯のすぐ近くで、アパートです。そのア
パートの住人の共同浴場を一般にも開放してくれています。入浴料150円を1階の管理
人さんに支払い、地階の浴室に。お湯は荒瀬の湯の引き湯でナトリウムー塩化物泉で源
泉52℃、pH7.8のお湯を加水のみありで使用。ほぼ無色透明で硫黄臭のするお湯は少し
ぬるめに感じる42℃ほどで湯口になっているのは、ホースでそれが湯船の底から出てい
ました。お湯は非常にいいものでしたが、設備の老朽化が目立ったり、衛生面を重視す
る方には少し厳しいかも。何せ共同浴場よりも安い値段ですので。次に一気にはしごし
たのが、白山荘から国道に出たすぐの所、橋のたもとにあるいずみ荘でした。同じよう
にアパート風の名前が続きますが、こちらは日帰り入浴施設です。入浴料200円。源泉
は白山荘と同じ荒瀬の湯源泉で、こちらが湯元のようでした。加水、加温、循環、消毒
なしで弱硫黄臭のする無色透明のお湯はさらにぬるめの41℃ほど。ぬるめの湯でも、立
て続けのはしご湯ということと、窓から見える川の風景がよく、とてもいい気持ちで入
浴できました。

7月18日(土)

本日から3連休スタートで、当YHも久しぶりの賑わいとなりました。さらに珍しいこ
とに今日のお客様の多くが登山帰りの方々で、早池峰、秋田駒、真昼薬師と、色々な山
から帰りでさながら山小屋状態になりました。午後から雨も降ったので、心配していま
したが、どのお客様も登山中には降られず、むしろ天気がよく、眺めもきれいだったと
のこと。登山を楽しまれて安心しました。日暮れ後、本格的な雨となり、住んでいる人
間としては3週間ぶりの雨で、田畑も潤いを取り戻し、ほっと一安心していますが、夏
休み突入の3連休に雨では、来て頂けるお客様も来なくなり、痛し痒しと言ったところ
です。この雨の前に畑で収穫が本格化してきたトマトやシシトウの雨対策をしておきま
した。特にシシトウは鈴なりになり始めており、実の重さも加わるので、昨年同様支柱
を何本か立てて、わかれた枝のそれぞれを支えられるようにしておきました。

7月17日(金)

明日から3連休、さらにその後は夏休み開始となり、温泉に行く時間も少なくなるので
今日は近場の秋の宮温泉郷に出向きました。最初に行ったのは湯ノ岱温泉の保養センタ
ー、太郎兵衛。入浴料300円。ナトリウムー塩化物泉で、源泉71.5℃、pH7.6のお湯を加
水あり、加温、循環、消毒なしで使用。無色透明無臭の浴槽の下のほうからパイプで供
給されており、湯船のお湯は波ひとつ立たず、とてもキレイなものでした。熱めのお湯
でしたので、長湯できませんでしたが、なぜか快適で、湯船に入っては、洗い場で座っ
てを繰り返してしまいました。次に向かったおなじみ荘は清掃中で入れず、その先、稲
住温泉の手前にある松の湯が2湯目。入浴料500円。松の盆栽が多いのでその名がつい
たとのことで、そこここに盆栽がありました。単純硫黄泉で源泉60.5℃、pH3.6の酸性
泉を加水のみあり、加温、循環、消毒なしで使用。ここのお湯は上の稲住からの引き湯
とのことで、稲住が閉館中なので、大丈夫だろうかと思っていましたが、ちゃんと温泉
に入れました。ほぼ無色透明、僅かに硫黄臭のする熱めの湯で、外見は普通の家でした
がしっかりと温泉の雰囲気のある浴室でした。露天も少し離れた場所にありましたが、
今回は入浴はパス。聞けば雨が少なく、加水で使う沢水が不足気味で、そのため熱すぎ
るお湯を適温に下げきれないとのこと。雨不足がこういう形で出ているとは、初めて知
りました。

7月16日(木)

先月の終わりに出向いた鹿角温泉ツアーでは、湯瀬温泉郷で入浴の後、鹿角大湯温泉ま
で足を伸ばしました。というかむしろこちらがこの日の本命。以前YHがあった場所で
もありますし、何度か来たのですが、しっかりと温泉に入ることができませんでした。
最初に様子見に行った下の湯共同浴場。車を止める場所もあり、入浴客もいなかったの
でつい入浴。入浴料180円。ナトリウム-塩化物泉で源泉58.8℃、pH7.9のお湯を加水、
加温、循環、消毒なしで使用。浴室には浴槽がひとつだけで、蛇口もシャワーも、石鹸
類もありませんが、昼間の共同浴場は空いており、お湯を楽しむには十分すぎるほどで
した。他の共同浴場同様、かなり熱めのお湯でした。入る予定ではありませんでしたの
でさっと入浴し、次は和風宿・岡部荘。アパートのような名前ですが、とても立派な旅
館です。入浴料600円。鹿角大湯温泉では、共同源泉が多く使われていますが、ここは
数少ない自家源泉を持つ宿。まずは内湯の大正風呂。創業以前からある浴場で浴槽手前
で2つの源泉を混ぜて適温にする工夫がなされていました。ここもナトリウム-塩化物
泉で源泉49℃、pH7.8で加水、加温、循環、消毒なしで使用。浴槽内にはちらほらと鳥
の羽状の湯華が浮いていました。渓流露天は掃除中で入れず、続いて庭園付露天。こち
らもほぼ同じようなお湯を使っているようですが、とても開放的で気持ちよく入浴でき
ました。熱めのお湯が多い中で、ここはそれぞれ適温に調整されているので、この日こ
れで4湯目でしたが、適温の湯船は快適でした。

7月15日(水)

今日は本格的な雨の予報が出ていましたが、結果は1時間弱、ぱらぱらの雨で地面が薄
っすらと湿る程度で終わってしまい、また水まきをする必要が出てしまいそうです。雨
の予報が出ていましたので、昨日、温泉から帰ってきて、最後のジャガイモの収穫を突
貫工事で終わらせてしまいました。一昨日の収穫と合わせてメイクインも収穫箱で7つ
ほどになりました。以前収穫した北アカリより数日遅れて植え付けをしたメイクインで
したし、花も北アカリより遅れて終わったので、まだまだだと思っていましたが、収穫
のタイミングとしては少し遅かったようで、痛んだ芋も少し混じっていましたが、それ
でも北アカリと合わせて、来春までの食料としては十分なほど収穫ができました。収穫
後は一昨日収穫した畝にマルチをかけて時間切れとなりました。

7月14日(火)

今日は来週からの夏休み本番を前に、残された時間で近場の温泉巡り。今回は昼前から
の出発となったので、午後から入浴可の田沢湖方面に。目指したのは水沢温泉で今は数
少なくなった水沢源泉を使っていると思われる県立スポーツセンター。水沢温泉郷の最
上部、スキー場のゲレンデ脇に10年ほど前に移転した施設です。当YHを始めた10年前
に一度行きましたが、その時はまだ日帰り入浴を検討中の時期でした。入浴料410円。
2階にある浴室は、合宿所のような設備。浴槽は一つだけですが、今日は合宿等も入っ
ていないようで、入浴客の形跡もなく、広い浴槽を独占。薄っすらと白濁し、底に湯の
華が大量に沈殿しており、入ると舞い上がります。分析表を見ると、お湯は含硫黄−カ
ルシウム・マグネシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉で源泉58.6℃、pH6.4
の弱酸性泉。源泉は水沢(混合)温泉とあり、水沢温泉郷で日帰り入浴が出来る施設で
露天風呂水沢以外に、ようやく水沢源泉を使っている施設を発見できました。加水、消
毒ありとのことでしたが、消毒は硫黄臭にかき消されてわかりません。でも残念ながら
加水については露天風呂水沢と比べても、結構薄まっているのかな?という感じを否め
ませんでした。それでも団体がいなければほとんど利用者のないようですし、水沢温泉
のお湯をゆっくりと満喫できる施設という点では、穴場的な存在です。

7月13日(月)

本日は朝からガンガン気温が上昇し、隣の横手市では最高気温は国内でも3位のる38.1
℃まで上がり、大曲でも36.1℃。その中間にある当YHでは、気温もその間ということ
になるのでしょうか。確かによく考えれば、8月より7月の方が暑いことが多いのです
が、ここまで暑くならなくとも、と思ってしまいます。一昨日の最高気温が27℃でした
ので、2日で10℃も上がった計算です。こうなると人間はまだエアコンを使うなり、涼
しいところに避難することができますが、問題は畑の野菜です。今月初旬にパラッと降
りましたが、本格的な雨は先月28日。気温の上昇と雨不足で、畑の土は砂のようになっ
ていました。特にトマトは過去に、気温35℃を越える日が3日もあると枯れた、という
ことがありましたので、特に気がかりです。夕方の少し涼しくなった時間を見計らって
長いホースを数年ぶりに引っ張り出してきて、盛大に畑の水撒きを行いました。更にお
客様に食事を出した後、暗くなる前のほんの僅かな時間を見て、残っていたジャガイモ
(メイクイン)の芋掘りを1畝分行いましたが、日暮れ前でも大汗をかきました。

7月12日(日)

さすがに日曜日は温泉施設も混んでいるので、おとなしく畑での収穫作業。キュウリは
大量収穫が続いており、手に余っています。金曜日に収穫したばかりですが、本日も20
本を越えるほどで、まだまだ畑には採りきれなかったものが、残りました。一方、ミニ
トマトが赤く熟し始め、数は少ないですが、初収穫。作っているアイコという品種は、
どうしても皮が厚くなる傾向があるようですが、更に雨が降っても降らなくとも、その
傾向が強くなるようです。今年は今まで雨が降らなかったほうなので、しっかり甘みは
のりましたが、皮の厚さは仕方ないようでう。ナスもようやく大きくなり、こちらも初
収穫。キュウリの陰になってしまっているシシトウも幾つか大きくなったので、初収穫
と、本日は初物尽くしになりました。当分の間、食卓を賑わせてくれると思います。

7月11日(土)

明日の長期滞在のお客様の戻りを前に、今日は午前中に近場の温泉に出かけました。今
日の目的地は岩手県西和賀。ここには公共の温泉施設が多くありますが、その大半が平
日は午後からの営業。平日の午前中に動く身にとっては、入り難い温泉でした。今日は
珍しく土曜日だったので、朝から営業している公共の温泉の塗りつぶし。最初に入浴し
たのは湯本温泉郷の入口にあるゆう林館。入浴料300円。ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
で源泉95℃、pH7.6のお湯を加温なし、加水、循環、消毒ありで使用。予想はしていま
したが、しっかりと消毒臭のお湯でしたので、サッとあがりました。次は車で5分ほど
にある民間の温泉宿、ホットハーブ大沓。入浴料250円。ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
と同じ泉質で源泉43℃、pH7.9のお湯をこちらは消毒のみありで使用。浴室に入ると、
いい温泉臭がして、湯船から大量の掛け流しで、洗い場が川のようになっていました。
お湯は無色透明、芒硝臭がしっかりするお湯で、熱めの浴槽は44℃程あり、熱さと芒硝
泉のせいでピリピリ感が強く感じられました。評判通りのいい風呂で、鹿角の温泉施設
ゆたろうを連想しました。決して多くはありませんでしたが、引っ切り無しに入浴客が
来ていたことも温泉の良さなのでしょう。

7月10日(金)

2日連続で大量入浴をこなして家を空けていたので、本日は畑の見廻りを行いました。
きゅうりの収穫最盛期になってきたこともあり、数日の放置で鈴なり状態。採れる分だ
けとりあえず採ってみましたが、20本近くになってしまいました。お客様の多い時期な
ら足りないくらいなのですが、どうしてもキュウリの収穫時期とはずれてしまい、持て
余す状態になります。関東で野菜が高いということでしたので、実家方面に先日収穫し
たジャガイモと合わせて発送してしまいました。それでもまだ畑にはキュウリが残って
おり、更に数日でまたかなり成長することになりますので、1年ぶりに辛子漬けも出番
になりそうです。お盆前頃まで収穫が続きますので、その時期に来て頂いたお客様には
食事の際に提供できるかと思います。

7月9日(木)

昨日の肘折に続き、今日は海沿いの鶴岡市内に点在する温泉施設を一気にハシゴしてみ
ました。最初に目指したのが、鶴岡市から少し酒田市に戻った山の中にある小林温泉。
地元の共同浴場でした。入浴料350円。浴室には小さめの浴槽が一つあるだけです。お
湯は単純硫黄冷鉱泉で源泉10.9℃、pH9.1のアルカリ泉で加水、加温あり、循環、消毒
なしで使用しています。薄白濁のお湯は新鮮なゆで卵の臭いがしていました。浴槽の脇
には2つ蛇口があり、井戸水の沸かし湯と冷たい源泉が出るようになっており、勝手に
加えていい方式になっていました。源泉を入れすぎると湯船がぬるくなるため、ほどほ
どにしか出来ませんでしたが、入れたばかりの源泉は無色透明。真夏で他にお客さんが
いなければ、源泉を多めにしてたまご臭にまみれるのも可能なようです。

7月8日(水)

今朝、長期滞在のお客様が出張に出発して、また温泉弾丸ツアーが可能になりました。
今回は山形県北。目指したのは肘折温泉です。肘折は宿泊者用にはそれぞれの施設が駐
車場を用意していますが、日帰り入浴でハシゴするための駐車場はありません。今回は
いでゆ館の駐車場に車を止め、徒歩で温泉街に向かいました。最初に入浴したのは、若
松屋村井助六旅館。入浴料400円。ここは肘折共同源泉のほかに自家源泉を持つ宿。聞
けば、貸切の自家源泉の風呂が空いているとのことで、早速入浴。自家源泉に共同源泉
の湯を足しているナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉55℃、pH6.3のお湯を加水
あり、加温、循環、消毒なしで使用しており、ほぼ無色、無味で金気臭のするお湯で、
一人で入るが丁度いい湯船は、初っ端ということもあって、とても気持ちよくなりまし
た。ついでに共同源泉の大浴場にも立ち寄りました。肘折共同源泉は64℃、pH7.3で、
薄茶濁のお湯は硫黄臭と金気臭のするものです。こちらはいでゆ館でも入ったいいお湯
で、多くの温泉施設で使われています。肘折での入浴はまだまだ続きますが、残りは後
日改めて。

7月7日(火)

今日は明日からの過酷な温泉ツアーに備えて、体を慣らす意味も含めて、買い物のつい
でに近場の未入湯温泉に出向きました。十文字から東に入った東成瀬村。ここでは栗駒
山荘が温泉では有名ですが、そのかなり手前に1軒宿、東仙歩があります。入浴料400
円のところ温泉本で無料。浴室は広く、内風呂が一つと名物の岩をくりぬいた岩風呂が
2段でありました。お湯は冷鉱泉で源泉12℃、pH7.7で、加温、循環、消毒あり、加水
なしで使用。ほぼ無臭、無色のお湯が掛け流しで満たされており、一番上の岩風呂に湯
口があり、2段目の岩風呂、内風呂とお湯が流れるようになっていました。お湯は置い
といて、目を引いたのはその広さです。宿泊施設としては、浴場の広さが大きく、この
広い浴室を貸切状態で使うのは、非常に贅沢な気分になりました。

7月6日(月)

昨日の畑作業の残りを本日は実行。まずは食用菊の柵をもう一段あげることです。菊の
成長に合わせて高さを上げないと、強風の際に今度は逆に柵のところで折れてしまうか
らです。昨年はこの作業、18日にやっていましたので、2週間近く早いことになり、ま
た昨年は紫色の菊の柵はこの時期でもまだ一段目がやっとという状態でしたので、今年
は成長がかなり良く、早いようです。その後は、草刈大作戦の2回目を軽減するため、
裏の農道沿いに除草剤を撒いてみました。一番早いところで5月下旬に草刈の一回目を
しましたが、ぼちぼち成長して来て、雑草も目立つようになってきました。草刈機を使
ってだと、準備から作業、その後の処理まで数日が丸々必要になってしまいますが、除
草剤なら、空いた時間だけ、気軽に作業出来ますので便利です。ただし除草剤はその後
8時間ほど雨が降らないことが必要ですので、天候と相談してということになります。

7月5日(日)

今日は週後半からの実質休暇でのんびり温泉廻りが出来るように、今の時期に必要な畑
廻りの作業を一気に行いました。まずは残った1畝分の北アカリの芋掘り。1時間ほど
の作業で収穫箱3つほどになりました。前回までのとあわせると、収穫箱5つほどにな
り、これから夏のお客様にお出し出きるので、大助かりです。続いてネギ畝の間にかな
り草刈が延びてきたので、ここの処理。先月手をつけなかった所は、草むらになってし
まって、このままでは耕運機でも無理なので、3列分は手で大雑把に草むしり。1時間
ほどの格闘で耕運機も入れられるようになりましたので、あとは他と合わせて一気に土
を耕して雑草を鋤きこむ作業となりました。ここで時間的にも体力的にも厳しくなって
きて、試合終了となりました。

7月4日(土)

今日は週末で、飛び込みのお客様対応で、待機の予定でしたが、午前中だけ近場を廻ろ
うということで、まだ不足感がある湯沢の小安峡温泉郷に出向きました。最初に目指し
たのが、お宿風の抄。ここは以前、清風苑という旅館で、老夫婦がやっていた昭和の高
級旅館の匂いのするいい宿でした。閉館になった後、新しい経営者の方が譲り受け、全
面改装して、今年の春、新規オープンしたとのことで、雰囲気も黒をベースに都会風の
おしゃれな宿になりました。入浴料500円。玄関にいた元気のいい女将さんが、風呂場
まで案内してくれました。浴室には内湯が一つ。以前と湯船の場所が変わっていたので
改装の際にそこまで手をいれたようです。お湯は小安峡の共同源泉、1、2号混合泉で
単純温泉、源泉87.5℃、pH8.4のアルカリ性のお湯を加水、消毒あり、加温、循環なし
で使用。無色透明で芒硝臭がするいいお湯が、なんとザブザブ掛流しになっており、洗
い場の半分ほどにお湯が流れ続けるほどでした。これはトド寝希望の方には最高の場所
になりそう!と。秋田県では掛け流しで洗い場を流れる湯がある場所が少なく、特にこ
の小安峡周辺ではみることがありませんので、いい宣伝材料になりそうです。古びた味
のある湯小屋が云いという方には、きれい過ぎて味気ないかもしれませんが、満足度は
かなり高い温泉になったようです。

7月3日(金)

先の蔵王温泉ツアーでは、川原湯、下湯に続き、下湯から徒歩数分の上湯共同浴場も一
気にハシゴしてしまいました。坂道にある温泉街の一番上にある上湯も、幾つかの温泉
宿に囲まれた形であり、蔵王温泉郷でも一番絵になる建物のようです。入浴料200円。
こちらは大湯1号源泉で、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉54℃、
pH1.6の強酸性泉のお湯を加水のみで使用。薄白濁で硫黄臭、レモンのような酸っぱさ
のお湯で3つの共同浴場では一番大きな湯船でした。ほぼ休憩なしの4湯目ということ
で、長湯はできませんでしたが、上がり湯や蛇口などはありません。秋田県で全国有数
の強酸性泉、玉川温泉では、20分も入っていると肌が痛くなり、上がり湯やシャワーな
どがあって、休む前も浴びておかないと危険なのですが、蔵王では入っていた方に聞い
たら上がり湯を浴びなくとも大丈夫とのこと。pH値では似たような1台のお湯なので
すが、この違いは加水のためなのか?それとも1台でも小数点以下が前半と後半では、
桁違いに体感の酸性度が上がるのか?などと考えながらの入浴となりました。湯上り後
に確認してみたら、確かに激しいピリピリ感はありませんでした。

7月2日(木)

先日の蔵王温泉ツアーの続きです。川原湯共同浴場で気を良くした事もあり、また近か
ったこともあって、蔵王温泉郷の共同浴場をその後、続けハシゴしました。最初は温泉
街の中ほどにある下湯共同浴場。入口はここも無人で、入口のポストに入浴料を200円
投入して、入浴する仕組み。近くの温泉と共同で使用する蛇荒川折口、インキョ、上の
川混合泉で泉質は酸性・含硫黄−硫酸塩・塩化物温泉で、源泉56.9℃、pH1.8の強酸性
泉。この温泉も注目していた一つで、泉質は普通、陽イオン(主にカルシウムやナトリ
ウムなど)と陰イオン(主に塩化物や硫酸塩など)が結びついて溶け込んでいます。こ
の蔵王温泉の一部では、陽イオンの部分の表記がありませんが、これは陰イオンに比べ
て含まれる量が少なすぎて、表記の対象にならないためです。この陰イオンのみの表記
のお湯は秋田県ではお目にかかれず、どんなだろうとワクワクして入浴しましたが、そ
れがどうなのかは、よくわかりませんでした。加水のみありで、加温、循環、消毒なし
のお湯は白濁で硫黄臭と日本の典型的な温泉。3つの共同浴場の中では一番白濁が濃い
お湯で、硫黄泉は最初透明で、酸化が進むと白濁になることから、源泉からの距離が少
しあるのかな?と思いつつも、3湯目ながらも気持ちよく入浴いたしました。場所的な
ことから、観光客が一番手軽に入れるお湯のようです。

7月1日(水)

今朝もお客様の出発が9時台のJRだったので、ラベンダー畑の見学ツアーを行いまし
た。朝食後すぐに出発するので、8時頃にはラベンダー畑に到着するので、ほとんど見
物客がおらず、貸切状態で見廻ることができます。今日はお客様を飯詰駅で降ろしたあ
と、そのまま近隣の温泉ツアーに出かけました。最初に入浴したのは、角館の先、西木
にある温泉、クリオン。近すぎて、前回何時入ったのかわからないほど足が遠のいたた
め、再確認の入浴でした。入浴料400円(温泉本で無料)。単純温泉で源泉29℃、pH
9.4のアルカリ性で加温、循環、消毒ありで使用。無色透明、無臭、無味のお湯は少々
ヌルヌル感があるようですが、公共の入浴施設ですので、広めの風呂を満喫するのが主
目的にならざる得ません。次に入浴したのは、大仙市の秋田よりにある強首温泉郷の強
首ホテル。断られることが時々あるようですが、事前に電話したらOKでした。入浴料
400円。浴室に入ると扇形の浴槽があり、ん?黒いお湯?と思ったら、浴槽の色で、お
湯は無色、無臭。でもコールタール系のアブラ臭が脱衣所の外まで匂っていて、その元
は?と探すと、浴室の奥にもう一つ、浴槽がありました。こちらは手前の浴槽とは色が
大きく異なり、茶褐色濁で、これぞ温泉という風景。お湯はナトリウム・カルシウム−
塩化物泉で、源泉51.5℃、pH7.1。加温、循環、消毒ありで使用ですが、お湯の個性
的な臭いで消毒臭はほとんど気になりません。石油の開発で井戸が掘られた強首温泉郷
で、なかなかいいお湯が出ていますが、周辺の温泉施設で残ったのはここと、少し離れ
た樅峰苑の2軒になってしまったのは、悲しいことです。