2004年6月18日〜23日 沖縄 本島・阿嘉島

沖縄那覇市内・糸満市編

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2004年6月18日

本日、たろは会社の創立記念日の為半日で退社だったので、夕方羽田発JAL1931便那覇空港行きにて出発しました。
那覇市内にはモノレール(ゆいレール)が那覇空港と那覇市内を結んでおり那覇空港から15分位で那覇市内の繁華街「国際通り」付近へ行く事ができます。
ちなみに、私たちは那覇空港駅→美栄橋駅(運賃260円)に乗り、まっすぐにホテルへ向かいました。

宿泊先:ホテル シーサー・カン
国際通りの中心地にあって、ダブルルーム(2名で)で一泊10,395円とお手頃です。(ビジネスエリートカードに申し込みをすれば、加盟ホテルに宿泊すると宿泊代金が5%〜20%キャッシュバックできるサービスもあります。)
丁度、私たちがホテルに着いた時には、台風6号が沖縄に接近していて、翌日の船の出航状況や航空機の運行状況なども親切にフロントで調べてくれました。

ホテルにチェックインを済ませて、さっそく市場通り平和通りを散策して夕食を摂る所を探しました。
近くに沖縄料理のお店「うちなー居酒屋じんじん」があったので、そこで夕食です。
沖縄料理はよくわからないので、店の人に説明を受けながら数点の注文をしました。たろのお気に入りは「グルクンから揚げ」です。

ラフティー
豚の三枚肉を泡盛、砂糖、醤油でじっくりと煮込んだ角煮です。豚の皮はプルンとした感触でコラーゲンたっぷりです。肉の大きさもけっこう大きいです。
ニラのチャンプルー(?)
正式名称はわかりませんでした。お店の人が勧めてくれた一品です。にらとコンビーフの炒め物って感じです。
グルクンから揚げ
グルクンというのは沖縄の県魚で、和名はタカサゴです。白身魚でからっと揚げてあります。頭から尻尾まで全部食べれちゃいます。
クーブイリチー
こちらもお店の人に「豚肉を食べたら昆布よ!」と勧められて注文した一品です。昆布を豚肉やこんにゃくと炒めたものです。

ちなみに入ったお店の名前の「じんじん」というのは、沖縄で「ホタル」の事だそうです。

2004年6月19日

今日は高速船で阿嘉島へ渡る予定でしたが、船は欠航です。
写真を見た限り、青空が広がって天気は良さそうですが、台風接近も間近で強風・波浪警報が出るほど風は強く波が高いです。
船は欠航しているとわかっていても、一応泊港の場所確認をする為にホテルからテクテク泊港まで歩きました。

予想していなかった那覇市内での足止めに二人ともちょっとショック!
気を取り直して、泊港から県庁まで散歩をしました。目的は、県庁近くのバスターミナルから糸満市方面へ出てるバスに乗って「琉球ガラス村」へ行ってガラス体験教室でも体験してこよう!という事にしたからです。

やっとバスターミナルを見つけたものの、果たして糸満市行きのバスは何処から出るのでしょう?とうろうろしている所に、タクシーの運転手が私たちに話しかけてきました。

タクシー運転手:何処に行くの?
たろ:糸満市の方に・・・
タクシー運転手:糸満市に行くには、そこのバス停じゃなくてあっちの方のバス停ですよ。それにバスは1時間に1本くらい・・・かなり時間がかかるし、乗り遅れるともっと時間を待つことになるし、タクシーで2,500円でどうですか?
たろ&せーこ:う〜ん・・・(確かにバスは遠回りするし時間もかかる。。。それにあまり本数がないのではとても不便・・・)
タクシー運転手:バスに乗ったって、2人だと1,000円〜1,500円かかるでしょ。プラス1,000円でタクシーで楽々観光がいいですよ。
たろ&せーこ:心揺らぐ・・・(笑)

話がついて、私たちはタクシー観光をする事になりました。目指すは「琉球ガラス村」です。琉球ガラス村に着く前に、タクシー運転手がまたまた交渉してきました。

タクシー運転手:せっかくだから、他の所も観光したら?「ひめゆりの塔」とか「おきなわワールド」なんか・・・う〜ん、食事時間を取って全部周って5時間・・・5時間だとこのくらいの値段(料金表を見せてくれる)だけどね、大値引きで1万円でどうですか?
たろ&せーこ:またまた心揺らぐ・・・せっかくここまで来たんだし、那覇市内に戻っても特にする事はないし・・・

ということで、夕方4時までタクシーの貸切観光に決定しました。
契約が成立すると、タクシー運転手の観光案内までしっかり始まりました。(笑)

「琉球ガラス村」でガラス体験教室を体験の予定が、次回開始時刻は午後2時・・・私たちが「琉球ガラス村」に着いたのが午前11時過ぎだったのでまだまだ時間があります。他のところを見てから、時間にまたここに戻ってもらおうかと思ったら、後で行く「おきなわワールド」でもガラス体験教室の体験が出来るとのことだったので、体験はそちらですることにしました。

琉球ガラス村を出て、今度は「ひめゆりの塔」へ向かいました。

「ひめゆり平和記念資料館」
米軍の沖縄上陸作戦が始まった1945年3月に学園(沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校)から看護要員として240人が沖縄陸軍病院に動員されました。
病院といってもありの巣のように堀めぐらされた横穴の壕に二段ベットが置かれただけの施設です。そこで学徒たちは後送されてくる負傷兵の看護や水汲み、飯上げ、死体埋葬にに追われ仮眠を取る間もなく働きました。
同年6月には突然の「解散命令」が出され、米軍の包囲する戦場に放り出されて多数のひめゆり学徒が命を失いました。
病院壕のジオラマと生存者の証言によって資料館が作られました。

「ひめゆり」由来
沖縄女子師範学校は「白百合」、沖縄県立第一高等女学校は「乙姫」と名づけれられていたことから、両校が併置されることによって両方の名前の一部(「乙姫」の姫と「白百合」の百合)を合わせて「姫百合」となりました。「ひめゆり」とひらがなを使うようになったのは戦後です。

タクシーの運転手さんの勧めで、一軒の食堂に入りソーキそばとそうめんチャンプルの昼食を途中で済ませました。
次に向かうは「おきなわワールド」です。(入園+玉泉洞一人1,200円)
「おきなわワールド」の目玉は、「玉泉洞」「熱帯フルーツ園」「ガラス工房・陶器工房・紙型工房・藍染工房の体験教室」「エイサー」「ハブ博物公園」です。(残念ながら、当日は「ハブ博物公園」は休館していました。)
入園してすぐに「玉泉洞」の入り口があります。

玉泉洞
日本第2位の長さ、全長5Km(公開散策道は約890m)を誇る玉泉洞は沖縄の美しい珊瑚礁からできたものです。
日本最多の100万本の鍾乳石が林立していて30万年時をかけて形成されました。

「玉泉洞」を出て、向かうは「琉球ガラス王国工房」です。
さっそく体験!とは言っても、製作には5分程度の時間しかかかりません。

ガラス工房体験教室
ガラス製作の体験は1,500円〜できます。私たちが作ったグラスは、底の部分にひびの模様が入っている2,000円のものです。
送料は沖縄→神奈川県で1,200円でした。

グラスを作って、ほっと一息・・・沖縄のシンボルとも言えるシーサーの真似です。

「エイサー」は本当は野外のエイサー広場で行われるのですが、当日は風が強かったせいか、売店の中で行われました。

「エイサー」
盆踊りの一種でエサオモロという集団舞踊に念仏形式が加わったものです。はやし言葉の「エイサー」からの呼称です。

本日の観光も終了し、タクシーで国際通りまで送ってもらいホテルへ戻りました。

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