山陰旅行 足立美術館と天橋立・出雲大社正式参拝の旅

2008年7月21日〜7月23日 

鳥取砂丘・出石散策・天の橋立・ホテル・駅弁紹介

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2008年7月23日

今日は旅行の最終日です。
私たちにとって、この最終日のスケジュールこそ待ち望んでいた『鳥取砂丘』『天橋立』の観光です。
朝は予定より10分ほど早くバスのお迎えが到着して、ちょっと慌ててしまいました。
バスに乗り込み、白兎海岸を通って『鳥取砂丘』へ向かいました。
いなばの白兎伝説
出雲の国に「だいこくさま」という神様がおりました。その神様は大勢の兄弟があり、その中でもいちばん心のやさしい神様でした。
兄弟の神様たちは因幡の国に
八上比売(やかみひめ)という美しい姫がいるという噂を聞き、みんなで会いに行こうと決められました。「だいこくさま」は兄弟達の家来のように大きな袋を背負わされ、一番後からついていくことになりました。

兎は隠岐の島に住んでいました。が、一度この国に渡ってみたいと思って泳がないでわたる方法を考えていました。するとそこにワニがきたので、兎は彼らを利用しようと考えました。
兎はワニに自分の仲間とどっちが多いかくらべっこしようと話をもちかけました。
ワニたちは兎の言うとおりに背中を並べて、兎は数を数えるふりをしながら、向こうの岸まで渡っていきました。
しかし、もう少しというところで兎はうまく騙せたことが嬉しくなって、つい、騙したことを言ってしまいワニを怒らせてしまいました。その仕返しに兎はワニに皮を剥かれてしまったのです。

神様の兄弟たちが因幡の国の気多の岬を通りかかったとき、体の皮を剥かれて泣いている一匹の兎を見つけました。
兄弟たちはその兎に意地悪をして、海水を浴びて風にあたるとよいと嘘をつきました。
兎は騙されていることも知らずに、言われるまま海に飛び込み、風当たりのよい丘の上で風に吹かれていました。そうしていると海水が乾いて傷がもっとひどくヒリヒリ痛みだしました。
前よりも苦しくなって泣いているうさぎのところに、後からついてきた
「だいこくさま」が通りかかりました。

「だいこくさま」はその兎を見てどうして泣いているのかわけを聞きました。
そのうさぎは事の経緯を「だいこくさま」に言いました。
「だいこくさま」はそれを聞いてその兎に言いました。
かわいそうに、すぐに真水で体を洗い、それから蒲(かま)の花を摘んできて、その上に寝転ぶといい。
そういわれた兎は今度は川に浸かり、集めた蒲の花のうえに、静かに寝転びました。
そうすると兎のからだから毛が生えはじめ、すっかり元の白兎に戻りました。

そのあと、ずい分遅れて「だいこくさま」は因幡の国につかれましたが、八上比売(やかみひめ)が求められたのは、「だいこくさま」でした。

車中でガイドさんの「いなばのしろうさぎ伝説」を聞いてるうちに『鳥取砂丘』に到着です。
リフトに乗って砂丘まで行きます。東西16Km、南北2Kmに広がる砂丘は「日本の渚百選」にも選ばれています。
「馬の背」と呼ばれる小高い丘まで行くと、砂丘の広がりと日本海の海岸線を一望する事ができます。
長靴の貸し出しもありますが、長靴での歩行はかなり体力を要するので素足がベストです。しかしながら、私たちが行った当日は連日35度にもなる猛暑だったので素足ではやけどをします。かなり歩行が困難でしたがサンダルで歩きました。
らくだに乗って砂丘を遊覧する事もできます。(一人乗り1,800円、二人乗り3,000円)
らくだに乗って写真撮影は500円(撮影のみ)、らくだの撮影は100円取られるそうです。こっそり撮っても何処からともなく代金徴収に来るらしいです。(笑)なので、私たちはらくだの撮影はしていません。
自由時間内には砂丘の「馬の背」までの往復がぎりぎりの時間でした。
添乗員さんもがんばって歩いてたので、たろは一緒に走ってるふり(笑)をしてみました。
『鳥取砂丘』の観光を終えて、次に豊岡市の『出石』に立ち寄ります。
『出石』「但馬の小京都」と呼ばれ、「古事記」「日本書紀」にも登場する古い町です。但馬開発の祖神「天日槍」がこの地を拓いたと伝えられています。
昼食に「出石皿そば」をいただきました。
出石皿そば
多彩な薬味も出石そばの特徴で、わさび・ねぎはもちろん、多くのお店で玉子・山芋等も定番の薬味として添えられています。
また、お店では一人前5皿となっていますが、地元では、箸を立てた高さを食べるとそば通と言われています。
出石には今では50件ものそば屋が並んでいます。

「皿そば」でお腹を満たしてから『出石』の散策です。
私たちは「出石家老屋敷」(100円/人)を見学しました。

出石家老屋敷
白亜の土塀と長屋門のあるこの屋敷は、出石城内にあった高級武士(家老級)の居宅として使われていたものです。
外観は一見平屋建てに見えますが、隠し二階があり、不意の襲撃に備えてあります。
平成2年に江戸時代の武具や大名行列の道具の展示する資料館として開館しました。
出石藩の「三家老」と呼ばれていた荒木家・仙石式部家・仙石主計家のうちの、仙石式部家の屋敷がここにありました。
江戸時代の三大お家騒動の一つ「仙石騒動」の中心人物で天保6年(1835年)に処刑された仙石左京(式部家)の屋敷跡と言われています。
『出石』を出発して、今回の旅行の最終観光地である『天橋立』に向かいます。
「龍神社」を通ってケーブル又はリフト「傘松公園」へ行きます。
「傘松公園」まではケーブルで4分リフトで6分ですが、ケーブルは15分間隔で運行、リフトは常時運行している為、リフトの方が早かったりします。
「傘松公園」と言えば「股のぞき」で有名で、写真スポットには「股のぞき台」もあります。
たろとせーこもやっぱり「股のぞき」してみました。(笑)
「股のぞき」した状態で写真を撮っている人がいますが・・・何も苦労して逆さ状態で写真を撮らなくても、普通に撮った写真を逆さまにすれば「股のぞき」状態の写真です。
「傘松公園」には、小さなお皿が3枚100円で売っていて、それを投げて輪をくぐると願い事がかなうとか。。。たろもせーこも一枚も入りませんでした。たろは辛うじて外枠にぶつかったかな?

3日間のハードスケジュールをこなし、18時50分新大阪発こだま582号にて帰路につきます。
新大阪駅で自分たちにお土産(笑)を追加して、荷物いっぱいで新幹線に乗り込みました。
あ〜〜楽しかったです。

駅弁紹介

行きの新幹線では「深川めし」「横濱オムライス」の駅弁です。
考えてみると、「こだま」は駅の停車時間が比較的長いので、途中駅で駅弁を買うのも良かったかも?!

帰りの新幹線では夕食と言う事もあって駅弁を3個用意しました。
「かつ弁当」「おにぎり弁当」もう一つは名前は忘れてしまいまいたが9個の枠に分かれていてご飯が4種類と5種類のおかずが入ったお弁当です。

お宿紹介

一泊目:皆生温泉(かいけおんせん) 芙蓉別館
部屋は2人ではもったいないくらい広かったです。男女それぞれ大浴場と露天風呂があり、一日の疲れを取りました。
夕食はカニにお刺身、煮物、豆乳と豆の茶碗蒸しなどなど・・・釜飯も目の前で炊けちゃいます。美味しかった♪

二泊目:羽合温泉(はわいおんせん) 望湖楼
羽合温泉は”ハワイ”と読みます。
日本に居ながらにして”ハワイ”です。(笑)
東郷湖上に露天風呂があります。午後6時までに(私たちが行った日は午後7時まで延長してくれました)フロントで玉子をいただいて、露天風呂横にある「たまごのお風呂」温泉玉子作りができます。
私たちはぎりぎり7時前に玉子をいただいて、食事中に温泉玉子を作りました。30分以上と聞いていたので30分くらい経ってから玉子を取って来て食べましたが、30分ではまだちょっと早かったです。残念!!
でも、とても嬉しい企画でした。
ちなみに、私たちがホテルに到着したのは6時過ぎていたため、この玉子を無事に受け取れたのは私たちの団体では私たちだけでした。ラッキー♪

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