|
病気発生のきっかけとなる、あるいは発生を助長する要因としては次のようなものがあります。当てはまる場合は、できるだけ改善して、金魚が病気にかかりにくくすることが第一です。「攻撃は最大の防御」ならぬ「予防は最良の対策」というわけです。 |
|
|
|
|
●過密飼育 |
|
|
|
水槽の大きさに比べて金魚の数が多すぎると、金魚がストレスを受けて体力が低下し、病気にかかりやすくなると考えられます。また、ストレスから他の金魚とケンカしたり突っついたりすることにより、金魚の体に傷が生じ、そこから感染することもあります。 |
|
|
●エサのやりすぎ |
|
|
|
エサをやりすぎると水が汚れて、病原細菌や病原虫が増殖したり、金魚の体力低下等により病気の原因となる可能性があります。 |
|
|
●外傷からの病原の進入 |
|
|
|
上記の過密飼育のストレス以外にも、縁の鋭いアクセサリーや流木等を入れると、金魚がケガをしてしまうことがあります。このケガから病原の細菌に感染したりすることがあります。 |
|
|
●水槽外からの病原の進入 |
|
|
|
新しく金魚を買ってきたり、水草を入れたりするときに、いっしょに病原菌や寄生虫を持ち込むことが意外に多くあります。金魚の場合はトリートメントしたり、水草もよく洗ってから水槽に入れるようにすべきです。 |
|
|
●急激な水温・水質の変化 |
|
|
|
多量の水換えや水槽間を移動させたりして、水温や水質が急激に変化すると、金魚の体力低下から病気につながります。 |
|
|
●音や光等によるストレス |
|
|
|
一日中人が出入りしたり、戸の開け閉めの音が聞こえる場所、証明を点けたり消したりたびたびするような場所では、金魚がストレスを受け、体力低下につながります。 |