本項では、金魚の病気の症状や発生原因、治療方法等をまとめてみたいと思います。 ★病気の発生が高まる要因について 金魚が病気にかかると、隔離して治療したり、水槽を消毒しなければならない場合もあったりで、かなりたいへんです。できることなら、病気は発生してから治療するより、予防することが大切です。 そこで、まず金魚の病気につながりやすい環境要因を挙げてみます。これらの要因を取り除き、できるだけ病気を発生させないように努めるのが最高の対策ということができます。 病気の発生の誘因、助長する要因については、コチラ・・・ ★共通事項(金魚の病気対策) 各病気に共通の事項は、コチラです。 (まずはこちらをご覧いただいた後、下をお読みください) ★主な病気の症状と原因・対策について(病気の原因から) ◆繊毛虫によるもの ・白点病 ・コショウ病(ウーデニウム病) ・白雲病(コスティア症) ・ツリガネムシ病(エピスチリス症) ◆細菌類によるもの ・腐れ病(尾ぐされ、エラ腐れ等) ・マツカサ病 ・穴あき病 ・赤斑病 ◆真菌類によるもの ・水カビ病 ◆寄生虫によるもの ・イカリムシ&ウオジラミ寄生症 ◆その他 ・転覆病 ・消化不良 ・ガス病 ★主な病気の症状と原因・対策について(症状から) ◆体表やヒレ等に点や斑が付着(発生)する ・白点病 ・コショウ病(ウーデニウム症) ・ツリガネムシ病(エピスチリス症) ・腐れ病(尾腐れ、エラ腐れ等) ・穴あき病 ◆カビや綿のようなもので覆われる ・白雲病(コスティア症) ・水カビ病 ◆ウロコが逆立ってくる ・マツカサ病 ◆目玉が飛び出してくる ・マツカサ病 ・ガス病 ◆体に赤い斑点、皮下出血がみられる ・赤斑病 ・穴あき病 ◆体表に数ミリ〜1センチくらいの白いヒモ状のものが付いている ・イカリムシ寄生症 ◆体表に灰白色の直径5ミリ前後くらいのものが付いている ・ウオジラミ寄生症 ◆金魚の向きが変、腹を上にして浮いている ・転覆病 ◆金魚が白〜透明の細いフンをする。 ・消化不良 ◆金魚のヒレに細かい泡がついている。 ・ガス病 |