元明天皇
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元明天皇は、平城京への遷都や和同開珎というお金をつくり、使用させたことで有名ですね。
この元明天皇について、すこし詳しく見てみましょう。
第42代天皇、文武天皇には、首皇子(おびとのみこ・後の聖武天皇)という皇子がいましたが、文武天皇が崩御されたときには、まだ首皇子は7歳。そこで、文武天皇の母である安部皇女が元明天皇として即位しました。 |
この頃、武蔵国の秩父から銅が献上されたことから、元明天皇は年号を「和銅」とし、後に和銅開放(わどうかいちん・わどうかいほう)といわれるお金を造り、使用させました。
また、710年には、藤原京から現在の奈良市に都を移し平城京としました。遷都の理由としては、ゴミや排泄物などの都市公害が広がった為に都を移したといわれています。
元明天皇は、721年に61歳で崩御します。天皇の在位は9年でした。
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