色と配置を変えてみる


文章の配置

段落は<p>タグを用いて設定することができます。段落といっても特にすごいことができるわけではなくて、段落の前と後に改行が1つずつ入るだけです。
ただ、この<p>タグというのにはalign属性というのがあり、これにleft,center,rightの値を指定することにより右に寄せたり中央にそろえたりできるので便利です。前後が改行されるのが嫌なら<div>タグを用いることもできます。中央揃えは<center>タグというのが別に存在するのでこれを用いると良いでしょう。

<p>や<div>以外にも、align属性があるタグはたくさんあり、それら全てで右寄せ、左寄せを指定できるので試してみてください。
ちなみに、文章の区切りなどで水平線を引きたい場合には<hr>タグというのがあるので覚えておきましょう。

文字の大きさ

次に、文字の大きさを変えてみましょう。文字の大きさを変えることができるのは<font>タグです。このsize属性の値を変えることによって大きさを変えられます。size属性の値は標準は3で、1〜7の値を設定できます。また、標準より1大きい、1小さいという意味合いでsize=+1,size=-1などとすることもできます。1大きい、1小さい大きさに関しては<big>タグ、<small>タグなどが対応しています。
既に述べましたが、文字の大きさを変えるのにはこの他に表題などを表示する<h1>〜<h6>タグなどもあるのでこちらも使いましょう。

文字の装飾

文字は太字にしたりアンダーラインを引いたり様々なことができます。これらのタグの説明は実例をみた方が早いと思うので以下にサンプルを示します。

文字の色

さて、最後に色をつけてみることにしましょう。色はRGB値というもので表します。つまり、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)の混ぜ具合を2桁の16進数、つまり0〜ff(10進数で255)の間で指定しそれを混ぜることによって色を表すというものです。左から赤、緑、青の順に2桁の数字を結合し、その先頭に#をつけて色となります。例えば、赤は#ff0000、黄色は#ffff00となります。どのような色があるのか下の例で表してみます。
色はこのようなRGB値による指定の他にyellow,red等の単語で表す方法もありますので指定が面倒な場合はこれで表してもいいでしょう。
さて、今は<font>タグのcolor属性を用いて示しましたが、文書全体の文字の色、背景色などを変えたい場合は<body>タグの属性を変えることによって実現できます。<body>タグには、文字の標準の色を定めるtext、背景色を定めるbgcolor、リンクの色を定めるlink、既に行ったリンクの色を定めるvlink、リンクを押した瞬間の色を定めるalinkがあります。
また、もし途中で文字の色やリンクの色を変えたいと思ったら、先程の<font>タグを用いれば変えることができますのでやってみて下さい。