街中で見つけた桜
住民の方が桜を植え、遊歩道をつくりました(左)
住宅街の桜(右)
稚内公園の桜
お花見!
北門神社境内の桜
ここからも港を見ることができます
稚内公園の桜
最北の桜と稚内港です
桜前線が最北端稚内に到着するのが、5月中旬。
日本の中で、最も遅いお花見を楽しむことができる場所の一つです。
おすすめはなんといっても「稚内公園」。
稚内港と稚内の街並みを見下ろす高台にある公園なんだ。
桜の花と稚内の港。
ながめはすばらしいよ。
他にも、北門神社の境内も見逃せないね。
だけど、街の中にも桜の木がたくさんあるんだ。
そんな桜の木を探して歩くのも、春の稚内の楽しみ方かも。
さあ、お酒とジンギスカンで、花見だ!
越冬隊の居住棟
タロとジロのお出迎え
雪上車など展示品の数々・・
トドが吠えています
南極越冬隊資料展示コーナー
科学館裏にあります
稚内市青少年科学館
南極関連の展示多数!
稚内市青少年科学館にある「南極越冬隊資料展示コーナー」。
砕氷船「宗谷」や南極観測犬「タロ・ジロ」の故郷など、稚内と南極のつながりは深いんだ。
稚内市青少年科学館には南極越冬隊に関する資料が多数展示されているけれど、科学館敷地内にある別の建物の中にも多数の展示があるんだ。
越冬隊の居住棟がそのまま展示されていたり、当時の新聞記事、雪上車の展示などがある。
なぜか、トドのはく製もあるんだけどね。
居住棟の中をのぞいたり、雪上車にふれることもできるんだ。
「タロ・ジロ」の像もあるよ。
科学館の裏側にある建物なので目につきにくいけれど、一見の価値があると思う。
最北端で南極を体験してみてはどうかな。
デスモスチルスの想像図
骨格に比べ・・・
ユーモラス(?)な姿
デスモスチルス
全身骨格化石です
迫力あります
ふるさと館のスタンプ
デザインは・・・
デスモスチルスです
ふるさと館内部
いろいろな展示があります
広々としてゆっくり見学できます
歌登町ふるさと館
うたのぼり健康回復村にあります
森の中の理想郷「フォレストピア」歌登町にある郷土資料館。
歌登町の歴史や自然を学ぶことができるんだ。
開拓当時の暮らしの様子や、林業や農業といった歌登町の産業のあゆみが展示されている。
実物大のジオラマもあって迫力があるよ。
そして、約1500万年前に生息していた「デスモスチルス」の展示がある。
歌登町内で発掘された全身骨格化石なんだ。
すごい迫力だよ。
デスモスチルスは今は絶滅してしまったけれど、今の動物で近いものはゾウやジュゴンなんだって。
昔は歌登にこんな生き物が暮らしていたんだよね。
「林蔵うどん」と「林蔵餅」
林蔵まつりで出ました
おいしいよ
林蔵まつりの様子
林蔵の船を囲んで踊ります
林蔵渡樺出港の地の碑
ここから出発したんだね
間宮林蔵の立像
サハリンを見つめています
ロシア・サハリン島とシベリアの間にある間宮海峡。
間宮海峡とその名を残す江戸時代の冒険家・間宮林蔵。
宗谷と間宮林蔵はとっても縁が深いんだ。
1808年、間宮林蔵がサハリン・樺太探検に出発したのが宗谷なんだ。
出発地は宗谷岬から西へ3キロメートルの地点。
今は「間宮林蔵渡樺出航の地」の記念碑が建っているよ。
もちろんこの場所からはサハリンの島影もバッチリ見ることができる。
間宮林蔵の立像は宗谷岬「日本最北端の地の碑」のすぐそばにあるんだ。
立像はサハリンの島影を見つめている。
こんな間宮林蔵の功績を伝えていこうと夏の稚内でイベントが行われているんだ。
その名も「林蔵まつり」。
間宮林蔵がサハリン・樺太に出発する様子を再現する踊りなどが行われる。
そして、林蔵にちなんだ食べ物もいろいろ再現されているよ。
厳しい自然と闘いながら未踏の地を探検した間宮林蔵。
先人の苦労があるからこそ今の宗谷があるんだよね。
間宮林蔵の本もいろいろあるけれど、くま吉は「まぼろしのデレン」という本を推薦するよ。
絵本なので大人ばかりでなく小さな子どもも楽しむことができるんだ。
ぜひ、ご覧になってみてください!
宗谷岬・最北端の碑
林蔵の立像はこのそばにあります
あっ!というまに通り過ぎていきます
6頭引きレース
犬達のスタートダッシュ!
見渡す限りの雪原
稚内の冬の一大イベント「全国犬ぞり稚内大会」。
全国最大規模を誇る犬ぞりレースで「犬達の甲子園」とも呼ばれているんだ。
今年(2005年)で22回目を迎える歴史のある大会だよ。
稚内が南極観測犬タロ・ジロの故郷であること、そして彼らを描いた映画「南極物語」が稚内で撮影されたことなどが契機で開催されたんだ。
全国からたくさんの犬達が集まり、雪原に熱い走りを見せてくれるよ。
2頭引き、3頭引き、4頭引きなどあるけれど、やっぱり6頭引きが一番の迫力かな。
稚内の冬を飾るイベント。
犬達の熱い走りをぜひご覧ください!
冬のイベント「南極ハイランド」でのもちまき
ステージの上から威勢よくおもちをまきます
みんなー、拾ってねー!
夏のイベントでのもちまき
子どもも大人もがんばります
おもちをゲット!
一口サイズでおいしいよ
稚内のイベントに欠かせないのが、「もちまき」。
小さなおもちをステージの上からまいて、来場者が拾うんだ。
稚内では夏や冬にいろいろなイベントが行われる。
その中でもちまきも行われるんだ。
イベントだからみんなで盛り上がろうということなのかな。
おもちを手にすると、やっぱりうれしいよね。
一口サイズで味もばっちり、おいしいよ。
子どもも大人もおおはしゃぎ。
盛り上がるよー!
稚内のイベントには「もちまき」が欠かせないね。
日本海からの寒風が最北の味をつくります・・・
道道抜海港線
日本海・利尻山・礼文島も見えるよ
寒干し用やぐら
魚が下がっています
稚内市の西海岸の道道抜海港線。
ノシャップ岬を過ぎて、礼文島の島影と利尻山を望む日本海沿いの道。
この道沿いに「寒干し用のやぐら」が立っている。
日本海からの強い西風が吹く冬には、このやぐらに冬の宗谷を代表する魚「たら」が下げられるんだ。
魚へんに雪と書いて「鱈(たら)」。
まさに冬の魚だよね。
最北の厳しい冬の風が「棒だら」づくりには最適なんだ。
稚内でつくられた「棒だら」は、遠く関西方面に出荷され「芋ぼう」などの材料になる。
横殴りの吹雪の中で林立するやぐら、そして荒波の日本海。
最北端の冬の風物詩だと思うよ。
ドーム内部
階段を昇り屋上へ
てっぺんドーム
柱に支えられたドームが港を波から守ります
屋上からの眺め
晴れた日にはサハリンの島影も
ドーム屋上
広々しています
最北端宗谷岬にある宗谷港。
ここに屋根付きの防波堤「てっぺんドーム」が完成したよ。
全長265メートル。高さは7.6メートルあるんだ。
港を最北端の海の荒波から守っている。
ドームの屋上に昇ることができるんだ。
眺めはすばらしいよ。
宗谷岬の灯台や、晴れた日にはロシア・サハリンの島影も見ることができる。
稚内港にある稚内港北防波堤ドームと合わせて2つのドームが最北端に誕生。
新しい宗谷のシンボルだね!
道路沿いには稚内温泉「童夢」もあるよ
道道抜海港線
道路から見る利尻富士
道路沿いにある魚を干すやぐら(棒鱈などをつくります)
いろいろな模様の浮き球が道路沿いに飾られ交通安全をPR
(いったいいくつの「無事カエル」人形があるのかなあ・・・)
稚内市ノシャップ岬から天塩へ延びる道道抜海港線。
稚内の西海岸を走る道。
「カエルロード」と呼ばれているんだ。
その理由は、交通事故防止、安全運転で家に「無事カエル」ということから名づけられたんだ。
漁業で使った浮き球に様々な模様をつけて道路沿いに飾っている。
カエルや動物、子どもに人気のキャラクターなど、見ているだけで楽しくなるよ。
交通安全、事故防止、「無事カエル」の願いをかけて飾られているんだ。
利尻富士や礼文島など思わず見とれてしまう風景が続く道だけれど、スピードを落として安全運転をお願いします!
復元された遺跡
約1200年前の暮らしを再現しました
枝幸の街並みとオホーツク海
冬には流氷を見ることができます
子どもミュージアム
遊びながら歴史を体験
オホーツクミュージアムえさし
高い塔とレンガ色建物が目印
カニのまち枝幸町。
宗谷の一番南にあるまちで、オホーツク海に面している。
カニばかりでなく、サケやホタテなど多くの海の幸に恵まれているんだ。
「オホーツクミュージアムえさし」は、枝幸の街並みを見下ろす高台にある。
枝幸のあゆみやオホーツクの動物たち、そして流氷についての展示があるんだ。
また、約1200年前に栄えたオホーツク文化についての展示もある。
枝幸町内にある目梨泊遺跡で発掘された土器の展示や当時の暮らしを再現したコーナーもあるよ。
1200年前から現在までの枝幸のあゆみを知ることができるんだ。
子どもたちが遊びながら郷土の歴史を体験することができる「子どもミュージアム」のコーナーもある。
昔の衣装を着ることができたり、土器のパズルなんかもある。
楽しいよ。
そしてコンピュータールームもあって、ここでは展望カメラを操作して枝幸の街並みを見ることができるんだ。
冬には流氷観測をしてもいいかもね。