■ソ・ラ・ノ・ヲ・ト神戸信者反省会
第三回まで行った感想チャットの最終回後の完結編です。
例によって信者同士の内輪の会話、雑談でるということをご考慮の上ご容赦ください。
神奈江氏が本サイトに最終回後の感想を上げているのでそちらもあわせてお読みいただくといいかもです。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト。思わせぶりの罪: カナエジュンネット
神奈江: これオンレコですか?
秋 水: まあできれば。ぶっちゃけたいならオフでもいいよ
神奈江: いいですよー別に まぁ信者的義務感もありますのでw
秋 水: んじゃ最終回について
神奈江: えっ私先攻ですか。やっぱ愛おぼえていますか的な。
秋 水: それが、ああやっぱりってのがね・・・
秋 水: 意外性のない最終回だったなあと
神奈江: まぁ、〆ようがないので、それは許容範囲でした。
神奈江: それ以外のパターンではありえんだろうと
秋 水: うんまあ、そなんだけど、お花畑すぎないかなあと
神奈江: 厳しい意見ですが、今までの話でハードルはじゅうぶん下がっていたので。まぁ思ったより頑張ってくれたなと思ったり思わなかったり。
秋 水: 個人的な意見なんだけどああゆうぬるいことするなら、戦争状況なんて持ち出さない方がよかった
秋 水: もち出すなら、死人が出るくらいのことはやって欲しかった
神奈江: しかし日常話だけで保たせるポテンシャルがあったとは思えません。
秋 水: だから総評でどっちも中途半端ってなちゃうのよ
神奈江: 死人出しても・・・うーん寒かったかも・・・
秋 水: あの流れで出すならね
神奈江: あんま語るものがない・・・w
秋 水: 自分が書いた総評通りじゃんw
秋 水: 特徴のない小さくまとまった作品に語るべきとこなってないよ
神奈江: あ、最終回のカット割りは結構神。決意固めるあたり。
秋 水: クレハ泣くとことかはスゴイ良かった
神奈江: 監督、3人以上での会話シーンは特に上手いと思います。
秋 水: 細部での演出はいいとこいっぱいあるんだけどねえ
神奈江: 最終回は演出で救われた感じです。あんま言いたく無いんですが、シリーズ通して脚本に根本的欠陥がある。
秋 水: いや、自分は脚本構成に問題はなかったと思うよ
神奈江: まじで。聞き捨てならぬ!
秋 水: 超展開や、矛盾、投げっぱなしはない。問題はもっと上の部分にあると思う
神奈江: うーん。もっと根本ですねえ
秋 水: 脚本自体はおそらく監督や企画のオーダー通りだと思うんだ
神奈江: いやそんなレベルじゃなく。
神奈江: 「ミステリー作家のための十訓」みたいな有名なフレーズがあるんですけどご存じですか。
秋 水: 聞いたことあるけど
神奈江: 確か「探偵は提示されてない事実でもって推理してはならない」という項目があったはずです。そこを問題にしたい!
秋 水: どういうこと?
神奈江: リオが悩んでても悩みの詳細がサッパリ伝わってこないのでつまらん。王家の事情がブラインドされてて描かれてない、または描写が不十分な背景を、キャラの行動原理に据えられても
秋 水: ああ、確かにリオの苦悩は伏せられた部分を視聴者が想像して推理しなきゃいけないもんな
神奈江: 突然出てきたばあさんも同じです。話のロジック的には納得しますけど、キャラと同化して感動はできませんでしたね・・・。
( ´_ゝ`)フーン な感じ
フィリシアもノエルもそんな感じでしたけど、過去のネタばらしって、最後にかけるトッピング程度のものだと思うんですよね・・・
じゅうぶんキャラを描ききってること前提で、上に載っけてウマーと。
順番を間違えてはならない、プロならば。という俺様の不満話でした。
秋 水: 結局キャラ主体のドラマとしても中途半端なんだよね
神奈江: ネタ無くてもカナタメインで最後までいって欲しかったです
秋 水: この脚本てさ、結局、キャラの日常を描く作品なのか、ドラマを描く作品なのか、最終回の戦争状況を描くためのものなのか、主体がはっきりしていないのが問題なんだと思うんだよ
神奈江: うい、あと世界観を書くも追加で。
秋 水: 脚本は、その全ての要素を盛り込んでまとめてるから主体がはっきりしない
秋 水: で、主体がはっきりしないのは、結局監督の責任だったと思うんだよ
神奈江: ほうこれはまたコメントしづらい方向へw
秋 水: 脚本叩くのは簡単だもの
神奈江: 監督の仕事を論理的に叩ければ、それはそれで有りなんですが・・・。
秋 水: 監督の仕事が作品をどこへ持っていくか指針を示すことなら、結局この作品をどこに持ってきたかったのか、けっきょくよくわからなかった
秋 水: それはもう監督の責任としかいえないじゃん
神奈江: なるほど。確かにそう帰結するしかない
秋 水: だから脚本は監督のオーダーに沿ったものだったと思うよ
神奈江: しかし信者的にみれば、今までのフィルモグラフィとなんか接点が無いんですよねぇ。コンテレベルはともかく、監督は同一人物なのかという。
結局 萌えが苦手だったから?
秋 水: 今までの作品て、企画ありきで後から呼ばれたオリジナルものと、原作ものばっかりで監督の主体や、作家性の要する作品つくったことないからなあ
秋 水: 自らが主体にならなきゃいけない作品これが初めてでしょ
神奈江: それでは神戸にオリジナルは無理という嫌な結論が。
秋 水: いやもうそれしかないじゃない
神奈江: リドリーとか実写映画いっぱい見てるはずだが・・・マジで「スタイリッシュ」にしか興味ないのかな
秋 水: 優れた演出家あであることと作家であることは必ずしもイコールではないって、ことなんでないの?
秋 水: 自分はもともと神戸監督に作家性はそれほど期待してなかったからいいんだけど
神奈江: むむー。「キャラの人間性を見る目」はあると思うので作家性が欠損してるというのはニワカに信じがたし。
神奈江: キャラの絡みができれば物語になるはずなのだが。
秋 水: 素材の味を引き出すのが上手いのと、ゼロから素材を生み出す能力は別だと思うんだ
神奈江: なんか想像つかない世界ですなー。自分が二次創作やらないから分からないのかな。
秋 水: 原作モノをやるときに、作品の本質に手を突っ込めるのが優れた演出家
秋 水: 原作を無視して自分の方に引きつけて描くのが作家
秋 水: ちなみに宮崎駿は後者ね
神奈江: 良く分かるたとえです。
秋 水: 後者をやる人は、オリジナルやっても面白いもの作れる可能性があるけど
秋 水: 神戸監督はそういうタイプじゃなかったからなあ
神奈江: あのう、泣いていいですかw
秋 水: どうぞw
秋 水: まあ実際オリジナルに向いてるかどうかはやってみないとわかんないからなあ
神奈江: 平安時代の鬼の話とか かつて言ってましたなぁ
秋 水: 古典でもいいからなんか素材や原作をアレンジするとかの方が良かったのかも
神奈江: ああスターウォーズでルーカスさんがやった方法論。
秋 水: でなければもう難易度の高い原作をぶつけて欲しいですわ、神戸監督には
神奈江: まあやはり少女漫画あたりで。
秋 水: 普通じゃないのがいいな、癖の強いヤツ希望
神奈江: ところで神戸に変態性はあると思いますか!?
秋 水: うーん、なさそう
神奈江: orz
神奈江: 変態だったら萌えも分かるか・・・
秋 水: だから逆にどんな素材にもフラットに向き合えるんだと思うんだけどなあ
神奈江: む まぁいつも話してますけど、放浪息子を神戸がやったらイケるアニメになるのか。
秋 水: と、思ってるんだが
神奈江: ある種の変態性を帯びた原作を、良いアニメに昇華できるのかという。
神奈江: でもそういう付け足しこそが作家性なのかなあ。なんというか。変態属性がなくてもあの漫画の本質に「気づく」のでしょうか。
秋 水: いや、あの原作だと変に変態性を強化されるとなんか違う気がするなあ
神奈江: なんか勘違いして、男の娘萌え萌えとか媚び方向へいくと失敗しますねw
秋 水: でしょ?あの原作の本質って、もっとキャラの不安定さとかゆらぎとか、葛藤にあるわけだから
神奈江: そっち方面の洞察なら得意そうですねぇ。
神奈江: うん、仕事は選ぼうよと思いました。俺が泣かないために
神奈江: もしくは宇宙ショーがヒットしてA−1のそっち系の監督に収まることを期待。
秋 水: A-1で次仕事あるかなあ・・・
秋 水: いきなりオリジナルやらせないで原作何本かやらせればよかったのに
神奈江: 俺らには分からない現場能力が買われるかもしれませんし。萌え系はなさげですが
秋 水: まあ今後どうなるかはDVDの売り上げ次第だなあ
神奈江: そうですねー。あとアニメノチカラ枠の今後の評価ですか。
秋 水: 干されないことだけを祈る!
神奈江: 干されたとしても、今までと出現頻度は変わらなさげw
秋 水: それをいうなw
神奈江: お オチがつきましたね。
神奈江: こんなとこでしょうか。
秋 水: まあこんなとこですか
秋 水: とりあえず、ここまでということで
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