TVである俳優の奥さんはかなりのおもしろ逸話の持ち主ということで紹介していた。面接試験で面接官に『家業は?』と聞かれ、『か・き・く・け・こ』と答えたとか!料理教室に通うためにあるビルに行き受付で『○○教室は?』と聞き、案内のかたが『3階に行ってください』といったらその場で『○○料理教室』と三回言ったそうな!またまた歯医者で口紅を拭いてくださいと言われ口笛を吹いたそうです!ホテルにチェックインの時間を聞くのに『ベットインは何時?』と聞いたりチェックアウトの時には『終わりました』と連絡していたなんて言ってましたよ。いいですね!自分じゃないから楽しい奥さんなんて言ってられるしね
高齢社会に向かってまっしぐら!!団塊の世代のすぐ後ろを歩いている私たちも幾ばくかの不安を感じてしまうような光景を目の当たりにしてしまった。杖をついて歩くのがやっとというお爺さんがスーパーで買い物をして荷物でバランスを崩しよろけながら店から出て行った。ああ〜、大変だな今にも倒れそうなのにどこまで帰るのかなと思って見ていたら、なんと自動車に乗っている。えっいいのあんなに足がおぼつかない人が運転して?と心の中で叫んでしまった。かつていろんな所にあったお店がなくなって遠くまで買い物に行かなければならなくなっちいましたから・・・
かつて中学の制服に自分のためにつけた布の名札、十数年後保育園入園を待つ息子のために幾枚も園児服に幸福感とともに縫い付けた。そして今また老人福祉施設に入所する母のために憂いとともに縫い付けている。下着から靴下まで名前が必要な現実がたまらなく空しい。遠い昔、母は私たちのために母である幸福を感じながら縫ってくれただろうと思うと胸が熱くなる。生きるということの残酷さを感じずにはいられない。
身長182cm、親よりはるかに大きい雛鳥(本人の自覚レベルで)がでっかい口をパクパクさせて餌を待っている。頭の薄くなった雄鳥と皺の目立ちだした雌鳥が羽が抜けかけたみすぼらしい羽に鞭打って餌を与えているんだよね。よたよたと空を舞ってはいるが今にも墜落してしまいそう。羽が折れる前に何とかしてよね、坊ちゃん!!
我が家のとみ大魔神は、かなり完成度の高い主婦ですがちょっと不思議に思うことがあります。じいじいの襟ぐりの広いU首シャツをハンガーにかけた場合には、ピンチで止めることもないのに丸首はあきらかにU首シャツより襟ぐりが狭いのに、ちゃんとピンチで止めてあるのです。たまたま?とお思いになったでしょ。違うのです、たびたびあるのです。なぁ〜んでか!!何かこだわりがあるのかしら・・・・・・
我が家では『かあちゃん紙とって』などといわずに済むように、トイレの中に棚が作ってあり、必要最低限のものが用意してある。この棚で私たちの毎日を快適にしてくれているトイレットペーパーが出番を待っている。それが最後の一個のロールとなり紙巻き器にセッティングされた後、用無しとなった無残な姿のビニール袋が、かつてそこにロールがあっただろうとかすかに思える空しい空間を作り出したままそこにある。最後にペーパーを使ったのは誰だ!!捨てろよな。