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CPU Z80 2.5MHz
スタティックRAM 6116-LP-3
インターフェース 8255A-5 

 1980年代、初歩のラジオという雑誌を読んでいました。1982年10月号から連載が始まった、「マイコンボード SHOCK-1の製作」という記事を今でもおぼえています。といってもその当時、実際に製作できるだけの技術も資金もなく、ただなんとなくながめていただけなのですが。しかしいまあらためて読み直しても結構楽しめる記事です。いまではこのような製作記事が雑誌に載ることはおろか、こうした雑誌そのものもずいぶん薄くなったり休刊したりしてしまいました。「初歩のラジオ」誌もその後SRハムガイドなどとアマチュア無線に特化した雑誌になったりした後、いつのまにか姿を消していました。

さてこのSHOCK-1ですが、5回の連載でハードウェアの製作、そして4回応用編が掲載され、最後に8X8の64セグメントのLEDディスプレイの製作記事で終わっています。
82年11月 操作部 DMA基板 スイッチとLED
82年12月 操作部DMA基板のつづきと電源 3端子レギュレータで組んだ5V1A電源
83年1月 本体CPU基板 メモリー回路 6116LP-3
83年2月 本体CPUとクロック いよいよZ80(ノーマルバージョン2.5MHz) 8255A-5 周辺のロジックにSN7414 SN74LS00 SN74LS04 SN74LS32
83年3月 インターフェース 8255 追加でメモリーバックアップや8255を2つにする方法

このあとマイコンボードを実際に使ってメモリーキーヤーにしたりするところは、アマチュア無線とマイコンオーディオなんかを幅広く扱っていた初ラらしいですね。