F2Bル-ル(SPORTING CODE)の解釈について

F:model air craft 2:control line B:AEROBATIC

1950年代から、先人が、歴々と、構築してきた国際RULE

書かれているのは、数値と図形であるが、文化的、精神的要素が背景にある

AMAル-ルが元で、国際感に合うように、FAIがまとめたものと、伺っています

FAI本部は現在スイスのロ-ザンヌ(IOCとおなじ)に在、元はフランスのパリでした。

そのため。英語に近いフランス単語が一部残っていました。

D級を目指すに当たりFAIのpdf原文から、翻訳し深読みし、要点と思える部分を提案形式でまとめてみました

ご意見等は下の方にあるTAKAくんをクリックして下さい、メ-ルできます。

Maneuverについて

各科目にて原文では Maneuver と書かれている、wikiで調べたら、「航空機の動き方」を”Maneuver”というそうです

競技の中では、演技科目(曲技)と言った方がいいかもしれませんが、会話の中で”演技”と言われているのが普通と思います

基準飛行面 BASE

サ-クルの中心にて、高さ1.5mの飛行半球の底面をさす

各演技の中では、標準高度の水平面と訳して差支えないと思います。

RIGHT ANGLE BASEに対し90°

四角宙返りにて第1のコ-ナ-から上昇するのは、BASE(基準飛行面)に対し90°(RIGHT ANGLE)と書かれている

古いUコン技術では、90°で上げてはいけないと書いてあったので、最近までそう思い込んでいました

90°で上げると、上の辺(segment)が短くなるが、これでよいのでした、他の人も90°でよいと言っていた。

segment 飛行部分 figure とManeuver

各演技でsegmentという言葉が幾度も出てくる、四角宙返りでは、各コ-ナ-と辺がsegment

横8の字では、各円がsegmentで、左右の円を繋げるとfigureになり、これを2回繰り返すとManeuverとなり

Consective Horizontal Eight 連続横8の字がComplete完結する。

競技者としては、各部分(segment)を明確にできるかどうかを考えていきたい、角8の各辺はなかなか明確にならない。

横方向の基準 LATERAL REFFERENCE 基準接点(intersection point)と横8の字

LATERALというのは、LPプレ-ヤ-のスイングア-ムの動きをイメ-ジすると、判りやすい

横8の接点が基準接点intersection point、右円、左円の端が横方向の基準LATERAL REFFERENCEで

共に、1回目に通った点が、演技を通じた基準となる,日本語で理解しようとするより、英語の方が明確だと思います。

segment,LATERAL REFFERENCE,intersection point(LINE)RIGHT ANGLEをきちんとできれば、正確なManeuverとなるが

SPORTING CORDを正しく理解するところから始まる。

つなぎ飛行

次の演技に入る前に、2LAP(1,1/2以上)空ける、高度は1~3m

ジャッジは見なくてよい、その代わりに、採点しスコア-を書き込むとある

ジャッジはできるだけ見て、採点の対象にする、と解釈した方がよい。

推奨される、進入と退出

これらは、選手のみが利用するものであり、推奨通り行われたかどうかを採点の対象にしてはならない、とある

推奨通り演技すると、スム-ズに曲技に入れるもので、ジャッジも採点しやすいので、採点のバラツキが減り

正しく採点される、実力が伯仲するときは、推奨通り行った選手が上位なる、と考えた方がよいのでは

離陸、水平飛行、つなぎ飛行、合計 5LAP(約30秒)

離陸は滑走後、出発点から1LAP後に標準高度になるのは容易に理解できるが、この比較的単純な部分に競技時間の7パ-セント

(飛行時間5分に対し10パ-セント)を費やしている、ここで競技者は、競技飛行全体での、基準となる標準高度を示すことができる。

安定した標準高度はジャッジに安心感をもたらし、高得点につながる。

こんなことはル-ルブックに書いていないが、世界大会に参加された方の意見を聞きたいものである。

宙返り(LOOP)と🍀のクロ-バ-(TRUE ARC)

宙返りはLOOPであるが円弧状の経路と書かれていて、真円とは書かれていない、一方🍀のクロ-バ-では

真円(TRUE ARC)と書かれている、正確に円のル-プを行ってもジャッジからはそう見えない、むしろル-プは

始点に正しく繋げるつまり、閉じていることの方が重要なのでは、なかなか、そうならない

頭上8の字、接点でのナイフエッジ姿勢、と瞬間(momenntary)

頭上8の字は、ジャッジから見て、わかりにくいと思っているが、接点(頭上点)にて、瞬間的にナイフエッジ姿勢となる、と書かれている

これは、始点と終点を、除くと3回発生する、ジャッジは計5回通るこの点(intersection point)が、ずれていないか

ここで、瞬間的にナイフエッジ姿勢に瞬間的になるか、ナイフエッジ姿勢が瞬間的かどうか、を見ている、と考えます

瞬間的とは、非常にに短い時間で、直線状態が目視できないこと、とあるので、直線状態が極短い時間あってもよい、と解釈します

あと、頭上8のの最下点は45°なので、かなり小さく描かないと45°を超えてしまう。苦手である

🍀のクロ-バ-と直線経路 straight path

🍀のクロ-バ-で,第1円から第2円の繋げる経路は直線(つまり最短距離経路)と書かれている、今まで緯度線(pararel)にて

飛行していた、直線だと、実際は高度分傾いた円周飛行すればよいので、ある意味楽である、この直線経路の長さは第1円の

直径に等しい、第3円から第4円はこの経路を背面で逆に進む、これはちょっと難しい、この経路は基準接線(intersection line)となる

第2円から第3円、第4円からの上昇も基準接線で同じ位置を通る、第4円から上昇し、頭上点で終点となる

なので🍀のクロ-バ-は頭上系演技と考えます、頭上8の字との、まとまり感を演出したいものです。

🍀のクロ-バ-の第1円(第3円)

🍀のクロ-バ-を、縦8と同じ円の大きさで行うと、巨大な🍀のクロ-バ-になるので、どうしようと思っていました

第1円は、そのときの競技者の横方向のウィングオ-バ-経路に接する、と書かれていました

半円をイメ-ジして、縦8の円を上下に並べ、その左右に半円に接する円を4個並べると🍀のクロ-バ-になる

各円は縦8と比べると幾分小さくなる、なので42°高度から始めると、やっと判ったというのが18/9月でした。

17ある演技(Maneuver)の区切り

  始動

(1)直線系-離陸とウィングオ-バ-

(2)円系-正宙返り-背面飛行-逆宙返り

(4)角もの-正四角宙返り-逆四角宙返り-三角宙返り

(5)横もの-横8の字-横四角宙返り

(6)縦もの-縦8の字-アワ-グラス

(7)頭上もの-頭上8の字-🍀のクロ-バ-

(8)着陸

演技科目が多いので、しっかりこなすのは極めて難しいが、区切って考えると、集中できます。

他は、普通の会話されるのと、大きな差異はないと思われますが要点は大事ですね。

全体

これだけのことを理解するだけでも大変でF2Bの底深さを実感しています。

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