■Pacific Crest Trail のこと■

 左の地図、これがパシフィック・クレスト・トレイルの全貌です!
 アメリカ西部の3つの州、ワシントン、オレゴン、カリフォルニアを南北に貫いて、カナダ国境とメキシコ国境を結んでいます。その全長は約2650マイル!と、手許にあるガイドブックの裏表紙には書いてあります。途方もない長さであることは、まぎれもない事実ですね。そのガイドブックのボリュームは3册で1000ページを越え、広辞苑と比べると縦横の長さは同じくらいで厚さは少し劣る程度。ほとんど遜色ありません!

 ガイドブックが手許にあるということは、そこを目指すということに他なりません。私の2004年の大きな、そして無謀ともいえる計画が、このパシフィック・クレスト・トレイルなのです。「2004年の…」というよりも、人生における最大のイベントである、といってもいいでしょう。

 どの程度、無謀であるかは、おいおい書くとして、まずは、パシフィック・クレスト・トレイルがどんなものか、ということについて話を進めようと思います。とはいうものの、今の段階では、私自身もほとんどわかっていない、というのが現状です。あまりにスケールが大きすぎます!

 もちろん、ガイドブックは英語で、おまけに広辞苑並み。それを目の前にしても、どこから手をつけいいのか…、と悩むだけです。「では、なぜそんな無謀なことを?」と、問われても「なるほど…」と納得してもらえるほどの話はできません。

 ただ、アメリカには、そのトレイルを支えている組織が存在していて、立派なHPもあります。そして、この中には、パシフィック・クレスト・トレイルとは何か? ということから始まり、歩くための許可書の取り方、トレイルヘッドまでの交通機関、食料補給の方法、地図やガイドブックの紹介、危険回避の方法、などなど詳細に書かれていて、たとえ外国人であっても、興味を持った人はすぐにフィールドに飛び出してゆけるようになっているのです。

 そんなわけで、このページのテーマに対して、今の私には、何ひとつ答えることはできません。もし、パシフィック・クレスト・トレイルに興味を持った人がいたら、英語を読んで頂くか、すでにそこを歩いた人のHPをご覧頂くしかありません。でも、それでは余りにも無責任ですよね。

 もし、私が無事に日本に帰ってこれた時には、私なりに体験したことを私なりに消化して、堂々と「パシフィック・クレスト・トレイルとは、こういうものだ!」報告したいと思います。

(2004年3月1日)


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