12月11日(日) クリスマスコンサート
栃木県総合文化センター サブホール
こんにちは。12月11日(日曜日)に行なわれましたクリスマスコンサートの回をお送りいたします。
12月11日(日曜日)朝6時30分起床。
とうとうこの日の朝がやってきた。今日という日はかなり寒い日だ。
テレビの天気予報も「今日は寒くなるでしょう。」と言っている。身が引き締まるほどの寒さの中、
車の中に荷物を運びいれ中身をチェックし、忘れ物が無いのを確認して部屋に戻り体を温めた。
朝飯を食ったり、歯を磨いたり、シャワーを浴びたりしていると出発の時間朝7時30分は直ぐにやってきた。
前にも書いたとおり私は、栃木県北西部に住んでいる。
その為宇都宮の会場までは1時間弱かかる。またそこから少し歩くので早めに出ることにした。
その時間が7時30分というわけだ。(因みに集合時間は9時だ。)現時点の心境は、至って沈着冷静だ。
若かりしころ(20代)には考えられないほど落ち着いている。
若かりしころ(20代)ではたぶんこの時点で緊張しまくっていたことだろう。
年を重ねるのもまんざら悪いことではない。今回で2度目の出演となるが前回出演していることも大きい要因だ。
いろいろ経験するうちにそれらの対処というか方法というかが、勝手に身につく。
そして車に乗り込み宇都宮に向かって走り出した。「あっ、いけね。靴、忘れてる・・・」
走り出して5分としないうちに家へユーターンした。カッコ悪!!。
なーんだ結局緊張はしているし慌て気味だし、沈着冷静だと思い込んでるだけで何の事はない普通の私だった。
8時20分宇都宮総合文化センター近くの駐車場到着。
荷物を持って歩いて宇都宮総合文化センターに向かった。8時30分宇都宮総合文化センター着。
もう既に我らがリーダーC氏と音響のTさんは来ていた。
「おはようございます。皆さん早いですね」と挨拶を交わしつつ音響関係の荷物の荷卸を手伝った。
そうこうしているとJ氏、M氏も来てみんなで運び込んだ。
みんな早く来て「気合入ってる」という感じで頼もしい限りだ。
荷卸が終わると早速楽屋入りだ。楽屋に入り荷物の整理をして直ぐ舞台のセッティングに向かう。
舞台に台を置いてカーペットをひいていく。そんな作業がひと段落したころC氏より悲しいお知らせがあった。
「B氏が事情により今日のクリコンを出られなくなりました」という内容だ。
今まで一緒に練習を積んできた仲間がこの時にいないほどさびしいものは無い。
残念なことではあるが自分たちでも、いつ同じ理由で出られなくなってもおかしく無いので人事ではない。
「気を取り直そう」そして目の前の舞台を作らなければならない。
作業を続け舞台を形にすることが出来た。
舞台も出来上がったころ女性陣も到着し、会場内の椅子ならべを手伝ってもらった。
みんなの協力で会場セッティングもスムースに終わり空き時間となった。
しかし、いつも思うのだがこの時点で汗かいて作業しているのは私くらいで、
他の男性メンバーは同じくらい動いているのに汗をかいている様子が無い。
確かにこの寒い中(会場内は、暖かいが)あまり汗をかいているのは変かなァ?(やっぱりただの汗かき?)
丁度お昼に近い時間となったのでJ氏と二人でお昼の弁当を買いに出かけた。
J氏は会場で流すDVDを自宅に取りに行くということなのでJ氏の自宅近くの弁当屋で買うことにした。
弁当を買い込みJ氏と会場に戻りみんなで昼食を取った。
ここで食べた弁当のボリュームがすごくてお腹いっぱいになった。
その弁当についていたから揚げの大きさは、ゴルフボールを二周りほど大きくした位だし、
ご飯もたくさん入っていた。(うまかったっす)そこでチラッとNAITHANの顔が浮かぶ。
NAITHAN曰く、「歌う前にあまり食べちゃだめね。コントロールが難しくなるね。」と言っていたなー。
食欲がNAITHANの言葉を軽く凌駕してしまい食べた後で気がついたのだから遅いのだが・・。
「でもリハ迄2時間近くあるし、本番まで5時間あるし問題ないか。」と自ら勝手に肯定した。
(後でわかるがここでちゃんと食べておいて正解なのだった)
少しリラックスしているともう1時を回っている。
ここで一声かかって「NAITHANから連絡があって今宇都宮の駅にいるということなので表に迎えに行って。
キーボードのK氏、ドラムのI氏もまだ来てないから来たら案内してくれる?。」
との要請があったので早速表にE氏と一緒に向かった。
少したつとNAITHANの車が駅前大通りの県庁前交差点を右折してくるのが見えた。
車が近づくと見たことがある人物が隣に座っている。ベースのロドニーだ。
「ヤー」と声をかけて握手した。「NAITHAN、地下駐車場に案内するよ」とE氏は早速誘導していった。
私は、キーボードのK氏、ドラムのI氏が来るかもしれないのでここで暫く待つことにした。
暫く待っていたがどこに来るかどうかわからないのでC氏に連絡を取って一旦楽屋に引き上げた。
10分もしないうちにキーボードのK氏、ドラムのI氏が裏口に来たとのことなので駐車券を持って誘導にいった。
「ふーっ。やっとお役目が果たせた。
戻って自分の本当の役目を果たさねば。」
楽屋に再度戻り衣装に着替えてリハに備えた。
時間はもうずいぶん押してきている。
よく覚えていないが予定の2時からのリハは過ぎていたと思う。
リハが始まると直ぐに舞台のセッティングにネイザンからクレームがついた。
「人と人の間隔が離れすぎていて一体感が生まれない。
後ろの台を低くして人の間隔も詰めるべきだ。」(一部勝手に日本語なのに翻訳)とのことだった。
確かに後ろの台は高めで離れている感はある。時間が押している。(汗)
リーダーC氏の掛け声で、台のセッティング変更に取り掛かる。
今まで張ったカーペット、黒のシートを全て取り外し、台の大きさ、場所位置を変更し、
改めてカーペット、黒のシートを張り替えた。
「ふーっ」所要時間20分前後か?これで更に時間が押していく。
リハの時間は1時間ちょっと位しかなかったと思う。
充分な時間ではなかったが問題のある曲はある程度リハを出来たと思うが
やはり全体的確認まで至らなかったので不安は残る。
しかもリハに入る前の労働は、問題がある。変なプレッシャーとなり、心臓がどきどきして緊張するからだ。
因みに、手に汗をかいて少なからず緊張の要因となっている。そこでちょっと隣のC氏に聞いてみた。
「俺さ、手に汗かいてるけどC氏は?」
「ぜんぜん」
との答えが返ってきた。さすがに場数をふんでいる方は違う。いや待て待て。
さっきの舞台セッティングのときもそうだったが、汗をかいているのはたぶん私くらいで
ここの時点で緊張しまくっているのは私くらいだったのだろうか?
他のメンバーは至って冷静なのでは?
このメンバーの中で初めて出るのはH嬢、U嬢、S嬢の3人くらいで私を除きみんな百戦錬磨の兵(つわもの)がそろっている。聞いたわけではないが、みんな落ち着いているのでは?と思わせる。
(まだ、リハなんだけどねー、結局原因は汗かきに尽きる?)
少しの空き時間がありお客さんの入りの時間17時は、直ぐにやってきた。
開始10分前になると全員で集まり、いつもの掛け声をかけて気を引き締め、舞台袖に並んだ。
「ドキ、ドキ」
心臓の鼓動が口から出てきそうな勢いだ。
入場の合図がありみんなで舞台に入りだした。
ステージに上がり並ぶと、不思議と「ドキ、ドキ」が収まって落ち着いてきた。
顔見知りも客席にちらほら見える。お客さんの顔が良く見える。
なぜそんなに見えるかというと、私の視力は2.0をたぶん超えているので
ちょっと暗めの遠くの(PA近くくらい)人の顔まで認識できる。
なぜか隅々まで見回しているうちに落ち着いてきたのだ。
舞台できょろきょろしていると(舞台できょろきょろするなー!!)
早速NAITHANが入ってきて指揮を始めた。
第一曲目"JOY"が始まる・・・・・。
うっ、入り方失敗!
全体的に失敗した (何言ってるのぉ、失敗してないよぉ〜、最高のアレンジでしょ♪(^_-)/管理人)
NAITHANの指揮も段取りとは違う指示がきた。
「最初から段取り違いか。やってくれる」。
段取りでは、「ウ〜アアアン」から入るはずが指揮では、JOYと言っていた。
でも「ウ〜アアアン」といってしまったのでそれで押し切ってしまった。
(いえいえ、押し切ってないわっ★ JOYと歌うつもりだった人って…いたのかしら?(^^;/管理人)
(横断歩道みんなでわたれば怖くない"懐かしい")
これでは、よくアンケートで批判される
「指揮者ばかり見て観客席を見ていない」と言われる状態にならざるを得ない。
しょっちゅう段取りとは変わるので目が離せないのだ。
コンサートが始まる前に注意事項として「NAITHANを良く見ること」というのがメンバーにしつこく指示されている。
(お客さまごめんなさい)というわけで今回のアンケートでも同じ批判がありました。(涙)
でもこの曲は、最初が失敗しただけでC嬢のリードパートのかっこよさと相まって後半は持ち直せたと思う。
(だから失敗してないってぇ〜(T.T)/管理人)
次に"NO ROOM""サンタクロースイズカミングタウン"と続く。
(以降、曲の細かい描写は割愛させていただきます。)
"ザクリスマスソング""COVERED"そして前半最後の"LET'S STAY TOGETHER"を歌いきり一礼をして舞台袖に退場した。
まず第一番目の自分から出た言葉が「腹減った」だった。
お昼にあれだけ食べたのにすべてエネルギーになって消費してしまったようだ。
「ちゃんと食ってなかったら声も出ないな」
すかさず楽屋に戻りテーブルの上にあったリーダーC氏のチョコレートを少しいただいた。
何回も書いているが私の趣味は、MTBなのでレーション(行動食)をよく取る。
長時間行動するバイクやアウトドア関係のスポーツには欠かせない。
このコンサートも一日中動いているので似たようなものだろう。
(圧倒的な運動量は少ないが)
食べたらなんか元気になって後半もやれそうな気がしてきた。
(食うと元気になるなんて現金ですね)
更に水分を補給し、新たな衣装に着替えると15分の休憩は直ぐに終わってしまった。
舞台袖に並び入場の合図を待ち合図が出ると入場した。
そこですかさず会場から「おとうさーん」とお父さんを呼ぶ子供の声が聞こえた。
まるでリードをこれから歌うM氏の子供のように見えた。会場から笑い声が聞こえる。
でもM氏は独身だし誰の子?と思ったが聞き覚えのある声だったので直ぐにわかった。
J氏の愛娘Yちゃんだ。
でもM氏はそんなこと意に介せず直ぐに"ONE LOVE"が始まる。
M氏のリードはほんと歌いやすい。リズムがしっかりしていて声も聞きやすい。
コーラスにとっては、非常にありがたい。
続いて"IMPOSSIBLE DREAM" "HEAR OUR PRAYER""Rudolph""BRIDGE"
(ここで歌う順番の変更があった。C氏が指示して回る。
舞台での変更修正は普通に行われるのがWSCUだ。みんなよくやるよ・・・ふっ)
"MARVELOUS"そして後半最後の"UNCHAIN MY HEART"を歌い終えた。
舞台袖に下がると拍手が鳴り止まない。
直ぐまた舞台へと舞い戻った。
アンコールを求める拍手は、たいへんありがたい。
WSCメンバー東京、小山、福島、仙台のみんなにも舞台に上がってもらい"HALLELUYAMAZING"を一緒に歌った。
(東京、小山、福島、仙台の皆さんいろいろとお手伝いありがとう。
また一緒に歌えたのがうれしかったなぁ。)
アンコールを歌いきると一礼をして舞台袖に下がった。
みんなと終わったこの感じをハイタッチしたり握手を交わしたりして喜んだ。
ここで個人的な感想を。
去年初めてクリスマスコンサートに出たわけだがはっきり言って消化不良状態だった。
ただ声を出しただけという観が強かった。
今年は、消化不良状態は同じだが未消化部分はずいぶん減って60%位消化した感じだ。
一応は落第しないですんだなというレベルか。
ずいぶんわかってきたためだが更に来年は、目標も上がるだろうし
この未消化部分が増えることだろうが少しでも消化していけたらと思う。
(うーん、食いしん坊的コメントですみません。)
メンバーのみんなすばらしかったことは、ここに付け加えておこう。
さて片付けを済ませて2次会へまっしぐらだ。
(靴は忘れても結局飲みに行くのだけは忘れてないなー。)
最後に、総合文化センターのスタッフの皆様、いろいろお手伝いただいた皆様、
ミュージシャンの皆様、メンバーのみんな、NAITHAN、そして来ていただいたお客様みんなに"感謝"。
只今の罰金トータル 10200円♪
ドンドン増やして飲み代にしよう〜(^0^)
是非、徴収するところを写真撮ってUPしようよ(ネタ) 管理人♪
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