干せ(ラッキ)の罰金日記
こんにちは。5月27日に行なわれました宮ギクをお送りいたします。 5月3日、4日、5日と長野県は白馬村に仲間20人(WSCUメンバーは私以外誰もいない)で マウンテンバイクツーリングに行ってきた。 (長野県まで走ったわけではありません。車に積んで移動しました。 270キロあるので自転車だと行くだけで2日かかる。) 白馬村に着くと抜けるような青空と桜や色とりどりの花が迎えてくれた。 白馬村は、桜が満開でまたもや花見ができるとは思ってもみなかった。 宇都宮で4月8日にWSCUメンバーで花見をしたが5月になってもできるとはうれしい限りだ。 4月16日にはこのマウンテンバイクの仲間と花見をする予定だったが ワークショップが入ってしまい参加できなかった経緯があるのでちょっとした埋め合わせになった。 それにしても白馬村は今年雪が多くそこらここらに雪の塊が道の端に積んである。 白馬岳、乗鞍岳など白馬の山々は、雪をたずさえていて白い稜線が輝いている。 まだまだスキー客もいてシュプールを描く姿を遠くから見ることができる。 毎年ここ4年前くらいから参加しているがこんなに雪が多く花が咲き乱れているのは初めてだった。 1日目(5月3日)はそんなこんなで車で移動(7時間かかっている)したりで疲れているし、 あまり寝ていなかったので、宿でのんびり過ごしたり昼食を食べにマウンテンバイクでレストランまで移動したりと 軽い運動程度(軽目と言いつつ雪中をバイクかついで歩いたり結構ハード)で済ませた。 2日目(5月4日)。 本格的なマウンテンバイクツーリングの始まりだ。朝10時に出発し、とりあえず舗装路(ずーっと上り坂です)を走る。 スキー場の頂上に着く頃には、午後1時になっていた。 小高い山の頂上で昼食の時間となった。 「そうだ、今頃みんな練習中かな?」そうなのだ。 今日は木曜日なので定期練習の日だった。 休みであるため普通は夜の練習だが今日は昼間から練習が始まっている。 この休日練が大事なことはわかっているが 一日ぐらい練習をサボってもこの景色を見られるのだから自分的には非常に有意義に思う。 さあこれから本格的なトレール(舗装されていない狭い山道)を満喫する。 しかもシングルトラックと呼ばれるバイク一台がやっと走れる山道で、 こういうところを走れるのがマウンテンバイクの醍醐味だ。 「さあ、走るぞ」 マウンテンバイクのリーダーから声がかかり走り始めた。 (宿に午後5時着、走りっぱなし・・でも楽しかったなー)・・・・・・・・・・・と 3週間ちょっと前の私はこんな具合にリフレッシュしていた。 でもマウンテンバイクツーリングに行って帰ってきたときちょっと心配もあった。 休日練に出席するのとしないのでは、後々に差が出るとわかっていたからなのだが 出席しなかったのだからしょうがない。 残り、都合四回の練習でがんばるしかないなー。 そして練習の日がやってくる。練習残り3、(汗)知らん曲が・・・、 練習残り2、(汗) (汗)この曲大丈夫・・・、 練習残り1、(汗) (汗) (汗)ありゃりゃ・・・、 練習残り0、(汗) (汗) (汗)(汗) ひえーっ、ひえーっ。 宮ギグ当日、冷や汗をかきすぎてダイエットに成功した私がいたと思いたかったが、 残念ながら体重は現状維持のままだ。(願望が先走りしています) 今回は、近くの控え室が使えないそうでいつもの練習場が控え室になった。 みんなが集まると声だし、軽めの練習と進んでいった。 30分も練習していると福島からのピアノのSさんが入ってきて練習に加わった。 (遠くからありがとうございます) しかも、ある曲なんかは、原曲のままの"のり"で演奏してくれている。 前以てどんな曲をやるかは伝えてあるからにしてもここまで完璧とはすごい。 Sさんのおかげで充実した練習ができたのではないかと思う。 (自分の出来は別にして) 途中ネイザンが入ってきて練習を見てくれた。 基本的には楽しんでいきましょうということだったが、 ところどころレベル(自分にとってのレベル)の高い要求もしてくる。 いろいろなことがプレシャーになって硬い練習になってしまっているのが多分ネイザンには見えていたのだろう。 「そうそう、楽しまなきゃね」と心の中で復唱した。 軽めの練習も終わり、軽めの昼食をとり今回二度目と思われるバスでの移動だ。 会場が少し遠し、駐車場も無いのでバスとなったが、 去年マネットさんのときのバスでの移動以来久しぶりでちょっと「わくわく」した。 (因みに、バスマニアの男子のことを"バスどん"と言うらしい。 更に鉄道マニアの男子は、"鉄男"、女子は、"鉄子"らしい。 バスマニアの女子は皆無でまだ名前がないらしい。なんのこっちゃ!!) でも近いので10分くらいで目的の県庁前に到着した。 歩いてすぐのところが旧109(まるきゅうー)跡ステージだ。 跡と言うくらいでそこにはビルの痕跡すらないただの砂利をひいただけの場所となっていた。 そこの一角にオリオン通りに向けてステージが作られている。 既に自分たちの前のバンドが演奏中だ。 聞きながら待ち、終わり次第セッティングを開始する。 ほとんどがリーダーC氏によるセッティングなのであまりすることがないが簡単な荷物の移動を手伝う。 (いつもほとんど一人でのセッティングありがとうございます。) 残念ながら機材についてはよくわからないので力仕事のみがんばることにしている。 ほかの事をがんばると機材を壊しかねないので注意が必要だ。 機材のセッティングも済、ステージに並んでみる。 足場にコンパネ(ベニヤ板の厚いもの)が敷いてあり非常に不安定だ。 しかもステージ自体に傾斜があり立ちにくい。 そうこうしているとステージの時間になりいきなりネイザンが"PAPAPAやります"と いきなり途中から歌えという具合に指示を出してきた。 「あれっ、もう始まるのか」と思って歌ったがどうやらサウンドチェックだったらしい。 いきなりお客さんから拍手もらっちゃったけどいいのかな? サウンドチェックも終わり整式にリーダーC氏が集まってくれたみなさんに挨拶し、 簡単なWSCUのプロフィールを紹介した。 そして始まろうとした時肝心のネイザンが行方不明に・・。 リーダーC氏がネイザンを待つ間MCでつないでいると 某メーカー社の清涼飲料水「マウン○ンデュー」を片手に持ってやってきた。 なぜか行方不明のことにはみんな(WSCUのメンバー)は関心を示さず、 「マウン○ンデューってまだ売ってるんだ!!」とそちらに関心を示していた。(笑)←管理人 自分たちには普通でも来てくれたみなさんはびっくりしたかも。 でもこんなことは普通にあるので気にしないでくださいねm(_ _)m。 さて、ネイザンが来ると始まるのは早い。 第一曲目の"bridge"が始まる。滑り出しは順調で最後までそれなりにうまくいったかな。 と、そこでX氏より 「干せ、がんばりすぎてるよ」とアドヴァイスがあり、 「あっ、しまった」と思った。 どうも屋外のステージでは反響が少ないので声をだし気味になってしまう傾向があるらしい。 事前に普通にいきましょうと言われていたはずなのだが、ついつい出気味であったらしい。 結構自分では気づかないのでたいへんありがたい。 おかげでそれから残りの5曲中4曲はアドヴァイス通り抑えられたと思う。 (でも後で考えると少し出方が減ったくらいだったかな。X氏ありがとうございます。) しかーし、最後の一曲目に折角のアドヴァイスが風塵に帰す結果に・・。 (X氏ごめんなさい。) でも途中ネイザンは、「テナー」と声をかけていたのだから出していいところは出していいのだろう。 (勝手に解釈)歌が歌い終わると一礼をして機材を片付け終了となった。 (聞いていただいたお客様ありがとうございます。) しかしながら今回も課題を残しての宮ギグになってしまったのは間違いない。 声のコントロールって難しいですねー。 まあそれはそれとして、打ち上げそしてT嬢の歓送迎会(綿密な計画の下)に向かうのであった。 やっぱり飲み会だけは忘れられないよねー。 今回の罰金 |