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八街市の内科・外科・小児科・リハビリテーション科クリニック。医療法人社団 晃正会 湯沢クリニックです。

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高中性脂肪血症

中性脂肪とは

 本来中性脂肪の役割は、人の体のエネルギー源であるブドウ糖が不足した場合に、それを補うためのエネルギー源となることです。従って体内に取り込んだエネルギーが余っている場合、肝臓で中性脂肪に合成されて、皮下脂肪として体内に蓄えられます。
体にとって必要な中性脂肪なのですが、肝臓で増えすぎると脂肪肝になりますし、皮下脂肪が増え続けると肥満になるのです。
しかし大人になってからの肥満の場合は、通常は脂肪細胞の数は増えないのですが、乳児期と思春期の2回、成長期に中性脂肪が増えてしまうと、脂肪細胞が数を増やす場合がおきます。その脂肪細胞の数が増えればもちろん、脂肪量も増えます。脂肪細胞数が増えてしまった場合肥満を解消するのは難しくなります。

中性脂肪と病気

摂取しすぎて余った糖質を材料にして、肝臓では中性脂肪を作ります。その後、肝臓の中で合成された中性脂肪は血液中に放出されます。こうして血液中の中性脂肪が増え、そして脂肪細胞の中に蓄積されます。
さらに放出しきれなかった中性脂肪は肝臓に残って、脂肪肝になるのです。脂肪肝があるという場合はすでにかなりの中性脂肪が体内にあると考えるべきしょう。
脂肪細胞が元に戻ろうとするときには、脂肪細胞に蓄えられた脂肪は加水分解され、脂肪酸とグリセロールとなって血中に放出される。そしてトリグリセライドになるのですが、この脂肪動員の引き金になるのは、アドレナリンやノルアドレナリンなどの、カテコールアミンとよばれるホルモンです。
中性脂肪が高いと生活習慣病すなわち高血圧、糖尿病などが発症する原因となりますが、すべての脂肪が体に悪いというわけではありません。イワシやサバなどの青魚には、EPAやDHAがふくまれています。EPAとDHAは、「オメガ-3脂肪酸」とも呼ばれていますが、これらの脂肪を摂取することで、悪玉コレステロールと中性脂肪を減らすことがわかっています。n-3(オメガ3)はn-6に比べて生理活性が低いのでn-6のブレーキのような役目をしています。n-3(オメガ3)系必須脂肪酸のうちEPAは主に血管の健康維持に働く栄養素ですが、EPAは脳内に入りDPAになり、DHAになります。DHAは主に脳の健康に重要な働きをする栄養素です。DHAが不足すると、脳内セロトニンが減少したり、うつ病や、アルツハイマー型痴呆とも関係していると言われています。

体内に必要な栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

飲酒と中性脂肪

アルコールはカロリーも高く、また、小腸などからそのまま吸収されます。アルコールのカロリーを見てみると、缶ビール(1本)350kcal、赤ワイン(180Ml)131kcal、日本酒(1合)119kcal、ウイスキー(32ml/シングル)69kcalと高カロリーです。だいたいビールで0.6cal/L、酒は1calくらいと覚えておきます。まずカロリーが高いのでアルコールで中性脂肪が増えるのですが、アルコールと一緒につい高カロリーなおつまみを食べてしまうのも中性脂肪が増えてしまう理由の一つです。

アルコールを摂取すると、肝臓で中性脂肪が合成されるのですが、その中性脂肪の合成のピークはアルコールを摂取してから12時間後です。さらに中性脂肪が肝臓から運び去られるのには12時間かかります。毎日アルコールを摂取していると、肝臓が中性脂肪を処理しきれなくなり、中性脂肪が肝臓にたまってしまします。アルコールは、主に肝細胞のミトコンドリア内に局在するアルコール脱水素酵素(ADH<alcoholdehydrogenase)により、代謝され、肝毒性の強いアセトアルデヒド(Acetaldehyde)に分解されます。

          

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