民家ウォッチングの旅情報
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〜武家町〜


 安芸(あき)   高知県安芸市 
   野良時計と家臣の役分に応じた屋敷群“土居廓中(どいかちゅう)”をもつ、武家の町。
   






  町のシンボル『野良時計』
 [登録有形文化財]
 
 野良仕事をする人のためのやぐら時計。


 明治20年頃、地主だった畠中源馬氏が、
 西洋時計に触れ、原理を独習。
 時計の仕組みを覚えて製作した。
 
 分銅も歯車も全て手作りで
 一人で作り上げたとのこと。

 今も正確な時を刻みつづけています。





 
 左:火の見やぐら


 下:水切り瓦の蔵。
   大きな虫籠窓が印象的です。

 




 寺村家住宅[登録有形文化財]

 五藤家家臣小牧天山の生家。

 明治後期から大正にかけての建物


玉石と瓦を使った塀の多くは
幕末から近代にかけてつくられた。




土居廓中(どいかちゅう)武家屋敷の道








 左、下とも 野村隆男家住宅
  [登録有形文化財]

  江戸後期の武家住宅で
  一般公開されています。 


 





土居廓中のひっそりとした町並み。




生垣に囲まれた武家屋敷が続く。

  ウバメ樫や土用竹を用いた生垣が
 落ち着いた雰囲気を出しています。

    




今も住み継がれている安芸の町並み







品のよい、美しい町です。







 安芸土居城跡












 安芸土居城跡に建つ
 安芸市立書道美術館


 昭和57年10月に開館した
 全国初の公立図書専門美術館

 安芸をはじめ全国の書家の作品を展示しています。





 ◇交通アクセス◇
  土佐くろしお鉄道 安芸駅から車で5分、徒歩18分
  高知市内より車で約1時間。
  
  
 ◇旅計画コメント◇
  野良時計近くに溝ノ辺公園駐車場(無料)&トイレがあります。
  安芸駅からレンタサイクルを利用することもできます。(安芸駅ぢばさん市場で無料貸出)
  ここでは紹介していませんが、岩崎弥太郎の生家もすぐ近くにあります。
  水切り瓦の町並み・吉良川 奈半利(なはり)に近いので、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。


 ◇訪問日・写真撮影◇
  2008年10月下旬