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所在地:
行宮(お旅所):大阪市中央区本町橋
お旅所跡: 大阪市中央区大阪城 |
生国魂神社で頂いた『生国魂神社略記』には中央区本町橋に「行宮(お旅所)」が鎮座とあり、行宮とお旅所の違いがよくわからないが、生国魂神社に関係する行宮とお旅所跡が各々存在する。
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[参考資料] 『現地案内板』 |
大阪市中央区本町橋に鎮座する生国魂神社行宮(お旅所) |
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大阪市中央区本町橋(農人橋の近く)の松屋町筋に面したところに行宮がある。
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生国魂神社行宮拝殿。
ご祭神は生国魂神社と同じく、生嶋神、 足嶋神、大物主命を祀る。 |
生国魂神社行宮拝殿に並んで鎮座する稲荷社。
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大阪城内にある生国魂神社のお旅所跡 |
本願寺10世証如上人の『天文日記』(1436~54年)の記載から大坂(石山)本願寺に接して生国魂神社があったことが知られる。『生国魂神社記』によれば、豊臣秀吉が大阪城築城の際、生国魂神社を現在地(天王寺区生玉町)に遷った時、旧跡に小社を残したともいわれ、後世まで大坂城内の中庭に生玉の神木と伝わる老松が1本立っていたとのことで、これが小社の名残であるとしている。 |
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大阪城内、南外堀に面した西端に生国魂神社のお旅所跡と呼ばれる場所がある。
大阪城の追手門は生玉門とも呼ばれ、この場所は生国魂神社ゆかりの場所であったと思われる。
現地の案内板によればこのお旅所は1932年(昭和7年)新築され、夏祭りの渡御祭に用いられたとのことである。 |
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現地に建つ「生国魂神社お旅所跡記念碑」(左の写真)と大阪市教育員会の「解説板」(右の写真)。
お旅所跡は2000年(平成12年)に整備された。 |