大阪再発見の表紙に戻る
神社めぐり
神社めぐり 磐船神社
ロゴをクリックすれば
一覧表に戻ります
慈雲尊者揮毫(1)へ



磐船神社 所在地:大阪府南河内郡河南町平石
最寄駅:近鉄長野線[富田林駅]下車、金剛バス「平石行」終点より徒歩で約1.7Km(高貴寺より約700m)
当社の縁起は現地の説明板によると、交野市私市にある「磐船神社」の縁起と同様、饒速日命(にぎはやひのみこと)が天磐船(あめのいわふね)に乗って河内国河上の哮ヶ峯(たけるがみね)に天降ったとの伝承から、創祀したと伝えている。この神社の起源は不明として居るが、長い間祭祀の原型とも言うべき「神奈備」の様式をとっていたようで、山全体が御神体であるとしている。哮ヶ峯の名の山が存在するのも私市の磐船神社と同様である。
 江戸時代末頃、高貴寺の慈雲尊者が葛城神道を創唱する際、本社を根本道場として「樛宮(とがのみや)」と命名した。明治初年の神仏分離により、当社は高貴寺より別れ「磐船大神社」と称し、現在に至っていが、地元では「樛宮(とがのみや)」の方が通りがよい。

[参考資料] 『磐船大神社』 磐船神社境内案内板
磐船神社鳥居 うっそうとした木々に囲まれて社殿は在り、静かなたたずまいである。
私市の磐船神社より、ここ平石の磐船神社は深山幽谷にあり、饒速日命が天降った伝承の地に相応しいが、巨岩、奇岩の数は私市の方に軍配が上がる。

本殿の後ろには巨岩があり、神下山(哮ケ峯)がせまっている。
主神に饒速日命ほか10柱を祀る。
境内摂社として豊受大神ほか5柱が祀られている。


磐船神社拝殿

 本殿の手前の拝殿。
 慈雲尊者の揮毫になる「扁額」
 が架けられている。
磐船神社本殿
磐船神社巨岩 巨石には天磐船石、浪石、燈明石などの名が付けられている。

神社-050/TTL-291

1つ前に戻る このページの上に戻る 表紙に戻る

Copyright©2015.Yoshi Planning.All rights reserved. 写真及び文章の無断使用は禁止します。