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所在地:岸和田市土生滝町
最寄駅:JR阪和線「東岸和田」下車、南海バス「塔原」OR「白原車庫」「行きで「宮の台」下車、すぐ |
意賀美(おがみ)神社は闇淤加美神(くらおかみ)を祭神とする雨降りにまつわる神社で、武塔天神社、雨降神社、雨降大明神とも称せられた。
その創起については詳らかではないが、伝えによると732年(天平4年)に畿内に大旱魃があり、聖武天皇が神のお告げにより滝の傍に祀られていた当社に幣帛、祈願したところ大雨が降ったという。
また、884年(元慶8年)陽成天皇が菅原道真を奉幣使として祈雨したところ霊験があったので、これ以降は雨降大明神と称されたという。
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[参考資料] 『日本歴史地名体系』(大阪府の地名編) 平凡社 |
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鳥居をくぐるとうっそうとした神社の森が広がる。
この神社の森は太古の昔より生えていた樹木が残っており、原始林の面影を留めているとのことで、「大阪府自然環境保全地域」となっている。 |
意賀美神社拝殿。
その奥の本殿は春日作りということであるが、中が見えず確認が出来なかった。 |
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境内にある雨降りの滝。
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意賀美神社の別称「雨降大明神」の名が刻まれた
灯籠。 |
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[2007年7月10日参拝] |
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