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霊場参拝
河内三十三ヶ所 河内西国観音霊場
第29番
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正覚山菩提寺 所在地:大阪府東大阪市善根寺町6丁目
最寄駅:近鉄奈良線「石切駅」西北へ、徒歩約2KM
OR、近鉄東大阪線「新石切」下車、バス四条畷行「善根寺」下車、
生駒山に向かって、約600m
当山は聖徳太子の祈願建立による善根寺の跡であり、古来より寺号を「善根寺」と称したが、創建年代は不詳である。明暦年間(1655〜8年)に僧霊達上人が来住、寺号を「菩提寺」と改称し、万治年間(1658〜61年)に現在の融通念仏宗に改宗した。
 江戸時代後期、八尾のお上人とか生き地蔵様とよばれて近在から崇敬された楽山(ぎょうざん)上人は、当山を「住む里の 名にたがはじや 法の師は 善き種ひろふ 後世の菩提寺」と詠っている。

[参考資料] 『日本歴史地名体系』大阪府の地名編 平凡社
菩提寺山門 「善根寺」バス停から約10分、坂道もかなり急になる集落の中ほど左手に山門が見えてくる。道を更に登ると、「春日大社」があり、近くには豊臣秀吉が大坂城築城の際、切り出した石垣の残石がある。
現本堂は1882年(明治15年)に記録されている「菩提寺本堂建立諸入用帳」によれば、1728年(享保13年)に立替えられたもので、大龍寺や長栄寺と共に東大阪市の重要な歴史的建造物である。 菩提寺本堂
菩提寺境内の河内七福神


境内にある河内七福神。日ごろから精進を積めば「威光、愛嬌、裕福、律義、大量、人望、長寿」の徳が得られる。


菩提寺境内の十三重石

 境内には十三重石塔や天正
 年間(1573〜92年)の作と
 伝わる十三仏がある。
ご朱印
河内三十三ヶ所観音霊場
菩提寺朱印
[2004年1月9日参拝]

寺院-054/TTL-123

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