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所在地:羽曳野市大黒
最寄駅:近鉄南大阪線「駒ヶ谷」下車、踏み切りを渡り西へ、
約500M |
当山の縁起は寺伝によると役行者が665年(天智4年)金剛山で修行中、大黒天が出現、その姿を桜の木を刻んで大黒天を造り、小堂を建てた事に始まるという。
創建時は、修験宗の道場であったが、後に弘法大師空海により真言宗に改宗されている(改宗の時期は不明)。天正年間(1573〜92年)の兵火にかかり焼失した。
その後、江戸前期の天和年間(1681〜84年)に禅僧の祖仙が再興に着手し、1734年(享保19年)暁覚禅師によって現在の地に再興がなっている。現在は曹洞宗(永平寺派)の寺院である。
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[参考資料] 『日本歴史地名体系』(大阪府の地名編) 平凡社 |
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山門は新しく建て直されている。
正面左脇の石柱には「創建役行者 日本最初大黒天出現霊場」と刻まれている。 |
本堂は現在境内に建てられている堂宇の中では最も古い建物で、1734年(享保19年)に再興された。 |
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鐘楼も古さを感じさせる。
鐘楼にはには清朝時代の中国鐘が釣られており、鐘には康煕参年(1664年)の銘がある。 |
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ダイコクさまといえば、打出の小槌。境内には大きな、大黒さまと小槌ならぬ大槌?が、いずれも信者の寄進により建てられている。 |
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河内三十三ヶ所霊場 |
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[2005年6月9日参拝] |
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