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所在地:岸和田市積川
最寄駅:南海本線「岸和田」OR「和泉大宮」下車、
南海バス「牛滝山」行きで「積川神社前」下車、西へ約5分 |
当山の開基について史料は見られないが、貞享年間(1684〜88年)泉州33所第22番札所として
「積川在、真言宗朝光寺観音堂」として記されているとのことで、かっては積川神社の神宮寺として存在していたが、明治初年の神仏分離により衰退。久米田寺塔頭の華厳院末となり、観音堂と庫裏が土地の人々によって守られ、現在に至っている。
なお、朝光寺を訪ねるに際し、事前に何の下調べもせずに来てしまったが、真新しいお堂には人の気配は全く無く、集落の中にも人影は見当たらず、思案に暮れてしまった。
集落の中を歩き回ること約30分、やっと買い物帰りの人に出会い、この寺は普段は無住の寺であることを知ることこととなった。朱印は久米田寺の華厳院で頂けることを教えられ、次の札所である久米田寺に向かった。
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[参考資料] 『泉州 和泉西国三十三所めぐり 観音さま』 和泉西国会発行 |
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朝光寺は2005年(平成16年)11月に落慶したばかりの真新しい本堂である。 |
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積川の集落。
道は狭く、軽自動車がやっと通れる程度。両側には白壁の大きな家並みが続く。
中には「○○家本家」と書かれた表札がかかっていた家があり、都会地では見られない本家、分家の関係が現在も続いているものと思われる。 |
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所在地:岸和田市池尻町 久米田寺塔頭
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朝光寺の朱印は久米田寺塔頭の華厳院で頂ける。
右の写真は華厳院の境内で咲いていたアロエの花。アロエは霜に弱い植物であるが、2月と言うのにここでは霜が降りないと見える。 |
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和泉三十三ヶ所観音霊場 |
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[2007年2月10日参拝] |
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