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楠木一族ゆかりの寺
寺院めぐり
寺院めぐり 東福寺
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天王山東福寺 所在地:大阪市住吉区住吉1丁目
最寄駅:南海高野線「住吉東」下車 西出入口1を北へすぐ
当寺は弘法大師の開創と伝わり、信貴山 朝護孫子寺の末寺。楠木正成の千早城における念持仏の毘沙門天王をご本尊とする古刹である。正成は、当寺の本尊に祈願して楠木正行を授かり、毘沙門天王を千早城から当山に移したのちも、正行は、住吉・天王寺の合戦や、四条畷の戦いに赴く際、当寺の本尊に戦勝祈願したと伝わる。
 創建時は、現在地から約100m西の熊野街道に面したところにあったが、文化年間に住吉村の会所とするため現在地に移転した。当時は境内に書院、土蔵等を有していたが、現在は庫裏、墓地等になっている。
[参考資料] 『天王山東福寺の由来』 現地案内板
参道の前に建つ鳥居 参道の前に建つ鳥居。
お寺に鳥居は珍しいが、本山の信貴山 朝護孫子寺では多く見られる光景である。
東福寺本堂
現在の本堂は1712年(正徳2年)峻昌龍喜大和尚の再興による。
東福寺本堂

寺院-721/TTL-773