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霊場参拝
役行者霊蹟札所 役行者霊蹟札所
第5番
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井光山善福寺 所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
最寄駅:近鉄吉野線「吉野」駅からロープウエイに乗換え、
終点「吉野山」駅から徒歩で徒歩約35分
当山の創立は不詳。とのことであるが、ここ吉野山では葬儀を行わず祈祷を旨とする修験寺院が多いなかにあって、善福寺は江戸時代の初期から、吉野山の人々の菩提寺として存在していた。
 明治初年の廃仏毀釈、神仏分離に際し、金峯山寺や多くの塔頭寺院が廃寺に追い込まれるなか、当山の当寺の川勝教嶽住職が廃寺の仏像を集めた諸仏堂の管理や山上蔵王堂の権益を保つために活躍されている。
 当山の裏手には、神武天皇が東征のおり、河内で長髄彦との戦いに敗れたため、熊野に再上陸し、吉野から大和へ入ったが、この時八咫烏とともに道案内をした井光(いひか)大神が出現した跡と伝わる井戸跡がある。

[参考資料] 『現地解説板:善福寺と井光井戸』 吉野町
善福寺山門 善福寺の山門は新しい。階段の両側に鉢植えの花が置かれ、参拝者を迎えてくれる。
善福寺は桜本坊の向かい側の道を少し下った所にあり、標識のないところから見落としやすい。昨年11月の吉野ウォークのときは、雨の中で、うっかり通り過ぎてしまっていた。
善福寺の本堂は1892年(明治25年)に廃寺となっていた安禅寺宝塔院護摩堂を移建したと伝える。
本尊の薬師三尊のほか、蔵王権現、役行者、弘法大師、聖観音などを祀る。
善福寺本堂
善福寺庫裏 善福寺境内藤の花
庫裏。玄関の脇には大きな蘇鉄が植えられている。 境内には所狭しと鉢植えの花木が置かれているが、これは珍しいの黄色の花をつける『金くさり』という名の藤。
ご朱印
役行者霊蹟札所
善福寺(吉野山)朱印
[2005年5月10日参拝]

寺院-133/TTL-386

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