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史 跡
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道真の足跡へ
淡路天満宮跡 所在地:大阪市東淀川区淡路1丁目 「愛宕神社」境内
最寄駅:阪急京都線「崇禅寺」下車、バス通りを北へ、1つ目のバス停「淡路2丁目」を少し行くと「永春寺」というお寺有り、その手前を左に折れる。駅から約500M
901年(昌泰4年)菅原道真は太宰府へ赴任のため、淀川を船で当地まで下ってきた。島影が見えたので、道真は周りの人に「あれは歌枕で名高い淡路島かね」と訪ねたという。現在の地形からは想像もつかないが、当時はよほど風光明媚なところであったと思われる。この辺りの地名である「淡路」はここから起こったとされる。
 道真が上陸した場所は、後に「淡路天満宮」として建立されたが、1910年(明治43年)近くの中島惣社に合祀となり、消滅した。その跡地は現在は愛宕神社となっており、境内に「天満宮旧蹟」の大きな碑が立っている。
淡路天満宮跡-1 大阪市東淀川区淡路1丁目にある愛宕神社の境内にある「天満宮旧趾」の碑。1919年(大正8年)7月に建立されている。
「天満宮旧跡」は地元の人のも、ほとんど知られていない。お年寄りの何人かに訪ねたが分からず、歩き回り、やっと現在愛宕神社がある場所が元「天満宮」であったことが判明。 
愛宕神社は元はこの近くにある永春寺の境内にあったが、1933年(昭和8年)地元の要請で、現在地に移転。先の大戦で焼け、昔の面影を失っているらしい。 愛宕神社全景
中島惣社 淡路天満宮が合祀されている「中島惣社」。
中島惣社は(明治41〜2年)に北中島村及び西中島村地域48個村の18社を合祀し、現在に至っている。

史跡-041/TTL-221

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