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神社めぐり
神社めぐり 中島惣社
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中島惣社 所在地:大阪市東淀川区帆貸し中島4丁目
最寄駅:JR「新大阪」下車、東口より東へ約300M
当社の創祀は、651年(白雉2年)孝徳天皇が難波長柄豊崎に遷都した頃、五穀豊穣を当社に祈られ、田園多数を下し賜り、神領を寄せたという。
 しかし、慶長の末年大坂夏の陣の際、兵火に罹ってことごとく焼失し、僅かに『本社古代の絵図面1葉と1335年(建武2年)に奉納の中島惣社と記した木製額面』が焼失を免れたのみであったため、正確な縁起は不詳であるが、古きより、周辺地域の守護神として、宇賀御魂神(稲荷大神)を祀ったのが初めであったと伝わる。
 記録によれば、明治初年までは東西80間、南北240間、坪数19,200坪の土地を有し、老松がうっそうと繁茂し、昼なお、うす暗く、荘厳な神社であったとのことであるが、1945年(昭和20年)6月の戦災でことごとく焼失し、現在の本殿は1967年(昭和42年)に再建である。
 境内からは弥生式土器が出土、「山口遺跡」と称されている。又、境内には1813年(文化10年)に建てられた「芭蕉の句碑」がある。

[参考資料] 『参拝のしおり』 中島惣社パンフレット
         『日本歴史地名体系』大阪府の地名編 平凡社 
中島惣社正面鳥居 中島惣社正面鳥居。
中島惣社は1908~9年(明治41~2年)にかけ、旧北中島村及び西中島村地域48個村の氏神(18社)を合祀した。大変な大世帯の神社である。
中島惣社拝殿。
本殿と相殿には14社・15神を祀る。因みにその内訳は
当社のパンフレットには稲荷神社(4社)、春日大社(2社)、天満宮(2社)、事平神社(1社)、神明神社(1社)八幡宮(2社)、須賀神社(1社)となっている。
中島惣社拝殿
境内摂社・大将軍社 境内末社・若宮社
境内摂社の「大将軍社」は奥の院とも称し、2社・7神を祀る。
社殿は1987年(昭和62年)に改築、再建された。
境内末社・若宮社。7社・10神を祀る。
社殿は1987年(昭和62年)の再建。
ご朱印
中島惣社朱印
[2004年7月13日参拝]

神社-042/TTL-222

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