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所在地:
宇野浩二の碑:大阪市中央区糸屋町2丁目 中大江公園内
直木三十五の碑:大阪市中央区安堂寺町二丁目 榎大明神そば
三好達治の碑:大阪市北区中之島1丁目 中之島公園内
森本薫の碑:大阪市北区中津2丁目 中津公園内
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大阪市内に建てられている文学碑です。
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宇野浩二文学碑 |
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宇野浩二文学碑は「清ニ郎 夢見る子」の一節。
宇野浩二は1891年(明治24年)福岡市に生まれる。幼くして父を喪い、4歳のとき大阪市東区糸屋町(現中央区)に移住。
この「清ニ郎 夢見る子」は彼の最初の小説で1913年(大正2年)に出版された。
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直木三十五文学碑 |
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直木三十五文学碑は、代表作「南国太平記」の一節が刻まれ、中央区安堂寺町の榎大明神の境内(?)にある。
「榎大明神」の名とはほど遠い、
小さな社である。
ご神木のエノキは樹齢650年と
いわれる古木である。
楠木正成のお手植えとも伝わる
が、本当は中国産の槐(えんじゅ
)という種類だそうである。 |
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三好達治文学碑 |
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三好達治文学碑。
碑は彼が大学在学中の大正15年(1926年)。詩壇へのデビュー作「乳母車」が彫られている。
三好達治は、1900年(明治33年)大阪市東区南久宝寺一丁目(現大阪市中央区)に生まれる。
昭和期を代表する叙情詩人で、非常に多くの作品を残した(その数は千篇を越えるといわれている)。
また、多くのフランス文学も翻訳している。
1964年(昭和39年)63歳で他界。 |
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森本薫文学碑 |
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森本薫文学碑。彼の代表作「女の一生」の一節が彫られている。
森本薫は1912年(明治45年)に西成郡中津町下三番(現中津6丁目)に生れる。京大在学中から作品を発表し、卒業後には文学座で戯曲をはじめ翻訳、ラジオドラマ、映画シナリオなど多彩に活動し、1946年(昭和21年)34歳で死去した。
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