文化四年(西暦1807年)京都神祇伯白川家より伝習。
仙台市無形民俗文化財平成三年十月一日指定 全十四座で、神話を題材に一座が二節の所作で成り、発声歌曲は用いず、笛太鼓の曲と舞のみ。調節を尊び、姿整を重んじ、乱舞に流れず、笑曲に失せず、相伝以来の荘重と中庸とを保っている。
春祭の初日と三日に奉納され、境内は森の若葉と相俟て古雅な風情にあふれる。従来湯立神事もあったと伝えるが明治期に廃止、現在に至る。