ゆういちの星空日記

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 <11月30日>(日)
 久しぶりに風邪で寝込んでしまいました。  一日たっぷり寝たので、熱も大分下がったので、何とか明日は復帰出来そうです。

 明日から11月ですが、以前使っていたKnetの契約が今日で切れます。  それに伴い、Knetにおいてあったページが見られなくなります。  ぷららは、HP容量が少ないので、以前のページは全部は移転できませんので、昨年分の日記と、彗星のページは一部こちらに移しておきました。
   寝込んでいる間に、H-IIAロケット6号機の打ち上げが失敗!何て残念なニュースが流れてきました。  プレスリリースは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)にありますが、 宇宙作家クラブ ニュース掲示板で、現地での経過が良くわかります。

 先日の土星による恒星食の画像が、 亜熱帯天文台 最新画像にありました。 やっぱり、光度差はいかんともし難い感じですね。

 今度のエンケ彗星様に淡い彗星のコマや尾を写し取ったり、変化を追うと言うのは、 どうしても明るい光学系が欲しいですよね。  それで、セレストロンからシュミカセのをF2前後に短縮する光学系 Fastarが 発売されていますが、これは、SBIG ST-237専用でイメージサークルが狭いので、 他のカメラ用のアダプターもサードパーティーから販売はされているようですが、 ラージフォーマットカメラは、有効に使えませんでした。  ところが、 Hyperstarは、 もう少し大きなチップのCCD迄対応しているとの事で、 Three Buttes Observatory では、C−14&HyperstarとSBIG ST−10XMEによる素晴らしい画像が見られます。  フルサイズの画像を見ると、収差も見えますし、周辺減光もあるようですが、 露出がRGB各60秒X10コマであれだけ写るのですから、、、 Fの明るさは、魅力的ですね。 もっとも空が暗さが一番でしょうが、、

 <11月28日>(金)
 今日も、寒いですね。 週末の天気は駄目そう、、

ところで、60年前の小石は、いん石だったという事で、 秋田県で日本で、50番目の隕石が確認されたそうです。  隕石といえば、隣町の岡部町でも、昭和33年11月26日の午後3時すぎに、岡部町大字今泉字狢山の畑の中で、親子で農作業していた農家の方の間2〜3mの所に、 ヒューと言う音と共に落下したそうです。  ちなみに、この隕石は、白昼の大流星として関東地方で目撃されています。  この隕石は、大きさはレモン位で、重さ0.194Kg、現在は、国立科学博物館に展示されていて、私も以前に見たことがあります。


 昨日のハレー彗星ですが、1986年11月3月22日未明に、軽井沢で写したものです。  友人とハレー彗星を見に、八ヶ岳方面に行こうと計画していたのですが、 21日は雨が降っていて駄目だろうなぁ何て思い、出かけるのも遅くなってしまいました。  ところが、碓井峠を登っていくと、雨の後で透明度も素晴らしく奇麗な星空が見えています。  急いで碓氷バイパスの料金所から程近くに、南の開けているところを見つけて双眼鏡を向けると、 尾を引いたハレー彗星が見えました! 目が慣れてくると、肉眼でも見えます!  早速、三脚にカメラ(OM−1&50mmF1.8)を乗せて固定撮影したのがこの写真です。  その翌日にも八ヶ岳で見ましたが、春霞の影響で肉眼では分かりませんでした。  八ヶ岳では、鉢巻き道路脇の駐車スペースで見ていたのですが、 深夜になると何とハレー見物の車で大渋滞です!  私が、望遠鏡にカメラを乗せて写真を写していると、何やら後ろに列が出来ていました(^^;  そんな訳で、双眼鏡を三脚に乗せて即席観望会になりました。  ハレー彗星自体があまり明るくなかったのと、春霞も有って、ほとんどの方は肉眼で見つからなかった様ですね。
(ハレーの画像も、プリントをデジカメで複写したので画質が、、(^^;)

 今日のスナップショットは、ハレースコープです。
みなさん、ファミスコってご存知ですか?  これ、今は、BORGを作っている、 トミーが1986年頃に発売してた望遠鏡なんです。  レンズ以外はプラスチックで出来ていて、12、800円の割には、いかにも玩具って言う感じでして、 当初はあまり売れなかったようですが、 某雑誌が、光学系が良くて(セミアポに近い?)直焦点撮影で良く写る!何て特集をしたり、 販売中止後に在庫整理で価格も半額以下と安くなった事も有って人気になりました。  私の持っているのは、内容はファミスコと同じなのですが、ハレースコープと言う名前(輸出用?)で、 鏡筒の色が赤色に塗られたものです。  確か、電機大学の前の店で、3千円位で買ったと思うのですが、自宅に帰って星を覗いてみてがっかり、、 星が皆、瓢箪の様な二重星に見えてしまいます。(T_T)  在庫限りで返品交換するのも、億劫だったのでそのままお蔵入りしてしまいました。  でも、実際に良く見えるのも有ったようで、玉石混合だったようです。(^^; 
 そうそう、BORGは、 一部製品が12月5日から値上げになるそうです。 ご購入予定の方は、早めにゲットしたほうがよさそうですね。

 <11月27日>(木)
 もう今日は、曇り空の寒い一日になってしまいました。  今年は、晴れの天気が続きませんね。

 こんな曇り空の日は、世界各地の代表的な天文台の、今の星空が見られる The Night Sky Live を紹介します。  星像はけして良くないですが、銀河の流れを見ながら世界各地での星空に思いを馳せるのも良いかも(^^)
 ライブカメラといえば、KPNO Webcamsは、 キットピーク天文台の、2.1m望遠鏡4m望遠鏡の、 キャットオークからの天文台のドーム群の風景が見られます。  夜間は真っ暗で、星空が見られないのが残念ですが、あんなところで星を見てみたいですね。  また、ここのビジターセンターの望遠鏡で撮影された画像達は、 いつもため息をつきつつ見ていますが、 20in RCSBIG ST10XMEで撮影された、 Cassiopeia Aは、アマチュアクラスの機材で、これほど写るとは驚きました!  このカシオペアAは、1572年11月に、−4等級程まで明るくなり、1 チコによって詳しく観測された、銀河系内の超新星の残骸で、電波源カシオペアAとして有名です。  他にも、X線や赤外線でも光っています。 各波長で撮影した画像が Chandra :: Photo Album :: Cassiopeia A :: 26 Aug 99にありますし、 ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した、 カシオペアAは、なお詳細がわかります。  ちなみに、有史以来記録に残っている銀河系内の超新星は、1006年おおかみ座、 1054年おうし座(カニ星雲)、1572年カシオペア座(チコの超新星)、1604年へびつかい座(ケプラーの超新星)の4星だけです。  1987年にお隣の銀河(大マゼラン星雲)に超新星が出現しました。  この際カミオカンデでニュートリノ検出がされ、 それらの研究の成果で、小柴教授にノーベル賞が授与されたのは、ご存知かと思います。(そう言えば、今日はノーベル賞制定記念日ですね)  銀河系内では、ケプラーの超新星から400年経っていますので、ぼちぼち銀河系内の超新星が見たいですよね!
 そんな素晴らしい画像を見ながら、日本国内の、公共天文台の40cm〜1mクラスの望遠鏡を使えば、 素晴らしい画像&観測が出来そうですが、やはりシーイングの違いは、いかんともし難いようですねぇ、、

 今日のスナップショットは、1986年3月のハレー彗星です。

 <11月26日>(水)
 昨夜の強い風も止み、暖かくなりました。  こんな天気が続けば良いんですが、天気予報では、天候の崩れも早い様です。 

 そうそう、 Solar Eclipse over Antarctica で、先日の日食時に、南極大陸に落ちた月の影の映像が見られます。  さすがに、白い大地!細長くなった影がくっきりわかります。 アニメになっていたら、面白かったですね。

 こぎつね座の亜鈴星雲は、CCDでの撮影でもポピュラーですが、 Deep Space Astrophotography By Chris and Dawn Schur The Dumbbell Nebula Very Deep Exposureは、 L画像に、Hαフィルターで6時間露出した画像をブレンドして合計7時間露出し、 普通では写り難い星雲の周りに広がる淡いハローを写しだしています。  日ごろ、インターネットや雑誌等で見慣れた姿とは、少し違う姿ですね。  こんな感じで、惑星状星雲の周りに淡いハローが有る物は他にも有り、 RC Optical Systems のHPの、 M57(John Smith) や、 Cats Eye Nebula (Stan Moore) で、 同様にHαフィルターと、長い露出時間で撮影された淡いハローが見られます。  それにしても、アマチュアの機材で、一昔前では、天文台でも写り難いこれらの淡い部分が写るようになったのですから、 凄い時代ですね。 そうそう、M57のハローは、 すばる望遠鏡でも撮影されていますね。



 今日のスナップショットは、別府沼公園の紅葉です。
近くの、別府沼公園では、白く可憐な冬桜の花に加えて、紅葉の赤、イチョウの黄色と、色とりどりです。

 <11月25日>(火)
 朝から雨の寒い一日です。  房総では、一時は電車の運転も見合わせる位の強い降りだった様です。  そんな訳で、今晩は、 土星による8.3等級の恒星の食が、見られ無いかなぁ〜と思っていたら、急速に天候が回復して、 22時過ぎには、綺麗な星空になりました。 しかし、風が強い!びゅーびゅー吹いています。  早速、風の影響の少ない場所に望遠鏡(MT−130)を持ち出して、土星を見ますが、やっぱりシーンチレーションが最悪(T_T)  土星の輪のどちらが手前なのか?判らない位で、カッシニの間隙なんて影も形も見えません、、 アストロアーツの予報図を参考に、輪の中を通過中?の恒星を探しますが、ぜんぜん判りませんでした。  その後、輪から離れる所を見ようと観察していたのですが、これも良くわかりませんでした。  1時近くなって何となく傍に恒星があるかな?っていう感じですが、はっきりは判りませんでした。  もう少し早く天候が回復すれば、口径25センチ反射望遠鏡&CCDをセッティングしたのですが、 あのシーイングでは同じだったかな?  どなたか、観測された方がいらっしゃいますか? 

 今日のスナップショットは、天文ガイド1989年10月号です。
この表紙の写真は、1989年7月2日に、アメリカのカリフォルニアのウイルソン天文台の60インチ反射望遠鏡で撮影された、 いて座28番星(5.8等級)の土星による掩蔽の様子です。  カシニの間隙を通して星が見えているのがよくわかります。  今回も、この位明るい星だったら小さな望遠鏡でも楽しめたのにねぇ〜

 <11月24日>(振替休日)
 今朝は、南極からの日食中継でしたね。  7時前から見ていた、live-eclipseの インターネットでの中継は曇られてしまいましたが、その後のNHKのテレビの中継では、素晴らしい光景が見られましたね。  特に、地上からの画像では、月の影の動きが良く分かり印象的でした。  今回は、Bフレッツに入った事も有って、初めてインターネットでの動画ライブも見ましたが、 多くの裏方の方の尽力が有るにしても、南極から一人で中継が出来てしまうのですから、 素晴らしいと思います。 
 

 <11月23日>(日)
 静かで、いい天気でしたね!  子供を連れて公園まで行きましたが、モミジやイチョウの紅葉も綺麗で、子供連れや散歩している方も多かった様です。  昼は青空でしたが、星空の方は、全体にガスっている感じで良くありません。
 
 そうそう、私のところからリンクいてしている、瀬尾さんが、 日経アドバンテージで、 たのしみ 第7回 瀬尾一夫さんの「天文写真」 という事で特集されています。 素晴らしい作品はもとより、お顔を拝見できたり、撮影風景も有って興味深いですね。

 以前の日記で書きました、火星探査機『のぞみ』の報道ですが、 宇宙航空研究開発機構(JAXA)から 火星探査機"のぞみ"の現状についてという事で、状況報告が出ています。  結果として、依然として機能回復は成功していないようですが、衝突軌道というのは、新聞の記事が誤報だったようですね。  何とか、機能回復して欲しいですねぇ、、

 今日のスナップショットは、今朝の月齢28.3の月です。
明日は、南極で皆既日食ですが。  一日前の細い月が見えるかなぁ〜と、狙ってみました。  南東の低空に雲が有って心配しましたが、双眼鏡で見ていると、黒い雲の上からカミソリの刃のように薄い月がちらっと見えました。  雲から抜け出すと、双眼鏡や望遠鏡では中々素敵な眺めです。  でも、バックの空が明るくなり始めていることもあって、視力が落ちてきた私の肉眼では見えませんでした。  ベランダからだと電線の間なので、一通り撮影してから望遠鏡を家の前の県道の反対側まで運びました。  こんな時、小さな望遠鏡はいいですね。 随分明るくなるまで、じっくり見られました。  この画像は、ベランダからの撮影で、電線が写りこんでしまいましたが、やはりバックが暗いほうが写りがいいですね。  雲が写りこんで、少し幻想的になったかな? そうそう、月の上電線の影の中に、てんびん座α星が写っています。

 <11月22日>(土)
 今日も、気持ちのいい青空でした。  透明度も高く、暮れ行く茜色の西空の金星も輝いていました。  ところが、望遠鏡を出してセッティングしていると、次第に南東から黒い雲が少しずつ北上し、 すっかり暗くなった頃には、全天の3/4を覆ってしまいました。  雲の合間から、何とか2P/Encke彗星を数コマ写しましたが、 コントラストが悪いです。 その後、彗星が沈む頃にはまた晴れるんですから、意地悪なものです、、

 今日のスナップショットは、今朝の月齢27.3の月です。
朝起きたら、南東の空に細い月が綺麗に見えていました。  これは写さなければと、ベランダに望遠鏡(ボーグ76ED)を持ち出して、Er32mm&デジカメコリメートで写しました。  地球照も、綺麗でしたがモータードライブ無しの架台では、少しきついです。

 <11月21日>(金)
 暑くなりましたね。 隣町の熊谷市では、最高温度が24.7度ですって!   昨日は、寒いくらいだったのに、いったいどうなっているんでしょうね?

 そうそう、暑さとは関係ないですが、 spaceweather.com を見ると、20日8時(UT)にフレアーが有った様で、アメリカ各地ではオーロラが見られたようですね。 



 今日のスナップショットは、しらびそ峠で写した、スイフト−タットル彗星です。
AstroArtsの、 星ナビ 思い出の彗星フォトコンテストでは、 色々な彗星の思い出と画像が続々集まっていますが、 太田から見た星々の掲示板でも盛り上がっています。  夏の風物詩、ペルセウス流星群の母彗星のこの彗星は、当初120年のと予想されていたが検出され無く過ぎていましたが、 マースデン氏が、1737年のKogler彗星が同一の彗星ではないかと考え、1992年11月下旬に近日点を通過するとの予報が出ています多。  そんな中、9月27日未明に、木内氏が長野県八千穂高原で、口径15cm双眼鏡で検出したものです。  それほど明るくはならなかったけれど、双眼鏡ではなかなか立派な姿でした。  この画像は、口径25cm F5反射望遠鏡の直焦点で撮影したものです。

 <11月20日>(木)
 雨の寒い一日でしたね。  午後からは、仕事関係の講習会で、熊谷まで出かけてきました。  講習会のあるホールには、プラネタリュウムや図書館も併設されていて、 40cm反射望遠鏡での観望会も行われています。  以前、土星を見せて頂いた事が有りますが、中々素晴らしい見え味でした。

 Comet Observation Home Pageでは、 7等級程で観測されているエンケ彗星ですが、私のCCD画像では、とらえところの無いような淡い姿です。  核も良く分からず、コンポジットもままなりません(T_T)  テンペルタットル彗星もそうでしたが、カラーフィルムで写すとエメラルドグリーンに写るような ガスリッチな彗星は、旧タイプのCCDは駄目ですね。  Mitsunori Tsumura's Web Pageの、 CanonEOS Kiss Dで撮影した画像を見ると、青感度が高い為か青緑のコマが奇麗に写っています。  この彗星は、明るい光学系とカラーフィルム&デジタル一眼で狙うのが良さそうですね。 
 海外では、300mm f/2.8 & Canon 10DSigma 300mm/f 3.3 & Starlight SXV-H9で、 はくちょう座の網状星雲との2ショットの画像も撮影されていますね。

 今日のスナップショットは、蟹です。
親戚の方が、生蟹を持ってきてくれました!  刺し身で食べようか?、焼き蟹も良いし!、蟹すきも良いよねぇ、、何て言っていましたが、 結局手っ取り早く茹でて真っ赤になった蟹は、あっという間にお腹に治まってしまいました(^^;  味噌も身も、甘くて美味しかったです。

 <11月19日>(水)
 100円ショップに行ったら、クリスマスグッズが沢山並べられていました。  今日の朝刊には、といざらすの、何ページも有るクーポン付きのカタログが入っていて、 子供は、何やらじっくり見入っていました。(^^; もう、そんなシーズンになってしまったんですね。  我が家にも、サンタさんは来るんでしょうか?、、


 今日のスナップショットは、福島の紫光星さんが送って来てくださった、しし座流星群の画像です。
今晩から明日の未明にかけて、1733年放出のダストトレイルによる極大(20日1:50(日本時) ZHR70)が 予想されていますが、どうも天候が良くありませんね。 皆さんの所は、いかがですか?
 そうそう、福島県と言えば、子供が楽しみに見ている、鉄腕ダッシュのダッシュ村は、 福島県なんですってね!  宝くじでも当たったら(^^;、週末は、あんな所で、季節の移り変わりを感じて、のんびり暮らしたいですねぇ。 

 <11月18日>(火)
 静かで暖かな一日でした。 そんな陽気の為か?、田圃では、麦蒔きも始まった様です。  麦蒔きといっても、ミレーの絵の様に手で蒔くわけでは無くて、 トラクターの後ろに機械を付けて蒔くので、短い時間で蒔けてしまうようです。 


 今日のスナップショットは、昨夜のC/2002T7(LINEAR)彗星です。
2P/Encke彗星は、CCDでは、とても淡くてとらえどころが無い感じですが、 来年の春に肉眼的な彗星になると期待されている、C/2002T7(LINEAR)彗星は 随分しっかりしています。 

 <11月17日>(月)
 木枯らし一番が吹きましたね。  仕事場の裏のお宅塀を真っ赤に彩っていたツタの葉っぱも、すっかり落ちてしまいました。  各地で、初雪や初氷の便りも聞かれ、いよいよ冬突入と言ったところかな。

 夜も、気持ちの良い星空です。  懲りずに、エンケ彗星&C/2002T7を撮影しましたが、エンケ彗星の撮影時は、風が強くて写野の中で星が暴れて酷い写りです。  風による揺れは、小さな望遠鏡は辛いところです。 ドームが欲しい、、、  C/2002T7の時には少し風も落ち着き、少しはまともな画像が撮れました。  明日処理しましょう。

 嬉しいニュースを見つけました。  サンシャインプラネタリウム、コニカミノルタが再オープン決定(ZDNN:ニュース速報) との事で、コニカミノルタがサンシャインプラネタリウムを借り受けて、再オープンするそうです。  再開を願っていた皆さんの熱意と、メーカーの危機感なのでしょうけれど、何より良かったですね。  メーカー直営のプラネという事で、他とは違った何かを見せて欲しいですね。

 もうひとつ、日本以外の人にでしょうが(^^;、冷却CCDカメラが安く買えるという話です。  SBIGが、 Special Offer ST-7ME and ST-9E Imaging Cameras という事で、冷却CCDST−7&9を格安にセールしています。  インターフェースがパラレルですが、画素数が多くないのでそれほど問題にならないので、かなりお買い得ですね。  でも、日本国内には、代理店があるのできっと買えないか、若しくは結構な値段になってしまいそうです(T_T) 

 今日のスナップショットは、宵の明星です。
昨日、庭に望遠鏡をセットしていると、茜色に染まっている西上州の山並みの上に、明るい星を見つけました。  何時の間にか、金星が宵の明星になっていたんですね。  早速、デジカメで写してみました。 
 

 <11月16日>(日)
 予想外に、暑いくらいの良い天気になりました。  昨日今日と、私の住んでいる深谷市の産業祭です。  農産品の品評会や即売から色々な企業や団体が出て、テントでは、いろいろな物を売っています。  中でも、今年の目玉は、地元名物の煮込みうどん『煮ぼうとう』と、山梨名物『ほうとう』との対決でした。  昨日は、TBSラジオの中継まで来て賑やかだった様です。  今日も、両方とも長い行列ができていたので食べませんでしたが、どっちが人気あったのかな?  皆さん、『煮ぼうとう』&『ほうとう』って食べた事がありますか?  ちなみに、群馬では『おっきりこみ』何て言いますね。

 良い星空なので、夕空の南の超低空に見えているC/2003 T3 (Tabur)を狙ったのですが、 県道越しの低空撮影のために、走る車のライトが邪魔で間隙を縫って撮影するのですが、なかなか30秒露出ができません。  それに、先日のしし座流星群の撮影時にクリアカットフィルターを外したのをすっかり忘れて、低空だから星像が大きいなぁ何て思っていたらピンポケでした。(T_T)  そんなわけで、撮影失敗、、車の来襲に撮影をあきらめ、天頂近くの2P/Enckeを導入しましたが、どうも彗星が見当たりません。  Guideでプリントした星図と照らし合わせて見ると、写野が2フレーム近く外れているようです。  何とか導入しましたが、強い風による揺れと赤道儀の調子も悪いようで、星像がみんな流れてしまいます。  露出を切り詰め何とか撮影しましたが、この赤道儀は、時々訳もわからずすねるんで困っちゃいます、、、 彗星は、淡いコマが随分大きく広がっているようですね。 C/2002T7は、赤道儀の調子が悪いので諦めました、、

 今日のスナップショットは、雪虫です。
暖かく静かな陽気で、庭先では雪虫が何匹もふわふわと舞っていました。  雪国では、雪の降る前に飛ぶ何て話もありますが、この辺りではそんな事はないですね。  小さく白い虫で、飛ぶ姿は本当にふわふわって感じで、手で簡単に捕まえられます。  実は、この虫は、アブラムシの仲間で、体に白腺物質を分泌する腺が有り、 体全体が白い綿で包まれるようになる種類の総称との事です。  代表的なものに、トドノネオオワタムシは、 夏から秋にかけてトドマツの根に寄生し、寒くなるとヤチダモの葉や枝に移り住むのですが、 雪の時期の前に一斉に移動するそうです。 

 <11月15日>(土)
 日本の火星探査機「のぞみ」が、このままだと火星に衝突してしまうとのことで、 火星探査機「のぞみ」、火星衝突の危機というニュースが流れています。  ところが、 野尻ボードを見ると、のぞみは、火星の表面から約900km上空を通過する軌道に乗っていて、 現在の軌道でも火星に衝突する可能性は1パーセント程との事!  どちらが正しいのか私には判りませんが、早いうちに宇宙航空研究開発機構で、 正式な状況説明をしたほうが良いんじゃないかなぁ?

 各地で、星空ライブカメラも多くなってきましたね。  天気が悪いときには、ライブカメラで流星群の観望も有りかな?と思いまして、 各地のライブカメラを探してみました。  星空のイメージin 八ヶ岳(長野県) 律男の星空探検(岡山県) ライブカメラステーション(滋賀県) Welcome to Shibutani's page(兵庫県)等々が高感度カメラで星空ライブを見せてくれます。  北海道、東北、九州、沖縄辺りにもあれば良いのになぁ〜  また、ちょっと変わったところでは、ハワイのマウナケアからの、 Live from Mauna Kea! 何ていうのもあります。
 もうひとつ、ライブカメラではないのですが、微速度撮影で撮影した一晩の夜空を短い時間で見せてくれる Real? Universe の映像も良いですね

 今日のスナップショットは、星のカケラ(隕鉄)です。
普通に見られる流星の粒は数ミリとの事ですから、この位の大きさだと、火球クラスの明るさの流星が見られるのかな?  しし座流星群でも、そんな大きな流れ星が見たいですね。

 <11月14日>(金)
 気持ちの良い青空です。  こんな天気が続いて欲しいなぁ〜何て思っていたのですが、天気は下り坂の様ですね。

 久しぶりに、ウイルスメールが来ました。  マイクロソフトからのアップデートファイルを偽った W32/Swenです。  どこかで、このウイルスの記事を見たことがあったのでそのまま削除しました。  プロバイダーが、大手のぷららに変わってから、広告や色々なメールが多くなった様なきがします。  困ったもんです、、

 今日のスナップショットは、昨夜のしし座流星群です。
昨夜は、大きな月はあるものの、透明度は高く奇麗な月星夜でした。  しし座流星群の出現に期待を持って、冷却CCDカメラに20mmレンズを付けて自動撮影させながら、 ベランダから見ていたのですが、うぅ〜ん流れません、、、 かろうじて、おうし群の流星を一つ見ただけで、諦めて2時過ぎには寝てしまいました。  朝になって、昨夜自動撮影していた冷却CCDの画像をチェックしていると、 24時54分21秒(15秒露出)の画像に、しし座流星群と思われる流星が写りこんでいました。  一階に降りてインターネットをチェックしていたときに流れたんでしょう、、  残念、、、
 私は、流星が見られませんでしたが、結構流れてはいたようで ぷるのHP暫定版でビデオで捕らえた昨夜の流星達が見られます。  これを見ると、流星観測にはWAT−100Nが良いですねぇ〜 欲しいです。(^^;

 <11月12日>(水)
 午前中は、暖かくて良い天気でした。 でも、午後から雲が多くなって、星空は見られません。  そろそろ天気が安定してもいい時期なんですけれどねぇ、、

 14日未明には、しし座流星群の最初の極大予報(1499年放出のダストトレイル)が出されています。  今年は、大きな月が有るのと、何分古いダストトレイルですから、実際はどの程度の出現が見られるか分かりませんが、 是非見てみたいですね。 月が大きく空も明るいので、高感度ビデオカメラが大活躍しそうです。  私は持っていないので、冷却CCDで固定撮影しようなかなぁ〜  でも、天気がねぇ、、、

 アストロショップ三つ星から、発売(改造?)される CanonEOS・Kissアストロカメラですが、 値段が発表されましたね。  値段は、改造されたタイマーリモートコントローラーや、LPS-P1フィルター内蔵Tリング等々のセットで、 実売の約二倍程ですが、比較的良心的な値段かな? でも、心配は壊れたときの修理ですよねぇ〜  安くはない物ですし、まだ発売早々の物ですから、、有償で、メーカーが修理してくれると良いのですけれど、、


 <11月11日>(火)
 お昼過ぎまで雨が降り、寒い一日でした。 何でも、12月初旬の気温とか!  ホットカーペットが、ぬくぬく気持ちの良い季節になりましたね。

 日曜日は、地球の裏側では月食でした。  ライブ中継も有った様ですが、私は、出かけていて見られませんでした。  そんな月食の様子は、spaceweather.comで見られます。  また、24日には、皆既日食が南極大陸で見られます。  南極迄は、中々出かけられませんが、live-eclipseでライブ中継があるようですから、 楽しみにしたいですね。 そして、テレビでもNHKで 南極・皆既日食生中継があるそうです。
 そうそう、その前に、13日〜14日にかけて、しし座流星群の出現があるかも?との事ですから、 こちらも注意したいですね。 流星・火球・隕石に関する最新情報(日本流星研究会)では、 当初の予報が改良されて、20日1時50分(日本時)にも、ZHR70の出現の可能性があるとの書き込みがありました。   でも、天気がねぇ〜 

 ところで、南極からのライブを検索していたら、南極プロジェクトを見つけました。  昭和基地からのライブカメラや、素敵な画像や南極からの便り、オーロラの動画も有って、なかなか楽しめます。 

 昨日書いた、インターネットの特定のHPが繋がらない件ですが、 今朝、何気なくフレッツ接続ツールの設定を変えたら、嘘のように快適に繋がるようになりました。  嬉しい〜
 
 根が面倒がりやなので、最近、Doblogが 気になっています。 何でも流行のblogって言う物らしいですけれど、 デザインセンスの無い私には、このDoblogで日記を書いた方が、 手間がかからなくて良いような気もしています。  もっとも、ここのページもメモ帳でカットアンドペーストしているだけですから、たいした手間はかかってないのですが、、(^^;  試しに開設してみようかなぁ〜

 <11月10日>(月)
 HPを移行しなくちゃと思いつつ中々出来なかったのですが、 今日から、ぷららに日記を移行しました。  といっても、ほとんど変わり映えしませんし、、それに、未だこのページしかありません、、(^^;  それと、皆さん、あまりトップページを見ていないようなので、暫定的に日記をトップにしました。  以前の画像は、未だ引っ越していませんし、現在は、ここのHPの容量が少ないので、 自宅でサーバーを立ち上げるまでの当分は、最近の日記と彗星のページだけの予定です。  自宅でサーバーの運用が出来れば、冷却CCDを固定しての、星空スキャンのデーターの公開や、 天文現象のライブ等もして行きたいと思っているのですが、実現は何時の事か、、(^^;  ぼちぼち体裁を整えて行きたいと思います。
 また、身近な自然は、ニコンオンラインアルバムに、一部が暫定アップしてあります。  現在はキャプションも付いていませんが、こちらも、逐次更新して行こうと思っています。 

 アストロショップ三つ星から、 赤外カットフィルターを除去した CanonEOS・Kissアストロカメラが、 今月末に発売されるそうです。 まだ、画像も載っていませんし、どの程度のクオリティーで改造されているのかが 気にかかるとことですが、嬉しいですね。  でも、改造して販売しても、キヤノンの方との折り合いは大丈夫なのかな? 少し気にかかるところです。 それと、修理の問題もねぇ、、

 そうそう、新しいメールアドレスは、chimura@agate.plala.or.jpになりますので、宜しくお願いいたします。  全角になっていますが、半角小文字で打ち直してくださいね。

PS。
 おおぼけをかましていまして、日付が10月になっていました(^^; ご指摘ありがとうございました>m(__)m
ついでに、、、Bフレッツになって快適になったのですが、先週半ばころから、Yahoo! JAPANやGoogle、 Suzuki's Astro Pageアストロショップ三つ星等の一部のプロバイダーのページに、繋がらなかったり、 繋がってもページの表示に数分以上の時間がかかってしまったりして、困惑しています。  プロバイダーにも聞いてみたのですが、今ひとつ分からない様で、、 broadband-ana.comの掲示板で、同様の報告があったようですが、私の場合は解決しませんでした。  うぅ〜ん困りましたねぇ、、

 今日のスナップショットは、大小北斗です。
これは、先月末のオーロラ騒ぎの時に自宅裏の農道で、デジカメで写したものです。  オーロラは写らなかったけれど、北斗七星が昇ってくる所でした。  透明度が良かったので地平近くの星まで写りました。  家の北側は、南に比べると光害は少ないのですが、デジカメの15秒露出でも、これだけ明るいです(T_T)

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