Starlight Xpress HX516運用日記
Starlight Xpress HX516運用日記
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<10月16日>(水)
- 今晩は、半月より太った月は有るものの透明度の良い夜空です。
星の数も、日曜日より多いですね。
NJPを組み上げるのは億劫なので、GPD&MT−130を持ち出して写す事にしました。
しかし、赤道儀の調子が悪くて、自動追尾でも星像は流れるし、ポルックスを基準星に、
北東の空にいるC/2001RX14彗星を導入しようとしたら、北西の空を向いてしまいました(^^;
一応、撮像天体は、Hind’sの変光星雲、NGC5154、M78、M42ですが、
追尾不良と、露出不足で、ほとんど収穫無しでした。
やっぱり不精せずに、NJPを組み上げるんだった、、、
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<10月13日>(日)
- 今晩は、久しぶりに25cm反射望遠鏡を庭に持ち出して、Starlight Xpress HX516で撮像しました。
撮影対象は、M45のメローペをベールの様に覆う星雲、
C/2001RX14(LINEAR)彗星でした。
それにしてもシーイングが悪く、良いピントが出ません(T_T)
ところで、メローペを120秒で連続20枚撮像してオートセーブさせておいた筈なのですが、
後で見たら、ファイルが無い(T_T)どうして〜?
ソフトの使い方もだいぶ分かってきましたが、SBIGのCCDカメラの様に3X3ビニングの
自動更新モードがあると、対象の導入に便利何だけれどなぁ、、それに、画像の表示レンジの手動での
調整が出来ないので、淡い天体の導入は少し不便です。
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<10月11日>(金)
- 天候が悪かったりで、今日が星空へのファーストライトになりました。
SBIGのST−7とFC−50(fl:290mm)で射手座の新星を2個撮像後、
比較の為にプレアデスを撮像し、その後にいよいよStarlight Xpress HX516のファーストライトです。
ST−7は、OMマウントですが、HX516は今のところアメリカンサイズのスリーブですので、
先日の夜景の撮影で予め作っておいた同焦点アイピースで、大まかにピントを合わせます。
その後、HX516に付け替えビニング&自動更新モードで大まかに写野の中心に星を入れて、
その後は、ピント合わせモード(CCDの中央部のみ連続して取り込むモード)でピント合わせしました。
この辺りも、SBIGのCCDOPSの様に任意の部分を取り出せると便利なんですけれどねぇ、、
で、FC−50でプレアデスを120秒露出で撮像しました。
私のコダックのノーマルチップに比べると、星の周りの星雲の写りは良さそうです。
それに、このカメラは、冷却温度を知る事が出来ないのですが、
熱ノイズが少ないですねぇ! ダークを引かなくてもほとんど目立ちません!
もう一つ、ST−7の様に、ガイドチップ様のミラーが無いので、変なかげりも無く
明るい空でも、フラット補正しなくても周辺減光の処理にそれ程苦労が無いようです。
その後、MT−130に望遠鏡を変えて、土星&衛星とM42を写しましたが。
ブルーミングしないとは言っても、さすがに土星は明るいのか、
電子シャッターで読むときに感光してしまうためか?画面下の方へ土星の光跡が淡くフレームの外まで続いています。
その後の、M42は、導入後、二分露出に設定して連続20枚させて自宅に入っていたのですが、
分の所にチェックするのを忘れて、土星を写したときの秒のままだったようで、
後で気づいたら2秒露出の画像を大量に撮ってしまいました(^^;
でも、時間も遅くなって今日はお終いです。 先ずは、上手く動いて画像が取り込めただけで満足です。
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<10月5日>(土)
- 早く星空を撮ってみたいのですが、天気と仕事の関係で写せないので、夜の風景を写してみました。
ボーグ76EDをカメラ三脚に載せて、国道17号バイパスの明かりに向けて見ます。
あれ、画像が来ない?と思って調べてみたら、パラレルポートアクセレーターを付けるのを忘れていました(^^;
パラレルポートアクセレーターを付けたら、画像が取れる事を確認しました。
DL時間は、ビニング無しで、およそ30秒弱、2X2ビニングで8秒でした。
ところで、このカメラのFITSファイルですが、
ステライメージで取り込むと、何故か階調が反転してしまいます?
それで、試しに取り込みのオプションで、符号無しで読み込んで見ましたら、無事OKでした。
FITSでも色々有るんですねぇ、、、
ところで、このカメラは、冷却温度が設定出来ない割には、熱ノイズが少ないです。
ソニーのチップだからかな?
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<10月1日>(火)
- CCDのメーリングリストCANの中で、MEI/NEKO
さんが、イギリス製の冷却CCDを貸していただけるとのお話が有りました。
前から興味が会ったStarlight XpressのCCDでしたので、
申込んで見たところ、何と貸していただける事になりましたV(^^)
それで、その冷却CCDStarlight Xpress HX516が、
本日我が家にやってきました。
いそいそと梱包を開けると、今使っているアメリカSBIG社のST−7と比べて、小さくて軽いですねぇ、、
少し大き目の2インチアイピースと言った感じで、小さい望遠鏡を使っていると嬉しいです。
夜になってから、早速PC(東芝ダイナブック 200CS(ペンティアム100MHz メモリ24Mb))に
インストールして、接続テストをしました。 最初は、CCDを認識しませんでしたが、
パラレルポートのアクセレーターとCOMポートの指定をしてあげたら、無事認識してくれました。
それで、スリーブの先にピンフォールを付けて部屋の蛍光燈を写してみたら、
ぼやっとした画像ながらも無事画像が取り込めました。
ちょっと手強いカメラと言う事でしたが、一安心しました。
今晩は台風が関東直撃との事で、外は強い雨ですから、ここまででお終いです。
早く晴れないかなぁ?
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