果てしなく続く、広大なモンゴルの平原で繰り広げられる、チンギス・ハーンの壮絶な半生を描いた歴史物語です。
人は彼を「蒼き狼」とよんだ!
製作年度 2006年 (2007年封切) | 監督 澤井信一郎 |
上映時間 136分 | (2007年3月3日から全国公開) |
出演者 反町隆史、 菊川 怜、 若村麻由美、 Ara, 袴田吉彦、 松山ケンイチ 他 |
日本映画史上、空前のスケールで描かれています。 |
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構想27年。 総製作費30億円。 モンゴル政府の全面協力により、4ヶ月にわたるオール・モンゴルロケを敢行しました。 モンゴル軍兵士5,000名がエキストラで参加し、蒼い旗をなびかせた、騎馬隊の激しい戦闘シーンを再現しています。 また、チンギス・ハーンの王即位式では、2万7,000人を動員しての撮影で、人・人・人。見るものを圧倒させました。 モンゴルの壮大な平原は、骨肉強食の血で血を洗う壮絶な戦いの場と化していきます。 |
歴史に秘められた英雄・・モンゴル帝国を統一した・・ チンギスカン |
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モンゴル帝国の王となったチンギスカンには、出生の秘密があったのです。 それは、自分を生んだ今の母は、他の部族の人間であり、拉致されて、ここに留まり、今の自分が誕生したということです。 略奪とは、領地をはじめ、女、子供にまで容赦ないものなのです。 チンギスカンの若き妻も敵部族に、昔の報復として拉致されます。戦闘の末に取り戻した妻のお腹には、他民族の幼い命 が宿っていたのです。 自分と同じ宿命を背負った息子の誕生に 愛と憎しみの葛藤が心をゆさぶります。 また、生涯の友情を誓い合った友の裏切りにあい、残虐性をもつ「蒼き狼」の血を滾らせていきます。 幾多の戦いのすえ、ついにモンゴルを統一し、輝く栄光を手にしますが、息子「ジュチ」は帰らぬ黄泉の人となります。 モンゴルの平原は、王即位式にわく「蒼き狼」の歓喜の雄たけびがこだまして、英雄の物語は幕を閉じました。 |
映画が終わった客席で、「日本にまで侵略をして来たが、あの神風がなかったら、今の日本がどうなっていたか」 と言われました。 「蒙古逆襲」として歴史で学んだ記憶がよみがえりました。さて、どうなっていたでしょうか・・ |
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TOHOシネマズ岡南 19.03.25