男たちの大和/YAMATO

戦後60年記念作品   


  
  日本・2005年作品 上映時間・145分 
(ジョリー東宝  1月3日)

  
監督佐藤純弥  原作・辺見じゅん  脚本・佐藤純弥 

  
出演者反町隆史・中村獅童・仲代達矢・渡 哲也・鈴木京香・渡辺大他

     映画から、平和の大切さを学び、戦争の愚かさを知りました。
 

  1945年4月6日、3333名の男たちは, 「戦艦大和」と共に、決戦の海へ 
  と
向かいました。東シナ海沖に沈没した「大和」の乗組員の遺族や、生存
  者を取材して書かれた「男たちの大和」が、映画化されたものです。

  広島県尾道市向島町に、戦艦大和の実寸大セットを、約4ヶ月かけて、
  
総額約6億円の巨費を投じて、完成しました。 
  全長190m、最大幅40m、菊花紋章のある艦橋の高さ15m。
  
  
最後の出撃命令を受け、甲板に並んだ数千人の兵士の数と、大和の大
  きさには
圧倒されました。しかし、心情を思うとき涙が止りませんでした。
     


1945年4月7日。護衛の飛行機もなく、帰りの燃料も積まず、ただ、「守るべき祖国の人のため」にという一心で、たくさん
の兵士が海上に散って行きました。
失った家族にも、また、生き残った人にも、心の傷は生涯癒えることはないでしょう。

「敗れてめざめる」 それ以外に日本が救われる道はない。という上官の言葉に、若者たちは、本当に納得して従うことが
できたのでしょうか?映画の中で私にはこのシーンが最も印象に残りました。

今のこの平和は、多くの方の犠牲と苦しみのおかげであることを、私達は決して忘れてはならないのです。

戦争を知らない世代の人達に是非みてほしい映画です。そして戦争の愚かさを伝えていきたいと思います。
 


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