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Diary(2004年5月〜8月)

目次

2004年5月〜8月の日記

米軍ヘリ墜落事件(2004/08/20)

沖縄県宜野湾市で米軍ヘリが墜落した事件で米軍や日本政府の対応には怒りを感じる。

米軍ヘリが墜落し地元の警察が現場検証を行おうとすると米軍は警察の立ち入りを拒否し、さっさと残骸を回収して何の情報公開もなく、もう飛行を再開した。

米軍は日米地位協定に基づき行動しているようだが事故現場は日本国内で主権を持つのは日本国のはずだ。日米地位協定はこれまでもいろいろと物議をかもしてきたが、この協定は知れば知るほど(歴史で習った事のある)不平等条約、治外法権そのものだという事がよく分かる。

日本人としてこんなに腹の立つ話はない。家に飛行機が落ちてきて落とし主から「それは俺のものだから触るな!」と言われてるようなもんだ。

これに対して日本政府は抗議すらしていない。何たる腰抜け、情けない限りである。また、日本の世論もいまいち盛り上がっていないのも気になる。沖縄という遠い地で起こった事で、他人事でしかないのだろうか?

日本は安全保障をいつまでアメリカに頼り続ければ気が済むのでしょうか? 確かに日米安保はこれまで日本の安全保障に寄与してきたは紛れもない事実でしょう。しかしもう戦後半世紀も経っており、そろそろ段階的に脱アメリカを進めていき、真の意味での独立国になるべきではないでしょうか?

スズメバチ退治(2004/08/17)

家の外壁を見ると板の節穴から小型のスズメバチらしき蜂が出入りしているではないか! 周囲には数匹がブンブン飛び回っている。調べてみるとキイロスズメバチのよう。外壁と内壁の隙間に巣を作られてしまったようだ。

すきを見て入り口の穴にガムテープでふたをしてやった。これで中の蜂の巣を兵糧攻めにと思ったがその考えは甘かった。翌日にはしっかり別の穴を見つけてやがる。その穴もふさいでやったがその後もどこかからか出入りしているよう。しかも中からカリカリと不気味な音が…、新しい穴をあけようとしているような…。板の隙間から外に出ようとしている蜂が見える。慌ててふたをする。

もはや駆除を頼んだほうがいいかも? 蜂の巣は市町村で駆除してくれるというのを聞いた事があったが、調べてみるとそれは一部の市町村だけで、田布施町もそんなサービスはなく、業者を紹介してくれるだけだった。

ある業者に聞けば最低でも35000円はかかるとの事、壁の板をはがしたりとなるとさらに高額になるらしい。ショックだったが、状況を説明するとできそうな事を教えてくれた。とりあえずはそれを試し、だめなら依頼しようと思った。

その方法とは、蜂専用の殺虫剤を買ってきて蜂の活動が弱まる夜に周囲の蜂を殺虫剤で退治し、ガムテープでふたをしている穴の中に殺虫剤を噴射して中の巣を退治しようという方法だった。

早速殺虫剤を買ってきて数匹に噴射してみた。ジェット噴射で7メートルも届く。かなり強力だ。仕事から帰った深夜に作戦を決行した。周囲の蜂は意外に少なく、穴の中に殺虫剤を噴射した時に中からブーンという羽ばたく音が少し聞こえたが手応えはいまいちだ、効果についても半信半疑だった。念のため怪しい穴をいくつかふさいでおいた。

作戦決行から今日で3日以上経つがほとんど例の蜂を見る事はなくなった。どうやら成功したと見て良いようだ。蜂の巣の規模は不明だがあまりたいした事なくてなくて良かった、さらにはより恐ろしいオオスズメバチでなくて良かった…と胸をなでおろしている。

みごと!アジアカップ優勝(2004/08/08)

サッカーのアジアカップで日本は中国を破り優勝した。

中国政府もメンツをかけて厳重な警備を敷いたのでそれ程大きな問題は起こらなかったがそれでも反日のバッシングはすさまじかったようだ。スポーツの場でしかも開催国が招待国にこのような仕打ちをするとは信じられない。中国とはなんと品のない国なんだろう。

日本はODAで多くの資金援助をしながらこんな半日国家の発展を支えてきたのだからなんとお人好しで要領の悪い国なんだろう。

そんな中で勝てたのは日本人として大変うれしかった。主力を欠き、なおかつこれ以上ないアウェイの戦いで勝てたのは日本にとって非常に大きいと思う。

サッカーアジアカップ(2004/08/04)

またまた久しぶりの更新だ。しかもここしばらく日記でしか更新していないような…。^^;

サッカーのアジアカップで日本代表は苦闘の末バーレーンを下し決勝に進出した。

試合はいつものような極端に反日の観客、そしてこの日は審判までも日本にとって厳しい判定がいくつかあり、退場者1人を出す非常に苦しい試合だったが延長戦の末なんとかバーレーンを下した。

こんな逆境の中でも勝つ事ができた日本代表はたいした精神力だと思う。ひとまわり強くなったのではないかと思う。

それにしても中国人の反日応援はすさまじい。国歌斉唱などでのブーイング、日本サポーターに対するごみの投げつけなど・・・。いくら歴史的な事情があるにしてもスポーツの場にそれを持ち込むのはひどい。中国人の品性を見たような気がする。

ワールドカップで醜態をさらした韓国と共に中国でも国際大会を開くのは止めたほうがいいのではないか? 北京五輪も別の国でやったほうがよいのではないだろうか?

決勝の中国戦は日本にとって最悪の環境だが頑張って見返してほしい。

近鉄・オリックス合併問題(2004/07/07)

近鉄・オリックスの合併問題が揺れている。先月半ばに両球団の合併が突然のように発表されてびっくりしたが、プロ野球機構の側では異論も出ずにとんとん拍子に物事が決まっている。ファンは全く無視されているようだ。

ここにきてライブドアという会社が買収に名乗りをあげたが全くの門前払い。この会社による球団買収がよいかどうかは別にしても話ぐらいは聞くべきだ。これを見る限りは最初から合併ありきのようだ。

一連の動きを見る限りでは球団数を減らして1リーグ制を目指す巨人渡辺オーナーの思惑通りのようだ。日本のプロ野球界はすべて巨人のに都合のよいように作られている。フリーエージェント制度やドラフト会議での自由獲得枠の導入などはどう考えても巨人に都合のよい制度だ。これによって年俸が高騰し資金力のない球団が経営難に陥る事は容易に想像できた。ついにこれが現実の流れになったのだ。

このような事がまかり通る背景には巨人と他球団の格差が非常に大きい事がある。それは読売が子会社の日本テレビを使って巨人戦を全国にたれ流し続けているからだが…。少なくともJリーグのように放映権料やキャラクター商品の販売権は球団ではなくプロ野球機構側が管理すべきだろう。

情けないのは多くの球団が巨人戦での集客をあてにしいるため巨人に「脱退して新リーグをつくる」と脅されれば何でも巨人の思い通りになってしまうことだ。日本政府がアメリカに逆らえないのに似ているような気がする。

こんな事ではプロ野球に未来はないだろう。球団数を減らした1リーグ制になればプロ野球全体のパイは確実に小さくなる。第一日本シリーズがなんてつまらないし…。プロ野球というパイを独占している巨人もやがてプロ野球のパイ自体が小さくなればは巨人が食うパイも確実に小さくなるはずだ。この流れを止めるにはファンや世論が盛り上がり、そして選手会も動く…という事以外にはないだろう。

EURO2004閉幕(2004/07/05)

EURO2004はギリシャが開催国のポルトガルを破って優勝し、幕を閉じた。地上波の放送しか見れないのでごくわずかしか観戦できなかったのは残念だったが、楽しかった。

ギリシャの優勝はまったく予想外だった。守備は本当に堅く、ポルトガルのフィーゴも仕事をさせてもらえなかった。個人的には守備的サッカーは好きではないが、優勝候補を次々に撃破したのだから強さは本物だろう。ポルトガルを2回破り、フランス・チェコをも破ったのだから…。

ポルトガルは残念だった。できればフィーゴ、ルイコスタの黄金世代に有終の美を飾ってほしかった。

でもポルトガルはよくここまで勝ち上がったなとも感じる。開幕戦でギリシャに敗れたのを見ると守備のもろさを感じ、大丈夫なのかと思ったが、その後見事に立て直して決勝まで勝ち上がった。決勝まで来たらホームアドバンテージもあるし、ポルトガルかなとも思えたがそんなに甘くはなかった。それは日韓ワールドカップでのお隣の某国とは違って自然なものに思えた。

この大会はを見ると、ヨーロッパのレベルは非常に高く、その差は本当に紙一重なんだなと改めて感じる感じる。強豪国が次々と敗れ去り、試合もほとんどが僅差で延長戦やPK戦で決着がついた試合も多かった。

それにしても決勝でシュート4本のギリシャが17本のポルトガルを破ってしまうのもサッカーなんだなあ…。

第2クールのTVドラマ(2004/07/04)

第2クールのTVドラマもすべて終わった。私の独断と偏見による順位は以下の通りになった。突出したドラマはなく、1〜5位はほぼ横一線。

1, ワンダフルライフ(フジ系)
2, ホームドラマ(TBS系)
3, 愛し君へ(フジ系)
4, 離婚弁護士(フジ系)
5, オレンジデイズ(TBS系)
6, 仔犬のワルツ(日テレ系)

「ワンダフルライフ」は結末がだいたい分かってしまうような単純な展開の物語。しかしそれが結構心地よかった。妻坂(八嶋智人)が両親の勧める婚約者を振って要のかあちゃんを選んだのはカッコよかった(別れ方がちょっときれい過ぎ…)。そして悩んでいた桐島(反町隆史)が彼の行動に刺激を受けて現役復帰を決意するというのも良かった

「ホームドラマ」はバス転落事故で家族を失った者同士が集まって家族として共同生活するという現実にはちょっとありえない物語。今の世の中、子供虐待など殺伐とした事件が相次いでいる中、このドラマは本物の家族以上に暖かい家族を描いてくれて心温まる作品だった。ただ、皆が集まって以降は話題が少なく、盛り上がりに欠けたのは残念。

「愛し君へ」はストーリー的には思ったほどはまれなかったが、四季(菅野美穂)を取り巻く周りの人がめちゃくちゃいい人ばかりで心温まった。特に泉谷しげるが演じた四季の父親がめちゃくちゃ親父くさくて良かった。八千草薫が演じた安曇(藤木直人)の母親役も良かった。

「離婚弁護士」はコミカルでテンポも良くて楽しめた。個性的キャラも良かった。バリバリのキャリアウーマンだがどこか抜けたところがある貴子(天海祐希)、コーヒーに異常にうるさい柳田(佐々木蔵之介)、思い込みの激しい香織(ミムラ)、信頼できる相談役紀三郎さん(津川雅彦)など。

「オレンジデイズ」はやや期待はずれ。沙絵(柴咲コウ)は障害があるという事を差し引いてもちょっと性格悪過ぎ。超お人好しの櫂(妻夫木聡)でもキレてたし、あまり感情移入できなかった。

「仔犬のワルツ」は絶対ありえないはちゃめちゃなストーリー。野島伸司の脚本ではどいつもこいつも文学口調のしゃべり方、実際にこんなしゃべり方する人見たことない。そしていつものようによく分からない結末 (^^; 。

…で内容の解釈は人それぞれだろうが、「僕は死刑になる。」と言っていることから一連の犯行の多くは芯也(西島秀俊)で間違いないだろう。でも、いくつかの犯行は他の人物であっても不思議ではなさそう。最後に画面が真っ白になって銃声がしたシーンは芯也が自殺したんだと思う。葉音(安部なつみ)を殺そうとしたが「グロリア」が聞こえてちゅうちょしていたので葉音は殺せなかったと思う。

主題歌・挿入歌は平井堅の「キミはともだち」(ワンダフルライフ)、hitomiの「心の旅人」(離婚弁護士)、ノラ・ジョーンズの「What Am I to You」(離婚弁護士)などが良かった。

白熱! EURO2004(2004/06/20)

サッカー欧州選手権(EURO2004)がすごい。

衛星放送のない我が家ではEURO2004で見れるのは限られた試合だけで、その試合時間も日本時間で深夜のためほとんどはビデオでの観戦になる。

ワールドカップで屈辱を味わった開催国ポルトガルの雪辱を期待したが、そのポルトガルがなんと初戦を落としてしまうという波乱の幕開けになった。守りの甘さが目立ちいずれも自らのエリアでミスして失点につながってしまったのが痛かった。しかしロシア戦は快勝し、何とか望みをつなげた。(地上波での放送はなく見れなかったのは残念。) スペイン戦は運命の一戦だ。

ベッカム対ジダンの対決で注目されたフランス vs イングランドの試合はすごかった。試合はジダンの神業のようなプレイやフランスの劇的なロスタイムでの逆転勝利なと本当にしびれる内容で感動で目頭が熱くなった。

これからも目が離せない。

ほんまむかつく首相訪朝(2004/05/26)

小泉首相の2度目の北朝鮮訪問はなんと情けない結果だったことか!

拉致被害者家族5人の帰国だけの成果に対して援助、さらには制裁を発動しないことまで約束して来たなんて何を考えているんだろう。なんとお人よしなんだろう。拉致は犯罪だ! 犯罪者から奪われたものを返してもらうのに援助を与える馬鹿がどこにいるだろう!

残る行方不明者の再調査を約束? 北朝鮮がまともな調査をすると思っているんだろうか? 散々うそをつかれてまた同じ事繰り返す気なんだろうか? 奴らはもらう物をもらえば後は知らんよと言いかねんだろう。

今回の会談は北朝鮮が極めてわずかなカードしか切ってないのにもかかわらず日本はカードの大盤振る舞いだったように思える。なんと外交下手なんだろう。馬鹿としか言いようがない!

ジェンキンスさんの問題にしても日本政府はアメリカに対してあれ程協力を要請したにもかかわらず冷たい態度しか取らないアメリカに対して身柄の引渡しはできないと宣言すれば良いこと。そんな事もしないでジェンキンスさんに身柄は保証するなどと言っても信用してもらえるはずはない。

日本はアメリカにイラク問題などでどれほど協力してきたことか! こんな時に協力してくれないならイラクから自衛隊を引き上げればいい。

近況〜国内外ニュース、プロ野球、Jリーグ(2004/05/19)

またまた久しぶりの更新となってしまいました。

国内では年金問題が連日のように報道されている。年金改革の内容ではなくて国会議員の未納の方が大きくクローズアップされている。こんな人たちが決めて大丈夫なんだろうか?

そして小泉首相の北朝鮮訪問が決まったが、「なぜそんなに急に?」と思ってしまう。年金問題の話題をそらすためか、参議院選挙も近いし手柄を取りをねらったのか…そんな気がしてならない。パフォーマンス好きの小泉首相ならやりそうな気がする。

なぜ安易に妥協するのか? 拉致被害者家族の帰国に対して政府は早くも援助の話を提案しているようだ。拉致問題に見返りを与えないはずではなかったのか? 政府は人道援助と言っているがどうも相手の条件を安易に飲んだようにしか聞こえない。北朝鮮は制裁逃れと援助欲しさに動いているのは分りきっているのに…。それに簡単にのってどうする? この問題の本当の解決は金正日体制が崩壊しない限りないような気がする。圧力あるのみ! こんな国とまともに話など出来るはずない。

国外ではイラク情勢はますます悪化しているようが、加えてアメリカ軍による囚人の虐待問題が出てきた。フセインがいなくなってイラクに拷問などなくなったと豪語していたアメリカはどう説明するのだろう? イラク国民の開放・民主化などどんな奇麗事を並べてもあんなものを見せられたら何の説得力も持たないんじゃないかな?

話題は変わってスポーツへ…。まずはプロ野球。今のプロ野球で2連覇と言うのはかなり難しく、阪神タイガースは今年はAクラスにいてくれれば…ぐらいに思っていたのだがここまではなかなか良くやっていると思う。昨年に比べると投手力は不安定だが、打線は結構好調だ。キンケードの不振と怪我は誤算だが…。まあ5割ちょっとぐらいをキープしててくれれば夢は持てるか?

サンフレッチェ広島は開幕からなかなか勝てない状態が続いたが、やっとここにきて連勝した。チアゴ、駒野などが復帰してきたのは大きい。しかし、得点力不足は相変わらずだし、選手層が薄く主力が離脱したときが不安だ。