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Diary

こちらは日記のコーナーです。個人的な意見・感想などをジャンル無関係に書きました。ニュース、テレビドラマ、サッカー、HP作成 …など。

目次

最近の日記

2005年のTVドラマ(2006/01/25)

2005年度のTVドラマを独断と偏見で順位をつけてみると以下のようになった。前年のセカチューに引き続き涙のドラマがトップに…。

1, 1リットルの涙(フジ系)
2, 恋におちたら〜僕の成功の秘密〜(フジ系)
3, 瑠璃の島(日テレ系)
4, 3年B組金八先生(後半)(TBS系)
5, 電車男(フジ系)
6, アタックNo.1(テレ朝系)
7, 救命病棟24時(フジ系)
8, Mの悲劇(TBS系)
9, いま、会いにゆきます(TBS系)
10, 女王の教室(日テレ系)

…で、第4クールの感想はこの下に書きます。

第4クールのTVドラマ(2005年)(2006/01/25)

もうだいぶ過去の事だけど2005年の第4クールのTVドラマについて私の独断と偏見による順位は以下の通り…。

涙々のドラマ、「1リットルの涙」が文句なしのダントツで後は僅差だった。

1, 1リットルの涙(フジ系)
2, 野ブタ。をプロデュース(日テレ系)
3, あいのうた(日テレ系)
4, ブラザー☆ビート(TBS系)
5, 大奥〜華の乱(フジ系)
6, 恋の時間(TBS系)

「1リットルの涙」は私達にとってごく普通の事である歩ける・話せるって言う事がどんなに幸せな事なのかって思えたドラマだった。涙の出るシーンの連続だった。今思い出しても泣ける。キャストや演出も最高だったように思う。

このドラマの原作は脊髄小脳変性症と言う難病のため25歳の若さでこの世を去った木藤亜也さんの手記「1リットルの涙」で、実話をもとにしている。

運動機能が徐々に衰えていって体が動かなくなっていくのに頭は最後までしっかりしているらしい。本当に残酷な病気だ。亜也(沢尻エリカ)が言った台詞「病気はどうして私を選んだの?」が胸に突き刺さる。

涙したシーンは数え切れないくらいあって、涙がいくらあっても足りない気がした。タイトルそのままだ。主演の沢尻エリカの笑顔がかわいらしいだけに余計に涙をそそった。

亜也は自分の病気について遥斗(錦戸亮)に説明した後「麻生君前に言ったよね。人間だけが欲張って余分に生きようとするって。やっぱり欲張りかな。」と言った。遥斗は何も言えない。「人間だったら生きたいと思うのは当然だよ!」と代わりに言ってあげたくなった。それを欲張りなんて…。

このドラマは世間の冷たさもしっかり描いていた。じろじろ見る周りの視線、弟が友達に「おまえの姉ちゃんは…。」と馬鹿にされるシーンとか…。

そしてクラスのホームルームで体が不自由になってきた亜也の存在が学業の進行を妨げていると言う話が本人がいないところされる。

忘れ物を取りに来た亜也がそれを聞いてしまうシーンは本当に辛かった。

遥斗が「お前らずるいよ。あいつの前ではいい人の振りして、親切にして。あいつが何度ごめんねって言っても、平気平気って繰り返して。あいつがいない時にこんな話して、本当は迷惑でした、なんてずるいよ。…嫌だったらもともと親切になんかすんなよ!面倒だ、困ってる、疲れるってあいつの前で言えよ!…。」と言ったが、ほんとそうだ。悲しいけど人間って結局自分の事しか考えない生き物なんだよなあ。

そしてこの後の二人の会話がめちゃくちゃ泣けた。

辛い事を聞かされた後の帰り道でついに泣き出した亜也が遥斗に「何か言ってよ。この際、作り話でいいから…。…」と言うと、遥斗は「何も出来ない。あいつらに、偉そうに言って、俺だってあいつらと同じだよ。お前の病気知ってて、お前が辛いの、ずっと近くで見てて、…でも、結局、何も出来なかった。頭でっかちで、口先ばっかで!…。」と答える。これに対して亜也は「そんなことないよ。いつも励ましてくれた。誰にも言えないような話、聞いてくれた。沈んでいる時に、笑わせてくれた。そばにいてくれた。私が辛い時は、いつも一緒にいてくれた。ありがとう麻生君。」と言う。レミオロメンの「粉雪」がBGMで流れる。ここはめちゃくちゃ泣けた。

そして亜也は用語学校に転校することが決まってみなの前で挨拶する。「私の病気は治りません。… 歩くことも立つことも話すことも出来なくなるとお医者さんに言われました。この一年で当たり前に出来ていたことが一つ一つ出来なくなっていきました。… 毎日が変わってしまいました。転ばないためにどう歩いたらいいのか?、どうすればお弁当を早く食べれるのか?… 一つ一つ頭の中で考えなきゃ、生きていけません。… 病気になったせいで、私の人生は壊れてしまったって何度も思いました。…。」

…と苦しい胸の内を話した後、話の内容がは前向きに変わっていく。「… この身体になってから初めて気付いたことが沢山あるから…そばにいてくれるだけで、家族ってありがたいんだなあとか、さりげなく支えてくれる友達の手がすごく温かかったりとか、健康なことがそれだけですごく幸せなこととか、病気になったからって、失うばかりじゃありませんでした。」

時に笑顔さえ浮かべながら語る亜也の言葉の一つ一つが胸に突き刺さる思いがした。どうしてこんな前向きな事が言えるのだろうか? きっと私達に想像できないくらいの苦労を乗り越えてきたんだろうなあと思った。彼女はこうも言っている。「そう笑って言えるようになるまでに私には少なくても1リットルの涙が必要でした。」

そして見送りに皆がかつてコンクールで亜也の指揮のもとで歌った「3月9日」を歌う。もう涙涙涙…。

終盤、亜也の病気がさらに悪化していって辛いシーンの連続でかわいそうでかわいそうでたまらなかった。特に最終回の1回前のは泣きっぱなしだったかも…。

足が不自由になってトイレに行くのが間に合わなくてもらしてしまったところを遥斗に見られてしまったシーン。かわいそすぎです。

夜寂しくなって病院の公衆電話から家に電話しようするがボタンが上手く押せなくて、無常にもテレホンカードがピーピーと音を立てて戻ってくる。胸騒ぎがしたのか母親の潮香(薬師丸ひろ子)が駆けつける。亜也は泣きながら言う。「眠れなくって、目閉じるのが怖くって、家に電話かけたの。何度もしたの。お母さんの声が、聞きたかったから。 でも、上手く押せなくって…。」「助けて、お母さん、なくなっちゃうよ…あたしに出来ること、ひとつもなくなっちゃうよ…。」

さらには大好きな遥斗に別れの手紙を渡す。その事を打ち明けた後こう言う。「お母さん、お父さん、先生、私結婚出来る?」もちろん誰も何も答えられない。たまらず席をはずしてひとり泣く父親の瑞生(陣内孝則)。辛すぎる。

ずっと「人の役に立ちたい」と、最後の最後まであきらめず前向きに生きようとした亜也さんの人生は短かったけど本当にすばらしい人生だったのではないかと思う。実際彼女の手記によって多くの人が励まされのも事実だ。

水野先生(藤木直人)に病気の研究のために「私の体使ってね。」とまで言っている。「そんな辛い事言わないでくれよ!」と言いたくなった。

遥斗も彼女の生き様に心動かされた一人だ。亜也の手記を読んで励まされたと言う女の子からの手紙を亜也に読んで聞かせた後「お前、人の役に立ちたいって言ってたよな。お前と初めてあった頃さ、俺、人が死のうが生きようがどうでも良いって思ってた。でも、今は違う。お前には、欲張ってでも、無理にでも、ずっと生きていてほしい。」と言っている。

亜也の日記を読んだ遥斗が涙ながらに「お前、頑張ったな。…」と言ったが本当にそうだ。

このドラマはだらだらとした生活をしている私達に対して今を一生懸命生きる事の大切さを教えてくれたすばらしい作品だったと思う。

その他のドラマは「1リットル…」の印象が強い分陰が薄かったような…。

「野ブタ。をプロデュース」は良い意味で期待を裏切った作品だった。友達の温かさを教えてくれたドラマだった。

「ブラザー☆ビート」はあんなに友達のように話せる家族っていいなあと思った。

主題歌・挿入歌はレミオロメンの「粉雪」・「3月9日」(1リットルの涙)、Kの「Only Human」(1リットルの涙)などが良かった。

2006年を迎えて(2006/01/11)

明けましておめでとうございます(遅っ!)。2006年を迎えてもう10日が過ぎた。新年早々早くも更新がご無沙汰になっている。正月と言っても私にとってはいつものように仕事に出ていてあまり変わり映えはしない。違うと言えば弟の家族が帰ってきて一時的ににぎやかになった事と昼間から少し酒を飲んだ事くらいか…。

毎年新年の目標なんて書いているけど後から読むのが恥ずかしいくらいだ。…で、今年はどうするの?

今年はあまりくどくどと書くのはやめよう。(単に逃げ腰なだけかも^^; 。)

今年は何をしたかが言えるような年でありたいと思う。なんとか早く今の生活から脱却しなければ…。