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2005年6月〜8月の日記

目次

Diary(2005年6月〜8月)

フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺(2005/08/18)

フィッシング詐欺やワンクリック詐欺の罠がついにうちのPCにもやって来た。

ちょっと前の話だがUFJ銀行をかたったフィッシング詐欺のメールが来た。すでにこの話は話題になっていたし、それに私はUFJ銀行とは取引がなかったし、しかもフリーアドレスあてに届いたので一目でそれと分かったけど・・・。

メールの中身を見るとリンクは「http://www.ufjbank.co.jp/〜」と一見本物と同じアドレスが表示されているが、実はそこがHTMLメールの罠でそのリンクにマウスポインタを当ててみるとタスクバーには「http://200.60.235.177/UFJbank.co.jp/〜」と表示されている。偽のサイトへ誘導しようとしているのだ。

そしてつい最近、悪質なワンクリック詐欺のメールが来た。私は結構たくさんのメルマガに登録しているので時々迷惑メールと勘違いして開いてしまう事がある。大抵は即削除なのだが、ちょっと魔が差してリンクをクリックてしまった。そしてさらに手元がくるってもうワンクリック…。すると「契約が完了しました。…○日以内に○○円振り込んでください。…」との表示が…。この時点ですぐにワンクリック詐欺だとわかった。そしてご丁寧にもデスクトップ上には同様のことが書かれた「請求書」と言うテキストファイルが…。

まあこれだけなら別に無視すればいいだけの話だが、しかしそれだけではなかった。気持ちの悪い事に教えた覚えのないメールアドレスあてにお金の振込みを催促するメールがきたのだ。気になったので調べてみるとどうもクリックした時にPC内のメールアドレスを抜き取るスパイウェアがダウンロードされたことが分かった。早速憎きスパイウェアを探し出して削除した。後は再び請求のメールが来ても無視するだけだ。

それにしてもここまで手の込んだやり方をするとは…。もしもワンクリック詐欺を知らないネット初心者だったら引っかかってしまう人がいるかもしれない。本当に怖い世の中だ。

第2クールのTVドラマ、そして第3クールは?(2005/07/29)

またまたご無沙汰です(^^;。かなり遅れて拍子抜けだけれども、第2クールのTVドラマについてちょっと…。私の独断と偏見による順位は以下の通り…。

1, 恋におちたら 〜僕の成功の秘密〜(フジ系)
2, 瑠璃の島(日テレ系)
3, アタックNo.1(テレ朝系)
4, anego(日テレ系)
5, 曲がり角の彼女(フジ系)
6, エンジン(フジ系)
7, 離婚弁護士2 〜ハンサム ウーマン〜(フジ系)
8, 汚れた舌(TBS系)

「恋におちたら」はタイトルを聞けば恋愛ドラマだと思ったが中身はビジネス色の強いドラマで、場所や設定はライブドアVSフジテレビの話を連想させるものが多かった。

このドラマの大きなテーマのひとつは「お金で買えない『大切なもの』があるのではないですか?」という事だろう。

その『大切なもの』とは困ったときには協力し合え、助け合える、あるいは温かく見守ってくれる仲間、あるいは恋人・家族の事ではないだろうか。

純朴で誠実な鈴木島男(草なぎ剛)はフロンティアの社員達の心を少しづつ動かしていき、「金で買えないものはない。」と豪語する社長の高柳(堤真一)と対立するようになる。しかしそんな島男も取締役に就任すると彼の性格は一変して高柳と同じようにお金でしかものを考えないようになる。

人間はお金や地位を手に入れると天狗になって自分自身を見失ってしまうものなのかもしれない。

その後島男も高柳もすべてを失ってしまう。高柳はすべてを失って初めてお金で買えない『大切なもの』がある事を島男から教わったことに気づく。一方、すべてを失った島男が立ち直れたのも『大切なもの』の存在があったからだろう。

主題歌「恋におちたら」にも「心から心から思う君が大切なものは何ですか?…♪」…とある。…この歌本当にいい歌だ。

終盤の再出発シーンは気持ちがスカッとする展開で見ごたえがあった。

島男のもとに高柳をはじめ旧フロンティアのメンバーが集まり、鈴木ねじとして再出発することになる。営業的には苦戦して収入が全くないにもかかわらずみんな明るく希望に満ちていたのは印象的だった。

検索サイトの商談で高柳がキレたシーンはびっくりしたけど気持ち良かった。宮上商事側が「ちょっと削るだけでしょ?…」と軽々しく言うと高柳は「今何て言った?…ちょっと削るだけ?…冗談じゃないよ!…こいつがどんな思いでこのプログラムを作ったか知っているのか?…」と…。冷酷だったあの高柳が人のためにあんなに怒ったなんて、本当に変わったんだなと思った。それから、契約をだめにして落ち込んでいる高柳に対して島男も他の社員も笑って温かく迎えたのもとても良かった。

そしてやっと努力が身を結んだシーンで、高柳と他の社員達が島男のことを「こいつのおかげでほんとひどい目にあったなあ。人生狂わせられましたよね。」とか言いながらもみんな笑っていたシーンは良かった。

そしてフロンティアに戻った高柳と社員達 … 高柳の机には鈴木ねじでの集合写真が飾ってある。鈴木ねじが特許を申請した事を聞いた時、の会話で、「鈴木ねじ!」 … 「アイランド!」 … 「あいつが来たんだ! … 鈴木ねじを、侮るなよ。」とか言いながらみんな笑っていた。島男は高柳達とは別の道を歩く事になったが良い関係が続いている事が表現されていた。本当にいいシーンだった。

島男や高柳がすべてを失って落ち込んでいる時に、島男には香織(松下奈緒)や妹のまり子(木村佳乃)が、高柳には七海(和久井映見)が温かく支えていたのもよかった。

まり子の男だと思うや見境なく魚で殴る龍太(山本耕史)は笑わしてくれた。商品を粗末にしていいの?(笑)。それから「・・・する男って嫌い。はいサービス。」と一言嫌みを言いながらサービス品を出してくれる守子(佐藤江梨子)も面白かった。

このドラマは世の中がお金や勝ち負けだけで判断される風潮が強い中でとても心温まるドラマだったように思う。

ただちょっと残念なのはこのドラマのタイトルが「恋におちたら」なので島男と香織の関係はもう少し丁寧に描いて欲しかったような気がする。

「瑠璃の島」は美しい景色と島の人達の優しさが印象に残ったドラマだった。

瑠璃(成海璃子)は小学生には見えないって思ったけど、実際と同じ年齢だったんだねえ。ちょっとびっくり。

確かにドラマの中にあったように「里子政策は島のエゴで税金の無駄遣いだ」と言われると否定はできない。しかしそれだけではないだろう。最初はあんなにひどい子だった瑠璃が島の人達の優しい心に触れてあんなにも生き生きと心の優しい子になったんだから…。

本当に田舎の人って周りの人と家族同然に付き合うんだよねえ。都会では隣に済んでいる人の名前すら知らないことも多いと言うのに…。美しい自然の中で暮らすと心まで豊かになるんでしょうか? そんな田舎も効率優先で切り捨てられどんどん過疎化が進んでいる。困った問題だ。

最初から最後まで本当に心温まるドラマだったと思う。

「アタックNo.1」は「エースをねらえ!」に続くテレ朝系のスポ根ものアニメの実写版だ。こちらは原作はほとんど覚えてないので比較できないがそれなりに楽しめたと思う。ただこちらも長い物語を短くまとめた感じはぬぐいきれず、話が途切れ途切れであっという間に進んでしまう感じは同じだった。

主題歌・挿入歌はCrystal Kay の「恋におちたら」(恋におちたら)が大好きだった。コブクロの「ここにしか咲かない花」(瑠璃の島)、ジミー・クリフの「I Can See Clearly Now」(エンジン)、ケリ・ノーブルの「夢がかなうまで」(離婚弁護士2)なども良かった。

そして今クール(第3クール)だが、映画のドラマ化や漫画のドラマ化が特に目立つようだ。現時点では特に突出したドラマはないが、「スローダンス」(フジ系)・「電車男」(フジ系)・「ドラゴン桜」(TBS系)・「幸せになりたい!」(TBS系)あたりが一歩リードか? 「いま、会いにゆきます」(TBS系)は後半に期待かな? 「女王の教室」(日テレ系)・「女系家族」(TBS系)は怖いもの見たさで見ている感じかな?

ご無沙汰しております〜(3)ニュースより(反日デモ他)(2005/06/28)

ここ最近のニュースでやたらと多かったのが中国・韓国での反日の動きだ。とりわけ中国各地に広がった反日デモのニュースは連日のように報道された。

小泉首相の靖国神社参拝、日本の国連常任理事国入りの問題、日本の教科書問題、中国の東シナ海ガス伝開発問題、竹島・尖閣諸島の領有権問題など、中国や韓国は日本のやる事なす事すべてに文句を付けてきているようだ。

反日デモで日本の大使館や企業が破壊行為を受けたが、これに対して中国政府は謝罪どころか開き直って「日本が悪いからだ。」と暴力行為を国家として容認したのには大いに驚いた。この前の領海侵犯事件もそうだが、どうもこの国の人達は人に頭を下げると言う事を知らないらしい。

教科書問題も中国や韓国が何度となくクレームをつけてきている問題のひとつだが、どうも納得いかない。それを言うならまず自分の国の反日教育を改めてから言ってもらいたい。中国はこれまで台湾問題や人権問題で言及されると「それは内政問題だ。」の一言で片づけようとしてきたが、この件はまさに日本の内政問題だ。この件ではその言葉をそのまま返せば良いと思うのだが…。

中国の東シナ海ガス伝開発問題も不愉快だ。よその敷地の目の前に一言の相談もなく無断で穴を掘られて良い気がするはずがない。日本は事を荒立てまいと共同開発を持ちかけたにもかかわらず中国が応じないのだから独自の調査・開発をしようとするのは当然だ。断固たる対抗措置をとるべきだ。

それから日本の国連常任理事国入りの問題だ。日本は国連に多額の資金を拠出していてその額はアメリカについで第2位だ。お金に似合うだけの役割を担うのは当然の事だと思うのだが。中国や韓国は反対するのなら日本並の貢献をしてからにしてもらいたい。

ただ靖国神社に関してはこの神社が当時の軍国主義の象徴であったため公人が参拝すると大きな誤解を受ける恐れがある。この件に関しては日本人でさえ疑問を持つ人が多いのに中国や韓国が納得するとは到底思えない。小泉首相は「戦没者の追悼だ。」と意地でも譲る気配を見せないが、この問題は単に中国や韓国に反発の材料を与えるだけで日本にとって何のメリットもない。ここは折れてドイツのように新たな追悼施設を造って彼らの不満をそらす方が得策だと思うのだが…。

中国や韓国がこのような態度をとってくる原因の一端は日本政府の対応のまずさにあるのだと思う。いつも弱腰でその場しのぎの謝罪とその場しのぎの経済援助を繰り返し、歴史認識のような本質的な問題の解決を先送りにしてきた事が原因だと思う。もちろん過去の過ちに対する謝罪はきちんとすべきだが、経済援助は日本の姿勢を納得してもらった上で行うべき事だと思う。反日教育など反日的な政策を改めさせるのは当然だ。要は謝罪すべきところではきちっと謝罪して、言うべきところははっきり言うというメリハリの効いた対応が望まれる。いつも甘い顔ばかりしていては彼らは付け上るばかりだ。

中国や韓国の人達は日本の多額の資金援助があって今の国の発展があるという事を自覚してほしいものだ。…と言っても彼らの教科書にそういう都合の悪い事は書いてないので一般市民は知らないのかもしれないが…。経済援助はもっと彼らの目に見える形でやるべきだったのだろう。

コンフェデ杯、日本大健闘(2005/06/24)

ドイツで行われているコンフェデレーションズカップでサッカー日本代表は王者ブラジルに 2-2 で惜しくもで引き分けた。わずかに得失点差で決勝トーナメントに進む事ができなかったのは残念だが、日本にとってこの大会は大きな収穫だったと言えるだろう。

状態が良くなかったとは言え、欧州チャンピオンのキリシアを破り、そして何と言ってもあのブラジルを相手に2度も先制されながら追いつくと言う互角の戦いができたのはびっくりした。

今大会はワールドカップ出場を決めてある程度楽な気持ちで試合にのぞめたと言う事は差し引いて考えなければいけないかもしれないが、それにしても世界の強豪国を撃破する日もそんなに遠くはないような気がする。来年のワールドカップに向けて夢はますます大きくなる。

ブラジル戦は時間が時間だったために見る事ができなかったが、ビデオに撮っておけば良かったなあ…とちょっと後悔…。

ご無沙汰しております〜(2)新しいパソコンと無線LAN(2005/06/17)

ついに2台目のパソコン(ノート)を購入した。(もう2ヶ月くらい前の話だが…。)

今度は別の部屋でもパソコンができるようにとノートパソコンを購入することにした。最小限のソフトウェアのみの搭載で高性能な物をターゲットに探したが、細かなBTOがあり価格も比較的手ごろな NEC Directで購入することにした。選んだのは「LaVie G タイプL アドバンス」だ。CPUは Intel Pentium M 1.60GHz を積んでいて、メモリも追加して 512MB に、ハードディスクも大きすぎて困ることはないので 80GB にしておいた。

2台目のPCでしかもノートPCとなれば当然無線LANを導入したい。…と言うことでBUFFALO の無線LANルータを買ってきた。よーし!、これで家中どこでもインターネットだ!…と思ったが、考えが甘かった。ルータを置いている部屋から壁を隔てると電波がかなり弱くなってしまうのだ。上位機種と交換してもらったりしたが効果はなく、結局はルータから離れている居間での使用は断念することに…、しかし幸いにもルータを置いているほぼ真上の2階の寝室では快適に使えるのでまあ良しとする事にした。

結果的には無線規格 11a・11g・11b すべてに対応し、世界標準の11aにも対応した新製品(BUFFALO WER-AMG54/P)をゲットできたので良しとしよう。もしもの時は相談に乗ってくれると言う口約束はあったものの商品交換に応じてくれるなどデオデオの親身な対応には感謝だ。

インターネットは無線なので速度は落ちているはずだけどそれを感じさせないくらいキビキビ動いて快適だ。さすがに新しいパソコンだ。

ご無沙汰しております〜(1)近況報告(2005/06/15)

日本のワールドカップ出場決定でこの前久しぶりにサイトを更新しましたが、それまで大変ご無沙汰しておりました。

いろいろな諸事情が重なって約2ヶ月もの間サイトの更新ができませんでした。管理人としてご訪問された方々に対して本当に申し訳なく思っています。

こんなにも間隔が開いたのはおそらくこのサイトを公開して以来初めての事でしょう。それまでもしばらくは日記の更新だけの状態が続いていたのですが、気づけばそれすらも長い間途切れてしまいました。

諸事情のひとつですが、正直に言うとこのサイトを今後どの様にしていきたいのか自分でもやや行き詰まりを感じている状態です。別に閉鎖を検討しているわけではありませんが、今あるコンテンツのままで運営していくのが難しいと感じているのも事実です。お小遣いサイトを作る計画もありますが、それもあまり進んでないのが現状です。

また、私自身のメンタル的な問題もあります。仕事とか身の周りの事とか将来の事とかがはっきりせずにもやもやとした状態でいた事もマイナス要因のひとつだったと思います。

その他、家の改装でバタバタした時期もあったり、PC環境の変化もありました。PC環境については後日また書きます。

サイト運営はこれからもしばらく紆余曲折ありそうですが、出来る所から少しづつやっていきたいと思います。これから数回に分けて「ご無沙汰しております」というタイトルでこの2ヶ月あまりの出来事を少し書いてみるつもりです。

日本、ワールドカップ出場決定!(2005/06/09)

諸事情により大変久しぶりのサイト更新となってしまいました。ご訪問された方々には本当に申し訳なく思っています。この話はまた次回に触れる事にして、この度は…。

そう!日本のワールドカップ出場決定と言うビッグニュースだ。サッカー日本代表は8日のアジア地区予選で北朝鮮を破り2006年のワールドカップの出場を決めた。本当におめでとう。

仕事のためその瞬間を見る事はできなかったが、深夜に放送されたハイライトなどで何度も見た。でも何度見ても良いもんだ。決して楽な道のりではなかったけど、決めれてほっとした。

北朝鮮戦は代三国での無観客試合と言う異例の試合だった。しかしスタジアムに入れないにもかかわらず駆けつけて外で熱心に応援したサポーターのパワーは選手達にしっかり伝わったに違いない。実際に放送の中でもかなり聞こえていたし…。