ひこじろうのぼうけん
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 おとうさんが ゆうかんに たたかって

いるようすを、 ひこじろうは ものかげ

に かくれながら みていました。

 こわくて あしが ふるえています。

 かいぞくたちが ひこじろうの おとう

さんに かてないのを みかねて、 かい

ぞくの せんちょうは てっぽうを おと

うさんに むけて うとうとしました。

 それにきがついた ひこじろうは、われ

を わすれて せんちょうに ぶつかって

いきました。


お父さんが勇敢に戦っている様子を、
彦次郎は物陰に隠れて見ていました。
怖くて脚が震えています。
海賊たちが彦次郎のお父さんに
勝てないのを見かねて、
海賊の船長は鉄砲をお父さんに向けて
撃とうとしました。
それに気がついた彦次郎は、
我を忘れて船長にぶつかっていきました。
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