ろに きずぐすりを ぬって ぬのを ま
いてあげました。
「よし、 このまま やすんで いれば
あるけるようになるよ。」
そう セイモルが いうのを きいて ひ
こじろうは ほっとしました。
そのよる、 ふたりは このほらあなの
なかで ねむりました。
セイモルは猪が怪我したところに
傷薬を塗って布を巻いてあげました。
「よし、このまま休んでいれば歩けるようになるよ。」
そうセイモルが言うのを聞いて
彦次郎はほっとしました。
その夜、二人はこのほら穴の中で眠りました。