裏磐梯 五色沼自然探勝路  「福島県北塩原村」。
全長:約3.6km所要時間:約1時間
 いろいろな沼が点在しており沼の美しい色を楽し事が出来ます。五色沼は磐梯山の噴火が生んだ神秘的な湖沼群の総称です。標高750m〜850mのほぼ平坦なコースで良く整備された、比較的楽な散策コースだと思います。東側(五色沼入口)から毘沙門沼 ・ 赤沼 ・ みどろ沼 ・ 竜沼 ・ 弁天沼 ・ るり沼 ・ 青沼、そして柳沼を経て西側(檜原湖)に至ります。柳沼を過ぎると道路をはさんでほんの数分で檜原湖に着きます。
 毘沙門沼 (五色沼、湖沼群の最大の沼です)。: 奥に見えるは晴れた日の磐梯山です。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。  赤沼 : アロフェンと金属が混ざりあいてアルカリ性になり、有機の層が太陽の光によって青色や、緑色や薄緑色に変化して見える。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。
 裏磐梯五色沼の自然探勝路を歩きながらの写真撮影です。毘沙門沼の途中までの探勝路は起伏が少しきつい所が有りますが後は平坦な道が続きます。ここ五色沼の紅葉の色は、毘沙門沼入り口と檜原湖側の柳沼には紅く紅葉するもみじがありますが、その他はまばらに点在する程度です。 
 みどろ沼 : 3つの色の水を持つ美しいみどろ(深泥)沼。この色の違いは微妙な水質の違いや水草の繁茂の違いか生まれてくるものと言われています。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。

 竜沼(たつぬま) : 竜沼は木々が生い茂っている。夏場は沼を観ることが不可能です。やがて沼が有ることさえ分からなくなるかも。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。

 竜沼付近は、春の雪解けの季節には滝のように上流から水が流れてきます。私はつい最近まで滝沼と思っていました、以前春の雪解けの季節に行ったとき、竜沼付近で滝のように水が上から流れていたので、それ以来勘違いで滝沼とばかり覚えていました。 
 弁天沼 : 吸い込まれそうなコバルトブルーの湖水。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。  瑠璃沼  : 沼に繁殖する水草が太陽の光に反射し色を形成している。現在は水草が伸びすぎて瑠璃沼は見えない状態です。国立公園ですので勝手に草を刈ることが出来ないそうで、自然保護か観光地かで論議を交わしたとか?。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。
 青沼 : 青沼は小さいながら五色沼湖沼群の中でも最も青白色に光っています。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。  柳沼(檜原湖側)。 上の写真を拡大すると別ウィンドウの写真が開きます。
 今年の秋は裏磐梯に引き寄せられるように5回も紅葉を鑑賞に行きました。裏磐梯に近い(1時間半)の処に住んで居る便利性もあり、今年ほど裏磐梯に通った事はありませんでした。カメラを始めて数年、最近なんとなく写真の構図を理解出来るようになったのと、中々天気の良い日に恵まれなかったので、何回も行く事になりました。左の写真は一番最後に天気が良かったので行った時の柳沼の写真です。このコーナーの写真は裏磐梯五色沼自然探勝路の東側(五色沼入口)から毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、竜沼、弁天沼、るり沼、青沼そして柳沼を経て西側(檜原湖)に至るコースでした。自然の神秘的な沼の色はコバルトブルーやエメラルドグリーンの色が多い。何度観てもあきのこない裏磐梯の自然の力には魅了されます。来年を楽しみに。