保育者が成長し実践力がつくとは、何がどう変わることなのでしょうか? それは1つには、子どもの味方がちょっと変わってくるということ。
それまで子どもの外側、つまり保育者の立場・都合から子どもを見ていたのが、子どもの内側に入って見ることができるようになることです。
だから、2つには、今までと、ちょっと違った感じ方ができるようになること。
「手間をやかせるね!」と思っていたのが、「もう少し! 頑張れ!」と心で思うようになることです。
だからまた、3つに、子どもへの接し方が、ちょっと変わってくること。
「早くしなさい」と言っていたのが、「どう、自分にできる?」というようになることです。
そのなかで、4つに、子どもへの要求・願いが大きく豊かになること。
つまり未来への目が豊かになってくることです。
でも、なぜ「ちょっと変わる」ことができるのでしょうか? それは、きっと保育への新しい知を獲得するからでしょう。
だから新しい感じ取り方ができる。
そして子どもの内面を想像・理解できるから、腹も立たなくなる。
そんな保育への新しい和を、確かに獲得できる場があります。
九州合研です。
いま、少子化が日本の国家的危機のように言われます。
しかし、その対策は子どもと父母の安心と幸せにつながるものになっているでしょうか。
子どもの幸せを願う多くの仲間の知を持ち寄って、新しい豊かな保育を創造していく集会を、みんなで作りあげましょう。 |
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