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    出雲大社と日の岬灯台

島根県出雲市大社町杵築東195番地 撮影:H26.10.15

出雲大社の起源と由来(古事記より)
出雲の国の繁栄 大国主命が出雲の美保関で出逢ったスクナビコの神と国づくりを始めたがうまく行かず、次に出逢った大物主神の御魂を大和の三輪山の麓に祀ると、出雲を中心として豊かな水穂の実る国となり繁栄して行った。この神社が現在、桜井市にある大神(おおみわ)神社である。
大国主命の国譲り 天上界からこの繁栄を見ていた天照大神から、地上界の国を譲れと何度も強要された大国主命は、最後に天界に届くような宮殿を造ってもらう条件で国譲りに応じたと云う。
創建当初の巨大神殿 出雲国造・千家にご本殿の平面図が伝わっており、これによると四方11m高さ48mの本殿へ長さ108mの長い階段が付けられている。様式は「大社造」と云われる最古の神社様式で、中心の「心御柱」がいわゆる「ダイコク柱」であり、直径1.1mの神木を3本束ねた巨大柱である。
  

             大鳥居
正面入り口にあり、ここから約500mで拝殿に至る。

            松の参道
大鳥居から銅鳥居まで続く参道で、参拝者は神様が通る中央を避けて歩くことになっている。

因幡の白兎 ダイコクさまと因幡の白兎の話は有名であるが、その出会いは鳥取県中部の海岸で、現在は白兎海岸と命名され、白兎神社まで造られている。
60年遷宮
 平成25年に伊勢神宮の遷宮と同時に60年遷宮が行われたが、伊勢神宮は、隣の土地に移して全て新しく建て替えられるが、出雲大社は移転されないで損傷した部分のだけの修理が行われる。
宮司の婚礼 現在の宮司は84代国造千家・尊祐で、その嫡男)国麿氏と高円宮妃の次女・典子様とのご婚儀が2014.10.6に当地で行われた。新居は西門近くの質素な家屋である。
日御碕灯台出雲大社の西北西7kmほどの日御崎にあり、高さ43.6mの日本一の高さを誇る石造灯台。日本人の設計・施工で明治36年4月1日に初点灯され、世界100選、日本50選に選ばれている。

 

              西門
この手前に神楽殿あり、その西に宮司)千家の家屋があり、昨秋嫁がれた典子様もここに起居されているらしい。                      

二市
 日御碕灯台裏の岸壁
日御碕灯台
 婚礼式で大社に参拝される新宮司夫妻 

           巨大神殿復元図
国譲りと引き換えに建てられた最初の御本殿想像図で最近、ダイコク柱の跡地が見つかっている。

         御本殿の屋根
八足門の左側に回ると西門神社があり、その奥に本殿が鎮座されていて屋根が見える
            拝殿
ご祈祷が行われる社殿で、注連縄(しめなわ)は長さ6.5m、重量は一トンもある。

山陰道)出雲ICを出て7kmほど北上すれば、出雲神社の大鳥居前に到着するので、そこを左折すれば駐車場があり、直ぐに参道の途中に至る。

          銅鳥居
荒垣の入り口にある日本最古と云われる銅製の鳥居でここを潜ると神域になる。
            八足門(やつあしもん)
拝殿参拝後、右手に回り本殿に参進する入口で、隙間から本殿を拝見できる。正月の数日間のみ一般開放される。

            白兎
参道の途中に、ダイコクさんで名高い因幡の白兎の像が多数並んでいる。