独学用の行政書士試験の行政法の基本書をご紹介致します。
行政書士試験において、行政法は最も出題数が多く、配点も高い科目です。
そこで言えることは、「行政法を制しなければ行政書士試験は制せない」ということです。
この点が「民法を制するもの司法試験を制する」との相違です。
行政書士実務において、行政法通則は許認可申請などで問題になることはあります。
但し使用する法律・知識は一部に限定されているということが実感です。
私の個人的なおすすめ本は、
入門書として藤田先生の「行政法入門」
基本書として櫻井敬子・橋本博之先生の「行政法」です。
行政書士試験には最適の本であり独学の方や行政法が苦手な方は必読の本だと思います。
ロースクール等でも藤田先生の行政法入門は必読本としているところもあるようです。
行政書士受験者はもちろん公務員や司法試験などを検討されている方も是非お読み下さい。
行政書士試験を経て、司法試験・公務員試験の受験を検討されている方は
上記2冊では情報量として十分でない部分もありますので他の本をご利用下さい。
最近の流行で言うとおそらく宇賀先生の基本書になろうかと思います。
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