行政書士試験受験指導を始めて(「資格の大原」大原法律専門学校)、7年が経過しました。
中央大学、一橋大学大学院時代、そして行政書士試験の受験指導を通じて実に多くの法律書
を読んできました。
いわゆる法律系国家試験で使用される基本書に目を通してきました。この経験をふまえて
受験指導をしていたところ、担当した中央大学生協学内講座の中大生から公務員試験や司
法書士・司法試験の受験も検討しているので法律書の紹介をして欲しいとの要望を毎年のよ
うに頂きました。また、複数回受験生の方から、実力を伸ばしたいので基本書を紹介してほし
いとのご相談を頂きました。
行政書士試験合格にはテキスト・授業だけで十分です。私の担当講座の授業は、様々な法
律書の内容をふまえて実施しています。よって私の受講生は法律書を購入する必要はありま
せん。参考書として利用するような場合でも事前にご相談下さい。
行政書士試験は数少ない絶対評価の国家試験です。合格か否かは自分の実力だけが問
題となります。よって基本書・参考書を紹介しても私の受講生に不利益になることはありませ
ん。そこで試験を独学で勉強されている方、または、2回目以上の受験生で学力をアップさせ
たい方にも有益になると考えて掲載しています。
私は講師であるとともに行政書士でもあります。開業して7年になります。行政書士として法
的素養のある行政書士が増加することは大変望ましいことです。ご紹介する基本書は法的素
養を高めてくれる名著ばかりです。基本書の利用により法律家としてのセンスを養いつつ、早
期合格を目指して下さい。そしてその能力を行政書士実務で是非活かして下さい。
私の基本書・参考書の選考の基準は下記4つになります。
@私が受験時代に利用していたもの
A講師として授業をする際に利用しているもの
B他の国家試験でも利用される評価の高いもの
C大学・大学院で広く使用されているもの
以下、ご参考ください。なお、作成者については行政書士山本直哉自己紹介をご覧下さい。
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