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第1話



1st. Discovery 謎の転校生 〜午前

開始早々、教室で紹介されていました。
少しは休み貰えたのかなぁ……?
プレイヤー的には、全く休みナシな気分です。

高校生と言っても通りそうな若い先生が担任。
というか、ここの學園の一部生徒より確実に若いです。
普通の高校にいたら、生徒にいじめられて胃を悪くしてそうなタイプですが
優しくて可愛いので人気がある模様。

そして、お約束のように「私の隣が空いてます」というクラスメイトの声で
席が決まります。
このクラスメイトが、後々つるむことになる
八千穂 明日香(やちほ あすか)ちゃんですね。

どうでもいいことですが、この世の中に『常に空いている席』というものは
あるのでしょうか???
私の十数年に渡る学生生活でも、『空いている席』は病欠の人の席だけであって、
常に空いている席なんてなかったんですけどねぇ。
不思議だ……。


八千穂ちゃんが、他の女子に「ずるい」と言われているので、
主人公は結構ハンサムな模様。
まあ、そうじゃないと話が面白くないですけどね!

昼休みになると、八千穂ちゃんが校内を案内してくれるというので
おとなしく付いて行くことに。
この子は口調が『東京魔人學園剣風帖』の小蒔ちゃんそっくりです。

図書室で、七瀬 月魅(ななせ つくみ)ちゃんと知り合いになります。
いかにも図書委員といった感じのおとなしめの子です。
格言好きでちょっとおっさんくさ……モゴモゴ。
この學園の墓地に秘密があるのでは、と語る七瀬ちゃんに対して
既にそれを知っているこっちは冷や汗もんです。
↓心の声
ああああ〜〜、それ以上首を突っ込まないでくれぇええ〜!
仕事がしづらくなるぅうう〜〜〜。


次に真っ暗な音楽室でぼけーっと突っ立っている取手 鎌治(とりで かまち)君を
見かけますが、声がかけづらいということで放置して次のポイントへ。
美人の先生がいるという保健室へ行きますが、留守らしくガッカリ
(今、「留守」が「皆守」に見えた……末期だ……)

が、それをおおっぴらにすると、八千穂ちゃんの印象が悪くなりそうなので
攻略本通りに無難に[友]を入力しておきます。

その次は、売店。
この學園は、基本的に外出禁止な上に、放課後は校舎から出なければいけないので
欲しい物があれば昼休みにここで購入しておくしかないとのこと。
だったらせめてコンビニでも作っとけよ〜〜〜。
と、本気で不平を漏らす私。

ここの売店のじーさんが、助平で、八千穂ちゃんのスカートをめくって
壁にめり込む程の勢いで殴られてます。
私の脳内では、主人公もそこに蹴りを加えていることにします。
ちっ、どうしてそこで[殴る][蹴る]の選択肢が出ないんだ!
しかし八千穂ちゃん、さすがテニス部、もの凄い腕力ですな……。

じーさんが、「乳を揉みたいだろう?」と聞いてくる所で、フェミニストで
あるはずの主人公は否定する返答をしたかったのですが、攻略本では
[友]を推奨していたので、嫌々[友]を入力。
八千穂ちゃんに何と言われるかと思っていたら、何故か逆にかばわれました。
なんで?? そんなに俺って魅力的?(笑)

屋上に行く途中で、謎の美女・白岐 幽花(しらき かすか)さんに遭遇。
『魔人學園』の涼浬ちゃんと同じ声なんですが……第一印象が

「声、低っっ!!」


何というか、地の底からわき出るような声です。ちょっと怖いです。
同じクラスなのに、「あなたは?」と言われます。

アンタ、午前中どこにいたんだ!?


と、心の中でだけツッコミを入れつつ、顔には出さない事にしました。
ツッコミ体質なのは私であって、主人公君ではないので。

そこで八千穂ちゃんに、この學園の行方不明者の為に校内に墓地があることを
聞きます。
でも……『いつか見つかるように墓を作る』っておかしくないか、それ?(汗)
素直にしょんぼりしている八千穂ちゃんがちょっと可愛いですが。
少し暴走気味(笑)だけどいい子だなあ、この子。
白岐が、忠告だか脅しだかを残して去って行きます。

ここで、暗くなった雰囲気を一掃すべく当初の目的通り屋上へ。
そこから見える學園内の施設の説明をしてもらいました。
すると八千穂ちゃんとの楽しい(?)会話を妨げるお邪魔虫が出現。
(↑凄い! 当初は皆守のことをこんな風に言っていたとは……
 今となっては想像出来ません )


これまた級友の皆守 甲太郎(みなかみ こうたろう)君です。
九龍のサイトさんで人気のある彼ですが、私の第一印象はかなり悪いです。
第一声がもの凄く感じ悪かったんですよ……。
まあこれから長い付き合いになるので、そのうち評価を変えることも
あるでしょう。
ここでまたツッコミ。

なんで、朝からサボってたのに
俺が転校生だって知ってるんだ??


八千穂ちゃんとの話を聞いてたから想像ついたのかなぁ……謎だ。
こやつも白岐と同じく忠告を残して去ります。
1日中サボるつもりみたいです。いい度胸です。
内心、このまま昼休みが終わったら、食いっぱぐれちゃうよぅと
思っていたところ、八千穂ちゃんが買ってあったパンを食べようと誘ってくれました。
ホントにいい娘だなぁ……(しみじみ)。

ってなところで、昼休みはこれで終了。
 
 〜午後
六時限目が終わった時に、いきなり皆守に声をかけられます。
「おい、転校生ッ」
転校生?……転校生……転校生……
(エコー)

「俺の名前は葉月 九龍だっつっただろ!」


と言い返したいのですが、悲しいかなこちらの好きなように
喋ることはできません。ちっ。
珍しく授業に出て来たとかで、なんだか偉そうに歓迎しろと言われます。
プレイヤーはちょっとムッとしていましたが、ここは攻略本の通りに[喜]で。
すると、一緒に帰ろうと誘われました。
うーむ。掴めない奴。

帰る途中、校内の施設の説明をしてくれますが、
女子寮に忍び込むなと釘を刺され……っつーか、
俺はそんなにチャラチャラして見えるんですかっ!?
と思ってちょっとショック。
いやいや、いかにも《宝探し屋》みたいなスタイルだといけないから
きっと転校前にイマドキの日本高校生っぽくしたに違いない。
あー、でも公式のイラストだと、地味〜な感じだなぁ。
顔の作りがチャラチャラしてるのか?
むぅ。それならそう言われても仕方ないな(笑)
色男はツライ。

そこで
「女ってのは、面倒な生き物だからな」
と、意味深な発言が。
これは……よく知っているからの発言なのか、知らない為の発言なのか。
考え込んでいると、八千穂ちゃん再登場。
皆守のことを「親切だ」と喜びますが、皆守は親切だと思われたくないらしいです。
何だか難しいお年頃ですね、高校生。
ちなみに、この學園で誰か行方不明になると、まず捜すのはクラスメートだそうです。
……どんな学校やねん。

寮に着くと奇声が聞こえてきたのですが、真顔で皆守。

「ペンギンのクビを絞めたような鳴き声」

何故ペンギン……?
奇声の主は、校内にあるレストランのウェイトレスさんの奈々子ちゃんでした。
趣味じゃないのでとっとと先に進みます

そして、お待ちかねの夜。
(↑なんかイヤらしいな…)
遺跡があるという噂の墓地へ探索にれっつらごーです。
いくら新米とはいえプロの《宝探し屋》なのに、速攻で
八千穂ちゃんに見つかりました。
……ちょっと自己嫌悪。しかも、八千穂ちゃんによると、
主人公はベスト、手袋、ゴーグル着用でうろついていた模様。

ええええええ!?

俺、そんな格好??

そんな格好で校内うろついてた訳!?


怪しさ大爆発。
勘弁してくれ……。
せめて遺跡へ潜り込んでから着用すべきだろ。
所詮オイラは新米さ……フッ(泣)

あまりにも誤魔化しようのない状況で、仕方なく素性を話すことに。
秘密裏に事を進めろとか何とか言われたのになぁ……。とほほ。

フツーの高校生を演じていたつもりだったのに、
「最初見た時からただの転校生じゃないと思ってた」と言われ。
自己嫌悪に拍車が……いや、八千穂ちゃんが悪いんじゃないよ……。
悪いんじゃないけど……しくしくしく。

遊びじゃないんだよ? 危険なんだよ?
と言いたいところですが、例の如く言いたいことは話せず。
結局、押しかけ相棒(バディ)になられてしまいました。
更にそこを皆守に見つかり、「イカれた格好」と言われます。

「これがっ、トレジャーハンターの

正装なんだよっ!!」

と、声を大にして叫びたかったのですが、これ以上正体を
知られる訳にもいかず、泣き寝入りです。
しくしくしくしくしくしく。
しかも墓地の墓守に見つかって、本日はそのまま撤退。
踏んだり蹴ったり。

最後にバレバレのシルエットと、いかにもな台詞が入ったりしつつ、
一話はこれにて終了でした〜。


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