ミシェルガンエレファントを最初にPOP JAM で見たとき「ルースターズを継承してるバンドがちゃんとおるんや」とシビれたと同時にこの手のバンドが市民権を得た(ように見える)事にロックの時代の終焉を感じたような気がする。
ジョンライドンが「ロックンロールは死んだ」と発言した時、ロックはまだ唾棄すべき価値のある存在だったはずだが、今はみんなロックが普通に好きなんだから。とほほ
こんな時代にいつの間にか伝説のロックバンドとなった「ROOSTERS」が昨年のフジロックで再結成(解散)した。
ほとんどのファンが現役時代を知らないという点ではヴェルベットアンダーグランドの神格化と同じだ。
何故ルースターズだけが特別なのか。
1、ヴォーカル大江のカリスマ性(一目瞭然)
2、オリジナルメンバーの力量が中途半端でなく凄い
3、R&Bをベースにしながらアルバム毎の変化が劇的
4、カッコいい(ミュージシャンにファン多し)
等々。アルバム毎の変化はマニアのHPでも参照して下さい。ここで紹介したいのは「GOOD DREAMS」だ。
1stと2ndアルバムのR&Bから、大江の変調と共にROOSTERSは期せずして80年代の先鋭的サウンド=ニューウエーブと共鳴した。偶然は必然。